日々精進これにあり

この世の中に日々精進していると断言できる人はどれくらいいるかな〜と考えるとき、人ってなんだろうと考えがとまってしまったりします。いうまでもなく日々精進するのは大切です。でも人間というのは、楽な方向に流されやすいものです。あくまで流されやすいだけで、必ず流されるというわけではありませんが、何か心に心棒となる思想は確かに大切でしょう。それがない人は、明らかに世の中の動きや、そのほか瑣末のことに流される傾向があるものなのです。別に一見悪いと思える方向に流されること自体決して悪いことではありませんが、しかしながら、自分が流されたくない方向に流されていく人々を見ていると、彼らはなぜそういう人生を歩んでいるのだろうと、ふと思ったりもします。人生はいうまでもなく、自分で切り開いていくものです。どんなにどんづまりにみえても、四面楚歌に見えても、探し続ければ大いなる高みに上る道があるものです。残念ですが、そのことに気づいている人はとても少ないのです。しかしながら、それらの人は現時点でそのような道があることに気がついていないだけであり、将来それも近い将来にははっきりと意識してそのような道を歩み始めるのでしょう。日々精進、それは、これからの世の中では、誰にでも当てはまる言葉になることでしょう。あるいは、意識しなくても日々精進できる世の中が訪れると言い換えてもいいのかもしれません。