New item

今日は借りている駐車場の抽選会に出たり(何年かに1回希望する場所がとれるようにやるのだそうですが、運良く今と同じ場所を借りれることになりました)、勤務先で東京ビッグサイトの展示会に出展するので久しぶりに立ち仕事用に新しいワイシャツを買いに出たりしていました。
それから先日イタリアから届いたウェアを遠方のメンバーに宛てて発送する作業もしました。
この夏はなるべく日焼けしないようにと今回は新しいアイテムも発注してみました。ライクラ地のフルフィンガーグローブです。


手の平の部分は全面メッシュ地になっていて、通気性も悪くありません。指切りタイプのものだと指先だけが焼けたり、ベロクロの部分の小さな隙間だけが日焼けしたりしてしまうのですが、手首を覆うぐらい口の部分も長くなっていてかなり有効そうです。
オーダーしているバイクシステム社は先日行われたジロ・デ・イタリア第19ステージのスタート地点のトレヴィーゾの近くにあるのですが、現地に日本人のスタッフがいるので言葉の問題なく発注できるので発注作業もそれほど手間がかからず、日本国内のメーカーに発注する感覚に近いと思います。
私が発注を担当して今回で4回目なのですが、チーム内での取りまとめを割と楽しんでできるのは、まだ行ったことのないイタリアも今回みたいにジロ・デ・イタリアのスタート地点になるとより身近に感じれたり、送金するときにユーロと円の関係から外国為替のことを考えたりと新しい発見があるからかもしれませんね。

閑話

http://d.hatena.ne.jp/yoko-chin/20070525/p1

を読ませてもらってからしばらく考えていました。
ドーピングについて告白が相次いで、イヴァン・バッソには応援していたこともあって情けをかけて事を受け止めようとしていたのですが、CSCのビャンヌ・リース監督やドイツテレコム周辺で過去におこった事に関してはとても残念で仕方ないです。僅かに入ってくる情報を手がかりに、総合優勝した選手のファンになってもファンでいられなくなるというのは、あまりに悔し過ぎます。バッソだって去年から結局まともに走れていなくて「選手としてそれはどうなの?」と思い直しました。
そうした状況の中で、自転車競技に憧れ始めた頃にテレビで観た、1988年のツール・ド・フランスでペドロ・デルガドの優勝がドーピング疑惑で微妙になった時のことを思い出していました。
でも、いくつかブログのエントリーを拾っていた中で、

2児のママ、自転車オランダ便り:ドーピング - livedoor Blog(ブログ)

ではまた違った受け止め方が書かれていましたが、粒がそろってきた今は選手として強くあり続けるのは難しいのでしょうね。自転車が好きなのならば、選手とは別の形で関わってもらうほうがいいように思いました。
今回の一件で久しぶりにポール・キメイジの「ラフ・ライド」を読み返してみました。RMOの選手だった彼のプロ生活の経験を元に、不健全に勝つことの無意味さや、EPOの危険性を切実に書かれていて、一読の価値はあると思います。

ラフ・ライド―アベレージレーサーのツール・ド・フランス

ラフ・ライド―アベレージレーサーのツール・ド・フランス

あと、自分のこととして感じたのは、春先にアレルギー性鼻炎の薬を処方してもらった時に調べてみたら、その薬はJCFの禁止薬物リストに入っていましたが、本来の目的であれば、診断書を提出すれば使用できるものでした。今のところ優勝したりとかもなく、あと日本ではドーピングコントロールのある大会が多くないので見当はずれな意見かもしれませんが、江國はしばらくは選手として自転車に関わっていこうと思っているので、そのためにも口にする薬が何ためなのかはよく意識しておこうと思います。