妙高杉ノ原スキー場

準備をしたりリフト券を購入したりしているうちに結構時間が経ってしまい、実際に滑り始めたのは9:00頃。手始めにゴンドラに乗る。朝だけに5分程度の待ち時間がある。とりあえずノンストップでゴンドラステーションまで降りてみる。2年ぶりだが、目を閉じていても滑れるぐらいコースは覚えている。さほど気合は入れずに降りてみる。もう1本ゴンドラに乗ったあと、スキーセンターのトイレへ。10:03であった。さらに2本ゴンドラ沿いを滑ったあと、早めの昼飯にする。ノンストップで3本滑ったが、雪が軽いので足への負担は感じない。

11:00に食べ終えると、一旦ゴンドラで上に上がり、下りてくる途中で第1ロマンスリフト沿いへ滑り込み、三田原第1高速リフトに乗る。このリフトはフード無しなので、荒天時にはとても寒い。第1高速を降りて第2高速にそのまま乗り込む。いつの間にかJバーはなくなっていた。もう一度第2高速に乗り、途中で第3高速リフトの乗り場に滑り込む。第3高速は一般的なコースが無いため、いつも空いている。リフトを降りて、まずは手始めにしゃくなげコースへ。ここは中級コースで出だしは快適だが、途中からゲレンデ幅が狭くなり、連絡コース的になる。もう一度第3高速に乗り、今度はスーパーモーグルコースへ。途中のコブ斜面は、柔らかい深雪のため、さほどの困難なく滑ることができた。さらに第3高速にのり、最後のスーパージャイアントコースへ。38度の急斜面だが、大きなジャンピングターンで滑り降りる。その後、第2高速沿いを2回滑った後、杉野原ゾーンへ戻る。

最後はゴンドラ沿いを5本滑る。最後の2回で脚力の衰えを感じたので、このあたりが潮時だろうという判断。

妙高高原→自宅(565km)

駐車場を出るころには本格的な降り方となってくる。強弱の波が無くなり、一本調子での降雪となる。杉野原民宿街の苗名の湯へ行く。駐車場には十分な空きがあり、比較的空いているようだ。16:00頃に湯につかるが、他に3人程度しかいない。しかし熱い湯だ。新潟の銭湯はえてして熱い。越後湯沢駅前にあった銭湯も、耐えられないぐらい熱かったが、地元の人は気にせずに浸かっていた。もっとも、ここの場合は長湯を避けるためなのかもしれない。はたして、私が入浴はじめてから10分ぐらいすると次々と人がやってきて、洗い場はふさがってしまった。何年か前に行った時はイモ洗い状態で、洗い待ちが10分ほどもあった。

ここまで来たついでに、杉野沢民宿街を見に行く。いつも行っていた宿は健在の模様。2年前に泊まった宿も健在。が、起床事故を繰り返していたコンビニはとうとう完全に閉鎖されてしまった模様。2年前に行ったクレープ屋は、お葬式の真っ最中であった。

民宿街のはずれのガソリンスタンドで給油する。今のままで走ると、余程燃費が伸びない限り自宅までたどり着かない。高速道路上で高いガソリンを満タン給油するより、ここで満タンにしておく方が賢明だろう。

妙高IC近くで車を止め、Thinkpadでネット接続し、JARTICのウェブサイトを確認する。北陸道は広範囲でチェーン規制がかかっている。一方、妙高高原から上信越道・長野道・中央道を経由する経路は、チェーン規制はなし。距離的には前者の方が若干短いが、雪道は十分堪能したので後者を選択する。16:42に妙高ICから流入。長野方面はチェーン規制がかかっていないが、路面にはそこそこ雪が残っている。

少し走ると、すぐに長野県に入る。飯山を過ぎてからは路面は完全にブラックになり、速度が上がる。

松代SAでトイレ休憩とおみやげの調達。会社に持って帰るお土産は、糸魚川出張なのになぜか長野県のもの。松代を出て、上信越道・長野道を南下する。この区間、交通量は比較的多い。車の少ない上信越道の北部区間が100km/h規格で、中央道・松本と長野を結ぶ長野道が80km/h規格というのは解せないものがある。

岡谷JCTを18:17に通過し、中央道に入る。中央道は意外に交通量が少ない。岡谷→飯田の伊那谷を走る区間は比較的線形が良い。速度が上がりがちになるが、ETCの深夜割引を適用したいのでゆっくり目で走る。しかし交通量が少ない。土曜夕方とはいえ、前方の車が見えなくなるぐらいに車間があいている。飯田を過ぎて恵那山トンネルに入る頃になっても、交通量は増えない。恵那山トンネルは長さが8kmもあり、うんざりする長さなのだが、最近は東海北陸道で長いトンネルの連続を経験するようになったためか、以前ほど負担は感じなくなった。

恵那山トンネルは長大トンネルだけあって東側に園原IC、西側に神坂PAがあり、西側の坑口にはUターンスペースも確保されている。が、中津川・飯田ICとの関係で見るといろいろな面で不備がある。以前、中津川でのチェーンチェックについて日本道路公団中部支社宛に長いメールを送ったところ、それに対して長い長い回答をもらったことがあった。その返信に回答がなかったのでそのまま放置してしまったのだが、またヒマな時に私の指摘事項と公団側の回答事項をまとめて掲載しようかと思う。

中津川ICを過ぎると、さすがに交通量が増える。同時に線形も悪くなってくる。今の高速道路ならトンネルで抜けるような地形を、アップダウンと曲線でかわしていく。前回の休憩から2時間近くが経過しているので、恵那峡SAに入る。

直江津→妙高高原(48.5km)

ホテルを7:00にチェックアウトする。上越市内はまだ雪が降り続いており、路面にも雪が残っている。7:23に上越ICから北陸道に乗り、上越JCTから上信越自動車道へ入る。

路面は雪が残っている。サマータイヤで走るのは無理だろう。新井PAでタイヤチェックを行っている。が、皮肉なことに新井PAから先は路面にはあまり雪は残っておらず、アスファルトが見えている。

妙高高原SAでトイレ休憩とする。妙高高原ICを8:15に出て、杉ノ原スキー場へ向かう。初めて走る道であるが、シュプール号で何度も来ているので大体の道がわかっている。迷うこともなく駐車場に到着する。8:26であった。