女優 1930年生まれ。個性派女優として親しまれ、ハスキーな声と演技力で人々を魅了した。また、テレビのナレーションやアニメ・ムーミンの声優としても知られている。 父は岸田國士。姉は岸田衿子(詩人・童話作家)。また、岸田森は従兄弟。
2006年12月17日、脳腫瘍による呼吸不全のため死去。享年76。
東京の向島にある私娼窟・玉の井を舞台に、一途な娼婦(山本)と妻子ある中年男との儚い恋を描いた文芸作品。今も根強い人気を誇る荷風の代表作の映画化。艶やかな魅力の山本が演じた素朴で愛らしいヒロインは、見る者を虜にする。 (神保町シアターホームページより引用) 監督:豊田四郎 出演:山本富士子/芥川比呂志/新珠三千代/乙羽信子/織田政雄/淡路恵子 小説のときも、いいな、と思ったのが二人の出会いのシーンで、雨が降って男の傘にひょいと女が入る。 そしてそこから物語が始まる。 男には家族がいて(しかし夫婦仲は非常〜に面倒な話になっている。金も絡んでいる)、女は家族のために身体を売っている。 そんな二人の関…
越路吹雪、岸田今日子、淡路恵子、横山道代の独身四姉妹が、世の男性陣に物申す──!「カモね」「そのようョ」「カワイ子ちゃん」等、数々の流行語を生みだした同名ドラマを映画化。木下亮監督によるポップでオフビートなコメディ篇。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:木下亮出演:越路吹雪/淡路恵子/岸田今日子/横山道代/坂本九/森雅之 画面がなにからなにまでかっこいい! 着ている服もおっしゃれー! こんなポップな映画、大好物である。さて、四姉妹(プラス弟の坂本九もいるんだけど)のお父さんの四十九日、親戚からは縁談を持ちかけられる。しかし彼女たちは、四女はまだまだですが全員ちゃんと仕事もある女性…
「般若の面のように見えるが、 口から出ているのは蛇の舌だ。 これは”蛇”の面だ」 『天河伝説 殺人事件』 榎木孝明,財前直見,岸田今日子,伊東四朗,岸恵子,加藤武,岸部一徳,日下武史,石坂浩二1991/市川崑 能の名家の 跡継ぎをめぐって 起きた殺人事件に 浅見光彦が 迫るお話。 www.youtube.com 東京で男が毒殺された。 彼が持っていた奇妙な形の鈴は 奈良県の天河神社の物だと判明。 一方ルポライター 浅見光彦は 偶然にも 能楽の取材で訪れた 天河神社の近くで 別の殺人事件に 巻き込まれてしまう。 その被害者は 光彦の取材先の能の名家 水上家に 関りを持つ人物であった。 水上家は …
土曜日。昼過ぎから晴天。風やや強い。先週の日曜日に書こうとした残骸には、日曜日。曇天。今までよりはマシだが蒸す。10月の気温ではない。とあった。この一週間での激変ぶり。おっと出遅れちまった!とばかりに倍速モードで秋進行。倍速どころか3倍速。シャアか。シャアといえば、テレビでマントヒヒの社会ではお尻の赤さと大きさが重要という情報のバックミュージックがシャアのあの音楽で。スピード感皆無の絵面との違和感から一瞬で、赤い彗星だから!?と思い至った時はなかなかのアハ体験だった。朝。ハムチーズトースト。コーヒー。梨。ヨーグルト。昼。コンビニのトマト系パスタ。野菜サラダ。ビール。夜。白米。豆腐となめこの味噌…
DVDで映画『この子の七つのお祝いに』(1982年、監督:増村保造)を鑑賞。原作は「第一回横溝正史賞」を受賞した斎藤澪の同名小説。主演は岩下志麻。大映映画で活躍した増村保造による最後の監督作品。角川映画。あの頃映画 「この子の七つのお祝いに」 [DVD]岩下志麻Amazonジャーナリストの母田(杉浦直樹)は政界を影で操る謎の占い師「青蛾(せいが)」の取材に精力的に取り組んでいた。青蛾の正体を知るという元・家政婦(畑中葉子)と接触を試みるが、アポの前日に元・家政婦は惨殺される。病魔に蝕まれてる母田は、彼女は口封じのために殺されたのではと訝しがるが、その母田の前に美しいスナックのママ(岩下志麻)が…
アニメ「岡本忠成 作品集」は2021年に制作され、岸田今日子さんが主演を演じた作品です。そしてこの記事では、その「岡本忠成 作品集」が見られる動画サイトを調べています。主にU-NEXTやAmazonビデオでの配信状況を調査していますが、『Dailymotionとかの無料サイトにはないの?』 『わざわざ登録するのはちょっと・・・』という方向けに、無料動画サイトのリンクも載せています。動画があったとしても違法アップロードされた動画ばかりだと思いますが、気にしない人は無料動画サイトでも動画を探してみてください。1.「岡本忠成 作品集」を無料サイトで探す無料サイトで探す場合は以下のリンクから。 You…
「誰にでも優しいってことは、 誰にも優しくないってことよ」 『黒い 十人の女』 船越英二,山本富士子,岸恵子,岸田今日子,中村玉緒,宮城まり子 1961/市川崑 浮気男の 殺害を企てる 女たちの お話です。 www.youtube.com 夜道を女が歩く。 その女の後を追う複数の靴音。 とうとう女は取り囲まれる。 追手は八人の女たち。 そこへ壁に腰かけた女が こちらに語りかけてくる。 どうやらこの女は幽霊らしい。 「あたし?あたしは十番目の女ですわ。 ほら、数えてごらん。 ここからならよく見えるでしょう。 ほーら。 あそこには女が九人しかいないでしょう?」 そして話は遡る… ■□■□■□■ テ…
斜面の絵はこれまでに何度も描いています。別に斜面が好きって訳じゃないのですが、因縁を感じるのですね。何しろ斜面を転がり落ちるような人生でしたから。 それがまた、高い所からだとまだしも、低いところからどん底ですからね、話になりません。 あ、高い所からだと逝ってしまいますね。まだどうにか生きているので…。しかしながら、ちょっと登ったと思ったらまた落ちてを繰り返す人生でした。七転び八起きどころじゃありません、八転び七起き。余裕もないのに何故絵を描いているかと言うのも、なんと言うかですね…。
1982年に発表された「この子の七つのお祝いに」。この作品は正確には映画なのですが、自分はこの作品を子供の時に、 【金曜ロードショー】というテレビ番組で放送していた物を見ました。 なので、この作品を自分は、テレビ番組として捉えています。 さて、自分が子供の時に、 何故「この子の七つのお祝いに」を見たのか?。 そのきっかけは、憶えていません。 ただ、最初から最後まで見てしまったのです。 この作品で登場する殺害現場の映像は凄惨です。 でも、当時の自分は怖いと思いながら、何故か最後まで見てしまいました。 そして、この作品で今でも印象に残っているのは、 女優:岸田今日子さんの存在感でした。 女優と一言…
ここまで戦争を描いた映画ってないのでは。戦渦における人間性をリアルに描く。 一昨日と今朝の1日1映画は『人間の條件』第五部 死の脱出篇/第六部 曠野の彷徨篇(1961年 日本)を鑑賞。 梶(仲代達矢)の所属する隊がソ連軍の攻撃を受け、梶を含む三人を残して全滅した。 彼らは四人の避難民と合流し、梶に従って移動を始める。 途中で日本軍の一個中隊と遭遇するが、避難民の中に女がいたことから罵られ、食糧を分けてもらうことができなかった。 やがて集落でソ連兵と出会ってしまい、梶はソ連の捕虜となってしまう…。 五味川純平の同名ベストセラー小説を、小林正樹監督が全6部で描ききった超大作の完結編です。 昨日は早…
寄付するしか無い古いLPやEPやミニCDを中古屋に寄付する リスト化 元の所有者にLINEで一応確認したけど、既読だけで長いこと返事無し。返事をしないほうが悪いってことで断捨離する。ゴミ捨てはさすがに気がとがめるので、中古屋に寄付。段ボール箱も送料もこちら持ち。 LP 『西部劇テーマ・ベスト』ビクター音楽産業株式会社 Manolo Sanlúcar『Fantasia para guitarra y Orquesta』RVC株式会社 NOLANS『MAKING WAVES』 チープ・トリック at 武道館 ジャニス・ジョプリン『ジョプリン・イン・コンサート』 ザ・フー『TOMMY』 越路吹雪『ラ…
NHKBS1でやっている辞書作りのドラマである。 辞書は言葉の海を渡るための舟という設定で、 「舟を編む」とは、辞書を作るという意味である。 デジタルの辞書にない楽しさの一つに、 調べたい言葉の近くの言葉に目が行くことがある。 画竜点睛(がりょうてんせい)の睛は、瞳を表す字で、晴ではない。 その横に、迦陵頻伽 (かりょうびんが、 迦陵頻迦 、 迦陵嚬伽: 上半身が人で、下半身が 鳥 の 仏教 における想像上の生物) がある。 これを中学生の時に知って、以来そのまま過ぎたのだが、 テレビで一度だけ、迦陵頻伽が登場したことがある。 言葉に接する頻度というのはその程度のものもあるが、知っていれば、 …
描くきっかけは、世界の小澤征爾がご逝去されたことでした。小澤征爾といえばノーベンバーステップスで、November stepsといえば武満徹で武満徹といえば勅使河原宏で勅使河原宏といえば安部公房で安部公房といえば砂の女で映画『砂の女』を初めて見ました。若き頃の岸田今日子の肌が、砂の乾いた空気の中でひときわ艶かしく妖艶で美しかったです。The impetus for painting was the passing of Seiji Ozawa, one of the world's greatest figures.Speaking of Seiji Ozawa, he is known fo…
4/15(月)12:00~『樋口鳳香・墨美神展~春の果て』開催です。墨美神®︎とは樋口鳳香が水墨で描く、女神や精霊のような存在をいいます。(墨美神®︎は、樋口鳳香の登録商標です) From 12:00 on April 15th (Monday) , Solo Exhibition "Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎" will be held.SUMIBISHIN®︎ is a beautiful being like a goddess drawn with Sumi-ink by Hoca Higuchi.(SUMIBISHIN®︎ is a registered tr…
個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】は いよいよ来週15日(月)から開催です。 会場となる 銀座画廊 美の起原 に伺いましたらDMがなくなっていたので、 わずかですが手持ちの10枚を置いてきました。 少ないですがサインと落款が入ってます。 お世話になっている銀座1丁目奥野ビル6階のギャルリーラーさんにも わずかですがサインと落款入りDMを預けてきました。 来週からの個展は、多くの方にご来駕いただけますように 墨美神とともにお待ちしております。 作家、樋口鳳香は会期中、終日在廊予定です個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】会場:銀座画廊 美の起原会期:4/15(月)~4/20(土)12:00~18:…
3月の読書メーター読んだ本の数:69読んだページ数:3638ナイス数:265あさ (先生からきみへ 1)の感想★★★☆☆読了日:03月01日 著者:扇野 剛たんぽぽはたんぽぽの感想★★★★☆読了日:03月01日 著者:おくはら ゆめたまごのなかで 春の詩 (季節の詩の絵本 1)の感想★★★☆☆読了日:03月01日 著者:はるさんがきた (ひまわりえほんシリーズ)の感想★★★★☆読了日:03月02日 著者:越智 のりこ宿場町の一日 (講談社の創作絵本)の感想★★★★☆読了日:03月02日 著者:いわた 慎二郎教会ねずみとのんきなねこの わるものたいじの感想★★★★★読了日:03月02日 著者:グ…
4/15(月)12:00より個展『樋口鳳香・墨美神展~春の果て』開催です。作品の一部は開催2日目以降にオンライン販売も並行して行う予定です。その際は特設ページに公開されますので、遠方の方にもご活用いただければ幸いです。 ☆個展特設ページ:https://銀座画廊.jp/sumibishin2024/From 12:00 on April 15th (Monday) , Solo Exhibition "Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎" will be held.Some of the works from the solo exhibition "Hoca Higuchi …
墨美神展記念アートカードが、刷り上がりました。今年も2種類×オモテウラで4種類の墨美神が印刷されています。 アートカードは個展のたびにその時々の出展作品で制作しているので、制作する側としても積み重なっていくのが楽しみなんです。 このアートカードは作品をお求めくださった方へ、ほんの気持ちとして添えたいと思っています。 アートカードのみの物販も予定しています さて、個展開催まであとわずかとなりました。皆さまにお会いできることを楽しみにしております。樋口鳳香は会期中終日在廊予定です。画廊初めてという方もぜひ墨美神に会いに来てください。そしてお気軽にお声掛けくださいね。 『美術の窓』掲載記事 個展【樋…
3月31日から一人で京都、大阪・高槻市、鳥取市・砂丘、兵庫県北部の城崎温泉、それから京都に戻る旅をしてきました。昨年の旅行はほぼ全部旅行社のバスで運ばれるお仕着せツアーへの参加であり、見るべきところは見られるが、なんか物足りないというか、今一つ達成感がない。見たというだけで、自分で歩いたという実感は沸かないのです。その点、一人旅はいろいろ自分でルートや宿泊先を考え、予約し、滞在先での時間も自分で調節できるのでそれなりの充実感があります。まあ、食事で言えば、セットメニューにするか、アラカルトで頼むかの違いでしょうが、その差は食事以上です。 京都では「新選組友の会」の仲間と落ち合い、壬生寺、壬生屯…
東洋画の代表である『水墨画』は、日本の軟水と墨によって、濃い墨色から地色である和紙の白に至るまでの、無限延長の濃淡と抑揚によって表現されます。軟らかな水を含んだ墨は、幾重にも重なる和紙や生地の繊維に絡みながら縦横に滲み、元に戻ることをしない。それは刻々と変化する心の有り様にも、前にしかない人生の時間のようにも感じられます。また画面を構成する要素である余白部分は何も描かれない『無』ではなく、気配や、時間や、心を映す『有』であり、水墨画は色彩の持つ感覚性を離れながらも、色よりも深く心を染めるものを内包することのできる芸術ではないでしょうか。 "Suibokuga", which is repres…
瀬戸内晴美(寂聴)の短篇連作集『夏の終り』を映画化した文芸作品。映画に先立ち、同年、TBSでドラマ化されている。妻子ある小説家の小杉は愛人の知子と不倫関係を八年も続けている。ある日、知子の前に昔の恋人が現れ、小杉との関係は亀裂を生じはじめる……。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:池内淳子/仲代達矢/仲谷昇/乙羽信子/西村晃/沢村貞子/岸田今日子/加東大介 そういえば『夏の終り』は満島ひかりで映画になっていました。 にしてものっぴきならない状態、というが濃厚。池内は仲谷の嫁、岸田今日子のことが夢にでてくるし。飲み屋では友人たちに大見栄を切るものの、どうしても気にな…
4月になり、個展開催まであとわずか2024年の個展『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、 4/15(月)〜4/20(土)、銀座画廊 美の起原にて開催です。さて、ここで改めて樋口鳳香の描く『墨美神®︎』と、作家、樋口鳳香についてご紹介させてください。 【樋口鳳香プロフィール】・現代水墨画協会 参事・すみeパフォーマンス墨美麗組伝統の水墨画技法を独自に発展させて『墨美神®︎』を描く。 墨のにじみという偶さかに悠久の美を見つめ、かぐわしき美神たちを表現。 着物を着付けるように表装する、オリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』や 『着物カルトナージュ額装』も展開。 ライブペイントパフォーマンスなど広く水墨画…
アストリッド・リンドグレーン原作、ヨハンナ・ハルド監督、グレテ・ハヴネショルド主演の『ロッタちゃん はじめてのおつかい』と『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』が2Kリマスター版でリヴァイヴァル上映されていて、観てきました。日本語字幕版。スウェーデン映画。 www.youtube.com 僕はアストリッド・リンドグレーンさんの原作本を読んだことがないんですが、彼女は「長くつ下のピッピ」の原作者でもあるんですね。 「やかまし村の子どもたち」や「山賊のむすめローニャ」も書いている。 「ロッタちゃん」シリーズも原作だけでなく、映画も観たことがなかった。 『ロッタちゃん はじめてのおつかい』と『ロッタちゃん…
監督 市川崑 脚本 和田夏十 原作 島崎藤村 出演 市川崑 長門裕之 船越英二 藤村志保 三國連太郎 中村雁治郎 杉村春子 岸田今日子 宮口精二 浜村純 加藤嘉 浦辺粂子 見明凡太郎 潮万太郎 市川雷蔵・潮万太郎 コレステロールが下がるという小林製薬の紅麹サプリ。実は私も薬局でみて買おうかな~~、とってみようかなぁ~と思っていたんですよね。なにやらトマトジュースとか豆乳とか亜麻仁油とか試してもイマイチだったんで。ただ値段みてやめましたけど、ケチな自分を褒めてあげたい(笑。ま、観念してお医者さん通ってますけど(;^_^A。保険3割負担で。 今朝の週刊誌の見出し宣伝には一平さんのついた「ウソ!嘘!…