装丁家・大貫伸樹の装丁挿絵探検隊

2017-06-28 『印刷雑誌』7月号表紙をヤギサワベースに展示

【『印刷雑誌』7月号表紙をヤギサワベースに展示』

 『印刷雑誌』7月号が発売され見本誌が届いたので、表紙絵原画や絵のモチーフを西東京市・柳沢商店街の駄菓子屋・ヤギサワベースさんに展示してきました。


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 今回は大きな星を作るのも柳沢ベースさんで実演しましたが、金紙がしわになってしまったり、なかなかうまくいかず悪戦苦闘の実演になってしまいました。

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2017-06-24 缶バッジ用版下の準備完了!

【缶バッジ用版下の準備完了!】

  明日25日(日)西東京市・縁屋での缶バッジ制作実演に備えて、缶バッジ4種・12個を作ろうと、朝から版下作り。公表しなかった黒い線画に一部色を入れた「縁を結ぶ猫」や、ハートの部分を赤くした「愛を売る猫」、長靴をはいた猫がもしメス猫だったら「長靴をはいた雌猫」など。

 版画展期間中(30日まで)に会場で1個200円で販売します。

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2017-06-21 サボテンの花を描いてみました

6月12日に93歳になった母が、5月末に心筋梗塞で入院、家族が呼び出され大騒ぎでしたが、誕生日になんとか退院したとの連絡が入った。

 ちょっと緊張がほぐれたのか、水彩画の道具を持ち出し、久しぶりにボタニカルアートに挑戦、サボテンの花を描いてみました。

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2017-06-15 けしごむ版画で「暑中見舞いのハガキ(裏面)」を作ろう♪

♫けしごむ版画教室のお知らせ【食とアトリエ縁屋(えにしや)】

▶️けしごむ版画で「暑中見舞いのハガキ(裏面)」を作ろう♪

❤初心者歓迎、1回のみの体験参加OK❤初回は手ぶらでご参加ください。道具は全てご用意いたします。

◆日時:6月25日(日)2:00〜4:30p.m.

◆場所:西東京市富士町交差点・縁屋(TEL.042-467-5220)

 西武新宿線・東伏見駅から徒歩8分くらい

 http://nishitokyo.shop-info.com/enishiya339/

◆講師:大貫伸樹

◆費用:初回1,300えん

◆生徒さん 1,000えん

◉お申し込みは縁屋に電話で、または当FBのコメントでお名前をおしらせください。お気軽にお問い合わせ下さい(^^)

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2017-06-12 「しんじゅのけしごむ版画展」

【消しゴム版画展初日(於:富士町・縁屋)

 3週間にわたる「しんじゅのけしごむ版画展」(於:西東京市富士町・縁屋)が夕方5時から始まりました。毎回夕方5時から始まります。水曜日が定休日です。

 水晶さんがトップバッターで花を持ってきてくれました。亮ちゃん、シュン君、山口(和尚)さん、中村さん、みっちゃん、と次々に集まり、夕食会が始まり、お酒が入り賑やかに10時半頃まで続きました。

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 私は毎週日曜日(18日、25日)に在廊しています。

作品は1色刷りから多色(6色)刷りまで、誰でもが気軽に版画教室に参加できるようにと、市村さんが選んで額装展示してくれました。

 ぜひ、足を運んでご覧になってください。

2017-06-07 11日から「しんじゅのけしゴム版画展」開催!

【消しゴム版画展のポスターが出来ました!】

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作品もとりあえず4点が完成しました。

2017-06-05 ブータンの切手

秋篠宮家の長女、眞子さまが訪問している幸せの国・ブータンに、私の恩師・杉浦康平さんがいまから40年ほど前に国賓として訪問し、写真の切手をデザインしてきました。

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 この切手は、そのとき日本の最高の印刷技術者として同行し、この切手を印刷した平野武利さんから頂いたものです。

 平野さんとは2006年にある学会のミズノ・プリンティング・ミュージアム見学会で知り合い、一気に意気投合して、平野武利『山頂にて』(山と渓谷社、1993年)という写真集もいただきました。

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この写真は赤外線フィルムで撮影しているというので、遠景の細部までがくっきりと写っています。それだけではなく、製版者としてブータンまで同行したというほどの平野さんだからこその、写真はモノクロだがスミとグレーの2色刷で、おまけにレタッチは自らが行ったというこだわりの本でもあります。


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 私が大学の授業で石元泰博先生からモノクロだが2色刷りだという石元 泰博 『シカゴ,シカゴ 』美術出版社、1969年) の制作の関する話を聞いたことがあるといいましたら、この写真集も平野さんが印刷を手がけたものだという。そんな偶然がかさなって、初めてお会いしたのに、話が止まらず、喫茶店に入っても話が続いた思い出の2冊本と切手です。

2017-05-31 しんじゅの消しゴム版画展、準備中!

【しんじゅの消しゴム版画展、準備中!】

 6月11日から、西東京市富士町・縁屋さんが消しゴム版画展を開催してくれることになった。最近は新作を製作していなかったので、せっかくだから新作も展示しようかなと思いやっと製作にとりかかった。

 と言ってもあと12日しかないので2点か3点しかできないが、やるだけやってみようとおもう。

 こんな時に限って、なぜか今年一番の忙しさの真っ只中。良いことも悪いことも一斉にやってくるもんなんだよね。

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普段はハガキサイズ600円の消しゴム版を使っていますが、教室で受講生(小学生もいる)がお金をかけないでできないかと、私がまず百均の消しゴム版を使ってテストを繰り返しています。多色刷りになると何枚も使うのでできるだけ負担を少なくしたいと、腐心しています。。

 少女猫を掘った白いゴム版は柔らかくて思ったようにカッターが進まず、細部の彫りは絶望的です。削りかすもスッキリ取れず、おすすめできません。 

 が、おなじメーカの百均の消しゴム版・茶色(ハガキ1/2サイズ)はかなりいいです。表面が硬くカッターで切りやすく、細部も難なく掘り進めて、削りかすがスパッと取れます。もう一つ細部を掘るなら、写真左側の万年筆型のカッターナイフも歯先が小さく薄いので、細部を掘るのに適しています。これも百均です。このゴム版とカッターナイフを使えば道具は完璧です。

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細部を掘る時のもう一つの最大の味方はこれ、ハズキルーペ! メガネと物体の距離が一定の場合は、大いに役に立ちます。

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「カラフルスタンプ台」が届いたぞ〜♪ さあ、今夜はピンクの猫乙女でも作ろうかな!

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2017-05-22 著者自装の可愛い手書き題字の本を除籍本に見つけた!

【除籍本の中に著者自装の可愛い手書き題字の本が!】


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 近所の図書館の除籍本コーナーに手描き題字の本があったのでいただいてきた。写真左から

・著者自装、長野まゆみ『改造版少年アリス』河出書房新社、2008年

・小川達彦:装丁、寺河俊人『幻の寺』春秋社、1970年

・題字:紺野慎一、イラスト:しりあがり寿、装丁:祖父江慎京極夏彦『南極(人)』集英社、2008年

がその3冊の内訳です。

 下の写真は全て『改造版少年アリス』の中扉です。

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 著者自らが装丁するのを著者自装という言葉があるくらい、昔から多くの著者が自らの本を自らの手で装丁してきました。中でも谷崎潤一郎はよく知られておりまして「原則として自分の本は自分が装釘するに越したことはない。殊に絵かきに頼むのは最もいけない。どう云う訳か、絵かきは本の表紙や扉に兎に角絵をかきたがる。千代紙のようにケバケバしい色を塗りたがる。」(「装釘漫談」読売新聞、昭和8年6月)と、装丁を画家に依頼するのを嫌いました。とはいえ谷崎の著書には

小出楢重:装丁『蓼喰ふ虫』改造社、昭和4年11月

・中川修造:装丁『卍(まんじ)』改造社、昭和6年

・木下杢太郎:装丁『青春物語』中央公論社、昭和8年

・中川修造:装丁『鶉鷸隴雑纂』改造社、昭和11年

安井曾太郎:装丁『猫と庄三と二人のをんな』創元社、昭和12年

など、画家が装丁した見事な装丁の本があります。

 谷崎の言うように著者自ら装丁した本ですが、谷崎には嫌われそうな「千代紙のようにケバケバしい色」の本『改造版少年アリス』もあるんですね。


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 文字はキネマ文字風の装飾文字に小鳥や貝などが一緒に描きこまれており、読みやすくはないが、楽しくロマンチックな素敵な文字だと思います。文字の周りのカットやオーナメント(飾り罫)も女性の著者らしいモチーフが選ばれて描かれており、まゆみワールド醸し出しているのが魅力です。


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2017-05-19 久しぶりに消しゴム版画製作!

【久しぶりに消しゴム版画製作!】

 5月23日(火)17:00〜の「猫の版画展」を見ながらん「カレーとビールのディナー会」(於:富士町・縁屋)でプレゼントするための版画作りをやっています。

 版画展のテーマに合わせて 猫がテーマのゴム版画を製作しています。

 版画は完成したのですが、スタンプインクをぜ〜んぶ教室に置いてきてしまったので、今日はここまで。 明日どこかでスタンプ台を購入してこなければ…。

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手元にある事務用の黒スタンプと朱肉を使ってテストスリをしてみました。黒い線を茶色かワインレッドなどにして目立たなくすれば、いいかな? な〜んてちょっと自己満足です。

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23日にプレゼントする分だけですが、とりあえず完成しました。

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