大正ロマン人形展覧會
今日の散策コースは有楽町線の江戸川橋駅から神田川沿いの江戸川橋公園、椿山荘の神田川側の入り口から入り庭園を紅葉を愛でながら通りぬけ、東京カテドラル聖マリア大聖堂に立ち寄り、鳩山会館へ行くというものです。天気もよく散策日和です。
鳩山会館では大正ロマン人形展覧會が開催されています。かつて渋谷の公園通りにドール・ミュージアム「マリアの心臓」がありましたが昨年閉店となりましや。その人形屋佐吉のドールが再び集結、丘の上の邸宅の一室に展示されています。
アンティックなドールや秋山まほこ、天野可淡、恋月姫、四谷シモンらの作家による球体関節などの人形、そして宇野亜喜良、鳩山郁子、花輪和一、丸尾末広、山本タカトなどの作品が展示されています。ハンス・ベルメールの絵も二点ほど。こうしたアングラな作品を太陽の光が大きな窓から入ってくる明るい部屋で観るのもいいかもしれません。何しろお屋敷の部屋です。合っています。元々あったであろう鳩山一郎の書や鳩山邦夫夫人の絵もこれらの作品の中に馴染んでいるように思えます。