暇潰し

京阪電車といえば、意味不明なダイヤ設定・意味不明な料金設定・意味不明な事業計画で有名な鉄道会社です。

そんな京阪が全力でネタに走った中之島線と、その弊害についてちょっと考えてみましょう。
※基本的に昼間ダイヤを扱います。あと、停車駅を把握しているという前提で話を進めます。説明めんどくさいので。


まず淀屋橋出町柳間の「特急」

以前は空気輸送空気輸送と批判されていましたが、ここ数年でようやく利用者が増えたようです。

30分に1本「特急」の間に紛れて走る「快速急行

主に中之島線用に製造した3000系が使用されますが、肝心の中之島線内はガラガラです。
中之島〜京都方面直通をアピールするための列車だそうです。

快速急行」に割り振った分の運用を埋める淀屋橋枚方市間の「特急」

大阪側の特急の運転間隔を10分間隔に合わせるためだけの列車です。
ほとんどが快速急行に乗り継ぐので特に意味はありません。

「準急」

大阪側では優等、京都側では各駅停車になります。大阪側ではなぜかいつも混雑しています。
1時間あたり4本という変則ダイヤです。

区間急行」

中之島線へ向かう列車ですが、当然中之島線内ではガラガラです。
大和田〜西三荘利用者のためだけの列車といっても過言ではないかと思うぐらい空気輸送です。
1時間のうち4本(土休日は2本)は萱島行き、2本は樟葉行きとなります。

「普通」

準急が1時間あたり4本なので、10分間隔を維持するため2本は出町柳行きですが残りは萱島行きです。


1時間あたりの設定本数をまとめてみます。
「特  急」淀屋橋出町柳:4本
「特  急」淀屋橋枚方市:2本
快速急行中之島出町柳:2本
「準  急」淀屋橋出町柳:4本
区間急行」中之島〜樟 葉:2本
区間急行」中之島〜萱 島:4本(2本)
「普  通」淀屋橋出町柳:2本
「普  通」淀屋橋〜萱 島:4本

ここで現れる問題点
・10分間隔に似せた30分間隔
守口市萱島間が過剰
などなど

開業後のダイヤ修正で手をつけられていないので、今のところ改善する気はないようです。
もっとも、利用者側もパターンさえ覚えればさして面倒なダイヤでもないようですが。

ネックとなっているのは快速急行の存在意義程度なので、2006年のダイヤをベースに

「特  急」淀屋橋出町柳:6本
「急  行」中之島枚方市:6本
「普  通」淀屋橋出町柳:6本

まで簡略化できるんじゃないかと思います。
これはこれで問題が続出するでしょうが、その時はその時で対処すればいいでしょう。
なぜなら現在の京阪がそうなので。

暇つぶしに何か書こうと思ったらこんな時間になってしまった…。