装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊

2016-07-17 【絵筆探索西東京】…「土蔵造りの蔵」

【絵筆探索西東京】第7回…「土蔵造りの蔵」

「ひばりタイムス」に連載されている【絵筆探索西東京】の水彩画と800字のコメントのデーターがアップされましたので、http://www.skylarktimes.com/

でご覧ください。


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 今回描いたのは、おそらく明治中頃に建造されてのではないかと思われる土蔵造りの蔵です。100年以上も風雪や震災、戦災に耐えぬいてきた強靭さと強運に魅せられました。

 今その役目を果たし消えようとしているが、西東京市に残る数少ない歴史的建造物をなんとか再利用などで生き残らせる術はないものでしょうか?

2016-07-16 「第32回植物画コンクール入選作品展」をみてきた

下谷のお墓参りの後、国立科学博物館で開催されている「第32回植物画コンクール入選作品展」をみてきた。応募総数2.352点の中から選ばれた106点が展示されていた。

 小学生の部や中学生・高校生の部でもかなりレベルが高く、唖然とさせられた。一般の部も当然、アン・ビリーバブル!と叫びたくなるほど緻密で、芸術性も高い作品ばかりだった。

 花だけではなく、実の断面図や根まで描いているのもそれぞれの植物の特徴を伝えるという植物画としての役割を十分に果たしており、そんな作品が多く入賞していた。一般の部の入賞者はほとんどが女性であることも驚きだった。

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片木千鶴子「キダチアロエ」文部大臣賞

酒井康江「ヤブミョウガ」筑波実験植物延長賞


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下左:江川秀子「トウガラシ」国立科学博物館長賞


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下中:谷口萌香「センナリヒョウタン」中学生・高校生の部 文部科学大臣賞


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下右:成瀬智美「ミョウガ」中学生・高校生の部 文部大臣賞

2016-07-10 植物画を100枚描く! その9〜13枚目

【『非水百花譜』と同じモチーフを描く‼︎…その9〜13-16.7.10】

 植物画を100枚描く! その9〜13枚目、クチナシ、ホウセンカ、ホタルブクロです。その他タイサンボク、ヒルガオ、ユキモチソウなどを一斉に描き始めました。

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 この2週間はなかなか描くことができず、やっと仕事から解放されたこの日は、一斉に5枚も描き始めました。毎週2枚描くのを目標にしているので、ちょっと無理をしてしまいました。

 クチナシはなかなかいい構図を見つけることができず何箇所も見て歩きました。ホウセンカは通り過ぎそうになった駐車場に咲いていました。

2016-07-04 「デザインのひきだし28」刊行記念トークショー

「デザインのひきだし28」刊行記念トークショー (於:青山ブックセンター本店)を盛況のうちに無事終えることができました。終わってからも、多くの人が後援席に集まって、持って行った本をそれぞれが手にとっての会話が弾み、トークショーの延長のようになってしまいました。

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2016-07-02 月刊「噂」(噂発行所、昭和48年3月号)が送られてきた。

著書が刊行されるといつも献本を受けている川地素崇さんから、古書店で明日の講演にぴったりの内容の本を見つけたと言って、坂本篤「斎藤昌三をめぐる⚪️⚪️兄弟たち」が掲載されている月刊「噂」(噂発行所、昭和48年3月号)が、さきほど送られてきた。ありがたい!

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 そういえば、以前の講演会の時も、細川光洋「吉井勇の旅鞄」が掲載されている「短歌研究」短歌研究社、2013年3月号)を細川さんから送っていただいた。この時も、吉井勇「わびずみの記」の装丁になぜ杉の木の皮が使われているのがわからないで困っているところへ、どんぴしゃりのタイミングで、解答を送っていただいた。

いつも、こんな応援に助けられてなんとか講演をこなしている。

 講演原稿となる20冊の書物に関わる話を無事に書き上げ、講演会場で使う20冊の本も宅配便で会場に送った。

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 あとは、ラフな格好がいいのか、お堅い格好か?が悩みだが、 ポインターをもって、本日18:00〜19:30(於:青山ブックセンター本店)に会場に行くだけになった。おやすみなさ〜い。

2016-06-25 ボタニカルアートは、わかるところはどこまでも描く!

【『非水百花譜』と同じモチーフを描く‼︎…その8-16.6.24】

 杉浦非水に習って植物画を100枚描く! その8枚目、ノウゼンカズラです。

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 写真左は、佐藤広喜「アメリカンノウゼンカズラ」(『ボタニカルアートの世界』朝日新聞社、昭和62年)より引用。どの葉も葉脈まで綺麗に描いていて、その完成度の高さにため息が出ます。

 田無公民館で開催されているボタニカルアート教室に行ってきた。ここ2週間に描きためた水彩画、キキョウ、スカシユリ、アルストロメリアそしてノウゼンカズラを見てもらい指導を受けた。

 水彩画では、遠くにあるものを淡く薄く、明るく描くことが多いが、ボタニカルアートでは全く逆で、後ろにあるものは濃く、あるいは暗く描くのだそうで、面食らった。

 他にも、桔梗の雄しべの構造までは肉眼では詳しく観察出来なかったが、先生はルーペ(虫眼鏡)を取り出して拡大図を描き始め、「こんな風になっているのを表現しなければ…」と、見えないところまで描くのか! と唖然の連続でした。

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この細いヒトデのような部分がキキョウの雄しべです。雄しべとは、細長い糸状の花糸(かし)とその先端にある葯(やく)からなっていて、葯のなかには花粉が入っています。 花の中にある「雄性」の器官で、細長い糸状のものを花糸と言い、その先にあって「花粉」が入っているものを「葯」と言います。この花糸と葯の境目及び付け根の部分にある星型の台座のようなものから生え出ていることがわかるようにきちんと描かれていないとのことでした。キキョウの葯は他の植物に比べて細くて長いのが特徴なんだそうです。

今度からは虫眼鏡持参で描こうと思う。

http://botanicalart-nishitokyo.jimdo.com/

2016-06-24 来年発行の単行本の企画会議

東伏見・珈風絵にて某出版社の編集長及び担当編集者と編集会議です。雑誌の特集企画と思って臨んだら、とんだ勘違いで、来年発行のムック本?の企画会議でした。

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 内容としてはどちらでも同じですが、20ページだったのが200ページに変わりました。週刊誌サイズでの200ページはなかなかやりがいがあります。まだ内容は公表できませんが、話は大いに盛り上がり休憩なしで、3時間に及びました。

 また、来月、具体的な内容を決定する会議を行うことになり、たくさんの宿題をもらってしまいました。

 そのあと7月3日の青山ブックセンター本店で開催される「デザインのひきだし28」刊行記念トークショー」の打ち合わせをしました。スクリーン用PDFデータを送ってテストをしてもらうことや、講演会で紹介する本20冊ほどを決定させ、とりあえず出版社に送るなどなど、細かい打ち合わせをしました。司会は編集長がやるとのことでしたので、ちょっと心強い。

 来週は、他社からも催促されているものがあり、目一杯忙しくなりそうだ。

2016-06-23 スカシユリを描く!

【『非水百花譜』と同じモチーフを描く‼︎…その7-16.6.21】

 杉浦非水に習って植物画を100枚描く! その7枚目、スカシユリ。

 「非水百花譜」には5枚も百合の花が描かれているが、このスカシユリはないので、今回は狩野探幽「すかしゆり」(写真左)を紹介します。

 今回描いたすかしゆりは、自転車で花探ししていた時に、道路脇の植え込みに咲いていたのを見つけ、たくさん写真を撮影して、写真をもとにして描きました。

 私は赤系の花が好きなので、これからは、ハイビスカス、紅葉葵、芙蓉、ノウゼンカズラ、と楽しみです。と思っていましたが、今手掛けているのは、クチナシ、タイサンボク。えっ、これって苦手な白い花だ。

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リは普通、下向きに咲きますが、スカシユリは上向きに咲くのが特徴で、雄しべなどの花の中の様子を覗き見ることができるのでこの名があると言われています。が、花びらの付け根が細く、隙間があるのでこの名前がある、ともいわれてようです。どちらも正しそうですね。

狩野 探幽(慶長7年1月14日(1602年3月7日) - 延宝2年10月7日(1674年11月4日))は、江戸時代初期の狩野派の絵師ということなので、この絵が描かれたのは350年も前のことなんですね。驚きです。

2016-06-20 「デザインの引き出し28」刊行記念トークショー開催

「デザインのひきだし28」刊行記念トークショーが、下記の通り開催されることになりましたので、ご覧ください、そして足を運んでいただけると嬉しいです。斎藤昌三がプロデュースした廃物利用の美しい本をたくさん持参して、そのうんちくを語ります。(持参する本は未定)

・日時: 2016年7月3日 (日) 18:00〜19:30 開場 17:30

・料金:1,080円(税込)  ・定員: 110名様

・場所:青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前5-53-6 コスモス青山デンフロア-B2F) 表参道駅B2出口 徒歩7分)

 青山ブックセンター本店のウェブサイトにて、

大貫伸樹が登壇するイベントの告知が始まりました。

http://www.aoyamabc.jp/event/design-no-hikidashi28/

Twitter

https://twitter.com/Aoyama_book/status/744399933696925696

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2016-06-19 次々と見本誌が送られてき始めた。

4〜5月に制作していた本が完成し、次々と見本誌が送られてき始めた。

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