時間管理ツール"Toggl"を認知行動療法の補助として使ってます。
目次
Togglとは?
私は"題名付きのストップウォッチ"だと認識しています。どの仕事を何分やったのか?を記録していきます。
Webサイト
Androidアプリ
スマホでいちいちタスクの情報を記述するのは面倒ですが、既存のタスクの"続行"なら、文字入力は一切必要ありません。
夜寝る前は、前日の"就寝"タスクの続行を開始してから眠っています。
朝飯前の運動場の歩道の掃除の前も同様。
これは助かります (*´∀｀*)
※iPhoneアプリもあります。
PC用アプリ(Linux)
スマホ用アプリと同じインターフェースです。
タイマーはサーバ側で管理されているらしく、Webページを閉じてしまってもタイマーが狂うことはないので、PC用アプリは必要ないのではとも思いましたが、応答が速いので結構便利ですね。
※Mac, Windows用アプリもあるようです。
【参考】
Toggl - Time tracking that works
https://www.toggl.com/
認知行動療法の補助として
私は現在、心療内科で認知行動療法を受けています。まだ始めたばかりなのですが、"自分の気分を把握すること"が要点だと教わりました。
ホームワークの用紙をもらって記録をつけていますが、Togglもこの目的で使うことにしました。
その日の気分・体調を把握する
当初、私はプログラマを目指して勉強しているので、その時間だけを記録しようとしていましたが、今は、とにかく何でも記録しようと考えています。さすがに、食事や入浴などは記録していませんが…。
ただ、睡眠時間は記録しています。
前述のようにAndroidを使って。
やったことの種類と総時間によって、自分のやる気や体調が分かります。
元気のいい時はプログラミングをしますが、ダレてくるとブログを書いたり図書館へ行ったり家の雑多なことを手伝ったりしますから (^ ^;)
一日の達成感を得る
Togglは認知行動療法を受ける少し前から使っていました。もともとは、この"一日の達成感を得る"ことが主な目的でした。
記録を何も残さずに一日を終えると、『結局、今日一日自分は何をやったんだろう?』と不安になり、気持ちが晴れませんでした。
体調が良くて一日中PCに向かっていた場合でも、それは同じです。
やるべきこと・タスクについては、大きな目標はGoogle Tasksに書いて、個別の作業は紙に書いてクリップボードにはさんでいます。
が、それを見返しても、いつやったのかを記録していないので、日にちごとの成果が分かりません。
Togglを使うようになってからは、日々の成果が明確になりました。
プログラミングをずっと続けることが理想ではありますが、別にほかの軽い作業で時間を消化したとしても、負い目を感じたりはしません。
やる気が出なくても、うまくやり過ごすことができたんだな、と安心できます。
熱中しすぎを防ぐ
これも私にとってはとても大切なことです。id:duck75 さんから教わった、25分単位で集中する"ポモドーロ・テクニック"を参考に、これまでの"疲れ果てるまでとにかく頑張る!!"という力任せな時間の使い方を反省しました。
Togglは、ひとつの作業をどれだけ長く粘って続けたか?を記録するためではなく、逆に、25分を超えたら必ず休憩を取るために使っています。
軽い作業でも休憩を取ることが大事です。
むしろ、軽い作業だからと侮ってぶっ続けでやってしまい、無駄に体力を消費することが少なくありませんでした。
まとめ
実は、Togglを使うのはこれで三度目です。これまでは『正確に細かく記録しなければならない』と意識しすぎてしまい、面倒になって続けられませんでした。
今回は、何時何分から始めたか?とか、作業時間の総計は前日より多いか?などということには興味を持たず、おおざっぱに"何をやったのか?"を把握できたらそれでよいと考えています。
そういう姿勢のおかげか、今回は既に10日以上続いています。
また、日々の行動を記録に残してきたことが実際に役立ちました。
土曜日曜にやる気が少し減退したのですが、認知行動療法のホームワークとこのTogglのおかげで、"疲れてても頑張るんだ!!"といういつもの癖が出て、さらに疲れ果ててしまうという事態は避けることができました。
(詳細)
集団認知行動療法 第2回
http://d.hatena.ne.jp/sutara_lumpur/20120911/1347354979
末永く、気楽に続けていきたいですね (*´∀｀*)
