完敗
・・・という訳で、今三人で酒飲んでます。
佐々久に行ってきました。(銀月)
まず我々の足元には、これから起こることを祝うかのように転がる痛んだ人参。
佐々久の食い物は馬の餌でしかないということを耳元に囁きます。
その割りに結構人がいて、人間の尊厳はどこに行ったのかと疑問を感じますがソレはソレ。とりあえず、定食屋を主張する前にテーブルを拭くことからはじめませんか?
とりあえず、月はザーカイ、焼豚は唐揚げ、セコマは唐揚げ(野菜抜き)を頼みました。この時点で既に一人は男じゃないですよね?
さて、本日の作戦目標は勿論『諦めません。喰うまでは!』です。
というわけで、これがザーカイ定食です。なんつーか、一目見てわかりました。食えません。
あぁ、
判りきった結末を語る事はない。
銀月はザーカイを皿に残したまま、
静かに席を立つだろう。
(銀月)
爆弾解体記(ちゃあしう)
さて、私が頼んだのは唐揚げだが、通の間では「手榴弾」で通っているとか。
大きさとしてはズバリ握りこぶしに収まるぐらい。あなおそろしや。
上とは打って変わっておとなしそうに見えるが、写真とは現実の2次元に対する
写像でしかなく、現実の一面しか切り取られぬことに留意すべきである。
当然唐揚げの下には野菜がたっぷり盛られており、盆の大きさはザーカイと
変わるところはない。ザーカイはいうなれば鳥の天麩羅であり量で責める
のだが、唐揚げはそれ自身が爆弾である。一発のダメージは相当大きいであろう
頭の中の早期警戒網が警告を発するも、その要請は直ちに場の空気により
却下される。人間、引けないことも往々にしてあるものなのだ。
結果:手榴弾の解体処理には飯の力を借りて成功するもそこで投了。
まぁ、他の人間よりは食べていたつもりではある。いろいろな意味で
人の弱さというものを思い知らされる一皿。ちなみに完食したのはセコマくんだけという我々のヘタレぶりでした。
彼は野菜を食わないのです。そんなことで自慢しないでください
結論:自爆、誘爆、ご用心。
(焼豚)