龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

過去のことがどうでもいいわけじゃないけど

ここのコメント欄でがんばっている彼ら、エネルギー余ってんのかな。今そこにある悲劇にどう対処するか、やっぱそっちのほうが大事でしょ。彼らが、済んでしまったことについて必死で重箱の隅をつつき続ける姿って、滑稽以外の何者でもないでしょ。今この世界を生きていく中でそれに何のメリットがあるのか、それよりは今、蹂躙される人権、軽すぎる人命、貧困、環境破壊、そのすべてが彼らが過去の日本が起こしたと主張する数々の残虐事件の被害国家である中国で起こっているわけで、過ぎ去った時代の今はもうほとんど生存していない人たちに謝罪補償するよりも、今現在悲惨な境遇にある中国人民を救済することのほうがはるかに意義があることではないのかな。
参考 前々から疑問なんですが

昨日の散歩

昨日深大寺周辺を散策、神代植物公園ではバラの展示やってたけど、ついたのがPM4:00で入園終了もPM4:00ということで残念ながらパス。しかしこの辺り異常なまでに緑が濃いなあ。調布市って23区の隣の癖に公園やら農地のかたちで緑地が多いところだったんですね。深大寺近辺とか深山幽谷って感じで東京っていうレベルじゃないぞ!深大寺蕎麦は時間が中途半端だったんで食べなかったけど、参道近辺のお店賑わってました。何でかなーと思ってたら行列ができてて本日薪能が開催、それでかー。ここって結構地元以外の人って知ってなそうだから、家族とか知り合いが東京に来たときにでも案内してやろうかなーなんて思いました。
どこに続くんだ
薪能の行列
どこの高原リゾート?

最近のレバノン情勢

アルカイダ武装組織ファタハイスラムパレスティナ難民キャンプに立て篭もって、レバノン政府軍と戦闘を続けている状況が続いていますが、弱体とみられていたレバノン政府軍が意外とがんばっていて、ファタハに対して降伏か死かと迫っている模様です。
レバノン国防相「投降か、死か」 武装組織に通告朝日新聞
このファタハイスラムアルカイダ系といわれていますが、どうやら背後ににシリアの影があるようです。
レバノン軍による掃討作戦、4日目に突入:世界日報

一方、レバノン軍のサミール・ジャジャ高級委員会議長は23日、ビズマールで記者会見し、ファタハイスラムは、シリアと密接な関連がある、と指摘した。
その理由として、1.ファタハイスラムは、シリアが支援してきた「ファタハインティファーダ」に属していること、2.シリアは、ファタハイスラムの責任者だったシャケル・エル・アブスィをなぜか、牢獄から解放したこと、3.ファタハイスラムの真の指導者アボ・マディーン氏は、シリアの諜報組織に属する諜報員だったこと、などを挙げた。

なぜシリアが背後で動いているかといえば、ハリリ元レバノン首相暗殺事件に絡んでシニオラレバノン首相が「ハリリ元首相暗殺事件を裁く国際特別法廷の早急の設置」を求める書簡を国連事務総長に送っており、米英仏もこれを支持する表明を行っているという一連の動きがあるからです。
ハリリ元首相暗殺事件、米英仏が国際特別法廷の設置求める決議案を提出へ :AFP
ハリリ元首相の暗殺へのシリアの関与はもう真っ黒、法廷が開かれると追加制裁措置やら何やらでシリアは政治・経済的に苦境に陥ることは間違いないところです。シリアはそれを回避するため、親シリアイスラム原理主義武装集団であるヒズボラを使って、昨年よりベイルートで連日シニオラ内閣退陣を要求するデモを続けていたわけですが、半年あまりにわたる工作にもかかわらず国際的に支持を受けているシニオラ内閣は健在で、かといって国連軍が多数駐留している状況下でヒズボラが武力を持って政権打倒とかいう非常手段など取れるわけもありません。そこでシリアとしては、配下の武装集団ファタハイスラムや爆弾テロを使いレバノンの治安を混乱状況に落とし、シニオラ内閣の治安能力に疑問符をつけることで追い落としを図ろうとしているように思われます。で、シリアにとって予想外だったのは、意外とレバノン軍ががんばったことと、アルカイダ系といわれるファタハイスラムへのパレスティナ難民諸勢力の支持がなかったことでしょう。いってみればシリアは自爆しちゃったっていう事ですね。こうなってくると、この混乱した事態に何の対応もしてこなかったヒズボラの、レバノンでの立場というのにも何らかの変化が見られることになるでしょう。またまたイスラエルへのロケット弾攻撃が復活する恐れも充分ありますね。しかし果たして柳の下に2匹目の泥鰌はいるのでしょうか。藪をつついて蛇を出すことになりかねない恐れがあるのですが。