思いやりの心

おはようございます。

愛宕寺「盆・施餓鬼会」法要お参りご焼香ありがとうございます。ご先祖様は皆様の焼香するお姿を天上世界から見てお喜びになったことでしょう。皆様のご先祖様に寄せる温かい心に接し清々しい一日でした、お礼申し上げます。
因果応報だからこそ明日が信じられ楽しい今日という一日をありがたく暮らせるのです。
信じれば、信じる人たちと出会う悦びを味わい体験したのが昨日でした。今日も悦びの心で「にんげん学」東京講座に向かいます。今日は空の上から富士山を拝み東京入りです。東京地区の皆さんお会いできること楽しみにしております。
「思いやりの心で」。
論語、里仁第4、4条に「子曰く、苟(いや)しくも仁(じん)に志(こころざ)せば、悪(あ)しきこと無(な)き也(なり)。」と。
意は「孔子言う、いやしくも仁にさえ志しておれば、悪の芽生えの生ずるうれいはない。人間の辿る道は、仁道か仁道でないか、二つの中の一つである。東に向かえば西に行くことなく、西に向かえば、東に行くことは出来ない。そこで志を仁に向けていけば、決して不仁の方向である悪に至ることはない。」というのです。
いかがですか皆さん、極端な表現をすれば、人生は人を愛し「共生」する生き方をするか、我欲を満足させるために人と争う生き方を選択するかということです。
切磋琢磨することは大事ですが、対抗する意識からは決して豊かで安定した暮らしは望めません。
仁の道からは「悪いことは起きない」のです。良いことがあるようにと考えながら、仁の心、思いやる心がなければ、良いことは起きず悪いことばかり起きてしまうのです。
仁、思いやる心からは、工夫と思惟する楽しみが増え喜びを多くします。己のことしか考えない人生は悩みを増すばかりです。人生は常に「二者択一」。志は明快に一つにしてこそ揺らぎのない人生となるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。