本を買う。

このところ続いていた鬱々とした気分を、少し脱出。

友達からすすめられた本を探して渋谷へ行き、いくつか書店をまわったものの見つからず、新宿へ。あぁ、新宿で見つからなかったら東京へ?それとも池袋へ?とうんざりしながら紀伊國屋へ行くと、あった。
シェークスピアの墓を暴く女
・悪への招待状
を購入。

秋の夜長にはまだ早い

しかし眠れず、夜が明けるまで本を読んですごす。4時半に就寝。そして8時起床。寝ぼけ眼でお弁当をこしらえる。そして1時間くらい寝る。起きてそのまま読書。

とそんなこんなでこんな時間。欲しい本があるので渋谷に出かけたいと思っているけど、なかなか持ち上がらない重い腰。美容室にも行きたいけど、人と会うのは面倒だし、と生む前に案じて案じて案じる。

こんな日もたまにはいいか。と思えるけど、こんな調子がここ最近続いているので、そろそろ危ないんじゃなかろうか、と思っている。

養老天命反転地にでも行こうかな。日帰りでぱーっと。

もやもやのうやむや

図書館へ。長嶋有の本などを借りる。友人がおすすめしていたシェイクスピア関連本も借りようと思ったけど、よさそうなので買うことに。

昔のことを考えてぼーっとする。戻れないんだけど、いや、戻れる、そんな気がして、でもそれはそれは大変なことだ。そして戻ったからといって、うまくいくとは限らず。しかし私はそれでいいの。それで幸せなの。自分に嘘をつきたくないの。とどこかで思っているけど、行動にはなかなか出せず、そういうことを飲み込んで諦めながら生きていく、戻らなくてもそれなりにとても幸せな今を進んでいくのが人生かと、そんなことも思う。幸せにはいろいろな形があり。自分の幸せと、家族の幸せと。自分さえ幸せならいいや、と思えないから。だけど懐かしい人に会いたくなる。涼しくなるといろいろとやっかいなことが心に起こります。どうでもいいけど。いつか、こうやって考えていたら辛くて死んでしまうんじゃないかと思う。いろいろある。

昔の話をしよう

下北沢で友達と飲む。その友達は出版社で経理をしていたが、その出版社の一部がどこかの会社に吸収されることになって辞めなくてはならず、妹がフランス、お父さんがイタリアにいるのでしばらくのんびりしてこようと思うよ、と言っていた時に次の就職が決まり、結局一週間しか休まずに、しかもその一週間も前の会社に手伝いに行ったりして過ごし、また超多忙な日々を送っている、という偉い人である。

その友達が、知り合いの鬱の人の話をしてくれた。その人は休日に会社に行ってしまうらしい。といっても間違えて出勤するのではない。「休日なのも仕事がないのも分かってるけど、会社に行ったら何かがあるかもしれないからどうしても行かなきゃならない」と思うらしい。これは病気についてよく分からない私でも、ちょっと危ないんじゃないか、という気がする。

忙しい会社では「シャツは着たのですが、ネクタイが結べないんです」と言って電話してくる人がいるそうだ。冗談でもなく、サボりでもなく、本当に結べないらしい。そういうことに慣れている上司は、ゆっくり休みなさい、と言うそうだが、そうと分かってくれる上司はいいけど、普通なら、ふざけるのもいいかげんにしろ、と言われそうだ。いや、電話の声で、本気かどうか、分かるかもしれない。分かるだろう。きっと。

その後も学生時代の話をして飲む。長くなるから詳細は書かないけど、人に「一発殴らせてください」と言ったという話をしてくれた。こっちは真面目なんだよ、と。そう、彼は悪くない。しかし、殴らせてくれ、とは。自分の友達にこんなやんちゃな人がいたことを知り、私は驚いたのだった。

高い高いところへ

随分前に友人がくれた「サウンドオブミュージック」のDVDを見る。初めて見る。ハウス食品のアニメでトラップ一家を見たことはあった。気が進まず、しばらく置いたままだったけど、見てみるとなかなかおもしろかった。ザルツブルクの景色は綺麗だし子どももかわいいし。これぞミュージカル映画。マリアの仕草が大竹しのぶにかぶった。

そして「Sixteen Going on Seventeen」そして「My Favorite Things」がこの映画の曲だということを今知りました。知らなかった。あぁ知らなかった。

追いつけ追いこせ

日曜。
麻布十番まつりへ。3年連続で行ってみたものの、相変わらずものすごい人で、あぁもう、人が多い、と思う。通りすがりの知らない人が「どこからこんなに人が集まってるんだろうね」と言う現場に何回も出会った。

ビール片手にブラジルのチョリソーやインドカレー、トルコのステーキを食べる。そして商店街をビールとホタテを手にぶらぶらと見つつ、骨董市に流れる。着物のハギレの詰め合わせを購入。素敵が柄がたくさんあった。

図書館で借りた黒柳徹子の窓際のトットちゃんを読む。黒柳徹子って、、、と思う。洗足池の近くにある女学校を小学一年生で退学になったらしい。その学校は大塚寧々が出た学校。変わった子どもだったようだけど、その後入った学校がとてもよいところで、親も素敵な親だし、それで今の黒柳徹子があるんだなぁと、しみじみ。素直なままに育ったんだなぁ。

むかし、フィッツジェラルドが徹子に、美しく生きていきなさいよ、と言ったという、その言葉が忘れられない。

サザエさんサザエさん

土曜。自転車で桜新町長谷川町子美術館へ。

カツオの教室では、若い男性が教壇に立っていて、今はテストの時間です、と、私たちを席に座らせて用紙を配った。サザエさんに関する問題でした。愛読者としては悔しい10点中8点という成績。記念にフィルムをもらう。ジブリ美術館の入り口でもらうようなやつ。

次の部屋は、アニメを制作しているところが実際に見られるようになっていた。9月に放送のやつを作っていたらしい。あまり見つめると作業中の若い女の子がやりづらいのではないかと思い、すぐに出てしまった。

上では居間にサザエさん一家が大集合していて、記念写真を撮ることができました。撮ったのだけど、フラッシュでカツオの頭が白く写り、白髪になってしまった。まぁいいけど。

そして用賀へ走り夕食を食べ、多摩川の花火の音を聞きながら、残念だから見えなかった、帰って来ました。自転車はいいね。