5. リアルタイム観戦の始まり

梅田さんの観戦記(8)より

 私はここ奥出雲の対局室横の控え室という現場にいながら、パソコンに向かい、東京の将棋会館で行われているライブストリーミング大盤解説会があまりに面白くて、それをしばらく見ていた。そしてふと我にかえって思った。これは何かが根源的に変わったのだと。昔はここ(控え室)でしか経験できなかったこと以上の楽しさが、ここにいなくても、ウェブ経由で経験できるということなのだ。なにしろ私は、現場にいるのにもかかわらず、ライブストリーミング大盤解説会を観ていたのだから……。それも若手棋士たちの自発的な試みを、連盟と主催紙が応援し、将棋ファンが大いに喜ぶという、とてもいい流れで、それが実現されていたことも素晴らしかった。


http://kifulog.shogi.or.jp/kisei/2010/06/8-efcf.html


ウケる♪


検討室に居ながらストリーミングを観てるw
もったいないような状況ですね☆ でも確かに、それほど面白い
大盤解説でした。
遠山四段も表現しているように、若手プロ棋士の、たぶん普段の
検討室での様子が「ダダ漏れ」な感じなのでしょうねw


先日は書けなかったのですが、週刊将棋に載ったので明かしますと
「朝日アマチュア名人戦」のとき、検討室で私たち素人向けに
検討内容を丁寧に解説してくださったのは飯島六段です♪
このときは他にプロ棋士は加藤九段しかいらっしゃらなかったですから
飯島六段もストリーミングほどくだけた話し方をしていませんでした。


その差が分かるだけに、このストリーミングがいかに素っぽいらしいのが
嬉しかったです。
しかもチャットで質問がどんどん来る。まさに検討室で私たちが
首をかしげると飯島六段が答えてくださったのが、ネットで実現して
いますね♪


それにしても、これは充実しすぎです(笑)
観戦してて時間を忘れます。休職してなかったら、これが観れず
悔しかっただろうなw


明日はリハビリもオフです!将棋酔いは明日解消します♪

4. ストリーミング+チャット

大盤解説好きにはたまらない企画でした!


って… さきほど投了されました。
棋譜中継画面とストリーミング画面を並べて観戦。
gotogen記者もチャット参加で、棋譜中継より早く指し手が
分かっちゃったしw


終局しても質問を受け付けて検討が続いていますがw
容赦なく視聴者数が減っていくので笑ってしまいますねw
リアルの大盤解説も、投了間近だといきなり人が部屋から
出て行き、下手すると半減したりしますもんねw


でも、質問が続いていて…
飯島六段「誰か止めてください」。確かに、これは終わらないぞー
エンディングを決めておかないといけませんねw


(18:35)

3. 将棋塾へ

今回はネットの企画が充実しすぎですね(笑)
午前中、twitter・中継ブログ(梅田さん観戦記含)・チャットと
見たら具合が悪くなっちゃいましたw


予定通り、火曜の将棋塾へ。
指導対局がなんだか速攻で終わってしまいました。
道場へ行って「USTREAM大盤解説は見れませんか?」と
聞いてはみましたが、やはりそれは無理でしたw


帰り道はずっと父が携帯で盤面写真とコメントを送ってくれました。
私が見てた昼休憩前までからは進んで想像を超えた
激しい局面になっていました。既に終盤という感じですかw


今、帰宅してUSTREAMを見始めました。
やはりコメントだけより大盤解説があると面白いですねw


(18:00)

2. 7六歩、8四歩

梅田さんの観戦記オープニングで語られた対局の
「オープニングの王道」。
http://kifulog.shogi.or.jp/kisei/2010/06/2-8-6179.html
廃れちゃうの?の心配は不要で、ちゃんと王道を進みましたw


棋聖戦とは外れますが、この初手についてはちょっと前
天野三段と話したばかり。
そもそもは私が「なぜ初手は歩なのか」と質問したのが始まり。


「初めの歩で戦型の宣言というか、駆け引きがあるじゃないですか。
 それをしない、というのは将棋界のマナーに反するんですか?」
この質問に天野三段「?」


「例えば矢倉に組もうとして初手6八銀とやると、相手には
 居飛車なのか振り飛車なのかバレないですよね?」
「あ…。いや、やはり矢倉なら7六歩は突いた方がいいです」


ということで、マナー云々じゃなく、あとの戦いが大変、という
内容を教わりました。なるほど、定跡には定跡の歴史があります。
しかし私がこんな突拍子もない質問をしたせいか、やはり
天野三段には天野三段の「オープニング」持論?があって
初手候補の7六歩、2六歩、5六歩について伺いました。
このときは相矢倉で、天野先生の初手は8四歩でした。


先日は私が7六歩と突くと、天野三段も3四歩。
「え!」と驚くと
「今日は僕は振り飛車でいきます。相手がいつも矢倉とは限りません」


(10:15)

1. 深浦王位

不覚にも早朝、目が覚めました。
あー、きっともう梅田さんも観戦記を書き始めてるなー(昨年実績)
とは思いましたが、私の場合は、曇天による頭痛のせいかとw


朝から梅田さんの観戦記(対局前なのでオープニング?)が興味深く、
いちいち反応したくなるのですが、twitterに流すほど度胸がないので
今回もまた、ブログでつぶやいていきますw
観戦記の感想は、また後日、まとめてドバーっと書こうかな。
考えてみたら、2年前の棋聖戦しか観戦記の感想を書いてないです。


深浦王位が今回、初めて梅田さんのリアルタイム観戦記に登場です。
シリコンバレーから将棋を観る」では紹介されていましたが。
対局中はどんなご様子なのか、梅田さんの視点から見れるのは
嬉しいですね♪


深浦王位とは、一度だけちゃんとお話したことがあります。
用事がありまして。私は深浦王位に話すつもりはなかった事柄ですが
他の棋士の方々に「深浦王位にちゃんと話した方がいい」と圧され
畏れ多くも機会を狙って、しかも「ちょっとこちらへ」と呼びだしてw


用事の際、どうしても触れなければならなかったのが王位戦・木村八段戦。
木村八段ファン公言しているくせに、王位戦第四局佐世保戦では
深浦王位には負けて欲しくなかった。木村八段が勝てば初タイトルという
場面だったのに。


その佐世保から逆転の4連勝で深浦王位が防衛。史上初と言われた
渡辺竜王5期目の3連敗4連勝からわずか一年弱のことでした。


用事が済んだとき「あの4連勝はすごかったです」と言うと、
深浦王位、ご謙遜とはいえ
「首がつながりました」とお答えになりました。びっくりしました。
「え?!史上二人目ですよ!」私の方がつい声を上げてしまいました。


首がつながった…ですか。あれだけの激闘で勝ち取った勝利を。
もっと「でしょう?」くらい仰ってもいいのに、ですよね。
深浦王位は私が木村ファンを公言していることなんかご存知ないのだし。


なんて書いているうち、もう36手まで進んでいます。
以前の羽生さんの棋譜を並べていたときも感じたのですが
「これはどういう意味だろう?」という手があります。
相手を誘ってるのか、手堅くいくとそうなるのか。
▲6八玉みたいな手です。 あ、素人だから分からなくて当然ですがw


(9:50)