チップセット熱すぎ

悪名名高き存在として、ML115ユーザの多くに知られている“チップセットの異常温度”。


ML115 G1も熱かったけどさほどカスタマイズしてないので無視することにしたが、
ML115 G5にはPhenom X4 9950 BEなんぞを載せてしまっている。
熱源は増えてるし、あと何年使い続けなければならないのか。
そう考えると、ある程度しっかりした冷却を考えねばなということで、
そして何より半端なく熱い。推定80℃?っていうくらいにだ。


Ainex CB-3845BL
案外、放熱できているのでしょうか。
まだ熱いですけど、幾分かはマシになったように思います。
温度計で測っておけばよかったなぁ

設定その3 初期設定

GUIの日本語化が終わったら(しなくてもいいですが)、最低限の設定をしていきます。


  • システム
    • General

から、ホスト名を入れます。ドメインは local のままでOK。
(必要なら各自どうぞ)



時間 - タイムゾーン: Asia/Tokyo
を選択してJSTにします。



NTPで自動的に時間を調整する場合は、
「NTPを有効化」にチェックを入れるとこんな画面になります。


ホントの最低部分の設定は以上です。次からはHDDを設定していきます。


一応、再起動やシャットダウンについて。

  • システム
    • リブート



本当にリブートしても宜しいですか? 「Yes」



特にエラーがなければ、こんな感じでリブートします。

設定その4 HDD(RAID5編)

ホスト名など最低限の部分を設定し終えたら、いよいよ本丸に突入です。


  • ディスク
    • マネージメント



※現時点で恐らくディスクad4などは何も表示されていないはずです。


右下にある「+」をクリックしてディスクを追加していきます。



※ここに表示されるディスクは各自の環境で異なります。
※ad0 から表記される場合もあります。


ディスク: ad4 953870MB (Hitachi HDS721010KLA330/GKAOBA0A)を選択します。


  • ハードディスクスタンバイ時間: 常にオン
  • S.M.A.R.T. : Active S.M.A.R.T. monitoring for this device. にチェックを付けます。

最後に「追加」をクリックします。

※賛否両論ありますが、常にオンのほうがHDDが壊れにくいかなと(経験則)



この状態で1つ追加された状態となります。
ただこの時点では、FreeNASでこのHDDを使いますよって宣言してるだけです。


さらに追加していく場合は、同じように+をクリックして同様の流れで設定していきます。



全部のドライブを追加したら、「変更の適用」をクリックして設定を反映させます。



※すべてSATAのドライブなので、ad**の表記がおかしいかもしれません。
ステータスがオンラインになっていることを確認します。



続いてフォーマットをします。

  • ディスク
    • フォーマット



※ここから先は、Software RAID構成にするための設定です。
※通常の1HDDをそのまま使う場合は後述します。


先ほどマネージメントで追加したHDDが表示されているはずです。
番号の若い順のやっていくことにしましょう(適当でもいいと思いますが)。



ファイルシステム: 「Software RAID」を選択します。



「ディスクフォーマット」をクリックします。



確認メッセージが出ます。「OK」を押して進めましょう。



Done! 文字が表示されたら完了です。


Software RAIDで構成したいHDDすべてでこの作業を繰り返します。



Software RAIDで構成したいHDDすべてで設定し終えたら、


※今回はRAID5を構成します。
RAID5をクリックします。



「+」をクリックして追加していきます。



Raid名に何らかの名前を付けます。(半角英数字のみ)



ここでは、Array1としました。



続いて使用するディスクを選びます。
Ctrlを押しながらクリックして選択していきます。



Create and initialize RAID.にチェックをつけ、「追加」をクリックします。



「変更の適用」をクリックします。


※イニシャライズに要する時間は、搭載してるHDDの容量次第ですが、
 1HDDが1TBの場合で6時間くらいかかります。
(あまりに長すぎて計るの止めたので正確な時間は不明)


なお、イニシャライズ中でも設定変更したり、他の作業を行うことは出来ます。



設定し終えるとこんな感じです。(まだイニシャライズ中)


  • ディスク
    • フォーマット

ディスク: Array1 (Software graid6 RAID 5) を選択し、「ディスクフォーマット」をクリック。
※イニシャライズ中でも問題なし



割と短時間でDone!まで行きます。


ちなみにイニシャライズ中は、ファイルを書き込んだりしてもOKです。
あまり精神的にはよろしくないゴリゴリという音がしますが…それでもよければ(笑)
ぼくは大人しく寝て待ちました。


起きて待つ人にとってみれば「いつ終わるんだよ!」とお思いになるかもしれません。


この中にSynchronized: hogehoge / ?%というのがあります。
これを見ながらゆっくり待つといいかもしれません。


経験談ですが、このイニシャライズ中はHDDに連続アクセスしてます。
なので熱もそれなりに上がりますので、冷却対策はしっかりしておくに越したことはありません。
間違っても私のように5枚プラッタのHDDを4台搭載してるなんてのも無謀です(笑)


お気づきの方もいるかもしれませんが、
なぜかIE6で設定出来なくなったので、Firefoxを使ってます。

設定その4 HDD(単発編)

ホスト名など最低限の部分を設定し終えたら、いよいよ本丸に突入です。


  • ディスク
    • マネージメント



※現時点で恐らくディスクad4などは何も表示されていないはずです。


右下にある「+」をクリックしてディスクを追加していきます。



※ここに表示されるディスクは各自の環境で異なります。
※ad0 から表記される場合もあります。


ディスク: ad4 953870MB (Hitachi HDS721010KLA330/GKAOBA0A)を選択します。


  • ハードディスクスタンバイ時間: 常にオン
  • S.M.A.R.T. : Active S.M.A.R.T. monitoring for this device. にチェックを付けます。

最後に「追加」をクリックします。

※賛否両論ありますが、常にオンのほうがHDDが壊れにくいかなと(経験則)



この状態で1つ追加された状態となります。
ただこの時点では、FreeNASでこのHDDを使いますよって宣言してるだけです。


さらに追加していく場合は、同じように+をクリックして同様の流れで設定していきます。



全部のドライブを追加したら、「変更の適用」をクリックして設定を反映させます。



※すべてSATAのドライブなので、ad**の表記がおかしいかもしれません。
ステータスがオンラインになっていることを確認します。



続いてフォーマットをします。

  • ディスク
    • フォーマット



※ここから先は、Software RAIDを使用せず通常の1HDDをそのまま使う場合です。


先ほどマネージメントで追加したHDDが表示されているはずです。
番号の若い順のやっていくことにしましょう(適当でもいいと思いますが)。



ファイルシステム: 「UFS (GPT and Soft Updates)」を選択します。



「ディスクフォーマット」をクリックします。



確認メッセージが出ます。「OK」を押して進めましょう。




Done! 文字が表示されたら完了です。


構成したいHDDすべてでこの作業を繰り返します。

設定その5 マウントポイント

マウントポイントでどこにマウントするか設定します。
単純に、Windowsで言うところのドライブレター(Cドライブとか)に相当するかな。


  • ディスク
    • マウントポイント



「+」をクリックして追加します。



マウントポイント追加の画面です。



ディスクを選択します。



共有名(単に/mnt/hogehoge の hogehoge に相当する部分なだけ)を入力します。



「追加」をクリック。



「変更の適用」をクリック。



はい、出来ましたっと。


ここまで設定して、初めてWindows共有フォルダ(CIFS)とかの設定が出来るようになります。

設定その6 Windows共有フォルダ

さて、Windowsの共有フォルダ機能でアクセス出来るようにしましょう。


  • サービス
    • CIFS/SMB



有効にチェックON。



誰でも入られるのではマズイので「Local User」を選択。



NetBIOS名: Windowsから見えるホスト名です。



ワークグループ: 各自のワークグループ名にしておきます。
(デフォルトだとWORKGROUP)
概要は適当で、空白でもOK。



Dos文字セット: CP932 を推奨されてます。
Unix文字セット: UTF-8



Large read/write: チェックONで多少パフォーマンスが改善されるらしいです。



「Save and Restart」をクリックします。
リスタートといっても本体の再起動はありません。
恐らくサービスレベルの再起動でしょう。



変更は問題なく成功しました. のメッセージを確認。



「共有」をクリック。



追加します。



共有フォルダの名前をつけます。
コメントは無くても適当に。
パスは、「...」をクリックして決めます。



今回は share をクリック。



すると、上に /mnt/share/ と出てきました。
OKをクリック。



反映されてますね?



追加をクリックします。
※途中、ごみ箱機能を有効化してもいいかもしれません。
なぜならネットワーク越しの削除はごみ箱がないからです。
個人的には使ってないので別に無視してますが



内容を確認して「変更の適用」をクリックします。



変更は問題なく成功しました. で、OKです。



ついでなのでユーザを追加します。
そうしないとこのストレージにアクセス出来ませんので。


  • アクセス
    • ユーザとグループ



追加。



ログイン: Windowsと同じほうが好都合でしょう。ただし英数字のみ。
フルネーム: FreeNASでの管理上必要なだけですので適当に。
パスワード: Windowsと同じで。



Primary group: 私自身が管理人なので wheel 権限を使用します。



追加。



変更の適用。



変更完了っと。



以上でWindowsからアクセス出来るようになりました。
このほか、FTPのユーザもここで指定したりします。

FreeNASの設定まとめ

blog上では編集も面倒なので移動しました。
最近では0.7RC2が使えたりするので、全面的に書き直してます。


以下は以前書いた古い話

                                                                                                                          • -


ML115 G1と、FreeNAS 0.69b4 AMD64を用いて、ファイルサーバの設定までを説明したまとめです。
社内・宅内のサーバとしての最低限の設定までを説明するものです。


マニュアルは全てのスクリーンショット付で説明してるので長いですが、
設定そのものは15分とかで終わる範囲です。

  1. USB Boot
  2. GUI 日本語化
  3. 初期設定
  4. HDD設定
  5. マウントポイント
  6. CIFS/SMB ユーザ追加
  7. FreeNAS 0.69RC1にアップデート

FTPとかは、ActiveDirectory連携などは各自でやってみてください。
似たような要領で出来ますので。