2009 M-1 3回戦大阪(11/28)観戦記

本日から3日間連続のM-1予選3回戦。
MCはしましまんずのお二人です。
池山さんの顔の表情が鈴木つかさに見えて仕方なかったです(笑)

では、各コンビのレビューを書きます。当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。
もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。
あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
私の10点満点評価もあわせてご覧いただければ幸いです。

・鱒之介(NSC 大阪) 消防士 6.0点
NSC所属トリオ漫才。背の高さがきれいに並んでたのが面白かったです。消防士が出動するときみたいなボケと火を消すシーンなどでネタをしていました。子供を助ける時のずんどこ節は記憶に残っています。
どんぐり兄弟(アマチュア) 近畿の水がめ 6.5点
近畿の水がめのびわこについて熱く語るネタでした。
琵琶湖っぽさ日本ランク7位?というのが意表をつかれて面白かった。琵琶湖の水質調査をするキャバ嬢が、おみずの調査だって(笑)ダ・パンプが浄水場でポンプを使ってろ過したかったみたいです。
・和牛(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 鶴の恩返し 6.5点合格
鶴の恩返しのネタ。カラスのボケからはじまり、その後テンポよく鶴の恩返しのストーリーをふまえたボケを連発していました。おじいさんがはたおりの姿を好奇心にまけてのぞいてしまってからは、下衆い展開になっていき再び爆笑。
スターリン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 怖い話 6.0点
2回戦と完全に同じネタ。
肩に乗っていたカニの話や、黄色いダウンジャケットの話など、怖い話を連発していましたが、2回戦よりも先入観があったためかネタに鮮度がなかったです。
・ミルクボーイ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 本の紹介 6.0点
2回戦と同じネタでしたが、市橋容疑者のツカミは前回ほどはウケていなかったです。時期的な問題でしょうか。
官能小説の描写の上手い下手や、好きな人ができたときの描写など「○○やないか!」のツッコミは二度目でも面白かったです。拝啓で始まる手紙は抱けるらしいですね(笑)
・マウンテンヒル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 不良 6.0点
2回戦と同じネタでしたね。
不良同士で縄張り争いをするネタでしたが、ケンカをするときに「ケンカは浴槽」というダジャレはつい笑っちゃいました。スローなしゃべり方はいつ聞いてもタイムボカンの「おしおきだべ〜」を思い出します。
銀シャリ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 犬のおまわりさん 7.0点合格
犬のおまわりさんの歌をいつものように鰻が間違えまくり、橋本が言葉巧みに突っ込む漫才。
迷子の迷子のを「オーマイゴットオーマイゴット」や、子猫ちゃんを「子沢山」など、そもそも間違いすぎていました。
橋本の早口だけれどもポイントを押さえた言葉の操り方に感心させられました。
・男子更衣室(アマチュア) お泊り 6.5点
基本的に2回戦と同じネタでした。
愛媛から来た高校生みたいですが、京橋花月という場所にあわせてグランシャトーの歌を歌っていたのが面白かったです。その後は二回戦同様、10回クイズや、寝る時に好きな子のいいあいっこをしたりするほのぼのしたネタでよかったです。
・見取り図(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 彼女欲しい 6.5点合格
佐藤恵理子を略して「サトコ」と呼ぶツカミから、彼女が欲しいネタに展開していました。
グレート義太夫似の人が彼女を欲しいらしいですが、自分とそっくりな女の子にほれられてしまい困るようです。確かにそっくりさんにほれられるとこまりますわな。
平成ジャンプのネタに対するツッコミの言葉は、言葉巧みで共感しました。
びわこメロディ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 奈良の戦い 6.0点
2回戦と同じネタで、奈良を有名にしたく近畿の府県を合併していこうとする物語でした。
智辯ナカヤマとか、奈良がどんどん合併して大きくなり、壮大なストーリーのネタでした。
・コンチェルト(松竹芸能 大阪) Bar 5.5点
2回戦と同じネタで、バーに行き「あちらのお客様からです」のような事にあ凝れている様子。
彼らにとってレッドアイはナイスなドリンクなんでしょうね。後半は少々ネタが単調に感じました。
・バンパイア(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 隣人の迷惑音 6.0点
2回戦と同じネタで、隣人が楽器を演奏し迷惑音を鳴らしているネタでした。
情熱大陸のテーマや、その他CMソングなどを口ずさんでいました。「○○ちゃうんかい」のドヤ顔を出すテンポが、今日は速すぎたようなきがします。後半は持ち返したと思うんですがね。
ウーマンラッシュアワー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) アルバイト 6.5点
居酒屋でバイトリーダーと、できない女の子のお話。
できない女の子が接客をしていて、困ればバイトリーダーが「大丈夫?」と駆け寄り、助けてました。バイトリーダーが助けるときに声をかける一言が、バイトあるあるネタで面白かったです。
・学天即(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 寝れている人 6.5点
寝れていない自慢をする人と、俺って○○な人やん、てゆう人がとても嫌らしいですね。
寝れてない事を証明するために、一日の行動を報告してましたが、明らかに寝てる報告で面白かったです。確かに高槻の風景には興味はわかないですね。
・ツインゴリラ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 男らしくデート 6.0点
二人のゴリラの漫才でした。
男らしく女性をエスコートするデートをしたいようですね。おばけ屋敷でいろいろバタバタしている姿も面白かったんですが、せんとくんに似てたのが一番印象に残ってます。
志ん茶(アマチュア) ATM 7.0点合格
基本的に二回戦と同じネタでしたが、草刈正雄の物真似のクオリティが高すぎるがゆえに、面白すぎました。
準決勝に同じネタをもってくるのか、それともこのネタを進化させるのか、志ん茶の可能性に限りなく可能性を持っています。
・ケムリダマ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 計算できる犬 6.0点
計算できる賢い犬がいるので、自分たちも計算してみようというネタでした。
答えを泣き声で「ワン」とゆうのですが、後半は計算自体を数字ではない言葉で表現し、ワンという言葉のさまざまな角度があることを知りました。
ビタミンS(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 ) ラッキーな事 6.0点
お互いラッキーなことがあったということを自慢しあうというネタでした。
マイコがスクラッチで10万あたったという話に激しくくいつくお兄ちゃん。そんなお兄ちゃんは3時間シリトリできるみたいですよ。
群馬に住民票を写そうというマイコの言葉におにいちゃんがあせりまくってましたね。
・千鳥(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) いいたいことを言う 7.0点合格
お互い長いつきあいだからこそ、いいたいことを言い合おうじゃないかといっていましたが、
大悟がノブに対して言うことは多岐にわたっていましたが、ノブが大悟に言うことは「肩にフケが乗っている」事だけでしたね。フケの話をここまできいたのは初めてでした。
笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 鳥人 7.5点合格
鳥人という架空のキャラを押し出したネタでした。
鳥好きの子供たちに対していろいろ助ける鳥人。頭は鳥で体はタキシードみたいです。後半の鳥人の有名人は、キャラがたくさんいて面白かったです。準決勝に限りなく期待が持てますね。
・武者武者(NSC 大阪) 先生 6.5点
NSCの人みたいで、建築現場で働いてそうな姿で登場していました。
ネタは学校の先生になりたいというネタでしたが、基本的にボケが建設業用語や、その関連性のある言葉が多かったです。「キーンコーン生コーン」はよくできたボケだなと思いました。
・丼(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 離婚 6.0点
太った女性がふともも・ひざ・ふくらはぎの3サイズを豪語していました。
結婚して離婚しようといわれても、離婚しないように引き止めるネタでした。後はデブネタで通風という言葉が縦横無尽に舞台を駆け巡っていました。
・オフクロワークス(アマチュア)) 新喜劇 6.0点
2回戦と同じネタでした。吉本新喜劇をここでしようというようなネタで、
ラブホ編、タッチ編、ツーリング編など、オリジナルな新喜劇をみることができました。二度目でも面白かったです。
カバと爆ノ介(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 何度も同じことを言うと… 6.0点
2回戦と同じネタで、「おまえって痩せたらかっこええやろうな」という言葉を、
何回も何回も何回も言われたら人はこうなるんだという人間物語でした。そりゃあ何度も何度ももいわれたら、そらそうなりますわ(笑)
・GAG少年楽団(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 結婚式の司会 6.5点
福井くんが宮戸くんの結婚式の司会をするネタでした。
新郎新婦入場だけでたくさんぼけてましたね。段取りの悪い田中さん、という言葉が妙に脳裏にやきつきました。まぁ、漫才とはいわずコントですね。
スーパーマラドーナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 時代劇 6.5点合格
去年の2回戦で使ったネタで、困っている街娘をお侍さんが助けるというネタでしたね。
見覚えあるネタ、見覚えあるボケであるために、先入観をもってネタを見てしまっていた気はしますが、開場内はうけていたので、おもしろいんだと思います。
・ヘッドライト(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 映画 7.0点合格
映画好きの和田さん、一日2作品映画をみるようです。
余命一ヶ月のハナ、アルマゲ丼、私は貝でダシをとりたいなど、微妙にタイトルを間違っていましたが、想像しやすい間違え方で面白かったです。いつもどおりヘッドライトのマイペースな世界にひきこまれていたような気がします。
・アジアン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) レポーター 7.0点合格
ニュース番組で報道レポートをしたいという馬場園ちゃん。
現場からレポートをする場面で、馬場園ワールドを炸裂させていましたね。
現場の馬場園は、濁点が多いのが面白かった。うんこを連発したのはちょっとマイナス要素ですね。
インテルストレンジ(アマチュア) マサイ族 6.0点
2回戦と同じネタでしたが、少々緊張してたのかな?
マサイ族やん!というツッコミにふさわしいマサイ族ボケの連発でしたが、少々ネタが飛んでいたのが、笑いの間合いを失っていたので残念です。
ゼミナールキッチン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) かっこいい男 6.5点
かっこいい男といわれたいために、チャラ男にからまれている女の子を助けたい、というネタでした。
助けるために手をかえ品をかえ、チャラ男へさまざまなアプローチをするところで、数多くのボケがありました。息のあった漫才でしたね。
・キタク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 岩手のタコ焼き 6.5点
岩手と沖縄出身の女の子二人組。お互いの名産品自慢するが、なかなか岩手の子が岩手名産を言えなく困っている様子。岩手にたこ焼き的なものを作ろうというが結局具材にする名物も地味であきらめちゃってた様が面白かった。方言が出ていてホッコリした気分になりました。
天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 子供の頃 7.0点合格
子供の頃の思い出で運動会のボケから始まりその後、服を買いにいくネタへ。服屋の店員とお客さんが両方ともキレてヤーヤーケンカする展開に。コントのののしりあいと同じような展開になっていましたね。
ギャロップ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 怖い話 7.0点合格
タクシーに引かれた女の子がお化けになって出てくるっていうネタでした。「運転手さん私のこと覚えていますか?」をきっかけにボケを連発していましたね。今年こそファイナリストになるために準決勝は良いネタを仕上げてきて欲しいですね。
ヘンダーソン(アマチュア) ターザン 6.0点
ターザンになりたいみたいね。ターザンのような男らしさをアピールしたいみたいですね。「ヘンダーソンワールドは〜♪」というブリッジをしていました。引きこもりのターザンを想像しただけで面白かったです。
さかなDVD(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) ドッキリ 6.0点
さかなDVDをネタに高橋留美子先生が漫画を描きたいというドッキリをしかけたみたいです。
テッテレー♪ と 「どっきりでした」を上手くいえないみたいですね。
・Dr.ハインリッヒ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 紅葉 6.0点
2回戦と同じネタ。
おじさんの弁当にハトがたかったり、リアルにタンポポの絵を描くという趣味教室など、お互いが言いたいことを言い合うボケの連発でした。ゴミバコにクーピー「くずいれ」と書くサマは、想像したら面白かったです。
・極悪連合(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 悪ぃ〜 6.5点
原点に戻った悪さを発揮した極悪連合。
エスカレーターで二人横並びに並んだり、ボールペンのちっちゃいバネをなくしたり、横断歩道の子供にハイタッチをする様など、さまざまな悪さをしていました。この人達本当の悪です(笑)
モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) ヤンキーに注意 7.0点合格
平日のコンビニに学校にもいかずたむろしている高校生に注意しようとする西森さん。
「飲んだら飲み物捨てたらゴミ」など西森ワールドが炸裂していました。力技のボケの連発についつい笑ってしまいました。
かまいたち(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 見た目とギャップ 7.0点合格
見た目とギャップのある事をボケで連発していました。
後半は困っているおばあちゃんを助けるんですが、実は大企業の社長という設定のコントになる。このおばあちゃんあまりにすごすぎて、「すごい奴やろ!」というツッコミを連発してました。

というわけで39組の漫才を見ましたが、13組が合格でしたね。
いやはや東京の結果を見ている限り、もう少し厳しいかと思いましたが、3組に1組が合格という結果でしたね。
しかし40組以下ですとレビュー書くのは楽ですね(笑)
では、明日も頑張って3回戦見に行こうと思います。

-以上-