パブリック・エナミー (Public Enemy) のミュージック・ヴィデオ

パブリック・エナミー (Public Enemy) について

公式サイト (上の 5 つめのリンク) では歌詞も公開されてる。
日本語表記は "パブリック・エナミー" となっていたはずだけど、はてなダイアリーのキーワードには "パブリック・エネミー" で登録されてる。誰もまともに登録/編集してないだけぽいけど。(2007-07-14 追記: はてなダイアリー市民になったので "パブリック・エナミー" を登録した。)

Rimo でまとめて見る

YouTubeUniversal Music Group 公式チャンネルで公開されているものを、英語版ウィキペディアの情報を元に、シングルのリリース順にならべた。シングルの情報がないものについては、収録されてるアルバムから最後にシングル・カットされた曲のあとに、アルバムの曲順にしたがってならべた。あと、ターミネーター・X (Terminator X) のソロ作品のミュージック・ヴィデオがひとつ、Sony BMG 公式チャンネルにはシスター・ソウルジャー (Sister Souljah) のミュージック・ヴィデオもあったので、これを最後に追加した。
http://video.publicenemy.com/ からリンクされている YouTube のヴィデオは、必ずしも公式に公開されているものではないので、リストには含めてない。日本語版ウィキペディアにあるように、チャック・D (Chuck D) がファイル共有を支持してる (個人的にもそんな記事を読んだ記憶がある) ってあたりからこのページが作られてるのかもしれない。しかし、どうせなら自動化すればいいのに。Viacom からの要請ですでに削除されてるものもふつうに混じってるし。

http://rimo.tv/#/ja/ch/717

YouTube で個別に見る (Rimo 用ソース)

アルバム情報はすべて US 盤。再発盤 (発売日がオリジナル盤のものでない) へのリンクになっているものあり。
曲名からのリンクが YouTube へのもの。

Yo Bum Rush the Show

Yo Bum Rush the Show

  1. Public Enemy #1
  2. You're Gonna Get Yours

It Takes a Nation of Millions

It Takes a Nation of Millions

  1. Bring The Noise
  2. Don't Believe The Hype
  3. Night Of The Living Baseheads
  4. Black Steel In The Hour Of Chaos

Fear of a Black Planet

Fear of a Black Planet

  1. Fight The Power
  2. 911 Is A Joke
  3. Brother's Gonna Work It Out
  4. Welcome To The Terrordome
  5. Can't Do Nuttin For Ya Man

Apocalypse 91: The Enemy Strikes Black

Apocalypse 91: The Enemy Strikes Black

  1. Can't Truss It/Move
  2. Nighttrain/More News At 11
  3. Shut 'Em Down

Muse Sick-N-Hour Mess Age

Muse Sick-N-Hour Mess Age

  1. Give It Up
  2. What Kind Of Power We Got?

There's a Poison Goin on

There's a Poison Goin on

Revolverlution

Revolverlution

  1. Son Of A Bush

New Whirl Odor (Bonus Dvd)

New Whirl Odor (Bonus Dvd)

Rebirth of a Nation

Rebirth of a Nation

  1. Can't Hold Us Back

The Jeep Beats

The Jeep Beats

360 Degrees of Power

360 Degrees of Power

"Apocalypse '91...The Enemy Strikes Black" に収録されてた、アンスラックス (Anthrax) との共演版 "Bring The Noise" のミュージック・ヴィデオが、公式には公開されてなくて残念 (検索すれば勝手にアップロードされたものが出てくるけど)。

個人的メモ

"ユニバーサルがYouTubeに3500近くの動画を公開していた - YAMDAS現更新履歴" で "Fight The Power: Long Version, Uncensored" を見て、その熱さにヤラレてしまい、ついカッとなって Rimoユーザーチャンネルを作ってしまった。公式に公開されているものならなんでもよかった。今も反省はしていない。
パブリック・エナミーは圧倒的だった。Run-D.M.C. の "Walk This Way" もリーチしなかったロック・リスナーがこぞって聴いたヒップホップだった。革新的なトラックと過激なメッセージ。"Fight The Power" のヴィデオを見てもちょっとわかるけど、人気も圧倒的で、当時、US のキッズの部屋にはメジャー・リーグの選手の写真ととならんでチャック・D などパブリック・エナミーのメンバーの写真が飾られてたって記事を読んだ記憶がある。ありえる話だと思う。
硬派で力強いチャック・D、ファニーでフリーキーなフレイヴァー・フレイヴ (Flavor Flav) など、キャラ立ちも完璧だった。ちなみに DJ のターミネーター・X は (ターンテーブル以外では?) 絶対しゃべらないというキャラで、"Rebel Without A Pause" のヴィデオ冒頭でひさしぶりにそのネタを見てニヤニヤしてしまった。
しかし、急激な進化の途上にあったヒップホップの時代の流れは速く、新世代のヒップホップ・ミュージシャンがつぎつぎと登場する中で、一時は世界を制覇したパブリック・エナミーも急速に色褪せていった。5th アルバム "Muse Sick-n-Hour Mess Age" はもう聴いてない。YouTube で見れるシングル 2 曲も、今見てもどうにもイケてない。4th アルバムのリリースから 5th アルバムのリリースまで 3 年かかってるし、なんか迷走してたのかな。
ところで、昔、アポロ・シアターでのライヴ・ヴィデオを買って見たら、ライヴ用にバックトラックを用意せず、ラップもふつうに入ってるレコードを使い、その上からチャック・Dフレイヴァー・フレイヴがラップを載せるという形でライヴをやってて、音的にちょっと残念だと思った記憶があるのだけど、YouTube で見れる "Rebel Without A Pause" のライヴもそのスタイルだ (これはすごい熱気で良い感じだけど)。そういうもんなのか。
"Shut 'Em Down" は、この YouTube で見れる (聴ける) オリジナル・ヴァージョンより、日本独自の編集盤 "Singles n'Remixes 1987~1992" (asin:B000057Q6T) に収録されてた、のちの名プロデューサー、ピート・ロック (Pete Rock) によるリミックスがすばらしいできだった。Amazon.co.jp のカスタマーレビューに これだけで買う価値あると思います とあるけど、これに激しく同意する。
2007-05-13 ターミネーター・X のソロ作品のミュージック・ヴィデオをひとつ追加。
2007-05-28 シスター・ソウルジャーのミュージック・ヴィデオをふたつ追加。