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6月と8月に訪れた大学の先輩の自転車工房、アトリエ周辺のサイクルマップが公開された。私はこのマップのごく一部のコースしか走っていないがとても良いコースだったのでフリッカーの写真をまとめてみようと思う。
諏訪周辺のサイクルマップのエントリー
訪問時の私の日記
大学の先輩が長野県上伊那郡箕輪町にアトリエを建設中でその手伝いに行ってきました。この先輩、イタリアで10年、自転車工房「ZULLO」で働いていたのですが、なんと木製のオリジナル自転車も作るんです。
長野は八ヶ岳やアルプスなどには行ったことがあったけれど諏訪湖から下の地域は初訪問。この辺の民家には特徴的な蔵や田園風景、古い雰囲気ある集落があり東側には標高1200メートルの萱野高原、杖突峠、有賀峠、もみじ湖、西側には天竜川、北上すれば諏訪湖と走る場所には事欠かない、山に登るにしても向かいは駒ケ岳、北南アルプス、八ヶ岳もすぐ近くとアウトドア天国で素晴らしい場所でした。
こんなところを製作の拠点にできるなんて素晴らしー
Atelier KINOPIO
諏訪湖、杖突峠
私が走ったルートはオレンジのルート諏訪湖周辺、杖付峠の辺り。杖突峠、杖突街道には南部、高遠町から入り北上し杖突峠を下り諏訪湖を目指した。高遠の辺りは城下町、宿場町の雰囲気があり良い。杖突街道に入ると車も少なく谷をぬけてのんびり走る事が出来る。杖付峠頂上に眺望は無いが、諏訪に下る途中眺望ポイントあり。
天竜川を上り諏訪、諏訪-有賀峠-もみじ湖-かやの山荘(萱野高原)
天竜川の起点、釜口水門から諏訪湖側
釜口水門、反対側は天竜川
天竜川
地図上の湖がもみじ湖。もみじ湖へは諏訪湖から有賀峠を上りゴルフ場の分岐から脇の林道(442)へ入る。有賀峠、ゴルフ場までは斜度もきつく車も多く厳しいが一度林道に入ればもみじ湖、かやの山荘(萱野高原)まで静かな林道を走ることが出来る。萱野高原は1200mと標高が高くむかいの南アルプス伊那谷の一望は最高ー
有賀峠を越えゴルフ場の先、林道442に入れば車も少なく走りやすい。
おっちゃんマイペース。
まずはもみじ湖目指す。もみじ湖から先かやの山荘(萱野高原)までが案外長い。
ラスト山荘からは抜群の眺望
緑のルートはダートらしい今度はMTBを持って訪れたいなー
Atelier KINOPIO
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東村山 正福寺 千体地蔵堂(国宝) Higashimurayama-shi Syofukuji Temple Sentai-Jizoudo...It is Japan's national treasure. Sony α NEX-3
土曜日に近所の里山を走りがてら東村山の正福寺の地蔵まつりを撮影。ここの地蔵堂はなにげに国宝で年数回堂内に入れて拝観できる。
3時以降は写真撮影もOK。お祭り、お寺の規模は大きくないので地元の人が来るって感じ。屋台で東村山名物、黒焼きそばもばっちり食べた。
東村山にきたら黒焼きそばを是非。地元の企業が作った黒いソースで味付けされたそのまんま黒い焼きそば…この辺の飲食店のメニューにはほとんど?あって市役所の食堂にもあるw
今回撮影は三脚持参。三脚を使ったシーンはばっちりとまってクオリティ上がったみたい…重いけど。今回は三脚、手持ちの定点撮影なので背景が変化しないためNET動画のビットレートでも劣化せずにすんでブロックノイズ発生ぜずで綺麗。今まで撮影してきた映像は主にアクションカム、オンボードカメラの映像で走りながら撮るため常に背景が変化していた。この映像だとNETの共有動画、youtubeとかvimeoのような容量に制限があるサービスには厳しいんだな…
NET動画には三脚やスタビライザーを使った定点撮影をメインにしてアクションカムの映像は少挟む程度にしないと厳しいのかもしれない…結論スタビライザー、ステディカム使ってみたい。
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結局SONYのアクションカムHDR-AS15を入手…
今まで使っていたSONYのCyber-shot DSC-TX20との比較&マウント&画角(手ブレ補正)のテスト動画。
良い点…使っていたTX20に比べ広い画角で圧倒的に振動が少ない。これは手ブレ補正の120°、手ブレ補正無しの170°両方で少なく感じる。なんつーかやっぱり広角有利。そして手ブレ補正の効く120°ではさらに安定する。購入前は無線ラン無しのHDR-AS10で十分と思っていたが無線ランでスマートフォンをモニタ化出来るのはとても便利、必須。接続、反応レスポンスも悪くない。外付の簡易光学ファインダーで十分と思っていたがこれは良い。
ダメな点…画質は正直ビットレート?感度?を上げて欲しい。特に明暗差が大きい場所、ピーカンの林間とかで暗い部分にブロックノイズが目立つ。フルHDはいいからHDサイズの容量を大きくしても圧縮を下げてほしい。RGBのバランス、青が強くて安っぽい画質、付属の防水ハウジング、マウント類。
マウントその1(市販のBLT-HB1、頭にゴムバンドでとめる形式。シティ&マウンテンキット&タイラップで補強)左右(パン)の調整は可能だが上下(ティルト)の調整は出来ない。これでも走行時は特に問題、不安定感はなかった。マウント自体が大きくベルトが不格好でマウントを自作する事にした。
マウントその2(マジックテープ)HDR-AS15は防水ハウジングを使わない素の状態では軽くマジックテープの固定でも問題ない。接着位置を変えて上下(ティルト)の調整は出来るが左右、斜めの修正は予めマウントで調整しておかないといかん…斜めってた。
マウントその3(マジックテープ)サイドに張り出し目立つので耳の横、ヘルメットから下方向に取り付けるマウント。サイドの肉厚を増やして接着面を増やそうと考えたが肉厚を増やしすぎた…不格好。肉厚を減らしスマートにしたい。
マウントその4(ミノウラのハンドルマウントVC-100)純正アクセサリのハンドルマウントVCT-HM1はプラで固定が甘いというレビューを見かけるがミノウラのハンドルマウントVC-100は金属製でばっち固定が効く。ゲレンデDHの振動、速度域ではわからないが、ロード、里山MTBでは問題ない。素の状態のHDR-AS15には三脚穴がないので使用には防水ハウジング必要。このハウジングが癌で、でかいし重いし曇るし音が篭って悪くなるが画角は安定する…
HDR-AS15の売りは素のボディーのコンパクトさスマートさだと思う。その良さを生かしたマウントがほしー。いずれにせよTX20よりは良さげ。まあサイクリングが楽しくなる製品だと思う…
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近所をMTBで撮影してきた。
流石にmtbで速度が上がるとハンドルマウントのTX20では振動で厳しい。ヘッドマウント化するのが安定して良いと思うがTX20の横長弁当箱スタイルを頭に付けるのは…森の中、光量が少なくなると画質が劣化する。こればかりは明るいレンズや高感度の機材が必要だ…
そしてここの所たて続けにアクションスポーツ用のカメラがSONYとGoProから発表された。SONYのHDR-AS15はレビューも上がりはじめていてハードは良いけどマウントなどのソフト面が駄目過ぎる、実際使ったのか等、いかにもアレな感じのレビューを目にする。
思うのはGoproの新製品HD HERO3 の4k画像や高フレームレートの映像は魅力的だが最終出力がWebの自分には持ち腐れ感を感じ、4k以前のHD動画のクオリティの変化を知りたい。
先代のGOProのHD HERO2のとSONYのHDR-AS10との比較動画をみたがGOProは暖色にふられていて森の中やアウトドアで映える味付けがされていて魅力的。一方のソニーは寒色にふられていてこの辺のノウハウはGOProだなと感じた。つーか先代のGOPro2でも見栄えはHDR-AS10と大差ない…GOPro2でいいんじゃんw
GOPro2でこのクオリティなら新製品のHD HERO3ならどうよとも思うが実は4Kや高フレームレート以外の既存の規格、HDサイズではGOPro2とGOPro3は大きく違わないのではと勘ぐったりもする。それとボディーがコンパクトになったとはいえ横長の弁当箱スタイルは改良してほしい。
比較動画をよく見ればソニーの手振れ補正は有効だしソフト面、特にあのクソでかい防水ハウジング、折角コンパクトなハウジング無しのボディーに三脚穴が無い点、画像を暖色に振る等、細かい改良は難しくないはず。基本ハードは良さそうなのでほんと詰めをしっかりして製品化してほしい。
結局直接比較動画をみてみないとわからないが買うとしたら…投げ売りのGOPro2やSONYの無線なしのHDR-AS10も安ければアリなのではないかと思う…1万位だったらwっとその前に被写体、モデルをどうにかしたい。。
NEX-3にはCanon FD 35/2.0を装着。前回50ミリで狭く感じた画角は改善。若干大きく、こいつもピントリングが渋くフォーカシングで震えてしまうけどw…この銀縁のCanon FD 35/2.0は通称アトムレンズとかトリウムレンズと呼ばれ当時屈折率を上げるためにトリウムなどが使用されていたようだ。こいつも測ると0.6μSv/hほど。10センチも離せば減少するが。しかしあの事故により自分が実際この数値を測ることになるとは…
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12.10.08 Hannou-ArimaTouge
飯能、秩父、有間峠-白石峠、グリーンラインにかけて輪行してきた。今回も動画を撮影。前回の撮影は平地が主だったので山の登りと下り、特にダウンヒルでどんな映像が撮れるか楽しみだった。
機材はハンドルにソニーのコンデジTX20、おさえとしてSony α NEX-3とレンズはCanon FD 50/1.4を用意。
コースは飯能駅をスタート、名栗湖、有間峠、秩父、定峰峠、白石峠、グリーンラインを経て飯能に戻るコース。このデータだと獲得標高が4700mと表示されているが正確には2300m前後で距離は111キロと短いが大きなピークが二つありなかなか厳しい。
前回SonyαNEX-3にはLeica Summarit 50mmF1.5という50年前のレンズを装着していたがピントリングが渋くマニュアルフォーカスをうまく決めれず今回はCanon FD 50/1.4にした。前回持っていったLeica Summarit 50mmF1.5は設計が古く開放時ボケは流れてしまうがそれが個性的で好みだった。しかし流石に動画の連続したフォーカシングには厳しい…というかオーバーホールがいるみたい。
レンズを変えたからといってうまく撮れるかといえば、未だにピントリングをどちらに回したら遠景、近景にピントが合うか咄嗟に迷う…課題としては手ブレ、自転車を降りて撮影しているNEX-3の映像をもう少し安定させたい。
手ブレには三脚やスタビライザーを使用するのが有効だが、自分の場合、撮影がメインというわけではなく自転車に乗る事と両立したいと考えていて重くスマートでない装備は出来れば避けたい。
NEX-3は一眼の中では格段にコンパクトだがやはりまだ大きい。今回はザックに入れて持ち運んだけど、ザックも出来れば携行したくはない。腰いたくなるし…結局自分が自転車で許容出来るサイズはiPhoneやGR、TX20などのコンデジまでのサイズなのだが、映像的にはAPS-C、一眼で撮った映像に魅力を感じ惹かれる…
そんなこんなでNEX用の手ブレ補正が付いた50ミリ1.8のレンズと(本音は今回撮影でも感じたのだが50ミリ(35ミリフィルム換算で80ミリのレンズ)のレンズは一歩も二歩も下がるシーンが多かった。広角すぎる画角は好みではないが標準レンズ域、35ミリフィルム換算で35〜50ミリのもう少し広角で明るく手ブレ補正の付いたNEX用のレンズをラインナップに加えて欲しい。マクロはいらないから…)それと テールゲーターとコレが…