白泉男子って?
- 白泉男子についていろいろ(聖ミカエル学園男子部)
こちらで初めて目にしたのですが、「婦女子*1」の対義語らしいです。
そういえば、自分も最初に買った少女漫画は白泉社*2でしたね。
そのあとは、コバルトや他レーベルのライトノベルの挿絵担当者を狙って買ってみたりしたっけ。
(今日の写真は、そのパターンの一例です*3)
んでは、判定に移りたいと思います。
(テンプレは、上のリンク先経由で入手しました)
★少女漫画経験値(白泉社限定版)
ルール:
■基本的に白泉社で描いてる人、あるいは過去に描いてた人
■知らない:× 知っているだけ:△ 作品を読んだことがある:○ 購入したことがある:◎ をつける
■100人居ます、暇なときどうぞ<あ>
愛田真夕美 ×
明智抄 △ 麻城ゆう「タロットカードは死を招く」の挿絵で
麻生みこと ×
安孫子三和 ○ 「みかん・絵日記」友人が持ってると買わないやね
天原ふおん ×
樹なつみ ◎ 「花咲ける青少年」で大ファンに!
絵夢羅 △
遠藤淑子 ×
岡崎呼人 ◎ 「わんの実」アレルギーなのにね
岡野史佳 ○ 「瞳の中の王国」は借りた
岡野玲子 △<か>
加藤知子 ◎ 「天上の愛地上の恋」BLでしたな
神谷悠 △
河内美雪 △
河惣益巳 △
川原泉 ◎ 「笑う大天使」買ったのは映画化してから、コミック文庫で(笑)
かわみなみ ×
喜多尚江 ◎ 「空の帝国」いやもう大好き。英里が格好良すぎる!
木原敏江 △
草川為 ◎ 「龍の花わずらい」絶対に黒い方の人が良いです。
玖保キリコ △
倉多江美 ×
呉由姫 ○ 「金色のコルダ」アニメ化の影響で<さ>
冴凪亮 ×
酒井美羽 △
坂田靖子 ×
サカモトミク ×
桜井雪 ×
佐々木倫子 ○ 「動物のお医者さん」動物好きの友人が居たので
ささだあすか ×
椎隆子 ×
柴田昌弘 △ クラダルマならw
清水玲子 ○ 「輝夜姫」
杉山志保子 ◎「ばくシリーズ」妹尾ゆふ子の「夢語り」の挿絵でファンに。
鈴木ジュリエッタ △「カラクリオデット」は知ってるw
<た>
高尾滋 ◎「てるてる×少年」眼鏡忍者が可愛いですな
高口里純 △
高橋由紀 ×
高屋奈月 ◎「幻影夢想」だんだんと目が大きく・・・
立花晶 ○
橘裕 ◎「ヴァンプシリーズ」ストーリーは完璧に忘れてますが
立野真琴 ○「D-WALK」
田中メカ △
筑波さくら ×
津田雅美 ◎「彼氏彼女の事情」一時期の勢いは凄かったですね
藤丞めぐる ◎「緋桜白拍子」和装が好きだった頃がありんす〜<な>
なかじ有紀 ○「ビーナスは片想い」
中条比紗也 ○「花ざかりの君たちへ」
仲村佳樹 ○「MVPは譲れない!」
那州雪絵 ◎「天使とダイヤモンド」高校野球の話だったかな
成田美名子 △
猫山宮緒 ×
野妻まゆみ ×
野間美由紀 △「パズルゲームシリーズ」「ジュエリーシリーズ」<は>
葉鳥ビスコ ◎「桜蘭高校ホスト部」GWの直系でしょう!おもろい。
原なおこ ×
ひかわきょうこ △
樋口橘 △
日高万里 ◎(秋吉家シリーズ)茅田砂胡の「桐原家」に負けず劣らず
樋野まつり ○「ヴァンパイア騎士」
平井摩利 △
日渡早紀 ◎「ボクを包む月の光」ぼくタマを読んでた時期が懐かしいです
福山リョウコ ×
藤崎真緒 △
藤田貴美 ×
ふじもとゆうき △
星崎真紀 ×
星野架名 △<ま>
牧あけみ ×
松川祐里子 ×
松下容子 ○「闇の末裔」
マツモトトモ ×
魔夜峰央 ○「パタリロ」半分も読んでいませんが・・・
美内すずえ ○「ガラスの仮面」
水野十子 ◎「遙かなる時空の中で」まだゲームには手を出していませんw
緑川ゆき ◎「緋色の椅子」幼馴染に会いにいく少女が可愛い
三原順 △
武藤啓 ◎「愛は地球を救う」は買った
めるへんめーかー △
望月花梨 ×
本橋馨子 ×
森生まさみ △
森川久美 ×
森次矢尋 ×
杜野亜希 ×
杜真琴 ◎「ハイスクール・オーラバスター」小説とあわせてハマッたなぁ<や>
谷地恵美子 △
柳原望 ◎「一清&千沙姫シリーズ」ヒロインは、「ふえ」です!
山内直美 ◎「ざ・ちぇんじ!」あれとくっついたのは納得出来ぬ
山岸凉子 △
山口美由紀 △
やまざき貴子 ○「っポイ!」
山下友美 ×
山田南平 ◎「オトナになる方法」ショタなんですが、立派にいっちょまえでした。
山中音和 △
由貴香織里 ◎「伯爵カインシリーズ」ZABADAK好き
吉村菜由 ×
米沢りか ○「無敵のヴィーナス」<ら>
羅川真里茂 ◎「赤ちゃんと僕」あの最終巻は反則です
六本木綾 △<わ>
わかつきめぐみ ◎「So What?」高校の卒業祝に、古本屋の店員さんが全巻くれましたw
和田慎二 ○「ピグマリオ」
渡辺祥智 ◎「銀の勇者」良いですよ〜。
思ってたより、「×」が多いなぁ。(105人中/◎27:○17:△30:×31)
自分も精進が足りないみたいですね(^^;。
追記
思うところもある*4ので、「男子」ではなく「紳士」。
「白泉紳士」は、どうでしょう?
と、言っておきます。
トリックスターズ
前書き
- してやられた。最後の詭計にしてやられた*2。
カバー折返しの”ミステリを模った物語”というフレーズと、出だしで感じた印象があったので、「どんな謎をどのように解明していくのか」が楽しみで読み出しました。
(なので、キャラクターそのものへの注意力は散漫だったかもしれません)
感想(どう書いてもネタバレする類の作品っぽいので、ネタバレ注意)
終盤、事件の全容が暴かれていく心地良さを堪能しました。
(ここで終わっていたら、「良く出来た作品」で終わっていたかも・・・)
ところが、迎えたラスト。
外に働きかけるメタな感覚と、勝手に抱いていたイメージを根底から覆す詭計にしてやられました!
うわ、鳥肌!!
即座に読み直し、端々に書かれていたモノと、書かれていなかったモノを確認しましたよ。
「誰が・何故・どのように」の謎解きは勿論のこと、答え合わせまで楽しめて一石二鳥。
どんでん返しで実感し直したキャラの魅力*3も合わせて、一網打尽な面白さがありました*4。
これは大人買いして正解っぽい♪
(さて次だば)
考え事
この作品において、魔術は体系化された学問、実践化された技術の一種です。
誰がどのように発展させてきたか、という史学的な面も重要視されていました。
このスタンスを前に、思い出したのは『これ』の中の次の一文。
人類学の知識のない作家が魔術に関して書くと、幻想になってしまいます。
人類学を勉強している人は、魔術師が姿を変えたり、空を飛んだりするわけではないことを知っています。
(中沢新一/人類学に基づいた魔術に対する考え方-『ゲド戦記の愉しみ方』より:35頁)
魔術というミステリにとっての劇薬を用いつつ、なおミステリでありつづける為に必要なものの正体。
これが掴めた気がしたり、しなかったり*5。
『この方』の言葉を借りるなら「本格ミステリ信者さんの解毒剤」としても、オススメ出来る作品と言えるんじゃないかと思います。