- 作者: いましろたかし
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
作者も緑内障とつきあいながらのマンガ家人生で、それは、
大分前のエッセーマンガで読んでいて、お達者そうでなによりです。
帯文句
帰ってきたひましろ先生相変わらずボヤきまくり!!
いましろ漫画の最高峰『釣れんボーイ』が、ふたたびスタート!!舞台はやはり三軒茶屋!!
めまぐるしく移り変わる世情を嘆きつつ、道楽である釣りにいそしむ漫画家・ひましろたかし!!猫との愛情あふれる日常!!寄る年波には勝てずキシむ身体!!そんな日々を余すところなく描いたシリーズ再開!!
結局このマンガも、以前のように、釣りと猫と、あと映画の宣伝したいつもりが、
抑えるつもりだった?政治ネタの不安つぶやきがバンバン入って、
バランスの悪いマンガになってると思いました。でも政治ネタ言いたいんだろうな〜♪
医者通いが頻繁で、国保マンセーなのに政権批判とはこれ如何に、
と國士樣は読んでニガニガしく思うでしょうが、作者的にロジックはあるんでしょう。
日刊ゲンダイをやめて夕刊フジにして半年経過して、思想がブレるかどうか、
社会実験してほしいと思います。誰か市井の篤志家スポンサーにならないか。
奥さんがまだ働いていて、以前のマンガに、夜布団で横になって電気消して、
「赤ちゃんほしい…」と言って、作者が、余暇等で消費するからか、
金銭的に育児費用が捻出出来ないからそれはダメ、的な場面があったのを思い出します。
三茶の借家と、軽ですが自家用車はまだ維持出来ているようで、素晴らしい。
全然中流だと思います。昼も、基本外食で、自炊しないし。
親の老後を見ない旨三下り半の場面は、鼻白みますが、弟さん(妻子あり?)の、
借金云々の描写で、前作『永遠のケツ』の後半は実話ベースだったのかと、
呆れました。禁煙治療もしてるのにやめられないのかな?そこはぼかされてる気が。
ただやめられないのと、保険治療で禁煙外来通ってるのにやめないのとでは、
突っ込まれるスキ度がダンチ。頁108で、年金も払ってないとあり、
漫画家って、協会だかなんかがそういうの面倒見いいんじゃなかったっけ、
と思いました。老後は公営アパートか借家維持か帰郷か。
独自の漫画論マンガ哲学語ってる箇所がありますが、
漫画専門学校の講師の口がかからないか、プレゼンしてると思いました。
日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理: 中国から帰化して驚いた フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判
- 作者: 石平
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2016/09/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
(石平は黄文雄ほどのインパクトがない気がする。黄文雄は名前からして、
総統暗殺未遂者と同姓同名で面白いし、ジョージ秋山のマンガでも、
ハカセキャラとして登場してるし。但し初版と三版で描かれ方違う気瓦斯)
新釣れんボーイは、石平本の読者からやいやい言われるような出来上がりで、
実際アマゾンレビューでは、馬鹿な左翼のなれの果てという評が、
多数のお客様が役に立ったと考えていますそうですし、
んで、スタンディングとか首相官邸前通いとかしてる人も、お活
かつて革新は、セクト間の不毛な争いで支持者激減の経緯があるから、
作者を特に批判はしない、されないと思いますが、
(不満な候補者でもほかにいないから投票する論理。けど落選)
作者も書いてないだけでデモとか行ってんですかね。どうでしょう。
頁146
ちっきしょう
「反権力」なんて
当たり前のハズ
なんだけど
いつの間にか
ただの
「変わり者」に
されちゃったな
ふざけやがって『ファシズム』
まさか
体験するとは
思わんかったよハハハ
反権力の中でも変わり者なのか、変わり者だから反権力なのか、
私も変わり者なので判断できんです。以上
【後報】
あと、A6版164頁の厚みで、描き下ろしでなく雑誌連載の単行本化、
つまり、原稿料出てるから、その分上乗せ積み上げしなくてよいのに、
消費税8%加算で \928 は、いかにも高いです。普通600円台だろ。
そこだけデフレ脱却に同調してアベノミクスされてもな〜、
言行不一致と言われても仕方ないです。ついったなどで釈明は、
なかった。映画の上映が終わってるのはご愛嬌。
売れなかったら二巻出ないから、一巻と書いてないそうですが、
連載はどうなってるんでしょうね。
(2016/11/22)