白石峠から奥武蔵グリーンライン

よく晴れた土曜日。寝不足ながらこの天気で脚が疼いたので、先週に引き続き白石峠方面へいって参りました。前回はフォロワーさんと一緒でしたが今回は単騎。いつものことですが。


 出発が遅く、ときがわには9時着。空気は澄んでいて風は穏やかながら冷たく、冬来たるといった様相。快晴なので走れば暖かくなる事を期待します。上下ロングジャージとネックウォーマー、長指グローブ、薄手シューズカバー。ステンレスボトルにお湯、あとは水とポカリの3本体制(亀仙流)。セブンイレブンでおにぎりを2個買ったらスターウオーズのカレンダーが貰えました。


 白石峠はとりあえず1本全力から。風はほぼ無風。レースシーズンも終わり、体重はベスト+2kgあたり。タイム更新は厳しいと思いながらも、パワーはベストを出せるよう心掛けました。結果25:30。パワーは4wほど更新。機材と本体の重量増を考えたら悪くないかなと。すぐ降りて2本目へ。2本目はクリスクロス気味というか、2分LTパワー付近でシッティング、30秒L5パワーでダンシング、というのをゴールまでひたすらループ。自分はダンシングが苦手なので対策として試してみましたが、地形を完全無視したダンシング、果たしてこれでいいのか。タイムは28:00。やや抑え気味だったので、もうちょっと追い込まないといけませんね。とりあえず今後も白石峠にきたら試行錯誤しながら継続してみようと思います。ローラーではダンシングの練習ができないので…。2本目のゴールからそのまま天文台まで一気に登りました。ここは冬になるほど気持ちいい空気になりますね。しばらくボーッとしてました。


 れいによって白石峠の先はノープラン。どうしよう。色々考えて、久しぶりに奥武蔵グリーンラインへ。さすがにこの季節、グリーンとはいかず、枯れ木も山の賑わいといった様相。狩場坂峠では水溜りが凍りついてました。そこから更に東へ進み、山毛ブナ(なぜか変換できない)峠の先にある分かれ道を北へ行きました。ここからは未知のルートです。



 下るとすぐ野末張展望台なるものがあったので、脚を止めて自転車を担ぎ展望台へ登ってみるとこれはなかなかの景観。こんなパノラマがあったとは。ここの展望台の標高が、スカイツリーの高さと同じらしいです。ここからさらに降ると急に秘境感満載なダウンヒルになりました。青々とした木々に、岩あり滝ありのアドベンチャー。奥武蔵、表情豊かすぎる。そして陽が入らないため急激に冷え込む。走っていて面白いけど寒いです。


 ひとけのある辺りまで標高をが下がるとホッとしました。ここから越生を抜けるルートを進むものの、瞬間最大斜度25度を越える半砂利道があったり、中学校の真横を抜けるプチ峠があったりと、なかなか気の抜けない帰り道でした。無事クルマに戻り、59km,up1,700m。数字以上に密度の濃いライドでした。


 しかし奥武蔵、まだまだ知らない道がたくさんあって開拓のしがいがあります。ときがわベースあたりに抜けられるルートもあるようなので、道が凍りつく前にできれば走ってみたいです。