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若草鹿之助の「今日はラッキー!」

2017-04-29

働き方

新聞で、「働き方改革」ということばをよく見ます。

「働き過ぎ」ということなんだと思います。

宅急便の「残業代未払」「過重労働」が問題になってます。

二十年ほど前ですか、宅急便に感動しました。
東京の取引先にサンプルを送ったときです。
きのうの午後取りに来てくれた品物が、翌日の午前中に東京の取引先に届いてたんです。

感動して、「宅急便はすごいねえ」とクロネコのお兄さんに言ったら、「そのかわり、ボクら、昼飯食うひまもないですやん」と言われてびっくりしました。

そ、そ、そうなんですか!?
わ、わ、私、そこまでしてくれとは言うてませんやん。

それから二十年以上たってる。
そのまま二十年じゃなくて、「受取時間指定」とか、昼飯食う時間はますます減ってたんじゃないか。

そこまでしろ、昼飯抜きで働けとは、たぶんだれも言ってない。
そこまでしてるのを見て見ぬふりをしてる。

そこまでしなくていい!と言える人はないんですかね。
そこまでしてはだめだ!と言う人も必要だと思うんですが。

会社の管理職の仕事のようにも思うし、お役人や政治家の仕事のようにも思うし、宗教家の仕事のようにも思うけど、お客様が神様なら、お客様の仕事かな。

でも、この神様、なんにも知らんからなあ。

2017-04-26

人物を描く

人物を描くのはむずかしいです。

何を描くのもむずかしいと思うけど、人物画は、モデル探しがむずかしい。
静物や風景は、その点は楽です。

モデルになってくださいとお願いする必要はない。

今日は、久しぶりにウチですわってもらって描きました。

去年の自治会の会計Sさんです。
かすかに訛りが感じられるので、どこの出身かと思ってたら、親の代から東京というのでカックンとなりました。

彼女が訛ってたんじゃなくて、私の耳が訛ってた。

他人さんにモデルをお願いして、すわってもらえるのは、2、3時間です。
それ以上の拘束は悪いと思ってしまう。

大急ぎで描けるとこまで描いて、あとは写真を頼りに描く。
何日か通ってもらいたいですが、ぜいたくは言えません。

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きのうは美術予備校で模写の続き。
2、3週間前から、先生は、「次回で完成ですね」と、仕上げモードです。

しかし、そうあまくないですよ。
先生が、「次回で完成」と言ってから、まあ、あと何回かはかかる。

私ならとっくに、「で〜きた!」というとこです。

きのうは、授業のはじめに、「若草さん!きりがないですから、服の毛羽立ちを描いて、今日でいちおう完成ということにしましょう!」ときっぱり言われたんで、私も完全に完成モードでした。

ところが、授業の終わりに絵を見て、「う〜ん・・・ま、来週で完成ということで・・・」と言われたんでがっくり来ました。

服の毛羽立ち具合がうまくなかったようです。
来週は、うまく毛羽立たせるぞ!

この女性の頭巾ですが、折り目が目立ちます。
今読んでる、17世紀オランダ絵画の本に「折り目」の話が出てきます。

当時、きれいに洗濯してプレスして折り目の付いた布を惜しげもなく使うのが富裕層に許されたぜいたくだったようです。

この女性の頭巾の折り目も、指輪と同様、「私、カネもちです」というしるしなのかもしれないと思いました。

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2017-04-24

えらいこっちゃ

「えらいこっちゃ」、というのは大阪弁ですか。

私はよく使います。

意味は・・・う〜ん、意味ねえ。
あるんかな。

「えらいこっちゃ」というのは「大変なことです」という意味なんですかね。

私は、そんな風には使いません。

単なる「合いの手」として使ってることが多いと思います。

「ふ〜ん」「ほほ〜」「へ〜」

意識せずに使える便利な言葉です。

だから、よく使う。

というか、意識せずに使ってるから、よく使ってるという意識もなかった。

意識させられたのは、はなちゃんが2歳か3歳のころ、「えらいこっちゃ」と言ったからです。

これを聞いて、あ、私は、えらいこっちゃを常用してるんだなと気づいた。

次にことちゃん。
ことちゃんが2歳か3歳のころ、りかちゃんハウスで遊んでた。

ことちゃんの手がすべって、柵が倒れた。

そのとき、ことちゃんが、ぼそっと、「えらいこっちゃ」と言ったんです。

私はこけそうになった。

きのう、3歳児しょうちゃんが来ました。
ゆうちゃん、あきらくん一家も来た。

ゆうちゃん、あきらくんのパパが、しょうちゃんを抱き上げた。
しょうちゃんは、ゆうちゃんパパにまだ慣れてないから、ひょいと抱き上げられるのは一大事です。

抱きあげられたしょうちゃんは、「えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!」と手足をバタバタさせた。

笑いながらですが、「えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!」と言い続けた。

この場合の「えらいこっちゃ」は「大変なことです」という意味であって、合いの手ではありません。
ありませんが、しょうちゃんが慣れてくるに従って、合いの手になってくる。

ことばはややこしいです。

2017-04-23

ファゴット

テレビで音楽番組を見てたら、じゃなかった、家内が見てるのを横で見てたら、ファゴットの演奏が始まった。

ファゴットというのは立派な美しい楽器だなあと思いつつ、高そうやなあ、いくらくらいするのかなあと思ってしまった。

で、ネットで調べました。
ファゴットを吹く気はないんですが、調べました。

心配した通り、いや、べつに心配することはないんですが、高かった。
初心者用で数十万円、ふつうで二百万円前後するようです。

木管楽器で大量生産できないから高いんですかね。
作りが複雑だから高いのか。

これと比べると、和楽器ってシンプルですね。
管楽器はとくにシンプル。

竹を切って穴をあけただけ。
と思いますが、ちがうのかな。

管楽器は時代とともに複雑化したようですが、和管楽器はしなかった。

洋楽が複雑化して複雑楽器を求めたんでしょうか。
ファゴットも複雑ですが、ホルンなんかもよくあれだけくるくる巻きましたね。

こっちはほら貝ですよ。
ひろってきただけ。
と思いますが、ちがうんでしょうか。

2017-04-22

桜吹雪は夢と散った

私らしくないロマンチックなタイトルですね。

先週の自治会の防犯パトロールのとき、最長老98歳のAさんが写真をとってくれた。

桜の木の下でパトロール隊のメンバーが勢揃いして一枚。
それとは別に、桜の木をゆすって花吹雪の写真を一枚。

これを、98歳のAさんが画像技術を駆使して合成してくれるというんです。

Aさんは、写真の合成技術がご自慢なんです。

なんたって98歳ですからねえ。
なんでも自慢になると言えば言えるし、何を自慢されても恐れ入るほかないです。

ほんとにすごい方なんですよ。

ウチの自治会のパトロールは、下校児童の見守り、防犯、そして町内清掃を兼ねてます。
パトロール隊員は、道路の吸い殻や空き缶やごみを拾って歩くんです。

いちおう、そういうことになってるんですが、正直なとこ、あまりまじめにゴミ拾いはしてません。

が、Aさんは熱心です。
一番熱心です。

Aさんのポリ袋はいつも拾い集めたごみで満杯になります。

さて、きのうのパトロール、Aさんの写真の仕上がりが楽しみでした。
集合場所の公園では、桜は散ってました。

Aさんが、みんなに写真を配ってくれた。

「ありがとうございます」と口々に言いながら、写真を見て、一同、「・・・」。

う〜ん。

これはいったい・・・。

なんか、加工しましたね。
ふつうにそのままプリントしただけじゃないということはすぐわかります。

色がヘン。
いわゆる「サイケデリック」な感じです。

ふつうのカラー写真の、赤と緑と黄色を強調してにじみ出たような感じ。

それと、「プライバシー保護のため全面モザイク」という感じ。

ギザギザで誰が誰やら見分けがつかない。

おまけに桜吹雪もなし。

写真を手渡されたパトロール隊員十数名が無言のまま写真を見つめてた。

気まずい沈黙を破って、パトロール隊長のBさんが、「ようとれとるなあ」と言いました。

「うん、ようとれとるようとれとる」

みんなに声をかけられてにこにこ顔のAさんが、なんだか一回り小さくなったような・・・。