2012年総括と2013年へ・・フェーヴでご挨拶
Bonne Année!
日本と比べて温暖な年明けになりましたが、お天気がスッキリせずどんよりしているのが残念です。
ブドウ畑は冬支度で、ブドウ樹の剪定と切り落とした枝を燃やす煙が畑のあちこちで見られます。
写真右側はドラム缶を半分にした簡易の、そして移動可能な焼却機です。
1月6日はフランスではガレット・デ・ロワ(galette des rois)というお菓子を食べる伝統行事があります。
ガレット・デ・ロワはベツレヘムを訪れた東方の三博士によって、イエス・キリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日1月6日に食べるというフランスの伝統菓子。
パイ生地のお菓子の中にはフェーブ(本来はソラマメの意味)が仕込まれています。
もともとは乾燥した豆を使っていたのでそう呼ばれていますが、今では陶器製のかわいい人形が使われています。
今回は沢山コレクションしている中から、ブルゴーニュらしいカップルをご紹介します。
民族衣装に身を包んだ可愛いカップルです。
他にもアルザスやプロヴァンスのカップルや色んな伝統的なフランスの職業のフェーブがあります。
2012年にガイドのお仕事で訪問したり、ワインのサロンで出会った素晴らしいヴィニョロン達(vigneron:ワインメーカー)。
順番にモレ・サン・ドニの自然派アルノー、ニュ・サン・ジョルジュに本拠地を置く天才醸造家パスカル・マレシャン、毎回グランクリュを気軽に開けてくれる楽隠居のいつも楽しいモレ・サン・ドニのジャン・ラフェさん、アルノーのお嬢さんと愛馬、ムルソーの異端児ダルナ、同じムルソーの御大貫禄のアラン・コシュ・ヴィゾワール、モレ・サン・ドニの名門ランヴレイの総責任者ティエリー・ブルーアンさん(大好きぃ!)、名門ドメーヌアラン・ユドロ・ノエラの若き後継者のイケメンことシャルルヴァン・カネイ、私にとって記念すべき名門ドメーヌのサイトの日本語訳(http://www.domaine-michelot.com/)を担当したムルソーの著名なドメーヌ・ベルナール・ミシュロの御曹司ニコラ・メストル、自然派として有名なニコラ・ポテルとその相棒シルヴァン、モレ・サン・ドニきっての超名門デュジャックのアレックさんと私、シャサーニュ・モンラッシェの伝説のドメーヌ・ミッシェル・ニエロンご本人と頼もしい後継者ミッシェル・クトウさん・・などなど、全てはご紹介できませんが、本当に多くの素晴らしいヴィニョロンとの出会いがあった2012年でした。
**お知らせ
私はアンティークのご紹介とワイナリー訪問のガイドを現在は平行してやっております。
ブルゴーニュワインやワイナリー訪問にご興味のある方はサイト http://objetsympas.com/ をご覧下さい。
1月初めより2月一杯私事で日本へ一時帰国いたします。
帰国中はブログのアップが滞る事もありますが、予めご了承下さい。
では、今年も宜しくお願い致します。