山梨県 甲府市

8時前に目が覚めた。前日酒を飲んだものの、ほとんどのこっていない。
半ば目を閉じたままテレビをつけて、チャンネルを替える。どのチャンネルにしても小倉さんの挨拶が聞こえてこないので山梨では放送してないのかと思ったものの、他のチャンネルに替えてもワイドショーがやっていない。今日が土曜日だということにようやく気づいた。


泊まったホテルは東横インである。朝ごはんを無料で提供しているが、いつもは御飯やパンを食べないし、どうせ食べるならその土地にしかないものを食べたい。しかし、前日コンビにを見ても、地域限定の料理は特になかったので、ホテルで食べることにした。宿泊料金が安いぶん、そうたいした食事はでないのだ。適当にパンなどをほおばっていると、後から1人できた女が御飯を2杯食べていた。


出かけよう。


甲府城

舞鶴城とも呼ばれる。こちらは武田氏が滅亡した後に建てられた城である。ここにも百名城のスタンプがある。これで私は10個のスタンプを押した。


●昇仙峡
山梨の景勝地なのだが、るるぶを買うまで知らなかった。

甲府駅からバスに乗って40分ほどしただろうか。山の中に入っていく。



終点の1つ手前のバス停で降りて歩くことにした。もっと手前から歩く元気な人もいるのだろう。やっぱり山はちょっと肌寒かった。



とても怖い看板があった。一瞬、引き返すことも考えたがここまで来てしまったのだ。この寒さなら熊も冬眠しているから大丈夫だろう。
先にある土産物屋では、店のオヤジが話しかけてきて地図をくれた。コーヒーも飲んでいくよう勧められたが先を急ぐことにする。






私は歩いた。熊とは出会わなかった。そして人とも出会わなかった。降りてくる2人とすれちがったのみである。人がいすぎる観光地はうっとおしいが、全くいないのも寂しいものである。



滝に虹がかかった。



階段を上ると土産物屋が立ち並ぶ。どうやらゴールについたらしい。山梨の特産品の1つは宝石である。土産物屋は水晶とかの鉱石を販売しているの店が多い。


・影絵美術館

入館料800円が駅においてあった割引券を使って1割引。ただ、美術館とロープウェーのセット券の方が値引率はよかった。さらに、駅にはバスと美術館のセット券も売っていたので、どれが一番お得なのかはわからない。
この影絵美術はそう面白いものでもなかったが、まあこんなものだろう。入館料の高さを考えると人にお勧めはできないが。。。飲み物券も1枚くれたので、これでコーヒーを飲んだ。


・クリスタルサウンド


水晶などなどの展示をしている博物館。いつもは有料だが、私が行ったときは何周年かの記念ということで無料。最後には物販スペースがあるので、こちらで利益を得るということなのだろう。只で見るのも悪いので何か買おうと思ったが、大きな置物の他は、ブレスレットなどのアクセサリーしかないのがつらい。


ほうとう会館

昼ごはんはここで食べることにした。一番大きな店だから、まあまあ有名でテレビなどでも紹介されることがある。

ほうとう作りを体験できるスペースは盛況なようだ。

店の前にあるほうとう饅頭。すごくまずそう。

ほうとうは饅頭などがついたセットのみで販売。これはきのこほうとう1200円。ほうとうは自分で調理する。ほうとう饅頭は期待通り美味しくなかった。ほうとうも、実のところたいして美味いわけではない。しかし、名物がこの味なら許容範囲というものだろう。


・山梨ワイン王国

無料のちょっとした博物館と後に物販スペース。


・昇仙峡ロープウェー

登った。寒かった。

山梨県立文学館・山梨県立美術館

文学館は直筆原稿があったくらいだ。美術館のミレーはすごくよかった。


お土産に信玄餅とくろ玉を買った。
家に帰ろう。


なお、山梨の女性を見て気づいたことがある。背があまり高くなく、今の基準で言えばスタイルが良くないのである。胴長短足が多いのだ。これは今でもほうとうをはじめとする戦国時代の食生活が続いているせいではないかと思われる。
今後の研究課題としたい。



甲府から見える富士山。