第99回明陵同窓会総会

今日は、小倉高校の後輩が2人訪ねてきてくれました。スポーツ・インストラクターの藤堂正嗣さん、新小文字病院で薬剤師をされている辻本朗さんの2人です。小倉高校の同窓会である「明陵同窓会総会」の当番幹事をされていて、藤堂さんが幹事長、辻本さんが副幹事長を務めています。2人とも、礼儀正しくて爽やかなナイスガイでした。


ポスターを囲んで(左が辻本さん、右が藤堂さん)



彼らは高校51期ということですが、わたしは高校34期の当番幹事長でした。
当時は32歳でしたが、同級生のみんなと一緒に苦労して同窓会総会をなんとか成功させました。今度の同窓会総会は第99回だそうですが、「ゆかいなり〜嗚呼愉快なり愉快なり〜」がテーマとなっています。わたしたちのときは「縁(えにし)」でした。彼らがポスターを持ってきてくれたので、松柏園ホテル・フロント横の一番目立つ場所に早速貼りました。



じつは、今度の同窓会総会では料理を松柏園ホテル、司会とコンパニオンをハートピアが担当することになっています。以前は10年間ほど松柏園が担当していましたが、最近はOBの関係するホテルの持ち回りでした。ぜひ、一生懸命サービスさせていただきます。



小倉高校は、各界で活躍されているOBが多い名門です。
詳しくは、「福岡県立小倉高校出身有名人」を御覧下さい。
ブログ「小倉高校同窓会」にも書いたように、わたしも毎年できるだけ同窓会総会には参加するようにしています。今年は、5月19日(日)15時から小倉高校体育館で開催されます。詳しくは、こちらをクリックして下さい。小倉高校出身のみなさんは、ぜひご参集を!


第99回明陵同窓会総会」のポスター



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2013年4月9日 佐久間庸和

中村天風(1)


まずはじめに感謝してしまえ




言葉は、人生をも変えうる力を持っています。
今回の名言は、異色の哲学者・中村天風の言葉です。
多くの指導者を教えた中村天風は、生涯を通じて感謝の重要性を説きました。
彼は、「ありがとう」という気持ちを持ち続けていれば、不平、不満、怒り、怖れ、悲しみなどは自然に消えてなくなると訴えたのです。究極のポジティブ・シンキングですね。
「とにかく、まずはじめに感謝してしまえ」というのも天風の言葉です。


運命を拓く (講談社文庫)

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わたしたちは、感謝すべき出来事があって、その後に感謝するのが普通です。
しかし天風は、「とにかく、まずはじめに感謝してしまえ」と説きました。いま、ここに「生きている」というだけでも、大きな感謝の対象になるというのです。そうは言われても、「感謝を先にしろ」と言われても、なかなかできるものではありませんね。
ここで登場する天風の教えは、非常に実践的です。
どうしたら感謝本位の生活ができるのかに言及し、それが「三行」の生活としてまとめられています。わかりやすく言うと、正直・親切・愉快に日々過ごしていくことです。この3つの行いを実践することによって、感謝することが容易にできるようになっていくというのです。



冠婚葬祭という営みこそ、感謝の「こころ」を「かたち」にしたです。
最近では自分たちを主役と思う新郎新婦が増えてきましたが(それとともに離婚も増えましたが)、結婚式とはもともと両親や参列者に対して新郎新婦が感謝を表明する行事です。
また、葬儀とは故人に対して哀悼の意とともに感謝の意を表す儀式です。ですから、結婚式の花嫁の手紙でも、葬儀の友人代表の弔辞でも、最後の一文は「ありがとうございました」という言葉が圧倒的に多いわけです。通過儀礼もしかり。初宮参りにしろ、七五三や成人式にしろ、いずれも神様に「生かしていただいて、ありがとうございます」と感謝する儀式です。
冠婚葬祭こそは、人々が「ありがとう」と言う最大の機会となっているのです。



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2013年4月9日 佐久間庸和