2012年POG反省会

POGの世界ではダービーに終ってダービーに始まる。
すでに新馬戦が始まってから1ヶ月かかっているところがすでに反省材料ですが、今年はダービー翌週から新馬戦とまさにダービーに始まりダービーに終わる構成。
反省なくして進歩なし(←毎年使いまわし)、ということで昨年のフジモリの指名馬の反省会をしようと思います。
【関連】
2006年POG反省会 - 三軒茶屋 別館
2007年POG大反省会 - 三軒茶屋 別館
2008年POG大反省会 - 三軒茶屋 別館
2009年POG大大反省会 - 三軒茶屋 別館
2010年POG反省会 - 三軒茶屋 別館
2011年POG大大大反省会 - 三軒茶屋 別館
ちなみに昨年の指名時の意気込みはこちら。
2012年POGフジモリ指名馬
毎年毎年言っていますが、今年もまた牝馬はダメダメでした。
今年はなんとも悲喜こもごもの結果。
ではではでは今年の反省、行ってみます。
<牡馬編>
1位指名:ダノンドリーム(父ディープインパクト×母オールザウェイベイビー)【0-0-1-2】
渾身の一位指名でしたが、調教中の大怪我で一時は競走馬生命をも危ぶまれたほど。
無事ターフに戻れて何よりですが、POG的には残念な結果になってしまいました。
2位指名:シェイクスピア(父ディープインパクト×母グレースアドマイヤ)【0-0-0-1】
こちらはレース中のアクシデントで帰らぬ人に。合掌。
3位指名:リインカネーション(父アグネスタキオン×母アグネスラズベリ)【0-0-2-2】
この馬もまた調教中の事故で引退です。
4位指名:ディープブリランテ(父ディープインパクト×母ラヴアンドバブルズ)【3-2-1-0】
1位から3位までは暗い話題が続きましたが、この馬については唯一の明るい話題です。
今でも鮮明に覚えている直線のデッドヒートを制し、第79回日本ダービー馬に輝きました。
この馬の新馬戦を生で観戦し「この馬は絶対強い!」と確信し東京スポーツ杯で「この馬が来年のダービーをとる!」と喜んだのもつかの間、激しすぎる気性で今年に入って惜敗が続き落ち込んだところをダービー制覇。ほんと、ディープの仔に似つかわしくない暴れん坊です。
ダービー馬は翌年以降の戦績がよろしくないのも気になりますが、7/21のキングジョージ6世&QエリザベスSでも好レースを期待します。
5位指名:トーセンシーザー(父ディープインパクト×母シェンク)【0-0-0-4】
調教師が「怪物」と高らかにラッパを吹きましたがいまだ未勝利脱出せず。うーむ。良血馬の走る走らないを見極めるのは本当に難しい。
牝馬編>
1位指名:マトゥラー(父ディープインパクト×母オリエンタルアート)【0-0-0-2】
2戦目で屈腱炎で引退。この血統は父ステゴしか走らなさそうですね。ちぃ覚えた。
2位指名:シャンボールフィズ(父キングカメハメハ×母マンハッタンフィズ)【1-0-0-5】
新馬戦を圧勝したときは「オークスあるでー!」と興奮したものです(遠い目)。後のローテーションがおかしかったのか、スランプから脱出できません・・・。
3位指名:ビキニブロンド(父キングカメハメハ×母モンローブロンド)【0-3-0-2】
9月に骨折したあと、6月に復帰。POG期間終了後に強い勝ち方で未勝利を脱出しました。
4位指名:アドマイヤキュート(父キングカメハメハ×母ロージーミスト)【0-0-0-1】
年明けデビュー後、長い放牧に入りました。
5位指名:エポキシ (父ディープインパクト×母シーズアン)【0-1-0-5】

7/17にデビューし、後方から良い脚を使って2着。放牧しましたが、いずれ勝ち星を挙げられそうです。

そのあと勝ち星とは全く無縁です・・・。



というわけでダービー馬ディープブリランテ以外はほとんど勝てず、というよりほとんど引退というかつてないぐらい見事な結果に終わりました。
とはいうものの毎年の反省会で出るようなため息がないのはディープブリランテのおかげだと思います。久々に「馬を応援する」醍醐味が味わえました。
今年は全馬勝ちあがり、目指せダービー!といきたいものですが、今年の反省を踏まえ、フジモリが2013年を共にする珠玉の10頭はどの馬か?
次回をお楽しみにしてください。