魯の国を抜け、豫の国へ。汴京より古都巡りの始まり。

汴、こと開封にきました。
山東省700キロを無事走りきり、河南省へ入りました。

おとといには、京杭大運河の一部、通済渠を渡りました。
なんか工事してて大渋滞だったので、写真すら撮れてませんが。

ここから一路西へ。洛陽、西安と古都巡りの始まりです。

この地一帯はいわゆる中原。かつての中国において覇を争うものたちが、特に重視した場所です。

開封はというと、一番有名なのは北宋の都であったこと。
北宋文化が花開いた地なのです。

もはやそのおもかげはあまりありませんが、市の中心部には北宋時代の町並みを再現した通りもあり、また、アトラクションとして北宋の画家、張択端の作品『清明上河園』を再現したテーマパークもあります。
これは入場料に80元もとるようなのでいきませんが。

そんな観光都市だけあって、シャワーつきの招待所が一泊30元。
まぁ、こぎれいなんですがちょっとお高いかなぁ、と。

今日は、ついた足でそのまま国家AAAA級の名所、相国寺を見てきました。

境内では門下生?の子供たちが少林寺拳法を練習してました。
ちっちゃい子供ががんばって足を上げてる姿はかわいかったー。

また、空海遣唐使として中国にやってきたときに、相国寺に寄ったらしく、空海の像が日本から寄進されてました。

明日も一日観光して、あさってからまた走り出そうと思います。

スタートから 934km