【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 がんばれ! インドのフィッシャーマン!

インド洋津波被災後の初漁、観光客らが漁網支援 インド

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/photojournal/news/20050203k0000m030055000c.html
救援物資の網で津波後最初の漁に出て、収穫した魚に喜ぶ人たち=インド南部アングラアマンクッパムで2日午後12時31分、佐々木順一写す

 インド洋大津波の被害を受けたインド南東部タミルナド州・アングラアマンクッパムで2日、村の漁業者が震災後初めて、漁に出た。約30キロ北の観光地、マハーパリプラムに長期滞在しているドイツやイタリア、チリの旅行者ら5人が漁網をプレゼントし、実現した。
 真新しい網を載せ、村の男性たちが、木製のいかだと小船の2隻で荒波に乗り出すと、海岸に集まった人々は手をたたいて喜んだ。約1時間半の漁で、生きのいいココナッツフィッシュなど約40匹が網にかかった。
 ビーチ沿いの村は、昨年12月26日の津波で、多くの民家や漁船が破壊され、大切な網も流された。男性1人が死亡し、住民約500人がテントで暮らしている。漁網は新品で10万ルピー(約20万円)と高価で、村長のセガルさん(44)は、「我々は漁をあきらめていた。支援に心から感謝している」と話した。
 ドイツの会社員、アレックス・ニコルさん(27)は、母国の友人に電話で1人1〜5ユーロ程度の募金を呼びかけ、漁網や食料、子供たちの文房具を購入した。この日、漁船に同乗したニコルさんは「魚も捕れ最高の気持ちです」と話した。
毎日新聞 2005年2月2日 19時22分

 なんと言って良いやら…

入管す巻き送還 市民団体が抗議 茨木市

http://mytown.asahi.com/osaka/news01.asp?kiji=1156
 法務省西日本入国管理センターによって強制送還されようとした外国人2人が、縄で体をす巻き状態に拘束されてけがをしたと訴えている問題で、同入管の収容者と面会を続ける支援団体「RAFIQ」が30日、入管のある茨木市内で抗議行動をした。メンバーらが体を縄や毛布で縛り付けて入管の強引な送還イメージを演じ、「日本がやることですか」と訴えた。
 入管職員役の男性3人が、外国人役の弘川欣絵(よしえ)さん(29)の全身を毛布で巻いて縄で縛った。タオルで猿ぐつわをされ、大声も上げられない。弘川さんは「5分もしないうちに全く抵抗できなくなる。入管の冷酷で異様なやり方を実感した」と話した。
 同入管は昨年11月の送還で、ベトナム人女性(29)とペルー人男性(42)をす巻きのように縛った。女性は手足にけがをし、大阪地検に告訴した。男性は空港で異常な様子を見た乗務員が搭乗を拒み、送還に失敗した。同入管は「正当な業務行為」としている。
(1/31)

難民や不法入国者に対して日本の制度が冷酷であるのは別にして、制度や政策や行政の深層にあるものが私は常々怖いと感じている。

 SAARC

<SAARC>インド欠席で首脳会議延期 ネパール問題も影

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000141-mai-int
 インドのサラン外務次官は2日、同国のシン首相が6、7日にバングラデシュのダッカで開催予定の南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議に出席しないと発表した。ギャネンドラ・ネパール国王の内閣解任に対する反発と、バングラデシュ国内で親インドの野党勢力に対するテロ活動が続いていることが理由とみられる。
毎日新聞) - 2月2日22時16分更新

まだまだ道は険しいなぁ。

 「華氏911」完全しかとのアカデミー賞

http://abcdane.net/blog/archives/200501/oscar_nominee2005.html

また、議論を呼び注目された「華氏911」と「パッション」。ハリウッドではアカデミー賞獲りのために、制作側がオスカー会員等に対して積極的に、時には大金を投じてキャンペーンをするのが慣わしだが、メル・ギブソン監督の「パッション」は当初からキャンペーンを行わない方針を打ち出し、結果作品賞等の主要部門ではノミネート無く、オリジナル主題曲賞などの3部門に終わった。
それとは対照的に、積極的なキャンペーン活動をし、ドキュメンタリ部門ではなく「作品賞」を狙っていた「華氏911」はノミネート数が0となった。マイケル・ムーアはオスカーノミネートのためのPR活動も盛んに行い、スタイリストを雇い、専用トレーナーによりダイエットをし、50以上ものキャンペーンをこなした。
ある試算では、作品賞のノミネートは11ミリオンドル(11億円)の価値があるといわれている。主演女優・男優の各賞のノミネートは1ミリオンドル(1億円)だとか。

作品の出来としては,当然といえば当然だけどね.
おまけ: http://abcdane.net/blog/archives/200411/nportman_closer.html

 うげげげげ アルジャジーラが米超保守メディアに売却も

アルジャジーラカタール政府が売却へ 米企業に売却も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000074-mai-int
 【カイロ小倉孝保】ドーハからの報道によると、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」のスポークスマンは31日、カタール政府が同テレビの売却先を探していることを明らかにした。
 AFP通信によると、スポークスマンのジハッド・バルート氏は「民営化のためであり、数カ月以内に決定がなされる」と語り、国内外の民間企業が売却先になるとの見通しを示した。
 米メディアによると、米政府がカタール政府に対し、アルジャジーラを米企業に売却するよう圧力をかけたとされるが、バルート氏はこれを否定し、「民営化は常に検討されていた。民営化がアルジャジーラの報道の方針に影響を与えることはない」と語った。一部では売却先として、米フォックス・ニュース・テレビがあがっている。
 アルジャジーラは96年にカタール政府の出資で設立。アラブ社会で初めて、各国政府を自由に批判する放送局として注目された。しかし、イラク戦争の報道などを巡っては、アルジャジーライスラム過激派を擁護する偏向報道を行っているとして米政府やイラク暫定政府が同テレビを批判。暫定政府は同テレビのバグダッド事務所閉鎖を命じている。
毎日新聞) - 2月2日18時57分更新

カタール政府がアルジャジーラ売却検討

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050130-0010.html
 カタール政府が同国の衛星テレビ、アルジャジーラの売却を本格的に検討し始めたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が29日夜、報じた。
 それによると、同国政府は最近、最適な売却方法を探る複数の担当者を雇うなど対応を加速。政府高官は「1年以内に売却先を見つけたい」と、述べた。
 同紙によると、視聴者数は推定3000万〜5000万人とされるアルジャジーラの経営はカタール政府からの多額の補助金に依存、政府は売却の可能性を探ってきた。高官は背景について「(アルジャジーラの放送に関連し)米国だけでなく、広告主やほかの国への対応で頭の痛い問題を抱えている」と説明した。(共同)
[2005/1/30/21:40]

 インド

インド、「ロシアの油田開発」に本腰

FEBRUARY 02, 2005 22:38
by 朴元在 (parkwj@donga.com)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005020388608

10億人口のインドが、世界で最も多い潜在埋蔵量を保有するロシアの油田開発に参加したことで、世界2、3位の石油消費国である日本と中国が緊張している。
シベリア送油管のルートをめぐって対立していた日中両国は、新たに加わった強力なライバルに対抗して、ロシア産石油に対する既得権を維持するための秘策作りに苦慮している。
高度経済成長期にさしかかったインドでの石油需要の拡大は、昨年中国による「原油独り占め」に悩まされた国際石油市場においても新たな動因になるものとみられる。
△インドの攻勢〓インド国営石油ガス公社(ONGC)は最近、ロシアの国営ロスネフチとコンソーシアムを作り、サハリン油田第3鉱区の開発に乗り出すことを発表した。同会社はサハリン第1鉱区にも20%出資しており、早ければ今秋にも天然ガスの生産を開始する。また、ONGCは倒産したロシア最大の石油会社であるユーコスの資産を買収するため、ロシアとの間で交渉を進めている。
インド政府は昨年末、カスピ海の油田開発に参加する意向を明らかにしたのに続いて、先月中旬にはシベリア油田開発にも加わることを宣言した。昨年末のプーチンロシア大統領のインド訪問を実現させ、エネルギー資源分野での協力を確認したうえでの積極的な攻勢だ。日本経済新聞は、「インド政府は経済成長が軌道に乗り、安定した石油の供給先を確保する必要性に迫られている。資源獲得競争は一段と激化する」と報じている。
△赤信号の灯った中国と日本〓サハリン油田は日本の大企業らが中東への依存度を軽減するために、1990年代初めから力を注いできたところだ。中国もシノペクやペトロチャイナなどの国営石油会社を前面に出してカスピ海の油田に巨額を投資してきた。
シベリア送油管ルートの終着地を中国の大慶からロシア沿海州のナホトカに変えることに成功した日本は、プーチン大統領の訪日を今年の上半期中に実現させ、石油関連の懸案を一括して妥結したい方針だ。
日本政府は送油管の誘致に巨額をかけ過ぎたとの指摘に対し、「シベリア油田で毎日100万バレルの供給が受けられることを考えると、決して損ではない」と説明する。
日本の町村信孝外務大臣は最近のロシア訪問で、難しい懸案の北方領土問題はなるべく避けながら、資源における協力関係の強調に力を入れた。
中国も巨額をロシア石油にかけている。中国の銀行は1日、ユーコスの中核子会社であるユガンスクの買収にかかる60億ドルの資金をロスネフチに支援した。ロスネフチが2010年まで4840万トンの原油を中国に提供することが条件だ。
中国のマスコミは、ロシアのクリステンコエネルギー長官が先月中旬、極秘に中国を訪れ、シベリア送油管の中国枝線の建設を約束したと報じた。
本格化する日本と中国、インドのエネルギー競争は、アジアが21世紀半ば以前に世界エネルギーの最大消費地域になるという予測と無関係ではないと専門家らは分析している。
国際エネルギー機関は、中国による石油輸入量が2010年まで倍増し、1日400万バレルに上っている日本のエネルギー消費量も2022年まで増加し続けるものと見込んでいる。

そうすると,インドはどうパイプラインを確保するかなんだよね.中国を迂回しつつ,当然,コーカサス諸国,アフガニスタンの安定化とパキスタンとの関係改善を図ることになるんだろう.うーん.
ユーラシアパイプライン構想:http://www.iijnet.or.jp/IHCC/asia106-eurasia01.html