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たまたま「マシュマロ通信」というアニメを見たら面白かった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を30分にしてた。
主人公の娘っこは 弟ふたりがはしゃいでるのに気付く。聞くと町のおじさんが人気テレビドラマの幻の回(再放送もDVD化もしてない話)を見せてくれるという。その時 あたりは光につつまれて……。本放送を見る為に3人は15年前にタイムスリップしてしまう。その日は彼らの父親が母親にプロポーズした日だった。(以下続いて30分内にまとめる)
毎週このレベルなら凄い。様子見で録画してみよう。
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「しずるさんと底無し密室たち」 上遠野浩平 (新刊)を読む。つまらない。
薄い高い。病室の少女が推理する連作の2冊目。
設定は知ってるし、なんら変化はなし。話が薄くなっただけ。
既刊感想 「しずるさんと偏屈な死者たち」
感想リンク 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さん
(↑のは好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さんを模倣したものまねフォーマットです)
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ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を 菊地敬一(図書館)を読む。面白い。
ヴィレッジ・ヴァンガード創業者が「週刊新刊全点案内」(業界紙?)で書いたコラムを集めたもの。苦労話から読者(店長やバイト)の悩み相談、仮想のヴィレッジ・ヴァンガード昇進試験などいろいろやって企画魂を見せてる。委託・買い切りの仕組みや「開店資金いくらなら何坪の店はどうでしょう」「人件比率が多すぎます」など具体的なアドバイスなど半可通がよだれを垂らす知識がいっぱい。(フランス書院のスリップは16円とかABCの仕入れ担当は「学芸員」と呼ぶとか)
自転車を前後逆に駐輪した客を万引きする客と見抜いた店員は立派だ。傭兵向きだ。
「男性しか雇わない(現在も?)」「足場を組むべき高所のペンキ作業も梯子で十分」など体育会系思考(俺には馬鹿に見える)も見せる。
大宮ロフトにヴィレッジ・ヴァンガードが開店するそうだが、ジュンク堂との競合は平気なのか。大宮だとステラタウンに雑貨専門の「new style」という店を出している。