Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

釧路川で湿原の雰囲気を満喫:

昨夕、釧路ボート協会のA城会長から聞いた話では、釧路は7時頃から潮が大きく引いて漕ぎ難くくなるとのことだった。
そこで今朝は4時半に起床し、5時に岸を蹴って釧路川で漕いだ。
4時52分。艇を出して出艇準備。

釧路川を4kmほど上ると、両岸は釧路湿原となる。
カッコウ等の野鳥の声や風音以外の雑音は全く聞こえない湿原の風景を満喫出来た。
6km漕ぎ上ったところで折り返し、合計12km漕いだ。
湿原なので上流に行くほど川はウネウネ蛇行するが、舵手つきのツーリングボート等で行けば10km以上先まで行けそうだ。
遠漕が好きなマスターズの方々には魅了的な水域と思う。
釧路川、来てよかった!

 5時05分。岸蹴り。丸いかまぼこ屋根が艇庫。
 岸蹴り場前の鉄橋。
 岸蹴り場。コの字型の入り江。

 1200m上ったところ。
 下流方向を見る。
 右岸
 左岸

 3000m上ったところ。
 下流方向

 4000m上ったところ
 下流方向
 右岸
 左岸

 4500m上ったところ
 下流方向

 5kmほど上流。両岸は湿原。

 6000m上ったところで折り返し。
 下流方向。
 左岸
 上流方向
 右岸

 艇庫から4.5km上流にある湿原の風景(右岸)

 6時40分。着岸。大分、水位が下がっていた。

 揚艇。
 自撮り。

釧路川の風景:
スカルを漕ぎ終えて、艇を片付けていたところ、土手にキタキツネがいた。釣人が釣り上げた雑魚のオコボレを狙っているそうだ。

 釣り人とキツネ
 キタキツネ
 艇庫(クシロマリーナ)

釧路川の干満差:
6時半に揚艇したときには川底がもう少しで干上がるところだった。
一休みして、9時過ぎに網走湖に向けて出発する頃には水位がぐんと下がって、川幅が半分になっていた。早起きして5時に岸を蹴って正解だった。
 下げ潮が速かった。

屈斜路湖と田園風景:

屈斜路湖の絶景:
釧路から網走に移動中、屈斜路湖が展望できるパーキングに立ち寄った。
屈斜路湖カルデラ湖:
すばらしい景観だった。
 11時02分。屈斜路湖と硫黄山

北海道、万歳!

麦畑とジャガイモ畑。:
これぞ北海道!と言う風景を見る事が出来た。
 一面のジャガイモ畑
 一面の麦畑

網走湖:

予定より大分早く、12時過ぎに網走湖ボートコースに到着。
 12時15分。網走湖到着。水位がたかった。
 国体予選に出場する高校生。


昼食を食べ、お借りしたシングルスカルをリギングした後、網走湖で漕いだ。
 お借りしたシングルスカル

 14時29分。船台。


今日は北東の風が3メートルほど吹いていたため、風下となるボートコースは波がチャプチャプしていた。
 14時41分。岸を蹴ってコースを横切り対岸へ。コースの中はこのようにチャプチャプ。

 1.4km漕いで風上の海岸へ。
 別世界の様なべたなぎ。


 15時17分。コースへ戻り、スタート地点へ。チャプチャプの水面。

 下流方向へ行くと川の入り口。




風上まで移動すれば波は無いのだが、この辺りが湖のコースの難点だ。
諏訪湖の様に、コースと網走湖本体を仕切るような浮き防波堤を設置した方が良い様に思われる。
或いはレースの時だけ、テンポラリーにオイルフェンスで波の侵入を防ぐのも良いと思う。

湖の周囲は自然が良く保たれていて気持ち良く漕げた。



フィリピのシングルスカルを貸して頂いた。
シリアル番号が書かれたシールを見ると、F26と言う型番の模様。

水線面の船幅を測ったところ、27.5cm。幅広の船型。
安定していて漕ぎやすかった。
FilippiのHPを見たが、F26という型番は無かった。
以下のF45に近い船型の模様:
F45 - Length 7.86 m - Width 27.5 cm ? Athlete 70/85 kg ? Boat weight 13/14.1 kg 
A Single created for women weighing 70-85 kg.



以上