『竜騎士はツンデレ』2 〜超長いです〜 ※ネタバレあり うみね

前回
「ベルンの手紙」
というものが存在していた事を書いたけど



「誰に対しての手紙?」
ってところ。


(ルールについてはめんどいのでまた後で)






まあ、普通に考えて
羽入・梨花(ベルンと分離する前)
あたりでほぼ間違いないとは思うけど、



なんだか釈然としない。




羽入ってジョーカーなんでしょ?
とか、必然性が無いと言うかなんというか。

















この手紙は番外編みたいなものとしても全く問題ないけど、
今後物語に出てくる人物として考えた方が面白い。






だとすると
上であげた二人は絶対に出て来れない。








まず羽入。
うしろからヒタヒタついてったら全部見えちゃうよ。

魔女は、真実の裏にしか存在できない存在であると仮定してるんで、
神様の前では存在出来ないものであって欲しい。

そこはしっかり線引きしないと駄目。
そもそも魔女とバトラのゲーム場に神様が出てきちゃ駄目でしょ。
どういう身の振りになるんだ?


ただ前に書いた
「バトラ犯人・心の葛藤説」
と絡めると、どっかで羽入が出てくるのも面白い。
あれはつまり、
バトラは魔女に罪を押し付けてる
っていうことだからね。

魔女を完全否定してしまって
ついにすべてを悟り、自分の罪を認めたバトラ。
全員に何か罪があって、それをバトラが一身に引き受けた為の全員惨殺。




ベアトリーチェの体がバリバリッって破けて中から羽入!



「押しつけずにはいられぬ人の世の罪を、すべて引き受けよう」



ベルン「あんた・・・まだ生きていたの・・・」
羽入「もう一度やり直すのです。六軒島に着いたあの時点から。自分の罪にあがなうのです」


そこで初めて、うみねこの世界での繰り返しが発生する。
こんどは縁寿もいる、サイコロの6が出た魔女のいない六軒島。

何が悪かったのか?
本当の魔法とは?
本当の罪とは?


うーん。嫌いじゃないけど、ひぐらしっぽいね。


この線だと、金蔵を何とかしないと駄目か。

魔法の否定って、金蔵の人生を否定することじゃん。
惨劇回避しようとした場合、金蔵をどうにかしないと、どうしようもないんじゃないかな。

あのベアトとバトラのゲームという行為は
金蔵を追い詰める行為とイコールにできないかしら。





ふと思ったんだけど、


jojoの第三部って、
スタープラチナとかザ・ワールドみたいな直接の力が強いとか
時間を止められるとかっていう超人能力がメインだったけど
第4部はもっと人間の心理につけこんだ能力だったみたいな。

ベルンとラムダって
どっちかっていうと超人系じゃないですか。
勝つまであきらめない、絶対に負けないみたいな

ベアトリーチェの魔法は真実の裏にいる存在
→精神的な働きというか人間の弱さに漬け込んだ部分の強み








脱線しました。
手紙の主でしたね。

あともう一人、分離前の梨花が現れてもしょうがないじゃん。

ただでさえ難しい話なのにこれ以上メタ世界に入ってもね。














んで考えた条件。

・物語(お茶会含む)に今後登場出来る人物
梨花が友人と呼ぶとなるとひぐらしキャラ以外にありえない。
 (ベルンならひぐらしキャラじゃなくても筋が通るけど、盛り上がるか?と思うので)

コレに手紙内容から察するに

・なんかしらんけど弱ってる。
・病気である。
・強力な魔女である。もしくは魔法的な力が使える
・よく笑う。

という項目を含めて極めて都合よく解釈した結果、浮かんだ顔。





↓↓↓↓























































おはよう、圭一君♪



まちがいない。
ベタだけど間違いない。





















赤で言おう。マスターキーは全部で5本し




















































































赤で言おう。この部屋には絵羽、秀吉の二人以外の人間は












































まちがいない。
ぜったいこれだ。


手紙と照らし合わせてみよう。





>貴方の意地悪な笑い顔が、手に取るようにわかるわ。
>あなたはここまでを読んで、絶対に笑っているわ。

正解















>近いうちに貴方のところへお見舞いに行くわ。
>見舞いの品は私。好きなだけ嘲り笑うといい。好きでしょう?そういうのは。




















対魔法抵抗力150%だね。


ベタですが。






えっとですね。
まずはっきりしたいのは、


呼称が


>私
ベルンカステル
>あの子
ラムダデルタ
>貴方
手紙の相手(レナ)
>彼女
ベアトリーチェ


だと思ったんですが、違うみたい。



テキストエディタで上の条件で置き換えてみたらこんな感じになりました。

        • -

◆ベルンの手紙

親愛なる友へ。

お元気ですか、というお約束的な挨拶は、今のレナにはきっと皮肉。
だからこう聞く方がきっと親切。
まだ生きてる?親愛なる友よ。

先日はお返事をありがとう。

まさかレナに、未だ筆を取るだけの気力が残っていたとは驚きです。
まぁ、返事を書くように促したのはベルンカステルなのだけれど。
それでもレナが、ベルンカステルの為に筆を取るだけの気力を奮い起こしてくれた

こと自邸がとても驚き。
あるいは奇跡。

そして貴重なる助言をありがとう。
ベルンカステルもレナの意見に同感。多分、黒幕はラムダデルタ。
ラムダデルタはベルンカステルに復讐するためだけに、ベルンカステルともっとも

相性の悪い魔女を見つけ出し、
ベルンカステルが誘き出されてくるのを待っていたのでしょう。
まんまとあいつの罠にはまったわけです。
…なるほど。それが可笑しくてレナは筆を取ったのかしら。
レナの意地悪な笑い顔が、手に取るようにわかるわ。

ただ、レナの病気を考えると、ベルンカステルにとってベアトリーチェは貴重な存

在かもしれない。
ベアトリーチェベルンカステルよりもはるかに高位の魔女であるならば、
つまりそれは、それだけあなたの病気に近いということ。
つまりそれこそが、レナを、いえ、ベルンカステルたちを蝕む病気から逃れる唯一

の方法であり、
ベアトリーチェはそれを実践しているということ。
…そして皮肉にも、ベアトリーチェはそれをベルンカステルに教えてくれていると

いうこと。
まぁ、どうでもいいことかもね。でも、ラムダデルタの茶番に付き合うことで、
レナの病気が少しでも快方に向かうのならば。
どうかぜひ、ベルンカステルに力を貸してほしいの。

ラムダデルタは、このゲーム盤にベルンカステルは“絶対”に勝てないと豪語して

いる。
その時点で逆説的にルールXは判明しているの。本当に馬鹿な子ね。
つまり、物語が常に6月20日から始まるようなもの。
恐らくこれが、ベアトリーチェなる魔女の心臓部でしょう。

なるほど、だとするとこのベアトリーチェという魔女は確かに面白い。
ベルンカステルもラムダデルタも、そしてレナも知らなかった世界を、ベアトリー

チェは切り拓いている。
それを魔法の根源とするルールY。
ラムダデルタも少し触れたようだけど、ベアトリーチェの域には到底及んでいない


もしこれこそを魔法と呼ぶならば、ベアトリーチェを除き、
ベルンカステルたちは誰一人魔女などと名乗れないに違いないわ。
その意味において、自らの魔法体系を組み上げたベアトリーチェは、
魔女としては初心の部類に入りながらも、その域は魔女をすでに凌駕して、
…レナの域にまで踏み込み掛けていると言えるかもしれない。
もしベアトリーチェがそれを強く意識し、理解したならば。
ベルンカステルは愚か、ラムダデルタさえも足元には及ばない。
……そして多分きっと、レナと同じ病に冒されることでしょう。
しかしそれにしても、実に面白い。
このルールYこそが、魔女ベアトリーチェの存在そのものではないかと見ているの

そう。ここまではベルンカステルも解析できた。
そしてもう一つ、ルールZがあるのは間違いないの。
だってルールXとYだけでは説明できない現象が余りに多数、観測されているから

ルールZの正体は不明。
ラムダデルタの言動から探るに、
どうもこの要素がベルンカステルにとって致命的に相性が悪いものの様子。
“それ”がヒントなのだとしたら、……いったい何なのかしら。

ベルンカステルは取り合えずこのルールZを、真相から煙に巻く、迷路的な存在だ

と仮定してみた。
つまり、ルールXとYにベルンカステルを近付けまいとする迷路ね。
ベルンカステルの力は、百年を掛けて迷路の全ての分岐を確かめて地図を書き上げ

るのに似ている。
つまり、どんなに複雑な迷路であろうとも、いつかは必ず攻略できるということ。
(ちなみにラムダデルタの場合だと、出口に辿り着くまで、
千年を掛けようとも右壁に沿って歩き続けるようなものなのかしら。
いいえ、出口まで一直線に一切回り道をせず、
全ての壁に穴を開けて通り抜けていくような感じね)

そんなベルンカステルと“相性の悪い迷路”とは一体何…?
考え付くのはひとつしかない。
つまり、……地図を書いていくことが意味のない迷路。
例えば、ぐにゃぐにゃと常に形を変える不定形の迷路とでも言えばいいのか。
なるほど、この概念なら、ラムダデルタの言うジャンケンでも説明できるかもしれ

ない。



ベルンカステルの力でも攻略できない迷路でも、
壁を貫いてゴールに向かえるベアトリーチェにはまったく障害ではないわけだし。
                   ↑↑↑↑↑↑↑↑↑


……概念では理解できるの。でもルールとして捉えようとすると、全く理解ができ

ない。
だってルールとは本来、不変なものでしょう?
不定形なるものがルールであるなんて、ベルンカステルの知る常識を超えている。
固体でなければならないのに、液体である一面を持つなんて。……まるで水銀ね。
水銀はラテン語で“生きた銀”。 そして不老不死に通じると信じられ、
錬金術師たちの研究対象として珍重された。
皮肉ね。つまりはまさに、ベアトリーチェの自称する魔女や錬金術につながるとい

うこと。
このルールZが解けない限り、……いいえ、解けないからこそ、
ベアトリーチェはまさに魔女であるということ。

……あぁ、ここまで書いていて腹立たしくなっていったわ。
あなたはここまでを読んで、絶対に笑っているわ。えぇ、賭けてもいい。
そろそろベルンカステルの困り顔を見て、さらに嘲笑ってやりたくなってきたころ

でしょう。

近いうちにレナのところへお見舞いに行くわ。
見舞いの品はベルンカステル。好きなだけ嘲り笑うといい。好きでしょう?そうい

うのは。
だから久し振りの友人を迎える為に、どうか生き返ってちょうだい。

        

まだ親愛であると信じているレナの友人   ベルンカステルより

        • -

つまり
>私
ベルンカステル
>あの子
ラムダデルタ
>貴方
手紙の相手(レナ)
>彼女
ベアトリーチェ
とは断定できないということ。


よし、都合よく解釈するぞ。





>ただ、貴方の病気を考えると、私にとって彼女は貴重な存在かもしれない。
>彼女が私よりもはるかに高位の魔女であるならば、
>つまりそれは、それだけあなたの病気に近いということ。
>つまりそれこそが、貴方を、いえ、私たちを蝕む病気から逃れる唯一の方法であり、
>彼女はそれを実践しているということ。
>あの子の茶番に付き合うことで、貴方の病気が少しでも快方に向かうのならば。
>どうかぜひ、私に力を貸してほしいの。

病気をオヤシロモードに仮定

都合よい解釈

        • -

ただ、レナのオヤシロモードを考えると、私にとってラムダデルタは貴重な存在かもしれない。
ラムダデルタが私よりもはるかに高位の魔女であるならば、
つまりそれは、それだけレナのオヤシロモードに近いということ。
つまりそれこそが、レナを、いえ、私たちを蝕む「奇跡は必ず起こる症候群」から逃れる唯一の方法であり、
ラムダデルタはそれを実践しているということ。
ラムダデルタの茶番に付き合うことで、レナのオヤシロモードが完全に必要なくなるのならば。
どうかぜひ、私に力を貸してほしいの。

        • -

繰り返しを経て成長したこと、
羽入と関わることでレナは摂理として歪んでしまった。
(もともとのレナがオヤシロモード、物語開始の時点で発狂指数が高いから鬼隠しでもやりたい放題だった)
病気は「奇跡は必ず起こる症候群」。だって神様も仲間にして奇跡を起こしちゃったんだから。
オヤシロモードが混在しているレナ(本来のレナ)が消えかけている事を死にかけみたいな描写にしているんだろうと解釈。
神様と生きていくことは許されないので、レナはオヤシロモードを捨てて仲間と一緒に新しい生を進まないといけない。

ラムダデルタがベアトの黒幕で、ベアト(まさに魔法使い)をコントロールすることが、奇跡を否定すること。(実力だから)
そんなラムダに打ち勝つ(実力での勝負に持っていく)ことがオヤシロモードを捨てる事になる。
んで、そんなレナも魔女(でいいよね?)あつかいにするとタイプ的にはラムダと同系。
超火力型。


とか考えてたんだけど。



いや、正直に白状すると
なんとなく手紙の置き換えとかしてたら、事情が変わった。


都合よく解釈論法より、
この置き換え論法のほうが、面白い!
ちょっと振り出しにもどって模索するわ。<だいぶ意味不明文章ですいません。この辺から、メモの如く、書いて考えてます>




病気 = みんなの気持ちが一つになれば奇跡は起こる病
病気 = 雛見沢症候群
病気 = アンチミステリー

この三つは同じ意味でいいかも

病気によって死に掛けている訳じゃないね。
>私たちを蝕む病気
って言ってるしね。


この「病気」っていう言葉も複数意味をかえてるね。

>彼女が私よりもはるかに高位の魔女であるならば、
>つまりそれは、それだけあなたの病気に近いということ。
>つまりそれこそが、貴方を、いえ、私たちを蝕む病気から逃れる唯一の方法であり、
>彼女はそれを実践しているということ。

この辺とかあやしいね。




よし、置き換え。

        • -

ただ、レナの「奇跡は起こる病」を考えると、ベルンカステルにとってベアトリーチェは貴重な存
在かもしれない。
ベアトリーチェベルンカステルよりもはるかに高位の魔女であるならば、つまりそれは、それだけレナの「奇跡は起こる病」に近いということ。
つまりそれこそが、レナを、いえ、部活メンバーたちを蝕む「奇跡は起こる病」から逃れる唯一の方法であり、ベアトリーチェはそれを実践しているということ。
…そして皮肉にも、ベアトリーチェはそれをベルンカステルに教えてくれているということ。
まぁ、どうでもいいことかもね。でも、ラムダデルタの茶番に付き合うことで、
レナの「奇跡は起こる病」が少しでも快方に向かうのならば。
どうかぜひ、ベルンカステルに力を貸してほしいの。

ラムダデルタは、このゲーム盤にベルンカステルは“絶対”に勝てないと豪語している。

その時点で逆説的にルールXは判明しているの。本当に馬鹿な子ね。
つまり、物語が常に6月20日から始まるようなもの。
恐らくこれが、ベアトリーチェなる魔女の心臓部でしょう。

なるほど、だとするとこのベアトリーチェという魔女は確かに面白い。
ベルンカステルもラムダデルタも、そしてレナも知らなかった世界を、ベアトリーチェは切り拓いている。
それを魔法の根源とするルールY。
ラムダデルタも少し触れたようだけど、ベアトリーチェの域には到底及んでいない。

もしこれこそを魔法と呼ぶならば、ベアトリーチェを除き、
ベルンカステルたちは誰一人魔女などと名乗れないに違いないわ。
その意味において、自らの魔法体系を組み上げたベアトリーチェは、
魔女としては初心の部類に入りながらも、その域は魔女をすでに凌駕して、
…レナの域にまで踏み込み掛けていると言えるかもしれない。
もしベアトリーチェがそれを強く意識し、理解したならば。
ベルンカステルは愚か、ラムダデルタさえも足元には及ばない。
……そして多分きっと、レナと同じ「奇跡は起こる病」に冒されることでしょう。
しかしそれにしても、実に面白い。
このルールYこそが、魔女ベアトリーチェの存在そのものではないかと見ているの。

        • -

>レナの「奇跡は起こる病」が少しでも快方に向かうのならば。

これってアンチファンタジー側の発言ですよね。


>なるほど、だとするとこのベアトリーチェという魔女は確かに面白い。

という部分から、ちょっと特殊な魔女である(少なくともベルンラムダとは違う)ということが読み取れる。


>それを実践

それが書いてないから困る。
ベアリーチェがやっていることってなんだ?
・ベルンと戦う
・バトラを騙す
・魔法を認めさせようとしている

        • -

>ただ、レナの「奇跡は起こる病」を考えると、ベルンカステルにとってベアトリーチェは貴重な存在かもしれない。
ベアトリーチェベルンカステルよりもはるかに高位の魔女であるならば、つまりそれは、それだけレナの「奇跡は起こる病」に近いということ。
>つまりそれこそが、レナを、いえ、部活メンバーたちを蝕む「奇跡は起こる病」から逃れる唯一の方法であり、ベアトリーチェはそれを実践しているということ。
>…そして皮肉にも、ベアトリーチェはそれをベルンカステルに教えてくれているということ。

        • -

つまり、
ベアトリーチェの魔法はアンチミステリー(奇跡は起こる病)で出来ているからレナの「奇跡は起こる病」に近い。
ただし、ベアトリーチェは「奇跡は起こる病」から逃れる必要があって、ベルンカステルと戦いつつバトラ達に魔法を認めさせようとしている。


矛盾してる!

>「奇跡は起こる病」から逃れる
ってのは「奇跡は起きない」と認めることでしょ?
ベアトは、アンチミステリーなのに、アンチファンタジーになろうとしている。
あ、バトラが犯人だとしたら、
バトラは、アンチファンタジーなのに、アンチミステリーになろうとしている。
(ずっと魔法のせいにしてる訳だから)

なんだよ、このゲームって
お互いが入れ替わるか
二人とも自爆するか
どっちかしか無いじゃん。

つづく(眠いので)