peningophilia -庭劇団ぺニノ公式ブログ-

2017-05-15

庭劇団ペニノ「地獄谷温泉 無明ノ宿」富山公演の出演者募集のお知らせ

2018年1月に行う「地獄谷温泉 無明ノ宿」富山公演の出演者を1名募集いたします。たくさんの方のご応募、お待ちしております!


【庭劇団ぺニノ『地獄谷温泉 無明ノ宿』富山公演出演者募集
】 

作・演出タニノクロウ
  

公演日程:2018年1月12日(金)〜1月14日(日) 
  

会場: オーバード・ホール富山市芸術文化ホール

●応募条件
  

1.2017年10月16日〜31日(予定)、11月5日から12日までの稽古期間、および2018年1月9日〜1月14日までの富山公演期間(公演準備期間含む)に参加可能な方。

2.演技経験があり、舞台上で全裸になることができ、三味線を弾くことのできる(「松の緑」程度が演奏できること)、20代後半から40代の女性。  

3.庭劇団ペニノの公演を観たことのある方
。  

●選考スケジュール


1. 書類選考 
 ※合格された方にのみ、6月12日(月)までに面接の詳細をE-mailにてご連絡いたします。


2. 面接日程 :6月17日(土)・18日(日)面接
  ※面接の会場は東京都内を予定しています。

●応募書類
 ※履歴書・写真は返却いたしませんので、ご了承ください。 


 1.履歴書
 

 2.写真(顔・全身各1点 : 裏面に記名後履歴書に貼付)

●応募締切
 2017年6月9日(金)必着

●送付先
 

☆メール添付:niwagekidan@gmail.com

☆郵送:〒155-0001 東京都世田谷区池尻3-5-24 2-E

    庭劇団ぺニノ「地獄谷温泉 無明ノ宿」富山公演出演者募集係

●お問合せ
:庭劇団ぺニノ niwagekidan@gmail.com

2017-04-15

東京から離れることの可能性。新作『MOON』、まもなくです。

こんにちは。ペニノはいま、こんどのゴールデンウィークふじのくに世界演劇祭での新作公演『MOON』にむけて、いま静岡で絶賛準備&稽古中です。


ところで、ちょっと前に読んだこの記事が、面白かったんです。

細分化されすぎた東京の芸術は、本当に「日本一」なのか? | milieu(ミリュー)


塩谷さんというライターの方が書かれた文章で、今回ペニノが公演する静岡で宮城さんの『冬物語』を見に行って帰ってくるまでの経緯が記されているのですが、これを初めて読んだ時に「意外とこういう記事ってなかったかも...!!!」って思ったんですね。

この記事、宮城さんの作品の中身のことよりも、演劇を観に行くこと自体、なんなら友だちを誘ってまで演劇に行くこと、について主に書かれていて、しかもそれが、読む人にちょっと行ってみようかなーって、思わせるものになっています。

そう、そもそも「演劇を観に行くこと」について記事として何か書かれることって、実はこれまであんまりなかったかんじゃないか、って思ったわけです。もちろん自分の狭い観測範囲の中でのことなんですが。

劇評やつぶやきで、ハッとしたり唸らされたりすることはもちろんあるんですが、それはあくまで作品の中身についてのことなんですよね。よく演劇を見る人にとってはそれで十分だと思うのですが、あんまり演劇を見たことのない人にとっては、そもそも、作品の中身にたどり着く前に「行くことがためらわれる」というめちゃくちゃ高い壁がある。

遠かったりチケット高かったりお尻痛かったりするくせにおもしろいかわかんないし自分に合うかどうかも分かんないし。ましてやそんな演劇に誰かを誘うだなんて・・・!

とにかく、どれだけ作品の中身がよくっても、行くことの壁を壊さないと観に来ない人たちが結構、というか、ものすごくたっくさんいるよな、とこの記事を読みながらあらためて思ってしまったんです。

だからその「行く前はものすごく高いように感じてた壁」が、行って帰ってくるころにはすっかり消えていて、最後には友だちまで誘って最高だったぜ!ってなる、その実感がリアルに綴られたこの記事が、すごく新鮮で、なんだか嬉しくて、そこに静かな感動があった。

もちろん、作り手の側としても何かのきっかけでついに観に来てくれた人に対して高い確率で「観に来てよかった」と思ってもらえるようにしなきゃなわけで、記事で引用されているインタビューで宮城さんも言うように、ハイエッジでありながら多くの人が面白いと思える普遍性のある作品にしなきゃなと思う次第なのでした。




ハイ!ということで!

ゴールデンウィークに静岡に行くのはアリだぜ!めっちゃアリだぜ!っていう作品を、いま現在進行形でつくっている最中です。


こちらは紹介動画。

D


こちらはタニノと宮城さんの対談。

宮城聰×タニノクロウ 演劇祭は世界を面白がるための処方箋


そして、こちらは小道具であり、観客のみなさんが身につけることになる・・・ごにょごにょ。

f:id:peningophilia:20170416000620j:image


これは、劇中で使われる・・・もにょもにょ。

f:id:peningophilia:20170416011337j:image



とにかく今作、いわゆるふつうの演劇、ではないです。


以前東京芸術劇場で上演した観客参加型の作品を下敷きにしていて、下記はそのときの紹介記事です。

どんなオマージュを捧げよう? 『タニノとドワーフ達によるカントールに捧げるオマージュ』はじまります。


前回は池袋の小さなアトリエを舞台にやったわけですが、今回は静岡の山中、大自然のなかにガラリと舞台が変わります。スケール自体パワーアップしていて観客の参加の仕方も壮大なものになっているのですが、たぶんそれ以上に大きいのは、やっぱり「東京」という土地から離れていること。宮城さんの言うように「東京」の中にいるとそれだけで人が来やすいのですが、「東京」に甘えることのできない環境でみっちり鍛え上げられた今作は、きっとより普遍的な作品に仕上がっているはず。もちろん、ペニノも近年海外で公演を行うことが多くなって来て、今回も「ふじのくにせかい演劇祭」だし、以前よりも世界の観客を相手に普遍性を意識することが強くなって来てはいますが、なにせ東京から来る人は3-4時間かけて来るわけだから、すげーもの観た!って思って帰ってもらわなきゃなのです。




って本当に現在進行形なので、最終的にどうなっていくかは誰もわからないですが、他にない体験が待っているのは間違いないはず。そして塩谷さんの記事にあるように、静岡にはハンバーグも温泉もある!!!!!!!!


というわけで、ゴールデンウィークは静岡で!お待ちしてますー。

2016-05-11 あの装置、公開「仕込み」します このエントリーを含むブックマーク

【あの装置、公開「仕込み」します】

公開稽古ならぬ公開仕込!

巨大・二階建て・回転盆、温泉宿が丸ごと回る!

岸田戯曲賞受賞作「地獄谷温泉 無明ノ宿」の上演において、

唯一無二の存在感を放った舞台装置のリアルな仕込みの現場を覗きに来ませんか?

f:id:peningophilia:20160511115733j:image

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

岸田國士戯曲賞を受賞した「地獄谷温泉 無明ノ宿」の舞台装置の仕込み直し作業を大阪にて、公開で行います。

舞台装置に興味のある方はもちろん、少しでも演劇やペニノにご関心のある方ならどなたでも、希有な舞台美術の作業風景に触れられる絶好の機会です。

会場のクリエィティブセンター大阪は趣ある造船所跡地。

ライブの会場としても使用され、通常は入れない楽屋なども公開します。

ご興味のある方、ぜひお申し込みお待ちしています!

会場:クリエィティブセンター大阪

〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4丁目1番55号 名村造船旧大阪工場跡

http://www.namura.cc/access.html

日程:

5月24日 17時30分〜19時

5月25日 14時〜19時

5月26日 14時〜19時

※随時出入り可能。

お申し込み:

ご希望の日程と到着時間、代表者の方のお名前と連絡先を下記メールアドレスにお送り下さい。会場入り口にて係りの者がご案内致します。

niwagekidan@gmail.com

※ご入場無料ですが、事前のお申し込みが必要です。

問い合わせ:

庭劇団ペニノ 080-4414-2828

2016-03-28

庭劇団ペニノ「ダークマスター」大阪公演の地、阿倍野の周辺オススメ情報と、東京からのお得な交通情報まとめました

大阪・阿倍野で行われる庭劇団ペニノ「ダークマスター」。

せっかく阿倍野に行くなら、劇場周辺も満喫してほしい!

阿倍野は新旧入り乱れる不思議な街です。下記でご紹介するのは、ほんの一部です。

劇場近くの路地裏を歩くのが個人的には、オススメです。ごった煮感でわくわくします。

また、東京からのお得な交通情報もご紹介します。


◎劇場2階の大人気カフェ。昼も夜も素敵なOVAL CAFE。

http://www.officephi.com/oval.html

◎劇場近くの美味しいパン屋さん、ビアンシュールモーニングもあります。

http://sweetsguide.jp/sweetsguide/detail/index/id/18182/

◎阿倍野の行列の出来る大学芋のお店、嶋屋。

http://www.simaya.com/

◎阿倍野のたこやき、やまちゃん。

http://takoyaki-yamachan.net/

◎阿倍野でラーメンといえば、古潭。

http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27002785/

◎地上300m日本一超高層ビルあべのハルカス

http://www.abenoharukas-300.jp/

◎約250店舗からなる大阪府下最大級のモール型ショッピングセンター、庶民の味方、あべのキューズモール

http://qs-mall.jp/abeno/


◇東海道新幹線にお得に乗れる、ぷらっとこだま

http://www.jrtours.co.jp/kodama/?cid=company0001&SC_PPC

◇星の数ほどある高速バスの比較サイト。

http://www.bus-sagasu.com/

◇夜行バスに特化した比較サイト。

http://www.bushikaku.net/

◇空の旅なら、関西空港に拠点を置くピーチ航空。

http://travel-west.net/lp/peach.php?gclid=CjwKEAjwrOO3BRCX55-L9_WojHoSJAAPxcSP8wl6wHwZ2rx7ojcgZlRTu-3VjdHOPoGuHOiKtjlgehoC0Azw_wcB

2015-12-12

どんなオマージュを捧げよう? 『タニノとドワーフ達によるカントールに捧げるオマージュ』はじまります。

8月の『地獄谷温泉 無明ノ宿』から早3ヶ月。

ただいま稽古の真っ最中でございます。





それがこちら。

f:id:peningophilia:20151212145838p:image

タニノとドワーフ達によるカントールに捧げるオマージュ

http://www.geigeki.jp/performance/theater104/104-3/




ポーランドの演出家・美術家タデウシュ・カントールの生誕100年を記念して行われる「カントールと演劇の二十世紀」の中のひとつで、タイトルにあるとおり、そのカントールへのオマージュ作品をつくっています。

すてきなドワーフ達と。

f:id:peningophilia:20151212145839j:image



ところでオマージュを捧げる相手のカントールって?

ポーランドの演出家で二十世紀を代表する人で世界的に影響を与えていて今年生誕100年で他の場所でもオマージュがガンガン捧げられていて・・・とカタカタ検索して知ったことよりも、まず映像を見てもらったほうが早いですね。

10月に作品の上映会を見てきたのですが、とにかくまあ面白い! 言葉がぜんぜんわからなくても、古い上映記録であっても見入ってしまうのです。

今もYouTubeでいくつか見られます。

D

代表作とも言える『死の教室』。


D

個人的にめっちゃ好きな『ヴィエロポーレ!ヴィエロポーレ!』


役者の顔も素敵ですよね。双子のおじさん俳優とか、うわーすごい人たちと巡り合ったんだなあ、とその奇跡な感じにじーんと来てしまいます。







さて。

こんなカントールにどんなオマージュを捧げるのか。

稽古を見ている感じ、ポイントは4つぐらいありそうです。


1. オブジェが出てくること。

カントールが美術作家であることもあって、カントールの舞台にはいくつものオブジェが登場します。タニノによるオマージュにも、小竹信節さん作のオブジェ他、いくつかのオブジェが登場します。


2. 観客と舞台の関係に意識的であること。

カントールの舞台では客席と舞台のちょうど間ぐらいの位置にいつもカントール自身がいて、劇中に俳優に指示を出したりするのですが、観客の現実と媒介になるカントール自身と舞台の幻想と、という関係がカントールの作品にはハッキリとあります。タニノによるオマージュも、その点をすごく意識したものになっています。


3. エンターテイメント性がしっかりあること。

カントールの舞台、映像で見てもらえるとわかるのですが、笑ってしまう場面が多いのです。もう素直におもしろい。タニノが朝日新聞のインタビューのなかでも語っていますが、今作でも、このエンターテイメント性が随所に、というか、マメ山田さんはじめとするドワーフたちの力と相まって、フルスロットルに炸裂するのではないでしょうか笑。


4. 死に向き合うこと。

死の演劇宣言。死の教室。カントールの作品は、常に死のイメージに彩られています。そこをどう受け止めるか。二十世紀のポーランドと二十一世紀の日本という距離をどう意識して、死に向き合うのか。それは見てのお楽しみということで!






というわけでこんなオブジェたちと稽古は進行中です。

日々アレンジが加わったりモノが増えたりしているので、最終的にどんなふうになるのかはアレですが。

f:id:peningophilia:20151212161858j:image

f:id:peningophilia:20151212145845j:image

f:id:peningophilia:20151212145846j:image

f:id:peningophilia:20151212145843j:image

f:id:peningophilia:20151212145844j:image

f:id:peningophilia:20151212145842j:image

f:id:peningophilia:20151212145841j:image

f:id:peningophilia:20151212145840j:image



12月17日からクリスマスの24日まで、池袋の東京芸術劇場にて。ワークインプログレスと銘打った小作品ですが、ちょっと他では体験できないものになりそうです。

ご来場心よりお待ちしています!

(吉)