伊奈英次展 Cover

pecorin9112005-05-14

 ↑自作の前に立つ写真家・伊奈英次

 夕方から妻と二人で行って来ました。
 遠いけど駒込から多摩川まで地下鉄で直通なのでらくちん。
 i-Podでデュ・プレのドヴォルザークを聴きながら。
 第三楽章が始まる頃に到着。
 今回は大判の写真が中心のため展示数は絞ったそうです。
 クリストの梱包芸術ではなく、工事のための実用としての梱包。
 街でよく見かける風景が、写真作品になることによって強烈に異化される。
 …とまあ理屈をこねてもいいんだけど、ストレートに美しいから困る。
 いや、ホントに。
 オープニング・パーティでワインを飲んで、いい気持ちになって、御本人の写真を撮りました。
 ブログでの公開は本人の承諾を得ています。
 ぼくも撮ってもらったんだけど、酔っぱらい顔なので非公開。

Waste

Waste

  • 現在入手可能な伊奈英次の写真集。イギリスからの輸入。


ヨーロッパ・トイレ博物誌 新装版 第2版 (第3空間選書)

ヨーロッパ・トイレ博物誌 新装版 第2版 (第3空間選書)

  • こんな本もある。


自由を考える―9・11以降の現代思想 (NHKブックス)

自由を考える―9・11以降の現代思想 (NHKブックス)

  • 表紙、各章扉に伊奈英次の写真を発見して、びっくり。

旧古河庭園

 風邪っけが抜けず、かかりつけの医者に行って診てもらう。
 薬はいつものパターンだな。

 滝野川図書館に行ったついでに旧古河庭園に入る。
 春薔薇目当てに団体客も来てて、混雑してます。
 ちゃちゃっと咲きぐあいをチェック。
 半分近い開花状況。
 来週一週間が見頃ではないでしょうか?

マリア・カラス

マリア・カラス・ライヴ・イン・パリ1963&1976

マリア・カラス・ライヴ・イン・パリ1963&1976

  • 63年のライヴに最晩年のライヴ一曲分というヘンな構成。最晩年のは録音自体もあまり良くない感じ。63年分だけでも充分なような気がします。ライナーによれば、63年頃にはすでに衰えが出ていて、高音に震えが出てるそうです。カラスほどのディーヴァになってしまうと、どうしても「伝説」もコミで聴いてしまうのですが、まだピンと来ません。もうちょい耳を作らないとダメか?

 マリア・カラス薔薇の名前にもなっています。下の写真は旧古河庭園に咲くマリア・カラス


林田直樹:今時のクラシック 第4回「バラとクラシック音楽の不思議な関係」

フランス・メイアン社:マリア・カラスの産出者