2013年POGフジモリ指名馬
●2012年POG反省会
2歳馬デビューから2ヶ月経過し世代最初の重賞も終わりましたが、POGが本格的に始まるのは札幌から。というわけで、大変遅くなりましたが2013年のフジモリのPOG馬のご紹介です。
<牡馬編>
1位指名:リグヴェーダ(父ディープインパクト×母ニキーヤ)
「競馬王のPOG本」でもオススメしていましたディープ産駒。追分ファーム・リリーバレー(育成施設)は今年から大幅に強化されたということで、血統もさることながら+αの魅力を感じて一位指名に。現在皮膚炎治療など若干遅れているようですが、年明けデビューのマウントシャスタを宝塚記念5着まで持っていった池江厩舎ですので問題ないと思います。
2位指名:ネオウィズダム(父ネオユニヴァース×母ゴレラ)
ダービー馬ディープブリランテを排出した矢作厩舎のエース。調教師自ら「ブリランテより上」と豪語するほど惚れ惚れする馬体は大仕事を予感させる。今年はネオ産駒の当たり年だが、この馬が最上位であってほしいなぁ。
3位指名:ダービーフィズ(父ジャングルポケット×母マンハッタンフィズ)
アプリコットフィズ、クレスコグランドなど重賞馬をコンスタントに排出する、いわゆる「すべらない母馬」。久々の牡馬だがこちらも好馬体で順調に行けば来年のクラシック戦線を盛り上げる存在になりそう。
4位指名:アドマイヤライン(父スペシャルウィーク×母ミネラルスプリング)
こちらも愛読書「競馬王のPOG本」でイチオシされていたスペシャルウィーク産駒。ブエナビスタやリーチザクラウンが活躍した歳に種付けされているのでことしはスペシャルウィーク産駒の復活あるかも、と指名しました。近年はダート馬を多く排出しているスペシャルウィークですが、芝路線もがんばってほしいです。
5位指名:ノエルキャロル(父ステイゴールド×母タバスコキャロル)
ディープインパクトと並びサンデーサイレンス後継種牡馬のTOP争いをしているステイゴールド産駒から1頭指名しました。
二ノ宮厩舎とステゴ産駒といえばナカヤマフェスタやナカヤマナイトなどが思い浮かぶほど好相性。関東重賞を中心に活躍してほしい。
<牝馬編>
1位指名:ディアマイベイビー(父ディープインパクト×母オールザウェイベイビー)
昨年牡馬1位指名したダノンドリームの全妹。まさにリベンジ。兄もアクシデントで残念な結果に終わったがもともと評判高い素質馬だったので妹に改めて期待したい。厩舎も牝馬のマツパク。2戦して惜しい競馬が続いているが、実戦経験を踏んで成長してほしい。
2位指名:ワナビーザベスト(父ステイゴールド×母シャープキック)
ご存知「黄金血統」こと父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの「ステマ配合」。この血統で牝馬の有力馬が出ていないのは気がかりだが、おさえておく必要はある一頭。
3位指名:スイートメデゥーサ(父アグネスタキオン×母ローブデコルテ)
母はオークス馬。アグネスタキオンのラストクロップであるが、母の遺伝子を継いだ芦毛の牝馬。じっくりと乗り込まれ今週デビュー。
4位指名:ブラマンジェ(父クロフネ×母シラユキヒメ)
3年連続白馬を輩出しているクロフネ×シラユキヒメ。クロフネの血の力でダートで結構走る、見栄えだけの馬でない牝馬。競馬はロマンですので純粋に「応援馬」として指名。
5位指名:ウリウリ(父ディープインパクト×母ウィキウィキ)
奇妙な名前ですが、SS系+母父フレンチデピュティという好配合の良血馬。藤原厩舎、金子オーナーと走る要素満載。王道デビュー、王道コースを期待。
というわけでフジモリが1年をともに泣き笑いする10頭をご紹介しました。身内のPOGにて指名した馬ですので、当然ながら取れなかった馬(ラウンドワールドとトーセンパワフルが1巡目で取られたのにはびっくりしました)もいますが、ほぼ希望通りの布陣です。
種牡馬がバラバラでバランスがとれているものの逆に外れたらダメージが大きいという不安要素もありますが、ともあれ、今年1年、楽しく追いかけていきたいと思います。
ウイナーズサークルで、待ってる。(←季節モノの締め言葉)
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