RISING SUN ROCK Festival 2007 in EZO〜1日目〜

開場前の風景です。

曇ってはいたけどちょうどいい暑さ。
実況でも書いたとおり、人が多すぎて自分の列がどこへ繋がってるのかもどれくらいの人がいるのかも分からないほど。
ザワザワした感じがワクワクを掻き立てられるのが堪らなかった。
会場に流れるBGMでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「世界の終わり」のイントロが流れた瞬間、かなりの多くの人がピクリと反応したのが面白かった。
あんたも好きね。

テント設営

荷物の運搬、テントサイト手続き、宅配で送った荷物の回収を手分けして行う。
設営場所は鎌持ってきて草刈したいくらい鬱蒼とした草むら。
それでも無事テント設営完了。
いや無事ではないか。
目の前にそびえるMOON CIRCUSというステージでSPECIAL OTHERSさんがリハやってて、気になって気になってあんまり手伝ってなかったし。
AIMSとかのリハ音源聞きながら腹ごしらえしてから、涙を流しながらMOON CIRCUS横のテントを後にする。

SAKEROCK@RED STAR FIEDLE 15:00〜

Dragon Ashマキシマム ザ ホルモン、と肩を並べてRED STAR FIEDLEのトップを務めたサケロック
そのおかげで本当に聞きたい人だけ集まってたので、なんか客にまとまりがあるというか見方を知ってるというか愛でるというか、そんな雰囲気でした。
僕もギリギリまで迷ったクチですが。
藁が敷き詰められた客席とすぐそばにはロール状の藁の塊が転がってる牧場をモチーフにしたRED STAR FIEDLE。

そんなステージにステテコ&腹巻&鉢巻、いわゆるバカボンのパパスタイルでハマケン参上。
あとのメンバーは普通ですよ普通。
初見ながらもニコニコやようつべで予習してった甲斐がちょっとはあったかな。
間奏でハマケンがネタを披露する「Old Old York」って曲では、『Charaと元X JAPANのTOSHIとさかなクンがトーク&スーダラ節」というカオスなネタ。最終的に誰が誰か分からなくなってた。
メンバーにはややウケでダメだしされた挙句、テンパるハマケン。
かわいいよ、ハマケンかわいいよ。
ニコニコで見た阿部サダヲをfeat.したイケニエの人の原曲「生活」もやってくれた。
ついつい『こんにちはあなたの腹〜♪』って口ずさんでた。
時間早めに終わったからあれ?と思ったら、「時間巻いたのでもう一曲やります」とアンコールは「信長」
ここでもさかなクンとか出てきた。
しきりに「飛べー」つってXジャンプを強要するし。もうわけ分からんがオモロかった。

  1. 穴を掘る
  2. モー
  3. 青葉コック
  4. Old Old York
  5. 慰安旅行
  6. モズレア
  7. 選手
  8. インストバンド
  9. 生活
  10. 信長

『慰安旅行』

ハナレグミ@RED STAR FIEDLE 16:20〜

心の『野外でマッタリ聴きたいアーティスト』ベストテン第一位のハナレグミ
色々映像見たけど、ホントにこんないい声してんだなーと感動。
歌の途中に飛行機が上空を飛んでいくのが妙にハマってた。
スチャダラ出てきた時は、あれだけマターリしてた観客がみんな一気に前に押し寄せて大合唱。
あれはあれで気持ちよかった。

  1. 音タイム
  2. レター
  3. People get ready
  4. 家族の風景
  5. 新曲
  6. 今夜はブギーバック(with スチャダラパー
  7. 明日天気になれ

『明日天気になれ』

井上陽水@SUN STAGE 17:40〜

ライジング最大のメインステージSUN STAGEに井上陽水
かなりステージはでかいんですけど、陽水さんが立つと妙にしっくりくる。
セトリは以下の通りで、聴きたい曲ほとんど全部やってくれた。
北海道の夏の涼しげな夕方に「少年時代」が映えるの映えないのってもうそりゃあんた。
絢香の「三日月」をまたやってて、本当に気に入ってるんだなーと思った。
氷の世界」は渋すぎて倒れそうになったよ、倒れそうなのはウソだけど。
密かに奥田民生の飛び入りがないかと最後まで期待してました。

  1. アジアの純真
  2. 東へ西へ
  3. メイクアップシャドウ
  4. リバーサイドホテル
  5. 三日月(絢香
  6. 少年時代
  7. 長い猫
  8. 氷の世界
  9. 最後のニュース
  10. 夢の中へ
  11. 傘がない

ELLEGARDEN@SUN STAGE 20:20〜

晩飯を食ってからサンステで初エルレ
ライブ映えするバンドだろうなーと思ってたら、映えるってレベルじゃなかった。
さすがこれだけ人集めるだけはあるなーと感心&感動。
印象に残ったのはMCでもの凄い青臭いこと言ってたこと。
あんまそういうのは好きじゃないんですけど、妙に心に響いたんですよ。
サンボのぐっさんに通ずるものがありましたわ。

  1. Supernova
  2. Gunpowder Valentine
  3. Marry Me
  4. Fire Cracker
  5. Alternative Plan
  6. No.13
  7. Space Sonic
  8. 風の日
  9. Missing
  10. I Hate It
  11. ジターバグ
  12. Salamander
  13. Red Hot
  14. Make A Wish

『Red Hot』

KEMURI@SUN STAGE 21:50〜

エルレの勢いのまま前列でもみくちゃになって盛り上がった。
泣きながらダイブする奴とかいたし。
後半は後ろから見てたけど、そこら中ですすり泣きが。
もっと前から知っておけばもっと楽しめただろうなと少し後悔。
アンコールではスカパラの谷中さんと欽ちゃんとビークルのヒダカ(お面着用)とエルレの細美とか入り乱れて一緒に踊ってた。
楽しかった。

  1. Go Under The Sunshine
  2. KAMISAMA
  3. 葉月の海
  4. our PMA
  5. Mugen no kanata he
  6. I Love You
  7. Power of Music
  8. Umi ni saku nami
  9. Finding Out
  10. Some Sticky Things
  11. Beautiful World
  12. five o'clock at night
  13. Workin'Dayz
  14. the best
  15. Rulls
  16. PMA
  17. I'm So Satisfied
  18. Ato-Ichinen

RISING SUN ROCK Festival 2007 in EZO〜2日目〜

ジーンズとスウェット着て寝袋入って寝てたら、汗だくで目が覚めた。
これはやりすぎた。
とりあえず朝ションとか歯磨きとか。
朝飯はレトルトカレー食ってとっとと着替えて、近所をぶらぶらしてみた。



それから10-FEETの出番まで出店や各ブースを散策。

巨大なスケッチブックにフェスの様子を書く絵描きさん(http://sora.pulp.jp/?eid=626272)がいたり、

アーティストグッズを売ってたり、スペシャブースでタオルもらったりした。

10-FEET@SUN STAGE 13:00〜

二日目サンステのトップバッター。
山本総合Pの挨拶に続き三人登場。ステージ中央で円陣を組む。

  1. VIBES BY VIBES
  2. JUST A FALSE!JUST A HOLE!
  3. Fellows 1.5
  4. STONE COLD BLEAK
  5. 2%
  6. ライオン
  7. recollection
  8. RIVER
  9. freedom
  10. HEY!
  11. 4REST
  12. Cherry Blossom

モッシュダイブの嵐の中で全曲踊り狂った。
こんなにライブが楽しいとは知らなかった、26歳の夏。
先月?彼ら主催のイベントが台風で中止になった話をMCで面白おかしく話してたけど、その悔しさはTAKUMAのそのイベントで着ていた売られていたであろうTシャツに表われていた。
その結果TAKUMAが喉を痛めて休止していたので、復活の場所がこのライジングになったという皮肉。
なにはともあれ、元気な姿が見れて良かった。

ライブ後の足元、砂まみれ。
靴下・下着は汗まみれ。

ASIAN KUNG-FU GENERATION@SUN STAGE 16:00〜

  1. リライト
  2. エントランス
  3. 夏の日残像
  4. センスレス
  5. 在る街の群青
  6. 夕暮れの紅
  7. アンダースタンド
  8. ライカ
  9. Re:Re:
  10. 君という花
  11. ループ&ループ

エントランス後くらいに外れたシャツの第一ボタンを止めなおすゴッチに萌えた。
MCもそこそこに一気に畳み掛ける。
「君という花」の出だしのリフをキタケンが間違えるといハプニングあり。
まだレコーディング前*1の新曲「ライカ(アルバム収録曲)」がアジカン稀に見るアッパーチューンに驚きながらもノる。
正直ね、ミーハー多すぎて盛り上がりに欠けた。残念。
聞く気ねー奴は前行くな。

*1:8月23日にレコーディングされた。ゴッチ日記より

矢沢永吉@SUN STAGE 19:00〜

飯食ってから「冥土の土産に」的ノリでサンステへ。
なんか多いなーと思ってたら、人多すぎて客席までつかねーでやんの。
しょうがないので随分遠方の通路からステージと客席を眺める。
永ちゃんの衣装はあの白の上下なので、遠めでもはっきりと確認できる。
ライブはね、凄いの一言ですよ。
一斉に空を舞うタオルの数が半端ない、マジで。

  1. JEALOUSY
  2. アリよさらば
  3. ロックンロールドラッグ
  4. もうひとりの俺
  5. GET UP
  6. 黒く塗りつぶせ
  7. WHEN YOU WISH UPON A STAR
  8. SOMEBODY'S NIGHT
  9. 夏の終り'07
  10. 止まらないHA〜HA
  11. トラベリン・バス

正直冷やかし半分で行ったけど、釘付けになった。
永ちゃんのスターたる所以がよく分かるライブでした。

↑永ちゃん後に打ちあがった花火。

UA@RED STAR FIELD 20:10〜

夕闇に浮かび上がるUAの妖艶さと言ったらない。

  1. 情熱
  2. 閃光
  3. ドア
  4. 水色
  5. 黄金の緑
  6. テュリ

個人的に「情熱」はラストに持ってきて欲しかった。でも聞けて満足。
歌のお姉さん『ううあ』を見に来た親子も多かったんだろうな。

燃えるお兄さん

最早、ライジングには欠かせない名物男・祭太郎(まつりたろう)。
和太鼓を叩きながら、漫談をする人なんですが。
基本的にステージとステージの間の時間帯しか活動しません。
その貴重な生態を収めた動画がありました。

かなり疲弊しております。
【参照】祭太郎とは - はてなダイアリー

ストレイテナー@EARTH TENT 22:00〜

真裏でスカパラだったので、冷やかしもおらず完全にライブハウス化。
最高のライブ環境。

  1. SIX DAY WONDER
  2. born slippy
  3. Discography
  4. BIRTHDAY
  5. AFTER THE CALM
  6. 泳ぐ鳥
  7. Melodic Storm
  8. 新曲
  9. The Novemberist
  10. TRAIN
  11. BERSERKER TUNE
  12. KILLER TUNE

ほぼ最後尾にいたけど、それでもビシビシ届いた。
盛り上がりが尋常じゃなかった。アガりまくり。
よく知らん曲もあったけど関係なかったな。
もっとライブ見たくなった。
個人的に今フェスベストアクト。

Cocco@SUN STAGE 4:00〜

機材トラブルで糞寒い中、30分近く待たされる羽目に。
昼間ならイライラするところも深夜4時だったので、皆眠くなって一曲目は眠そうな雰囲気。
でもM2で一気に目が覚めた。
歌姫っつーのはCoccoのことを言うと思うんだよ、僕ぁ。

  1. 甘い香り
  2. 強く儚い者たち
  3. 樹海の糸
  4. カウントダウン
  5. タイムボッカーン!
  6. ジュゴンの見える丘
  7. Never ending journe

曲の合間に「寝たい人は寝ていいんだよ」「あ、でもこの寒さで寝ちゃだめだよね」というMC。
なんかいいよね。

曽我部恵一BAND@SUN STAGE 5:10〜

ライブ直前にサンライズ

太陽って温かいんだ。心からそう思った。
朝日の中、曽我部恵一BAND登場。
なんとも表現しがたい気持ちよさの中でライブが始まる。

  1. 恋人たちのロック
  2. トーキョー・ストーリー
  3. 恋におちたら
  4. テレフォン・ラブ
  5. キラキラ!
  6. 青春狂走曲
  7. サマー・ソルジャー
  8. STARS
  9. LOVE-SICK

曽我部さんが元サニーデイサービスってことくらいしか分からずに聞いたけど、それでも十分楽しめたと思う。
「歌詞なんかわかんなくていいから歌ってくれ」って言ってたし。
ラーララララララーララーラー♪
あの感じはあの場にしかいないと分からん。
嗚呼、筆舌し難し。


これにて夏の祭りも終わり。

祭りのあと

全ステージが終わり、後は帰るだけ。
いやいや、そうはいかない。最後の大仕事・テント撤収がありました。
とりあえず眠気はないにしても、腹はちゃんと減ってるので荷物減らしを兼ねて腹ごしらえ。
じりじり焼ける日差しの中、最後の力を振り絞り一気に撤収。
最後の最後が一番疲れた。
さらば石狩、また来るぜ!