水間鉄道

今週より、勤務地がちょいと変わりました。
今までは、南海貝塚駅から水間鉄道バスに乗っていましたが、
今週から水間鉄道に乗って通勤しています。


水間鉄道は、海辺の貝塚から、内陸の水間観音までを結ぶ、ローカル線です。


今回の転勤で、生まれて初めて乗りましたが、
その運行のシステムがすごい。


過去にはとても経営が苦しかった時代があったそうですが、
そのせいか、とにかくコスト削減に徹しています。


ローカル線なのに、PiTaPaが使えます。
お世辞にもドル箱沿線とは言えない場所を走っているのに、PiTaPaが使えます。
電車でPiTaPaといえば駅の改札で使うものですが、水間鉄道は違います。
車両の中にタッチセンサーが付いてます。
まるでバスです。


これによって、駅に駅員さんを配置せずに運行できます。
PiTaPaのタッチセンサーも各駅に設けなくてよいので、
車両の編成分(おそらく2編成)だけで済み、導入コストを抑えているものと思われます。


最初は「資金の少ない会社がなんでPiTaPa?」って思いましたが、
水間鉄道PiTaPaを活用して、人件費を削減できています。


新しいシステムを導入して、固定費を削減する。
基本ですが、なかなかうまく実現できるものではありません。
じっくり観察すると面白そうな鉄道会社です。