糸魚川→越後湯沢→大宮→新宿(325.1km)

朝、9時過ぎに起床する。以外としっかり寝たようで、あまり眠気は無い。10:00にチェックアウトする。駅前のスーパーで不要になった荷物を発送する。糸魚川駅へ向かい、切符を購入して10:36発のはくたか7号に乗る。自由席で、なんとか海側の窓側席を確保する。6両編成のため、自由席も7割を越える乗車率である。

有間川付近からは、海を越えて青海川方面の山が見える。明るい空と海を見ていると、本当に春が来たんだな、という気になる。

はくたかに乗るといつも感じることなのだが、直江津駅の場内信号機を越えた途端に乗り心地が悪くなる。JRの会社間境界を実感できる瞬間である。直江津から大量の乗り込みがある。昨日乗ったはくたかもそうなのだが、満席表示でも金沢〜直江津は空席多数なことが多い。上越市は東京方面との結びつきが強いのだが、長野経由や長岡経由に比べて圧倒的に越後湯沢経由の方が早い。ほくほく線による誘発効果はどの程度あったのだろうか。気になるところである。

直江津駅を発車する。「直江津運輸区では、683系特急電車のオレンジカードを作成致しました」みたいな営業放送を聞いて驚く。683系は西日本の車両だろうに....。関川を渡って加速するが、跳ねるように左右に揺れる。犀潟からほくほく線に入り、加速を開始する。見える範囲では雪は見当たらない。通過する各駅では、そこそこの人数が列車を待っている光景が見える。北越急行のWEBサイトのほくほく博士のコーナーで、帰省客が集中するとかなりの混雑になる、という記述があったが、やはりそうなのだろう。

儀明信号場で行き違いのため停車。同時進入するダイヤになっていた。松代付近ではそこそこ雪が残っている。だが、例年に比べれば大幅に少ない積雪である。越後湯沢には、定刻の11:53に到着する。

新幹線ホームへ上がると、気温がかなり低く、寒さに震える。12:02発のMaxとき322号に乗る。1階席の通路側なので、眺望は無いに等しい。目を閉じて寝ようとするが、4時から9時過ぎまで寝たのであまり眠くない。結局、うとうとしただけで大宮に到着する。