歌うソムリエ KOUライヴ 8月31日

aikoの余韻を引きずったまま、翌日のサザンビーチ脇のライヴハウス(まぁ、鉄板焼屋さんだけど)で、茅ヶ崎の行き着けのBarのオーナー?のライヴへ17時前から。
サザンのシングル「I am Your Singer」のジャケット写真になった、サザンビーチの「C」のモニュメントを見下ろす位置にあるお店なので、キーボード、ベース、パーカッションを従えて歌うKOUの背景に、茅ヶ崎の海がどか〜んと見える好立地なのだ。
もんたのようなハスキーヴォイスのジャズヴォーカルを聴きながら、彼がお勧めの白ワインを飲んでスウィング〜。料理もうまいし、サンセットを見ながらワインを一人1本も空ければ、心地よく酔えるってもんだ。
もうここでのライヴは3回目。お気に入り晩夏のイベント。


これは、前回のライヴ映像。昨年亡くなった彼の母親を歌い上げた「Mother」という曲。(後半に、ウチの妻と風が観客として画面に登場!ボクは異様だということでカットされている。ちっ。)

本たち 9月2日

ラン

ラン

「バッテリー」あさのあつこ、「DIVE!!」森絵都、「一瞬の風になれ」佐藤多佳子。この三作品が、ボクの個人的な大感動スポーツ小説の三大金字塔であることは以前書いたけど。森絵都直木賞受賞後はじめて書いた作品で、「ラン」なーんていう、「DIVE!!」に通じるそのものズバリの作品名なので、かなり期待して読んでしまった。
2日の朝、NHK生活ほっとモーニング」の中で、キョンちゃんが最近のお勧め本の一冊に入れていたほど、それなりにはいいのだが、話がガチガチのスポーツものではなく、メルヘンもの?だったので、期待値が上がった分だけ感動も少なかったなー。期待していなきゃ、よかったのかも?でも期待していなかったら、買わないよなー。
二つの月の記憶

二つの月の記憶

これも実は本よみうり堂でキョンちゃんの書評があったので読んだ本だ。これには、やられた。短編集だが、岸田今日子の物語構成力、毒々しさ、エロティックさ、どれをとってもボクの好みだった。当然のことながら彼女の他の作品も読みたくなり、検索したら。。。。えーっ、こんなに書いてるの〜と唖然とするくらいな量。どれから読めばいいんだろ、教えてOkkaさん(笑)
大島弓子セレクション セブンストーリーズ

大島弓子セレクション セブンストーリーズ

グーグーだって猫である」にかかわる前までは、申し訳ないけど大島弓子の漫画なんて読んだことはなかった。たまたま芸術系の友人(男)と話したところ、読んでいないことを小馬鹿にされた。う〜ん、そんなに凄い作品なのか。早速、彼の推薦した「綿の国星」を読もうと思ったが、神田の古本街でも探すのに相当骨が折れた。全集でも買わない限り、読めないだろうな〜とそれ以外の作品は諦めていたのに、さすが、角川さん、やってくれるじゃないの!
厚さ4.5cmある少女漫画本を通勤電車で読んでいる50代オヤジって、どうよ?とは思ったが、一度読み始めちゃえば、作品の中に入り込んじゃうので、回りの目は関係ないさっ。確かに、こんな漫画を少女期に読んだら、想像力やら感受性が唸りをたてちゃうだろうなー。7作品920円は、とにかく安いっ!