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2007-03-25 『ハヤテのごとく!』感想 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?

嵐だよ…。風で家が揺れて怖くなって起きた。とても眠い。せっかく起きたので更新してみる。

勝手気ままに書けるはずなんですけれど、人間〆切的な物がないとなかなか仕事しない物です(笑)。今日アップロードする文章は今日が〆切です。今日を過ぎたらもう出せない。いえ、出せるんですけれど…。なんとういうか…。

アニメが始まる4/1前にはアップロードしたい。直前には別の文章を用意している。平日アップロード作業をするのは苦しい。そういう条件があるので今日がラストチャンスなんですよ。もの自体は書けていても見るたびに直したくなる。結局〆切ギリギリまで手直しをすることになってしまっています。これ書いた後にも微妙に加筆修正や削除をするんだろうな。


受け入れられるか受け入れられないか、受け入れられるにしてもどういう受け入れられ方をするのか読めません。実質ハヤテ関連最後の長文だと思うのでどうせ散るのなら華々しく散りましょう。


スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』

| 09:06 | スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』を含むブックマーク スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』のブックマークコメント

今日の記事はこの記事も含め6部構成にします。



1部はこの記事です。

2部がメイン。『ハヤテのごとく!』という漫画が持つ「スーパーハイブリッド構造」がいったいどういう物なのかを説明します。この構造がこの漫画の魅力の源泉です。この記事では自分語りを一切しません。もし読んで自分語りと感じるところが有れば私のミスか表現力のつたなさによります。あくまでもこの漫画の構造とそれが何をもたらすかの説明に徹します。想定対象読者は2005/8/19以前の自分自身です。『ハヤテのごとく!』という漫画を読んだことがなく、また今後も読む予定がない読者でもこの作品がどういう構造を持つ作品なのかわかるように説明し興味を持ってもらうような文章を書くことを試みます。内容は比較的難しいかもしれないです。特に文学を勉強した人に読んで頂き率直な感想を伺いたいです。

3部は、その結論に至るまでの過程とその結論がもたらす物について説明します。2部とは逆にいつものスタイルで自分語りをしながら話を進めていきます。想定読者はこのサイトを読んで下さっている皆様です。このサイトで今まで書いてきたことは決して首尾一貫しているわけではなく、横道にそれたり袋小路に迷い込んだりしていました。なぜこの結論に達することができたのか、なぜ今までここに到達できなかったのかを書くことは自分自身の覚え書きとしても意味があることなのではないかと考えております。

4部はこのサイト内の主要関連記事と公式サイトへのリンク集です。


5部は今日の記事のまとめ。想定している読者は普段からこのサイトを読んでいる方です。6部は今回提案する言葉を回答に使ったFAQです。ネタです…。どんなにシリアスでもネタは混ぜたいです。真面目に書いた2部にもちょっとしたネタを混ぜていたりするし。この辺りも畑健二郎さんとシンクロしているんですよね…(笑)。


また、今日の記事とは別にテレビアニメ化を機に読み始める読者を対象にしたこの漫画を紹介する短い文章を用意しています。そちらは軽く読めると思います。アップロードは今度の金曜か土曜です。


この記事をアップロードすると私の中では一区切りつけることができるでしょう。今までこのサイトに書いてきたこともそれなりに自信がありました。しかし、今日の記事とは根本的に違います。今日の記事にはベースとなる根拠があります。もはやこれは読者の妄想ではない。確実に作者の意図を把握し、作者も気づいてないこの作品の持つ力を指摘していると自負しています。

そして、この記事は今までこの日記で書いてきた読書感想文の総まとめにもなるはずです。こういう作品に巡り会いたいから今まで私は本を読んできた、それが伝わればうれしいです。

魅力の源泉を知ってしまえばその作品から興味を失ってしまう事が普通です。しかし『ハヤテのごとく!』は違う。その理由の一つは未だ物語序盤であるということ。構造も作者の才能もおおよそわかった。しかし、それでもこの先うまくいくかはわからない。その不安感があります。もう一つの理由はその構造故に全く先が読めないということ。もしかすると作者ですら先が読めないのではないかと思うことすらあります。そういう作品であるはずなのに先が読めそうな気がする。だから毎週予想を裏切られるという状態が続きます。

私は今後もこの漫画を読み続けます。このサイトに感想を書くことも多いと思います。今までは、なぜ感想を書きたくていてもたってもいられない気持ちになるのかわかりませんでした。しかし、今はわかっている。この違いは感想を書く上で非常に大きいです。

この文章を機会に、なぜこの漫画に過大とも思える期待を寄せる読者がいるのか、そういう人は『ハヤテのごとく!』がどういう漫画であると考えているのかを理解して下さる方がいらっしゃれば幸いです。


『ハヤテのごとく!』が拓く物語の新千年紀 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?

| 09:36 | 『ハヤテのごとく!』が拓く物語の新千年紀 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?を含むブックマーク 『ハヤテのごとく!』が拓く物語の新千年紀 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?のブックマークコメント

「スーパーハイブリッドコミック(Super Hybrid Comic)」

この言葉は私が『ハヤテのごとく!』という漫画を説明するために作った言葉である。この言葉を得て、ようやくこの漫画の全貌が見えるようになった。この記事ではこの言葉の説明と、それによってどういう効果が得られるのかを極力簡潔に説明したい。



ハイブリッドとは

『ハヤテのごとく!』という漫画は全くとらえどころがない。ギャグ漫画かと思えば感動的な場面が訪れ、ラブコメかと思えば突如としてSFチックなバトルが展開される。この漫画を既存のジャンル・カテゴリに当てはめることは不可能である。

この記事で使う「ハイブリッド」とはトヨタプリウスをはじめとする「ハイブリッドカー」の「ハイブリッド」と同義である。自動車の場合は内燃機関と電気モーターという複数の動力源で車を動かすことをハイブリッドと呼んでいる。


この漫画では、無数のストーリーが同時に進行している。登場人物それぞれに物語が用意されているのではなく、登場人物それぞれに複数の物語が用意されている。それらはある物語が終了しないと次の物語に進めないこともあるし、並行していくつかの物語を進行させることが可能なこともある。自動車などのハイブリッドシステムになぞらえると、並行して進む場合がパラレル方式、順序立てて場合はシリーズ方式ということになる。ある登場人物のある物語の終了がその物語の主人公の次の物語が始まるトリガーになることがある。そればかりか、ある物語の終了が別の登場人物の新しい物語の開始を告げるファンファーレになる可能性も秘めている。単なる物語の集合体ではない。無数の物語が相互に関係しあっている。それが『ハヤテのごとく!』という漫画だ。

それぞれの物語は属性が異なる。サクセスストーリーもあるしラブコメもある。少女漫画のような話もあれば最強を目指すバトル物要素もある。それがこの漫画を一つのジャンル・カテゴリに分類することが難しいこと、また、通常の物語よりもはるかに先が読みづらくなっている理由でもある。

恐ろしく複雑で凄まじく緻密。しかし、それだけではない。スーパーハイブリッド構造によって前代未聞となる物語の自由度が発生している。緻密なのに自由。これは物語というものの概念を根本的に揺るがす物であると私は考えている。『ハヤテのごとく!』の手法を使わない限り表現できなかった物語が今後世界中で数多く生み出されるはずだ。

一点だけ危惧がある。このシステムを利用できる才能は極めて限られているのではないか思われることだ。莫大な創作力を持ち、物語をなんとしてでも終了させようという強靱な意志を持つ極めて少数の創作者だけがこの漫画のシステムを使い別の作品を作り上げる事が可能なのかもしれない。しかしそれは杞憂に終わるかも知れない。『ハヤテのごとく!』という作品、畑健二郎という漫画家が進む道をトレースすることによって理解する人が増えれば、広く一般にこの方法が使えるようになる可能性も十分ありえる。


『ハヤテのごとく!』の作者、畑健二郎、及び編集担当者などスタッフがこのシステムを生み出したのは偶然ではないかと考えている。週刊少年漫画誌という日本独特の極めて厳しい発表環境を持つメディアにおいて、極力長期間連載を続けるために複数の物語を同時に進行させようというアイディアがどこかで生まれた。作者がこれを思いついたのだとしたら、ゲームから極めて強いインスピレーションを受けていると思われる。そして、その要求に応える才能を持つ作者がいた。さらに、後述する極めて自然なのに極めて独創的な「終了条件」。その全てがそれぞれに影響を及ぼし渾然一体となり、主流となる可能性を秘めたこの構造が生み出されたと考えている。



「ハヤテのごとく!予定表.xls」

作者から存在を明かされている表計算ソフトで作成された予定表。それが「スーパーハイブリッドコミック」を支えている。この予定表が存在しなければこのシステムは機能しない。

以下に私が推測するこの予定表のフォーマットを呈示する。

f:id:tanabeebanat:20070317193242j:image:small

f:id:tanabeebanat:20070317193307j:image:small

f:id:tanabeebanat:20070317193335j:image:small

f:id:tanabeebanat:20070317193357j:image:small


高画質版は私が管理する別のサイトにアップロードした。

ハヤテのごとく予定表.xls(想定)

ワークシートは4枚。

まずは年表。これが基本になる。もしかすると本物はここに全ての情報が記述されているかも知れない。

次にイベント。ここにポイントがある。日付指定イベントと日付が動かせるイベントが用意されている。作者が「当初の予定では…こんなはずでは…」と言っているのはイベントの日付がずれてしまった時だと推測している。しかし、日付が決まっていないイベントというのも存在する。また日付が決まっていても結果的に動かすことが可能なイベントもある。

日付が決まっていて動かせないイベントの代表例は誕生日がらみのものであろう。

3枚目がストーリー。このシートが存在すれば毎週のようにメンテナンスをしているはずだ。ここには様々なストーリーとそれを描くのに必要な登場人物が記載されている。どうしてもはずせないストーリーもあれば余裕が有れば、あるいは人気が出て連載を引き延ばす必要が有れば描くストーリーもある。ストーリーとイベントとは密接に絡み合っているので、イベントシートには記載しなかったが、そちらにも必須か否かが記載されている可能性が高い。

4枚目は登場人物ごとのストーリー展開。これが登場人物間で同期していないからこの漫画はややこしいのだ。『ハヤテのごとく!』という漫画のスタートと西沢・ヒナギクの物語とは全く同期をしていないのが今の時点でもよくわかる。

この表が作者の手で実際に連載中に公開される事はありえないと考えている。しかし、当たらずとも遠からずではないだろうか。当初はもっと複雑な物を想像していたが、才能さえ有ればこの程度でもこの物語を作ることは十分可能だと思い至った。


それぞれの物語にはそれぞれの属性がある。バトル主体の物語もあればラブコメもある。サクセスストーリーもあるかもしれないし泣かせる話もあると思う。そのどこに引っかかってもこの漫画を面白いと思ってしまう。好きになってしまう。あるいは気になってしまう。だから人によってこの漫画を読んで受ける印象が全く違う。さらに、このファイルでは表現することはできないが、ギャグ漫画あるいは萌え漫画という要素もある。パロディもある。そこうちどこに引っかかってもいいのだ。まさに何でもあり。人によっては退屈に思える場面が、別のある人にとっては求めていた場面になる。それがこの漫画の構造である。人によって分類するジャンルが変わってしまう。今までの漫画が積み上げてきた要素をほとんど全て取り込んだ漫画だ。全てを取り込むためにこういう構造になっている。あるいは全てを取り込もうとしたらこういう構造を持つに至ったというべきか。


この表には基本的なストーリー、イベントのみが書いてある。毎週の話はこの表とは独立して考えられていると思って差し支えない。その週で描くべき話とこの表を合わせてその週の漫画になっている。一話完結であろうが数話に渡る話であろうがこの手法に変わりはない。だから一話に複数の要素が入っているのは当然である。むしろある一つの要素のみしか見えない場合、そこに何らかの罠やメッセージが隠されていると考えた方がいいだろう。この漫画は普通の構成ではない。スーパーハイブリッド構造から時間を切り取って短い話を毎週作ってる。そう考えれば今までの混乱にも合点がいく。


今回公開した表は一読者である私が作成した物だ。実際に作者が作った物ではない。おそらく本物にはクリティカルパスが存在する。ここでのクリティカルパスという言葉は一般的な意味とは若干違い、「このイベント・ストーリーを通過しなければトゥルーエンドに到達し得ないという条件」のことを指す。

こうしている今もこの予定表は更新され続けているかも知れない。あらかじめ全て決まっているわけではない。変化しながらもある特異点を目指す、その作業を補助するために「ハヤテのごとく!.xls」は存在している。



「スーパーハイブリッドシステム」の弱点

「スーパーハイブリッドシステム」には弱点がある。それは、物語の終わりが見えないことだ。ある物語が終わっても別の物語は何事もなく続く。それがこのシステムだ。『ハヤテのごとく!』という作品では、その問題は解決済みである。


日付によって物語は終わる。


極めて自然な発想である。

しかし、これは独創的だ。

ある日付・時刻までに何かをしなければいけないという物語があることを私は知っている。しかし、『ハヤテのごとく!』ではそれはまだ呈示されていない。読者の予想は数年の範囲で分かれているくらいだ。

この作品では、「いついつまでになにかをしなければいけない」ということを作者だけが知っていて登場人物は知らない。もしかすると、作者と読者は知っているけれど登場人物は知らないと言う状況が生み出されるかも知れない。

そして、それを本当にこなせるかどうかは作者もわからない。登場人物たちは細かい物語を着実にこなしつつ仮想現実内での日常をこなすことによってその日を迎える。

そして、その日には、間違えなく読者を号泣させるような場面が用意されている。仮想現実での時の流れがあたかも自分が過ごした時間のように感じられてしまい、楽しかったこともつらかったことも走馬燈のように流れるはずだ。

「時の流れ」はそれだけで人を感動させる力がある。

本筋がないスーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』の本筋は日付である。時の流れを描くことがこの作品の根幹である。そして、それは読者の前にあからさまに呈示されている。

この作品はタイトルでそのテーマを明かしている。



「スーパーハイブリッド構造」は世界を変える

できることなら避けて通りたい話題である。しかし、私は以前書いてしまった。

『ハヤテのごとく!』は文学史的に見ても大きなインパクトを与えると。

なぜ私がそう直感したのか?その理由も「スーパーハイブリッドコミック」、あるいは「スーパーハイブリッド構造」というキーワードで説明可能である。

これを書くことに迷いがあるのは、私が文学論という学問に無知だからである。私の文学論的な話の情報源は主に筒井康隆氏の著作であり、しかも筒井氏の言葉を理解できているとは思えない。誰かの意見の丸飲みや受け売りですらない状況だ。特に専門的に研究している方がこの段落を読む時にはそのことに注意を払って頂ければ幸いである。あなたがたにとっての常識は私にとっての非常識かもしれない。


さて、文学論的には、構造を持つ物語などは古い物だという認識があるように私は理解している。批評する側も物語の構造を破壊しそのエッセンスのみを取り出そうと苦悩しているように思える。その論法で言うと「スーパーハイブリッド構造」を持つ『ハヤテのごとく!』という漫画は古い構造を持つ古典的な作品ということになるはずだ。しかし、私の感じたそもそもの違和感も実はそこにある。

この漫画は既存の物語と同じ読み方ができない。

「スーパーハイブリッド構造」というのは恐ろしく緻密で複雑な構造だということは図表を用いて簡単に説明した。しかし、読者からはあまりに緻密かつ複雑であるが故に、構造が崩壊しているように見えてしまうのだ。物語の背骨が見えない。例えば、これは多くの読者が感じていることだが、誰が主人公で誰がヒロインかという基本的な事柄ですらも作中だけからでは読みとることができない。作者の言葉で確認をしている。しかし、作者は明確に主人公やメインヒロインは設定している。そればかりか唯一無二ラストシーンのイメージがあることを「トゥルーエンド」という言葉で明かしてくれている。こんな作品が他にあるだろうか?

つまり、極限まで構造化したが故に構造が崩壊し(たように見え)、結果的に構造が無い(ようにみえる)物語ができあがってしまっているのではないか?そして、これはもしかすると名だたる文学者が目指し、挑戦してきたことなのではないだろうか?それがこの『ハヤテのごとく!』という作品で図らずも具現化してしまったのでは無かろうか?そう考えるとこの漫画を読んだ当初私がさいなまされた違和感をきれいに説明できるのである。


今までの本の読み方が『ハヤテのごとく!』には通用しない。それは当たり前だ。「スーパーハイブリッド構造」によって物語の構造が崩壊しているからだ。非常に難解な作品なのである。


驚くべき事はこの作品が商業的に成功しているということである。実験作は通常売れない。一部の好事家の目に止まるだけである。一般読者から理解されない作品が高尚で新しいというようなイメージすらある。「失敗作ということを度外視すれば成功」などというわかったようなわからないような評価を受けることもある*1。しかし、『ハヤテのごとく!』は売れている。漫画という売れやすいメディアで発表されているということを考えに入れても売れている。これはいったいどうしてなのか?もちろん異様に読解力が発達した*2いわゆる「オタク」層がいる日本で生まれた作品と言うことは考慮しなければならない。それにしても売れすぎている。そして私はこれからも売れ続け、商業的にかつて無い成功を納めるとも予想しています。それはなぜか?

組み合わせの元となっている物語は人々に理解されやすい昔ながらの筋立てを持っているからだ。そのストーリーだけを追うことも可能だからだ。そしてそのストーリーが感動的に描けているからだ。

さらにもう一つ、誰もが本能的に感動する「時の流れ」という要素がバックボーンとしてあるからだ。


読者は「なんともいえない違和感」という形で新しい物語が生まれることを肌で感じている。そして、いつのまにか受け入れる。新しい時代の波に飲まれてしまう。本当の革新は目立たない。何が新しいのかすぐにはわからないことが多い。気がつくとそれがスタンダードになっている。そういうものなのだ。


一度この味を知ってしまった読者はもう戻れない。



まとめてみよう。『ハヤテのごとく!』という作品では、極端に緻密な「スーパーハイブリッド構造」を取ることによって、逆に物語全体の構造が破綻し、それによって背後にある「時の流れ」が浮き上がるという現象が起きている。


そうでなければ、終了条件が日付であることに誰も気づいていないはずだ。ほとんどの物語に当初から用意されている終了条件がこの作品の場合全く見えなかった。それは構造が崩壊しているから。そして構造が見えないことによって根元的なテーマが図らずも作中で示唆されていたということになる。

繰り返し書く。

『ハヤテのごとく!』という漫画は「時の流れ」を描く漫画である。少年少女の恋や借金などはそのための手段に過ぎない。なぜか?なぜそう思うのか?終了条件が日付だからか?それもあるがこの作品のタイトルが『ハヤテのごとく!』だからだ。作者は最初からそういう作品を作り上げたかったのだ。そして、結果的に、今まで多くの文学者が試みた物語構造の破壊と再構築を『ハヤテのごとく!』という作品で具現化してしまった。しかも、この作品は商業的にも成功する=多くの人に読まれるのである。難解な作品、新しい手法に挑戦した作品は一般には受け入れられないという既存の概念は崩れ去った。今後自分の作品を売るためにこの手法を取る創作者が現れる可能性も十分あり得るのだ。


「スーパーハイブリッド構造」とそれによる「物語構造の崩壊」は、評価されず、発表の場にも恵まれなかった才能ある青年が、「時の流れ」そのものを描くという野心的な作品を産み出そうとしたときに起こった奇跡だと思える。ただの奇跡ではなく、日本に根付いた文化、作者の才能、発表を許された環境、受け入れた読者、その全てがそろって初めて起こった奇跡。我々は今その現場に立ち会っている。そしてそのことに気づいている人は、まだ少ない。




今はまだこのサイトに書かれている言葉を読んで嘲笑う人がいるかも知れない。しかし、この作品で衝撃を受ける人は世界中に多数出現するはずだ。そのためには適切なプロモーションをして作品の持つ力を最大限に伝える努力をしなければならない。『ハヤテのごとく!』という化け物のようなコンテンツを図らずも手に入れた小学館の責任は重い。ちょっとしたつまずきで未来は変わってしまうかも知れない。


かつてない構造を持ち、かつてない感動をもたらすことが約束されている漫画。物語の新千年紀を拓く作品、それが『ハヤテのごとく!』である。



目次


迷走の過程、将来の期待

| 09:54 | 迷走の過程、将来の期待を含むブックマーク 迷走の過程、将来の期待のブックマークコメント

推理小説が好きです。特に名探偵物が好きです。最後に謎をきれいに解決する場面がたまらなく好きです。『ハヤテのごとく!』について1年以上考えてみて名探偵の気持ちが少しだけわかりました。具体的に言うと、島田荘司氏が創造した御手洗潔の気持ちがわかりました。

材料は最初から全てそろっていた。そのことにははじめから気づいていた。しかし、それが答えだとは気づいていなかった。僕はバカだ大バカ物だ笑ってくれ!ここまでわかれば説明は石岡君もできるだろう?簡単な話さ。何でわからないんだこんな簡単なことが。

そんな気持ちです。

これを書くと詳しい人から反発を食らうことはわかっているんだけど書いてみます。内容はよくわかっていないアインシュタイン博士が呈示したE=MC2って式ありますよね。あれって素人目に見るとものすごく単純です。なんでそうなるのかはわからないけれどそうなるんだと言われればそうなるんだねって理解できる。科学者はこういう物を見つけ出したいんじゃないかなぁと勝手に思っていたりします。そこに至る過程は難解でも結論は誰もが簡単に理解できる物が自然界にはまだ隠れているに違いないと思っているんじゃないですかね。それを見つけた時の気分が今は何となくわかるような気がします。


2007/2/21。コミックス11巻収録予定の116話を読んで、ついに自分の直感を説明する言葉を見いだしました。その週のバックステージを読む前。ギリギリのタイミング。バックステージを読んでから書いたのでは自分の満足度が違った。

私にとってのゲームは終わりました。もう、そう断言してもいいでしょう。この漫画になぜこんなにまで惹かれたのか、なぜ面白いと思ったのか、なぜ先が読めなかったのか、なぜ売れると思ったのか、なぜ後世に影響を与える作品になると思ったのか。その理由は『ハヤテのごとく!』という漫画が「スーパーハイブリッドコミック」だからです。


2部はいつもと違う雰囲気で書いたので疲れました。なんで、3部ではいつもの調子で書きます。脱線したり全然違う話に飛んだりするはず。


そうですね。まずは2部の見出しについて説明しましょうか?

インパクトのある見出しを付けたかったんですよ。でも「スーパーハイブリッドコミック」というキャッチフレーズは自分でネタバレしている。しくじりました。さてどうするかと。「物語の新しい世紀を拓く」ってのは広告っぽいけど悪くないかなと思いました。でもね。よく考えてみた。世紀って百年ですよね。昨年の12月に百年前の小説を読んで、「これは今出版されてもいけるし違和感ない」と思ったんですよ。それにひきかえこの漫画は…。ものすごい違和感。百年じゃ足りない。それで千年紀という言葉にしてみました。決して大げさじゃないと思うんですけどね…。だって、今までの物語と根本的に違うんだもん。どうでしょうかね?


それではここから過去を振り返ってみます。



私が『ハヤテのごとく!』を初めて読んだのは2005/8/20の事でした。それまでも週刊サンデーは読んでいましたが、この漫画は眺めていただけでした。別に好きでもないし嫌いでもない、面白い回もあればつまらない回もある普通に連載されている漫画の一つでしかありませんでした。

読んでみて不思議な感覚を持ちました。読み返したくなる。何度でも読み返してしまう。なぜなのかわかりません。もしかすると今流行のこういう絵に弱いのか?いい年して萌えちまったのか?いやいやそんな非科学的なことはありえないはず。理由があるはずです。私が読み返したくなるような仕掛けがこの作品には必ずしこんであるはずなんです。

そしてもう一つ。「この作品は恐ろしく売れる、そして後世にものすごい影響を与える」と直感しました。

なんでそう思ったのか、当時はわかりませんでした。しかし、その直感にはなんらかの裏付けがあるはずだと考えていました。それを探るためにこのサイトで様々な切り口で長文を書いてきました。この記事では自分が書いたことを検証してみます。



まずははまっていく過程から。ここでは特に書くことはありません。2005/8/20、2005/8/21、2005/8/22ではなんとかして自分が知っている物語にうまいこと当てはめて理解しようとしている様がいじましいです。結局それをあきらめたのが2005/9/14の決意表明です。今思うと一番楽しかったのはこの時期ですね(笑)。新しいオモチャを手に入れた子供みたいな感じ。


2005/11/18〜2005/11/27までの10日間に渡って書いた文章があります。今思うとどうしてこの時に結論に到達できなかったのか不思議でしょうがない。しかも間違えたことやどうでもいいことを力を込めて書いています。


まずパロディについて言及した部分。主に三日目の2005/11/20に書いています。これには今も同じ感想を持っています。パロディの原典を知っている人にとっては親しみやすさを与えます。原典を知らない人にとってはどうでもいいことですが、極々少数であっても、パロディを機に原典に興味を持つ人が現れれば商業的には効果があります。実際2ちゃんねるの書き込みを見てもそういう人がいますよね。私自身もハヤテをきっかけに触れることになった作品がたくさんあります。ハヤテが売れれば業界全体が潤う可能性も秘めているのですよ。おそろしいことに。


話は前後しますが、2005/11/19の二日目に書いた「基礎体力」の話。これは完全に枝葉の部分です。別に今となってはどうでもいいこと。この漫画を面白いと思うきっかけの一つを書いているだけです。2005/11/21の四日目、2005/11/22の五日目も枝葉です。特に五日目の属性や人間関係が「数値化」されているという話はたぶん間違えていると思います。2部で書いた「ハヤテのごとく!.xls」があれば数値はいらない。人間関係のコントロールは脳内でも十分可能です。しかもそれも今となってはどうでもいいことです(笑)。

ただ、五日目を書くにあたって作った「ナギの世界」「歩の世界」「ヒナギクの世界」という言葉はわかりやすくて便利なのでこれからも使っていきたいと思います。


そして、あの十日間の文章を書いた時には本論だと思っていた2005/11/23の六日目…。これも枝葉。枝葉と言うよりもヒントなんですよ。ナギとハヤテの間に年齢の壁があるというのは、読者がこの漫画の構造を理解するためのヒントです。ヒントの部分に細かく突っ込んでいる俺。この漫画では物語が順次立てて進むことがあるということを読者に示唆しているに過ぎないです。作者が示唆しているのだからちょいとシンクロしている人間ならわかって当たり前なんですよ。


2005/11/24の七日目。読み返すと泣きたくなります。感動してではなくて情けなくて…。わかっていたんですよ。たぶん。なのにそれが言葉にできていなかった。そういうこともあるんですよ。この日は「日付が全て」ということを思いついた日です。それは合っていたわけですが、それに気を取られて本質的な部分を見誤った。作者にとってのゲームといっても、なんというかこの時思い描いていたゲームとは違った。予定表のエクセルをメンテするゲームとでも言えばいいのか。取捨選択をして話を進めていくゲームです。選択を誤ればトゥルーエンドには到達できないというわけではなく、途中で修正もきくゲームです。あるイベントでフラグを立てようとしたけれど立たなかったら別のイベントで立てればいいんです。柔軟性があります。


2005/11/25の八日目、2005/11/26の九日目は書いた当時でも枝葉と書いていました。どう見ても枝葉です。

ただね、これが枝葉というのは異常なんですよ。他愛のないギャグ漫画に幸福論が仕込んで有ればそれだけで話題になることがあるんですよ。そこばっかりが一般メディアで取り上げられて真のファンはうざく思ったりする物ですよ。この漫画にもそういう状況が訪れるかも知れません。しかし、わざわざこの記事を読みに来るような人ならわかりますよね。この漫画はそういう漫画ではない。他愛もない子供向け、オタク向けの漫画なんです。その構造が異常だから通常は取り込めないはずの読者を取り込めるだけなんです。


2005/11/27の十日目「トゥルーエンド」。この日書いたことはたぶん無駄にはなっていないはず。今後もこの記事を読む人は多いはずです。この漫画のタイトルはそういう意味なんです。この結論は正しかった。そして、最後に引用した作者の言葉。この言葉は構造を理解した今読んでも感動できます。作者の並々ならぬ覚悟を感じます。そのくらいの覚悟が無ければ決して完結しない漫画です。誰も読んだことがない、誰も書いたことがない構造を持つ物語が今我々の目の前に存在しています。

今の日本に生まれて良かった。漫画がある時代に生まれて良かった。畑健二郎さんが生きる時代に生きられてよかった。

この記事へのリンクは今後も続けます。


話は前後しますが2005/11/17に書くに当たって参考にしたサイトを列挙しました。インターネットが無ければ書けなかったな。そもそも書く場所も無かったわけですけれど(笑)。



次に2006/1/15の5巻発売時に書いたやつ。掘り下げとか書いているけど全然掘れてません…。



2006/3/17の6巻発売時に書いた文章は構造の話ではないです。でも、この切り口で書いている人は今もいないんじゃないかな?アニメ化でこの面が炸裂するような気がしているのですが…。ちゃんと読むとこの漫画異様に説教臭いですよ。ラブコメなのに恋愛とは無関係に「勉強の方が大事」と言い切るヒロインがいる漫画なんてそうはない。「歩ちゃんだって恋いもしているけれど勉強が大事だって言っているでしょ?」って母親に言われる娘が出てきかねません。



2006/6/16と2006/6/17には7巻発売記念長文記事。もうね。そうなんだよ。そうなんだけど違うのよ。突っ込みたくなるね。自分に…。



2006/9/17の初めて読む方への推薦状。これは今後も使える。ラブコメ好きな人へのキラーコンテンツ(笑)。たった1話、たった16ページでこれだけ深く読める漫画だって話は紹介してもいいんじゃないかな?

この記事へのリンクもはずさないことにしよう。



2006/11/18〜2006/11/27までは一年前の記事を振り返ってます。こんな物書く暇があったらもうちっと考えりゃよかったのにねぇ。



そして、運命の10巻発売。2007/2/16に書いた「マルチシナリオシングルエンディングというシステム」。

惜しい!!惜しすぎるよ!。これから5日後に全てわかるんですよ。この時にもわかっていたはずなのに書けなかったよ。惜しいよ。とっても惜しい。悔しい。

この記事を書いたことと自分の生活環境が変わったことがきっかけで気づいたのかもしれないですね。「夢の中へ」の歌詞を思い出した。当然脳内では斉藤由貴の声で再生されますが何か?

ネタバレすると、もしこの漫画を元にゲームが作られるとしたらどういう物になるのかって考えてみた結果なんですよ。終わりは決まっているけれど経路はプレイヤーが選べるゲームってのもありかなと思ったんですよ。


そして全てわかった2007/2/21。あまりのことに笑えてきます。回答はずっと目の前にぶら下がっていたんです。見えてなかっただけ。


そんなわけで、あたっていたところもあり、はずしたところもありです。過去について振り返るのはこのくらいにして、将来どうなるか、なぜそう思うのかを書いてみましょうか。



まず、あり得ないくらい売れるって話。

これにはいくつかの要素が絡んできます。まずは上にも書いた実は説教臭い漫画だと言うこと。スポーツ漫画だったら勉強しないでスポーツばっかしていたり、学生が主人公の漫画でも授業さぼってなんかしていたりするじゃないですか。この漫画はそうではない。登場人物は仮想空間で日常生活を送っていて、その場面が描かれています。学校に行かないと怒られます。試験の成績が悪いと進級できません。魔法でなんとかなったりしないんです。お金がないと死んでしまいます。そして借りたお金は返さなければならないんですよ。

あまりにも既存の価値観に凝り固まっています。なのにインモラルな香りがする。インモラルな香りがするのに突っ込みどころがないんです。子供を持つ親にとっては突っ込もうにも突っ込めないんです。

そして、パロディと萌え。これは主にオタク向け。ただし諸刃の剣。ヒットエリアが狭く反感を持つ人も多い。しかし、市場としては決して小さくはないけれどとびきり大きい所ではない。子供と子供を持つ親に比べれば…。ただ、このファン層に対する作者の愛着が半端じゃない。だから決して切り捨てることはないです。119話はたぶんそういうメッセージですよ。

最後に、この漫画のスーパーハイブリッド構造。ストーリーが大量に仕込まれています。それぞれのストーリーにはそれぞれファンがつくはずです。ヒナギクさんが好きという方がたくさんいるじゃないですか。それと同じでこの話が好き!っていう読者が絶対現れる。で、その話が好きな読者だけではなく、別の話が好きな読者もいる。ストーリー萌えといってもいい状況になるんじゃないですかね?その中にはサクセスストーリーも有ればラブコメも有ればバトルも有れば幸福論もある、何でもありなんです。そして一つ一つの物語がかなりよくできている。よくできているから物語全体としてはどうでもいい98話とか116話で不覚にも泣きそうになっちまうんですよ。で、それぞれの物語に関連性を見いだしてしまったら深みにはまる。一つ一つのストーリーが良くできているのは純粋に作者の才能だと思います。



最後に、この漫画が何で今後の物語に大きな影響を与えるかと言うこと。

まずは終了条件ですね。この終了条件を使う作品は絶対出てくる。それも大量に(笑)。ただねぇ。難しいよね。いつ終わるか読者にはわからないようにしなきゃいかんので。使っても誰も気づいてくれない可能性がある。

むしろスーパーハイブリッド構造が影響力でかいと思います。どうですか?俺はものすごく衝撃受けているんですけれど。特に創作している人から見てどうなんですかね?こんな話の作り方があるなんて思いもしなかった。極論すると物語全体を通したあらすじがないんですよ。2部で書いたように構造が崩壊している。連載が終われば最初と最後をつなげてあらすじにすることもできるけれど、連載中はどの話で終わるかわからないんですよ。作者がいろいろ語ってくれるから我々は唯一絶対のトゥルーエンドがあることを知っていて、主人公はハヤテでメインヒロインはナギとマリアであることがわかっているだけですよね。作者が語らなければ今頃混乱の極みにいるんですよ。こんな物語想像できます?いや、目の前に何セットかあるんですけどね(笑)。

絶対これはものすごい影響を与えます。漫画だけじゃなく、国内だけでもなく世界中に。こういう物語ができる、そして売れるということを証明していますから。そして、これになれてしまうと、他の物語が全て単純な物に見えてきてしまう。この漫画がスタンダード、評価基準になりかねないです。誰もやったことがないことを最初にやるのは大変だけど追随するのは比較的楽ですから。まず外国でこっそり真似する人が出てくるんじゃないかなぁ。それが逆輸入されて訳知り顔の人が「これは新しい」とか言い出しちゃったりしてハヤテファンが噛みつくとか。あ、噛みつくのは俺かな(笑)。

一点危惧があるとすると作者の才能です。畑健二郎さんという漫画家はストーリー創作能力がものすごく高い。そういう才能がないとこのシステムを使いこなせない可能性はある。もし普通の才能でこのシステムが使えるのなら本当に今世紀以降の物語構造の主流になって「『ハヤテのごとく!』が数百年間変わらなかった物語の作り方を変えた」と評価される可能性も秘めています。ハヤテ以前、ハヤテ以後という言葉ができてもおかしく無いと思ってますよ。

今まで言葉にできなかったけれど私はそう思っていたのですよ。本当です。ああ、ソースがない情報は信用されないんでしたね。自分でそう書きました。だってしょうがないじゃん、俺の能力じゃ言葉にできなかったんだもん!と開き直ってみる。



ありえないくらい売れると思いますよ。わかりやすい上に深いですから。うまいことやればどんな読者も取り込むことが可能だし。そうですねぇ。10巻1000万部とかいう無茶な予想してはずしましたけれどまた書きますかねぇ。

20巻1億部(笑)。要は1巻あたり500万部です。20巻で到達するかはわからないけれどそこまでは余裕で行くと思う。驚かない。その先も驚かないですね、別に。ハリーポッターよりは売れるんじゃないかな?あれより懐広いし深いから。外国の文化はよくわからないけれど、もし受け入れられれば漫画という物が今以上に広まるきっかけになるかもしれないですね。そしてあり得ないくらい売れて騒ぎになるかも。で、入手困難になり確実に手に入れるには秋葉原とか日本橋とか大須*3に行くしかないみたいな状況になりかねないと思ってます。


純粋に物語に感動することはあると思うけれど、もう何があっても驚かないです。


この恐ろしい作品の価値を作者も、出版社も、そして読者もまだ気がついていない。そんな気がしてならなかったのです。だからどうしてもそれを言葉にしたかった。もしかすると千年に一度レベルの革命が起きているのかも知れない、そう肌で感じてしまった以上はどうしても書きたかった。この文章が受け入れられるかどうかはわかりませんが、目標は達成しました。



私のゲームは終わりましたが『ハヤテのごとく!』という物語はまだ始まったばかりです。これから何が起こるのか、楽しみにしつつもおびえています。これほどまでに破壊力がある作品はたぶんもう巡り会えません。


最後に、この作品を世に送り出した畑健二郎さん、スタッフの皆様、そして小学館には本当に感謝しています。この年になってこんなに面白い遊びができるとは思ってませんでした。

ありがとうございました。


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サイト内リンク

リンク解説当時のアクセス数状況(ユニーク/PV)
2005/8/20の日記3巻まで買ったその日の日記です。この日で終わるはずだったんですよ。まじで…。推定5/10
2005/8/21の日記買った次の日。とりあえず自分の知っている作品にあてはめて理解しようとしています。まだはまってはいない。推定5/10
2005/8/22の日記何かおかしいことに気づいた。完全にはまっていて笑える…推定5/10
2005/8/29の日記この漫画に触発されて書き始めた物語論的な物。この頃は連載記事で日記書くモチベーションを維持していました。推定10/25
2005/9/14 決意表明負けを認めた感じです。推定15/37
2005/10/8 牙をむいたハムスターバックステージVol49の衝撃。それまで思っていた以上に恐ろしい作者・作品である事がわかった日です。推定20/41
2005/10/19 率直に言ってすげぇと思った第52話この週から毎週の感想を書き始めました。推定15/35
2005/11/17 プロローグ、っていうか前夜祭翌日からアップロードする文章の説明です。力はいってますね(笑)。不安でしたからね。漫画をほとんど読まない人間が一つの漫画について十日間書くというのが受け入れられるのか無視されるのか反発されるのか。これ書いた頃は読む人はこの程度しかいませんでした…。これでも当時としてはいつもより多かったんですけどね。63/106
2005/11/18 第一日:壮大な物語の始まり書き始めたけれど誰も読みに来ないという現実がありました(笑)56/80
2005/11/19 第二日:基礎体力今までの物語とは違うことがわかっていながら今までの物語の読み方から抜け出せていない俺がいる。一夜明けて一気にアクセスが増えた。ハヤテって人気有るんだなぁと思いました。154/258
2005/11/20 第三日:既視感と違和感パロディについてこの切り口を重視するのは漫画を読まない人だからだと思う。155/286
2005/11/21 第四日:存在しなかったはずの物語、雄弁な『神』今読み返すといらなかったかなぁ…。当時は重視していたんですけどね。97/125
2005/11/22 第五日:『ここ』とは違う別の世界この話は枝葉ではあるけれど今でも生きている。同意してくれる人も多いはず98/150
2005/11/23 第六日:『壁』この漫画のそもそもの違和感について書きました。おかしいんです。そう思えたのはこれがヒントだったからです。115/164
2005/11/24 第七日:選択される未来これに気づいた時は俺すげーと思ったんですが詰めが甘すぎます(笑)82/154
2005/11/25 第八日:すべてはその時のために今となってはどうでもいい話かな?127/258
2005/11/26 第九日:それぞれの幸せ今となってはどうでもいい話かな?77/124
2005/11/27 第十日:トゥルーエンド推理小説の解決編。1年以上経ってから多く読まれることになると思っていたのは俺だけのはず(笑)。127/258
2005/12/2 10日かけたファンレター後日談その2自己評価です。かなりあたっているしこれからも当たると思ってます。今となってはこういう細かいところははずれても別にいいですけど(笑)79/142
2005/12/18 10日かけたファンレター後日談その3自己評価続き89/147


2006/1/14 交錯まだ既存の物語から離れていない。大人って柔軟性に欠けているということがよくわかります。107/129
2006/2/8 なんかよくわからないけど感動した第66話畑健二郎さんのストーリーテラーとしての実力がかいま見えた話。というか、ここまですごいとは正直思ってなかった。16ページとは思えない。185/274
2006/2/9 切なさへの耐性66話を読んで最終回に不安を感じました。俺は耐えられるのか?ちなみに、この週以降水曜日木曜日のアクセス数がかなり増えました。この話を読んでファンになった人も多いはず。209/295
2006/3/23 72話感想二日目相互リンクしているサイトで紹介されて大量のアクセスがあった週の記事です。西沢弟とナギの話です。662/880
2006/3/17 「モラル」まぁみてなさいって。こういう話アニメの放送始まったら絶対出てくるから。もうアニメ化は既定路線でした。アニメ化されたらどうなるかということを意識しながら書いていましたね。162/211
2006/5/5 ラブコメとしての三つの伏線相互リンク先を見てのの二番煎じ企画。意味はないんだよねぇ。でも気になるんだなぁ。この日は別の記事の方が人気があった(笑)。236/312
2006/6/16 「スナップショット」うーん。確かにそうなんだけど違ったんだよね。184/227
2006/6/17 神の不在これもねぇ…。微妙。220/275
2006/8/7 勝利宣言妄想が妄想でなくなった日です。自信はあったけれど裏付けが取れるとは思っていなかった。夏休み特需とかいろいろ要素はあったけれど、これも読む人が増えるきっかけになったんじゃないかな?412/606
2006/9/17 初めて読む方への推薦状ハヤテ記事で一番良く書けたと思っているのはこれです。文章って書き続ければ少しずつだけどうまく書けるようになります。16ページでこれだけ書かせる原典がすごいんですけれど。394/712
2006/10/4 物語終了のXDay予想投票結果発表!この漫画は作中時間でいったいいつ終わるのかを読者のみなさまと予想してみました。この日はヒナギクさんファンにとっては伝説の98話とかぶっていたので多くの方に読んでもらえました。784/1195
2006/10/20 アニメ化するならいつ、どこがいい??結果発表最初の投票企画の成功に気をよくしてこんなこともしました。この時点ではまだアニメになるとは決まってなかったんだよね。この記事のおかげでアニメ化発表後にアクセスがたくさんあった(笑)。574/977
2006/10/26 ハヤテのごとく!「マリアさんの秘密」への見解内容はともかくとして、この時恥ずかしい言葉を作っています。今読むと本当に恥ずかしい。書かなきゃよかった。でも消せない。消さない。582/1020
2006/11/1 登場人物出没可能ポイントまとめ 2006/11/1版めんどうで避けていた資料系の記事です。役に立つことはあるのかわからん。687/1259
2006/11/2 「マリアさんの秘密」への見解への入り口作者が隠しているマリアさんの名字はこれです。そりゃそうでしょう。そうでなければおかしい。ただねぇ。この作者のやることは読めないからミスリードされている可能性もねぇ…。571/963
2006/12/16 アニメ化決定とのこと意図的かどうかは今となってはわからない情報リークを受けての記事。事実上ハヤテ専門サイトとしては漫画全般を扱っているサイトに負けたのはくやしかった(笑)。なにをいまさらとかおもっちまったよ。666/1133
2006/12/20 エンディング希望・予想投票結果発表!アニメ化祭りの真っ最中にこういう空気を読まない記事を書くからだめなんでしょうね(笑)。752/1251
2006/12/25 結末予想とその根拠、まとめ(2006年版)今となってはどうでもよくなってしまいました…。638/1104
2007/2/6 リンク集のリンク集オリジナルのハヤテ記事が大々的にニュースサイトに取り上げられたのは実はこれが初めてかも。記事自体はオリジナリティはありませんけど。1114/632
2007/2/13 西沢歩 「普通少女」の存在意義ファンサイトですから!(笑)。西沢さんに注目するとこの漫画の異常性がよくわかりますよ。この記事で一部のニュースサイトの巡回先に組み込まれたらしいことに気づきました。654/1086
2007/2/16 今となってはどうでもよくなってしまいました…。でも読む人はたくさん。これをきっかけに2005/11/27の記事が広く知られました。もしかするとハヤテ感想サイトの中では大手の一つになっちまったのかな?更新縮小前の最後の一花です。1075/1747
2007/2/21 「スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』」(暫定版)この記事で終わりです。もう全てわかった。あとは作品を純粋に楽しむだけ。行く末を見届けるだけ。この漫画はそういう漫画です。小一時間で書いた記事で自分自身納得がいかないので今日リライトした記事をアップロードしました。1012/1694
2007/2/24 最終回に耐えられるのか?あえて書いた焼き直し記事。読む人が増えたら繰り返し書く効果はたぶんあるんじゃないかと思ってます。726/1200



あまり意味がないアクセス数を書いたのは、最近増えているように思える他の感想・考察系サイトの参考になるかも知れないと思ったからです。考察記事は読まれません。残念ながら。読まれなくてやめちゃう人もいるかもしれません。モチベーションが持たないかもしれません。でも続けていればいつかは読者が増えます。そして、昔の記事でもサイト内で強調してそれが重要な物で有れば読まれます。だから続けて下さい。一人にしないで下さい(笑)。

サイト内リンクは本当に強力です。特にヘッダー部分のリンクは効果抜群。ブログスタイルの記事の鮮度が重要視されるこのサイトでも1年以上前の記事に大量アクセスがくるんですから。


  • 関連全記事

カテゴリ ハヤテのごとく! 結局こんな感じになりました。もうすぐ300記事になるのかな?全部読むには1ヶ月くらいかかるかもしれないですね(笑)。そしてこれからも増える予定があります(w


公式サイトリンク



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まとめ

| 10:09 |  まとめを含むブックマーク  まとめのブックマークコメント

いかがだったでしょうか?

精一杯わかりやすく書いてみたのですが、なにぶん文章があれなので自己完結していてわけわからんと感じた方も多いかも知れないです。

私がこの漫画に感じた異常さを説明するには自分で作った「スーパーハイブリッドコミック」、「スーパーハイブリッド構造」という言葉を説明すればそれで済むということを伝えたかったのですが…。

新しい概念を説明するには新しい言葉が必要です。問題はその言葉が見つからなかったこと。その言葉さえ見つければ後はたぶんなんとかなる。そう思って答えを探してました。そして見つけた答えが「スーパーハイブリッドコミック」「スーパーハイブリッド構造」です。

この言葉は『ハヤテのごとく!』という漫画を一言で言い表していると自負しています。物語的な部分についても、漫画要素的な部分についても、そしてパロディについても、登場人物の価値観も、全て説明可能です。全てを包含した言葉です。


この言葉をもしお気に召しましたら使って下さい。商用非商用問いません。ただ、細かい説明はこのサイトの今日の記事を引用または紹介して欲しいなぁと。また新しい解釈をこの言葉に加える場合には言葉の出典とそれに自分が付け加えた新しい解釈が読む人にわかるようにして欲しいなぁと。言葉が違う意味を持って一人歩きするのはいや。キャッチコピーとして使われる分には法的に効力がある権利がどうこうとかいう話にならない限りOKってことです。この言葉のこのサイトでの初出は2007/2/21ですからね。マニアなので某官庁の某検索サイトは見てますからね(ニヤリ。

少なくとも私はこれからも、たぶん連載終了までこの言葉を使い続けます。


最後まで迷ったのが文学論的なところです。本編でも書きましたが…門外漢なんですよね…。ものすごく的はずれなことを書いているかも知れない。けれどももし当たっていた場合にはものすごいインパクトがある話。気づいた以上は書かざるを得ません。もしこれが当たっていたとすると、私がここで書かなければ誰も気づかないかも知れないし気づくのが何年も何十年も遅れるのかもしれないです。みんな気づいてて書いてないだけという可能性も当然あるのですが、書いて後悔する方が書かずに後悔するよりはマシ。


最後が堅い話になっちまいましたが、これでこの漫画について書きたいことは全て書きました。後は毎週読むだけです。


「スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』」

それは、21世紀を代表する物語になることが約束された漫画です。そして、もしかすると物語を根本的に変えるかもしれない作品です。


目次


FAQ

| 10:13 |  FAQを含むブックマーク  FAQのブックマークコメント


今回の言葉が本当に『ハヤテのごとく!』のすべてを説明しているのか検証するためにFAQを作ってみました。当然自分に都合の良いように作っています。


  • Q1 この漫画はどういう漫画ですか?どのジャンルに分類されますか?
  • A1 スーパーハイブリッドコミックです。既存のジャンルには分類できません。読む人それぞれが違うジャンルに分類します。ラブコメと思う人もいれば萌え漫画と思う人もいればギャグ漫画と思う人もいれば少女漫画と思う人もいればストーリー漫画と思う人もいます。その全てが正解ですが不正解です。


  • Q2 面白くない話が定期的に出てきます。不満です。
  • A2 スーパーハイブリッドコミックだからです。この漫画にはいろいろなストーリーが組み込まれています。ある物語をほとんどの読者があなた同様面白くないと思っていれば週刊少年誌での連載を維持するためにその傾向を持つ話は無くなります。続くと言うことは面白いと感じる人が一定数以上いるからです。


  • Q3 本筋が進まないので退屈です
  • A3 スーパーハイブリッドコミックだからです。退屈でも読んでいると言うことはそれなりに興味を持っていると言うことですね。あなたが本筋と思っているその話は別の読者にとってはサブストーリーです。ちなみにこの漫画には本筋がありません。しいていうならばハヤテとナギとマリアさんの物語ですが、それ以外の話もひっくるめてこの漫画を考えてみましょう。きっと新しい楽しみ方ができるはずです。


  • Q4 最後に誰と誰がくっつくことになるのか?
  • A4 スーパーハイブリッドなので私にも予想がつきません。そもそもラブコメテンプレートの話が用意されているのかもわかりません。そして、この漫画ではそれは本質的なテーマではありません。読者の反応で変更可能な要素だと考えられます。この漫画では結果も大事ですが、過程=ストーリーが重要なのです。


  • Q5 少年が少女にかける最後の言葉は?
  • A5 わかりません。ただ、スーパーハイブリッド構造ということを考慮するとその言葉が描けたこと=トゥルーエンドではないかもしれません。物語の最終局面も通過点でしかないのが『ハヤテのごとく!』という漫画の構造上の特徴です。なお、私は時の流れに関わる言葉ではないかと予想しています。


  • Q6 面白い漫画だとは思うのだがなぜ面白いのかわからない
  • A6 スーパーハイブリッドコミックだからです。ようこそ。こちら側の世界へ。一緒に泥沼にはまりましょう。そこが出発点です。


  • Q7 アニメでは実際の季節に合わせた話をやるとのことです。不安です。
  • A7 スーパーハイブリッド構造だから当面心配は無用です。一つ一つの話は時間を切り取って作られているだけです。この構造が維持できる限りこの漫画の世界観を表現できていると感じるでしょう。そして、アニメで12/24以降が描かれればこの漫画は作中時間で1年以上続く作品であるということだと思われます。問題が発生するのはアニメの人気が続き1年以上放映が続いた場合です。その場合は工夫が必要になると考えています。


  • Q8 tanabeebanatの日記とやらいうサイトが偉そうなことを書いているがはずれたら責任を取るのか?
  • A8 スーパーハイブリッドコミックだからです。冗談です。さすがに無理がある答えですね。私には失う物が無いので一般的な意味での責任は取れません。しかしものすごく恥をかくのでそれは一種の社会的制裁でしょう。


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ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 2 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 2 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (3) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (3) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (5) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (5) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (6) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (6) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (7) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (7) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (8) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (8) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (9) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (9) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (10) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (10) (少年サンデーコミックス)

*1:出典が手元にないので明確にできませんが筒井康隆氏の『虚構船団』か『虚人たち』への評価でこういう言葉があり作者も納得したという話を読んだ記憶があります。

*2:リンクしている漫画感想サイトがいい例でしょう。これだけの数の話を毎週感想が書けるレベルまで読んでいる人はそう多くはないはずです。数をこなせば読解力は確実に上がると考えています。

*3:電器街にそういう店があると勝手に思っているんだけど合ってますか?

mass-ashmass-ash 2007/03/25 15:10 初めてコメントさせていただきます。
今までここのサイトを読んでいて、tanabeebaさんが提起した「スーパーハイブリッド」という言葉がこの物語を表すのに最適なのか失礼ながら考えていました。そして若干の違和感を持っていたのも事実です。
今この記事を読んで、捕らえられそうでなかなか捕らえきれないこの物語を表すのにふさわしいな・・・、と感じました。違和感がなぜか自然に消えていました。6部での答えが全て「スーパーハイブリットコミック」という言葉で表せられるからかもしれません。
6部のQでボクが抱いていたのはQ6でした。面白いのに毎週いい感想が浮かびません。ここや他の感想サイトを見ては感嘆しています。

tanabeebanattanabeebanat 2007/03/25 15:56 mass-ash様
はじめまして。
1部で書いたのですが、6部は半ば本気半ばネタという感じでして…。どういうネタかは明日あたり書こうと思っていますが、私自身が「スーパーハイブリッドコミック」という言葉を思いついてこの漫画が理解できたというのは事実です。
ここの感想だけに限った話かもしれないですが、毎週書けるのはストーリーやイベントを個別に追っているからで、この漫画全体の感想は書けないです。書くとすると今日書いたような感じになってしまいます。
コメントありがとうございました。

ロボット三等兵ロボット三等兵 2007/03/25 17:07 隊長、長文、お疲れ様であります
素晴らしい文章に触発されて、自分もハヤテ作品に対して、
どういうイメージを持って読んでいたのか反芻してみました
人様の米欄に書くのもなんですが、書いちゃいます。(ハート
サンデー掲載時の感想です
連載開始〜、これは僕のすきな、らぶこめ漫画きたな、しかも、さらに大好物な少年成長物の臭いもするし、たのしみだなー、でも、すぐに、終わりそうな、きもするなー、つづいてほしいなー
エイト(ロボット)登場〜、ものすごい違和感を感じたあとに、あ、これは、なんでもありのコメディー漫画か、
らぶは味付け程度かなー、ちと、がっかりだけど、ギャグ漫画として読んでもじわじわくる面白さあるし、読めるよなー
でも、おわりそうだなー
帝じい〜、随分いろいろ解説してくれる漫画だなー
しかし、まったく作中時間が進んでないんですが、
ギャグ漫画だから時間は進む漫画にしてても時間に意味はないのかな?奇面組みたいだなー
しかしこの主人公の女の子、ナギちゃんは、とても愛らしいなー
(この頃、主人公はナギだと本気で勘違いしてました)
とりあえず、おわらなそうになってきたなー、よかったよかった
白皇学園〜、本気で好きな漫画になってきたなー、それにしても、でてくる新キャラ新キャラ全てがまるで最初からでていたかのように違和感なくでてくるなー、初見で性格(内面とかではなく、ぱっと見のイメージ的なもの、しかも後まで読んでわかったことだが、それらがほとんどぶれてない気がする)も、すんなりわかるし、
最初の連載作品で、こういうことできるのって、すごいなこの作者
38話最後の4ページハヤテの根底とマリアの行動、
うわっ、なんだこりゃ、最高じゃないか
ハヤテって普段は普通に振舞ってるようにみえて、内面にきちんと
こういうことをかかえてるって作者は設定してるのか
そして、マリアの咄嗟のやさしさ、、、、
すごいなこの作品、でも、基本ギャグだからなー、
こっちのほうの話はエッセンスになっちゃうのかなー
でも、こういうのもあるってわかった、この作品いいかも
43話竜虎激突シーン
うわ、ギャグシーンでもやりやがった!!
いつ以来だ、一発ギャグで、こんなに気に入ったのは!!
この漫画、今、一番、おもしろいかも、
〜ヒナ祭り祭り始まりまで、
ラブもギャグもコメディも作者が非凡じゃないことを、
十二分に理解できる展開、満足満足
サブキャラ話も増えてきて作品の厚みも増して、満足満足
自分もいつのまにか、バックステージやハヤテブログ巡りを
するようになっていて、満足満足
ってか、バックステージあんなに、かたっていいのかー、
初めてよんだときに、今の作家さんは、みんなこれくらい
暴露して書いてるのか、インターネット社会ってすごいなー
って、おもってたら、そんなこと全然ないじゃないですかー
ものすごい畑先生のサービス精神と、
それ以上の自信をかんじます。私は揺るがないと、
ヒナ祭り祭り、いやがおうにも盛り上がる展開の中
はじまったこのエピソード、特にラブ好きにはたまらない
期待値がマックスだー
ところが始ると、なにがなんだかわからない
一話一話は、面白い、ものすごく面白いんだが
収拾がつくとは、おもえないし、完全スルーかスルーなのか
と、おもってたら、最後に神降臨
なにがなんだかわからない展開が全て必要なことだったと
いわんばかりの、まとまりかた、そう全てが必然!!
畑先生=アカギ、間違いないです
そして、このなにがなんだかわからないことが全て必然ということが、この作品全体で、おこなわれてるとしたら、、、、、、、
いや、おこなわれてるんですよね、ふるえがきました、
この後の感想はないです、心を握りつぶされたので、
もう、ハヤテという物語がつづられているという一点で
幸せです、幸せが最初にきてるので、そのあとの
楽しかっただの、感動しただの、といった感情は些細なものです
もちろんハヤテが生きがいの全てといってるのでは、なく、
自分における、いくつかの幸せのひとつに、なっているという
ことですが、
人の米欄で、なにやってるんでしょうか、本当すいません
でも、もう少し書きます(ぉぃ
自分はこのサイトで考察されてるような、深い読みで、
ハヤテを読んでいるわけでは、ないのですが、ってか
深い読みなど、できませんが^−^;
そんな人間でも右往左往(漫画ですること事態が異常ですね)して読みながら、気が付いたら幸せとまで、いっちゃってる始末です
文章かくって、こわいですね、そんなこと自分で、おもってるとは、認識できてなかったです。
しかしそれほどにこの作品ははまりますね、
それがここのブログにかかれてらっしゃるような考察の上に
なりたってるのか、他の要因もあるのかは、
自分には、わかりませんが
ひとつだけわかるのは、かなりの人が、あきらかに
はまってる状態にいるという事です
それにいち早く気づき、ハヤテの本質を見抜こうと考察をつづけてきた、ここのブログは最高です素敵です大好きです
最後にいくつか(まだ、書くきかー!!しかも、いくつもかー!!)
☆この作品は、冬ソナファン層にまで、ひろまるべきだ!
☆この作品に書いてあったので興味をもってハルヒをみました!
☆10年来アニメをまともにみてないが、ハヤテは録画するきだ!
☆DVDBOXも、人生初で、買う!
☆あ、ハルヒってアニメでみたじゃん!
☆ハヤテはあきらかに、そっちの入り口になってると感じる!
☆ってか、なんで全プレDVDこんなに家にあるんだよ!
☆グッズ集めってすごいものなんですね、初めての経験!
☆ってか、集めきれないよー、グッズ商法ってこわーい!
★初期の頃、ナギやマリアさんに嫌われたかもって、
たまにおもっていたハヤテ君が、最近全然こわがらなくなってきた
それどころか、ナギにはやりたい放題か貴様!!
慣れというのも、考えられるが、それ以上に愛という情操教育を
受け忘れてきたハヤテ君が(ここでいう愛とは、恋愛、家族愛
など、もろもろの大きい意味の愛)自分では認識してない状態で
学んできてるような印象を受けます。ナギやマリアさんも同様に成長してるような印象です
ここは愛(大きい意味で)の箱舟?
★そんな、三人がやがてどろどろの三角、、いやいや、、でも
どろどろ、、どろどろ、、どろどろろろ、、
★ハムヒナもいるじゃん!どろろどろどろどろろ、、
★ってか、誰にも展開よめないよー!
★しかもいっぱいある柱の一本にすぎないんだー!
★そもそもこんな柱はないのかもしれないしー!
★だが、それがイイ!
☆こんなわたしは、30過ぎです、

本当にごめんなさい、なんかもういろいろとごめんなさい
邪魔だったら消しちゃってください、たぶん、泣いちゃうけど
常識的に人の米欄にこれは、だめすぎる、、、

一言、長文、お疲れ様でした、と、書くはずだったのです、
本当です、信じてー

でも、書いたから送っちゃう、ぽちっとな

ごめんなさい、そして、サンクス

tanabeebanattanabeebanat 2007/03/25 19:20 ロボット三等兵様
コメントありがとうございます。
この漫画はとにかく変で何で面白いのかわからないのに気づいたら読み返してはまっていくという感じでした。なんでそうなるのかを考えていて答えが出たと思ったらそれを作者に先回りネタバレされて…って感じで泥沼にはまりました。
私はかなりの負けず嫌いでして、作者の手のひらの上で踊らされているようなこの感覚が我慢なりませんでした(笑)。今日、ようやく作者も考えていなかったことを指摘できたかも知れないと思うと胸のすく思いです。<かなり器が小さい。
この話、連載終了後10年のスパンで見ないと検証できないので、これを書いたことはこの日記を続けるモチベーションの一つになるかなと思っています。
長文のコメントは別に気にしてないです。というか気にする人間はあんな長文書きませんって(笑)。ただ、ちょっと気になるのは、読んだ人からみるとコメントもこの日記サイトのコンテンツの一部になっちゃってるかもしれないなということです。本来コメントを書いた人に届くべきメッセージが私が受け取ってしまっていることもあるんじゃないかと感じています。記事で紹介する時にはいただいたコメントを参考にしたことはこれからも明記しなきゃいかんなと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

SGKDSGKD 2007/03/26 19:29  お疲れ様です。
 本当は昨日コメントしたかった。でも、地震でそんな状況では有りませんでした。私の県は震源の隣県でかつやや離れた市だったので被害は殆どありませんでした。バックアップ中のHDDが一台壊れたくらいです(>_<)。被害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。

 で、本題。
 前にもコメントで書かせていただいたと思いますが、Tanabeebanatさんと同じように作品を分析すると、私の場合はどうしてもFSS(ファイブスターストーリーズ)を思い浮かべてしまいます。
 ハヤテと同じ点として、非常に多くの人・もののドラマを均等に扱っているということ、年表が存在しタイムスケジュールが決まっていることが挙げられます。
 ただ、ハヤテと違うのは、年表を公開しているということ。だからこの先に何が起こるのだろうと予測する楽しみはやや少ないかも。しかし、一つ一つの出来事の描き方が巧いので、先が分かっているとは思えない。こんな印象を持っています。
 ここで、Tanabeebanatさんのおっしゃる「ハヤテのごとく!」の構造ですが、漫画では類似するものは少ないかもしれない。でも、今述べたようにFSSを知っている者としては驚きは無いです。寧ろ、長編での構成の拙さが気にかかる、そんな位です。
 自分がわからないことは一つ。メインヒロインです。あのふたりがメインヒロインであるということが未だに分からない。Tanabeebanatさんもその点については言及されていないようですし・・・。
 幾人もの、幾つもの物語を平行して進めていく中で、「メインヒロインとは何ぞや?」「最終的に行き着く先で、メインヒロインがどのような行動をするのか?」を描くためにどうするのか。自分の興味はそこに尽きます。まあ、西沢さんが気になるのは仕様なのであきらめてください(笑)。

 以上私も長々とコメントさせていただきました。コメントの欄は長短に関わらず、見ない人は見ないので、気になさらなくて宜しいと思います>ロボット三等兵殿

 で、Tanabeebanatさんがロボット三等兵さんのコメントに対してコメントしていらっしゃる、コメントがコンテンツの一部という件、自分についてしか言えませんが、自分の意見ということを前面に押し出して主張したかったら、自分でブログ作ってます。あくまで「ハヤテ」について、自分と似たような視点で見ていらっしゃる方々との対話を楽しむというか、横から口出しさせて頂いているような感じなので・・・。

 では、失礼します。

tanabeebanattanabeebanat 2007/03/26 22:33 SGKD様
地震お見舞い申し上げます。と、個別には言えるんですが、なにぶんあれな人なのであれな記事をこれから書きます。
それはともかくとして、FSSは実は古本屋で途中の一冊だけ買いました。買ったけれど…。読んでは見たけれど…。という状況でした。ツボに来ませんでした。なんでなんだろう??
記事本編の話は今日の日記に書きますね。
コメントは…。自分が目立ちたがりなんでこんな所に書いてもらって申し訳ないような気がして(笑)。決して大勢が読む場所じゃなくて、正直コメントまで目を通す人は増えたと言っても100人はいないんじゃないかと推測していますので…。
コメントありがとうございました。

流離人流離人 2007/03/27 06:43 お久しぶりです。
気が付くとあれからあまり変わってないですね。断筆宣言してしまってもいつの間にか執筆再開していたあの作家先生みたいに、一度物書きを始めると簡単には止められないのでしょうか(笑)

集大成と言うだけあって、『スーパーハイブリッド』の概念はかなり適切だと思います。
ヒナギクはこの作品中で主人公となって一つの別の作品が出来るくらいの世界を持っているけれど、コミックスなどでヒナギクと雪路はこの漫画の最初期の段階では登場する構想に入ってなかったのを考えると、凄く当然の事ですが、もし仮にハヤテとヒナギクが別々の作品に登場して接点がなければ第98話は生まれませんでした。そしてバレンタインデーから第120話に至るまでのヒナギクと西沢さんが絡んだ話も。つまりは『ハヤテのごとく』の世界と接しなければ、現在のヒナギクの世界というか物語は存在しなかったという事になってしまいます。
そして第1、2話でナギがハヤテを執事にすると決意するまでの過程も、単にナンパから助けられて優しくされて愛の告白と勘違いして好きになっただけでは成立せず、その後にナギの居ない場所でマリアと出会って優しくされて改心したハヤテが、今度は本当に誘拐されたナギを命懸けで助けてようやく成立するというのも『ハイブリッド』な物語の構造です。もしナギが愛の告白と勘違いした段階で「執事にする」と決めてしまうのでは飛躍しすぎた不自然な展開になるでしょう。そこではまだ「ナギの執事の条件」であるハヤテの超人的能力を知っていないから。

こう考えると『スーパーハイブリッド』というのは、複数の動力(人物・世界)の相互作用によって単独では得られない新しい感動を生み出すだけでなく、「借金少年が大金持ちのお嬢様の執事になる」という強引に動かしてしまうと不自然さが出てしまう展開も、動力の使い分けによって過負荷や歪みを最小限に淀みなく進める事が出来る技法なのでしょう。私は大学には行ってないので、もしかしたら専門的にはそういう概念を示す言葉があるのかもしれません。こういう時はもう少し勉強しておくべきだったと後悔も。まぁ道から外れれば外れたなりの世界も広がっているのでどちらが良いとは断言できませんが(笑)
何にせよ、畑先生が持つ膨大な量の漫画やアニメなどから得た経験と、担当・編集者や読者の意見や声を聞き入れながらも、核心となる部分だけは貫き通す前向きなネガティブさが『スーパーハイブリッド』を動かす燃料であり技術なのでしょう。そして何よりもキャラクターに対する愛着と。


これはここまでで終わりですが、一応、次の日のコメント欄に続いてます。

tanabeebanattanabeebanat 2007/03/27 22:05 流離人様
返事も別の日の所に分けて書いてみます(笑)。某大先生に例えてくれるとは全く持っておそれおおい話です。そういえばあの方も大きい文学賞に縁がなく、あの事件のちょっと前に編集者にその話をしたら「もうあなたが審査する立場になってしまいますから無理」と言われて実際別の大きな文学賞を審査する方になっちまいましたね。
極端に(漫画の世界内での)リアリティにこだわった結果こうなったという面もあります。やってみたらいろいろな要素を混ぜ込んでも不自然にならないことに気づき、ストーリーを同時に複数進めても不自然にならないことに気づき…という手順でこの構造ができた可能性もあると思います。最初から狙っていたと言うより偶然性を私は感じますね。
登場人物それぞれに愛情を注いでいるからそれぞれに印象的な場面を用意しなければ気が済まない。結果的に登場人物それぞれが複数のストーリーの中を生きることになり、その脇役として登場する別の登場人物のストーリーと絡み合うようになってしまって構造が全く見えなくなったってのも偶然なんじゃないかなと思ってます。
普通に読んでも楽しめるし、深く読めば何かがおかしいことに気づく、そしてそれを過ぎるとまだ誰も知らない新しい物であるんじゃないかと思えてきてしまう、それがこの漫画の恐ろしさでしょう。
とりあえずコメントありがとうございましたと書いておきますがこれから翌日分の返事を書きます(笑)

enduringquestionsenduringquestions 2007/03/29 06:19 はじめまして。

構造について、うなずけるところが多く、すばらしい洞察に啓発されました。

ただ、いままでに、このような構造の物語がなかったかというと・・・。
マンガでファイブスターが挙がっておりますね。
小説を含めるならばすぐに思いつくものがあります。
『海の都の物語』(塩野七生)などの歴史娯楽小説。
『終わらざりし物語』(トールキン)などの緻密な年表に基づいたフィクション。
など・・・
つまり、時系列&人物相互関係の構造について共通する作品があるかもしれません。

そういえば、私がハヤテのごとく!に夢中になったのは、
  ・「東方」ネタ、で関心を持ち、
  ・100話の伊澄のマンガがツボにはまってファンになりました。
ストーリー上の緻密な人間関係の機微を知ったのはファンになってからですね。
ハヤテはジャンルの幅が広い。

時系列とは分けて、ジャンルについても構造を見てみると。

この漫画はギャグと萌えとストーリーなど各種が「スーパーハイブリッド構造」になっている、というのは言いえて妙ですね。
 どんな漫画も、ギャグなり萌えなりストーリーなりを組み合わせて売ろうとするものですが、それらと、どこか違う。それをひとことで表現するキャッチフレーズだと思います。

私が別の言葉で表現するなら、「異質なものが混ざりあわずに」かな。

 具体例としては、120話のマヤ&ナギパート(ギャグ?&ストーリー)と、ハム×ヒナパート(ハム攻めラブコメ&燃え)が全く混ざり合わずに。
 
 116話(ハム主人公の少女漫画完結編)と、117話(別の方向編☆ミ)が混ざり合わずに同じ単行本に(なるはず)。

 まさにtanabeebanatさんの言う構造だと納得です。

このようなジャンルの点において、ファイブスターはかなり一貫性・統一性があるように感じますから、ハヤテのごとく!とは異なっているのでしょう。

* * *

ハヤテを毎週読んでいると、各種バランスにとても気を使っている作品だな、と感じます。
ストーリーのバランス、(宇宙人初登場で読者ひくかも。119話)
ギャグのバランス、(だから、マンガパロとかもりだくさんにして。)
読者サービスのバランス、(さらに、ナギにもがんばらせよう。)

このバランス配分が、各週ごとに全く異なるがゆえに、
「他のマンガと異なる」
というインパクトを感じるのかもしれない、と、tanabeebanatさんの解説を読んで思いました。

そして、時系列・人物関連構造は、ジャンルetcのバランス配分の可変調整の歯車のひとつなのかもしれない・・・・

* * *

ハヤテのごとくの妙は、各要素のハイクオリティ、各要素の緩急、各要素のバランス感覚、にあるのかな。特に緩急の妙。
構造はそれをささえる背骨であり、背骨にすぎない、と思った。

「ハイブリット」理論にたとえるならば、各要素とは各エンジンそのものか。

* * *

ああ、あと、伊澄のマンガがみたい・・・
他にそんな意見見ないなぁ?
単行本一冊『子猫の一生』とかだったらいいのに。

tanabeebanattanabeebanat 2007/03/29 23:18 enduringquestions様
はじめまして。
やはりファイブスターは読まなければいけないような気がします。続けて読まないとわからないというのは経験したので…。実はそれほどたくさん本を読んでいるわけではなく、例に挙げられている作品は全て未読です。もっと本よまなきゃだめですね…。
時系列と物語を絡めて、その中の、ストーリーではなく時間を切り取って描き、かつ全体としては時の流れが明確に意識されてかつ終わりが決まっていて主人公とヒロインもはっきりしている、にもかかわらず読者にはそうは思わせないというのがこの漫画だと思います。
バランス感覚という点では、今この作品を子供向けよりに振ろうとしていると思います。それがあるので逆にマニアックで子供にはわかりづらいネタをちりばめているように思えます。それにしても作中マリアさんが言ってますけれど、読者が「こうなるんじゃないか」と想像した方向に向かうことを否定しながら進む漫画ですね(笑)。
ハイブリッドという言葉はまさにおっしゃるとおりエンジンからの発想です。ヒナギクの物語というエンジンがああいう形で完結した時にはまだ気づきませんでしたが、西沢さんの物語というエンジンがああいう形で完結し、かつその裏でヒナギクさんの別の物語=エンジンが始まろうとしているのを見て「これはエンジン同士じゃなくてエンジンとモーターに例えればハイブリッドだ!」と思ったんですよ。
伊澄の漫画は読んでみたいです。シュールなギャグは本当に好きで…。それを本気で書いている人がいてさらには理解している人がいるという設定はたまらないです。
コメントありがとうございました!

yu.yu. 2008/02/25 05:37 凄い!ハヤテのごとく!の考察でここまでシビれたのは初めてです。
後出しで言うのはアレですが、私も2006年あたりから、この漫画を
tanabeebanatさんと同じような捉え方をしていました。

とてもくだらない漫画であることを否定はできないのですが、
この漫画が完結する時、得体の知れぬ感動があるのでは?
無意識か有意識なのかは不明だが、畑健二郎先生は
とてつもないことを成し遂げようとしてるのでは?
そして、それが達成できる確立は恐ろしく低いのでは?
そんな確信をずっと持っていました。

単純に言えば、自分と同種の洞察をしてる人に出会えたことが嬉しい。
嬉しさのあまり勢いでコメントしてしまいました。


そして私からも一つある作品を…
秋田禎信というライトノベル作家をご存知でしょうか?
この方は、近年のジャンル化&ビジネス化が進みすぎたライトノベル業界に、
おそらく有意識でスーパーハイブリッド構造の物語を執筆した人です。

・暫定的な物語の終着点が決まってる。
・いちおう主人公やヒロインのポジションのキャラはいるが、サブキャラも含め、
ほぼ全ての登場人物に等しく物語がある。(ように見えるキャラもいる。)
・だが、それは現実に出版された作品の中で全て開示されるわけではない
・作者が業界内の流行に敏感で、ジャンルレスになる為に、その都度物語を曲げる。
・よって最後までラブコメやギャグといったジャンルに収めることが不可能。
・世界観や魔法等の舞台装置に極めて厳格な初期設定があるように見えるが、
実際にはかなり柔軟な世界観であり、突飛な新キャラの登場やイベントの発生、
流れを無視したかのようなシリアスorギャグの描写がある。
・その為か、大半の読者には読みづらい(面白くない)作品として認識されてる。
・だがハマる人はとことんハマるし、何度も読み返す。
そしてその理由を丁寧に説明すことが出来ない。

このあたりの要素があれば、tanabeebanatさんの提唱するスーパーハイブリッド構造である
条件を満たしているのと思うのですが、どうでしょう?

もっとも重要なことは、秋田禎信先生はライトノベル業界というものが明確に出来上がってきた頃に、
確信犯で「エンジェル・ハウリング」という作品を執筆されたことです。
おそらく作者自身も、スーパーハイブリッド構造を追求したこの作品が、売れない&評価されないことを
確信した上で、あえて執筆したのだと思います。
この小説は全10巻と明言された上で、きっちり10巻で終わっています。
出版社側も作品に対して、そこそこの理解を示してくれたのだと思います。
スーパーハイブリッド構造であるかどうかを置いておいたとしても、
とても奇妙な成り立ちをした作品かなと。


勢いで長文コメントをしてしまいました。
まだまだ書き足りないのですが、睡眠不足で脳が限界ですw
そして、不快にさせるような言葉や表現がありましたら、すいません。

yu.yu. 2008/02/25 05:47 はじめましての挨拶を忘れていましたorz
スイマセン…、スイマセン…

はじめましてtanabeebanat様。
yu.と申します。
時間が出来次第、その他の考察も熟読させて頂きます。
それではお休みなさいませ。(アレ?朝日が…)

tanabeebanattanabeebanat 2008/02/25 23:02 yu.様
エンジェル・ハウリングという作品は知りませんでした。とりあえず買ってみようかと…。忘れなければ(笑)。
正直私が書いているのは「当たるも八卦当たらぬも…」的なところがありまして、今のところ予想からそれほどぶれていないと思いますが、思った通りの展開になるかはわからないですねぇ。
初めて読んだ時に、他の人、特に著名な人がとっくの昔にそのあたりは解明していると思っていたのですがどうやらまだだったみたいなのでこんなことになってしまいました。
無駄な時間を費やさせてしまったかも知れないですが、今後ともよろしくお願い致します。

デスデス 2009/11/12 03:48 いやあ、なかなかの考察恐れ入りました。
ぼくはこの漫画に出会ったとき「うる星やつら」を見て以来夢中
になりました。高橋留実子の「うる星やつら」。ラムのラブソングと
ともに新時代の幕は上がりました。宇宙を少しだけ狭く描き人物を
大きく描いたこの漫画は、スターウォーズクラスのスケールでした。
シンセサイザーを大胆に取り入れラテンのリズムと踊るラムちゃん
のテーマソング。全てが新しかった。そして年月は経ちハヤテの
ごとくを見たおれはまた新しい時代の訪れを目撃したような気がし
た。福音や伝統的な宗教を無知で冒涜するアニメや漫画の氾濫。
腐った精神をあたかも若者の代弁のようにのたまうアニメや漫画。
そんなものにウンザリしていたとき「ハヤテのごとく」はまるで
救世主のごとく光がさしてくるように見えた。
なによりも畑健二郎という作者の愛情が作品に表れている。

デス(笑)デス(笑) 2009/12/06 01:34 なーにが光(失笑)だよ
これもその腐りきったものの一つだろうが
福音だの何だの頭大丈夫か?
ただのオタ漫画によくもまあw

だいたい若者の代弁のようなってお前は若者じゃないだろ
いい年して都合のいい妄想はやめろ
厨二病は早く治すんだな

じゃ

デス(笑)デス(笑) 2009/12/06 01:39 こういうおっさんには本当にうんざりするわ
高尚な言葉だけ並べるが内容が全くない

売れてないというのはつまらないんだよ
いくら一般論みたいに言っても
所詮は間抜けの戯言

たまには人の意見も聞いてみよう!たまには人の意見も聞いてみよう! 2009/12/06 01:57 今週はナギ=金みたいな言い方をするハヤテのクズっぷりが笑いを誘いますね。
以前に「遺産なんかいらん。財テクあるし」って本人が言ってるんだから
ぶっちゃけてしまえば「金なんか気にするな」って言うのが判りきってるし緊迫感も何もないんだよな

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1259206092/

たまには人の意見も聞いてみようたまには人の意見も聞いてみよう 2009/12/06 02:11 サービスカットを狙ったつもりがまた画力とセンスのなさを晒してしまってる。
ポーズで釣ろうとしてる火田が目に浮かぶ。

ハヤテ、神様助けて言う前にもうちょっと現状(というか間の社会)に疑問持ったらどうなん?
なんか火田がわざとハヤテかわいそぶらせたいみたい。
ナギもナギで、間の描写すっぽかしでいきなり達観するようにハヤテに接してるし、
成長というか、キャラ自体が内発的に動く部分省略して作者の都合で美味しい所だけ持っていこうとしても、
何かすげー事務的っつーか、いかにもお定まり展開でイマイチ乗れない。作者が勝手に盛り上がってても読者置いてきぼりっつーか

アテネの能面展開・ヒナギク劇場・ハムのでしゃばりっぷり・・・この辺少しでもカットしてナギの描写入れろよ
ほんと火田は苦労ばっか漏らして、絵も話のも構成センスがないのな

たまには人の意見も聞いてみよう!たまには人の意見も聞いてみよう! 2009/12/06 02:26 あー
早く連載終われよハヤテ
書店とかで見る度イライラする

熱狂的な信者だったのに、最近の無駄なシリアス展開とかアータン(笑)
のおかげで一気に冷めたよ。
大好きだった物が大嫌いになるなんて、あっという間なんだな

今更目が覚めたって、お前が財務した金と
無駄な題目をあげていた時間は二度と戻ってこねーよ
こんな末期になるまでビチクソ臭に気づかなかったお前も悪いわ

いやー、くそつまらん過去編で見切りを付けられなかったのは恥ずべき点だな
その後はまた面白くなると思ったんだけどねえ

少し遅いが目が覚めただけマシだよ
いまだにさめないやつらもいるんだぜ…

たまには人の意見も聞いてみよう終たまには人の意見も聞いてみよう終 2009/12/06 02:28 あー
早く連載終われよハヤテ
書店とかで見る度イライラする

熱狂的な信者だったのに、最近の無駄なシリアス展開とかアータン(笑)
のおかげで一気に冷めたよ。
大好きだった物が大嫌いになるなんて、あっという間なんだな

今更目が覚めたって、お前が財務した金と
無駄な題目をあげていた時間は二度と戻ってこねーよ
こんな末期になるまでビチクソ臭に気づかなかったお前も悪いわ

いやー、くそつまらん過去編で見切りを付けられなかったのは恥ずべき点だな
その後はまた面白くなると思ったんだけどねえ

少し遅いが目が覚めただけマシだよ
いまだにさめないやつらもいるんだぜ…

デスデス 2009/12/31 00:31 わざわざご苦労さまです。
ハヤテ被害者の会でも結成しなされ。
私は騙されてました!てか?つまんねえやつ〜
とか言うとちゅーに病のおっさんがどうのってか?
ハヤテが駄作ならゆうゆうも駄作だしDBもそうだ。
タデクウムシモスキズキ これが全てだ。

tanabeebanattanabeebanat 2010/01/01 14:01 お名前をどうすればいいのかという気もするのですが何も考えず……。
デス様、デス(笑)様、たまには人の意見も聞いてみよう!様、たまには人の意見も聞いてみよう様、たまには人の意見も聞いてみよう終様
昔の記事にコメントが付いているとは思わず長いこと放置しておりました。すいません。
皆様のコメント興味深く読みましたが例によって無駄に長文になりそうなので短くまとめようと努力はしようと思っておりますがさてどうなることやらと日本語としてもうだめですね。
結局一つの作品を読んでどう感じるかはひとそれぞれなのですよね。世間一般で評判のいいらしい某作品が私にとっては地雷以外の何者でもなかったって事もありますしその逆もあると。私にとってのハヤテは面白いのだけれどその面白い理由がさっぱりわからないという今までに経験したことがない感想を持たされる作品だったのでその理由を探す過程はあくまでも個人的に大変楽しめる物でした。幸か不幸か、いや、それがなければそういう面白いことはしなかったと思うのですが、たまたま公開日記を書き始めていたのでそこに書いてしまって衆目に恥をさらしているだけなのかなぁとも思ったのですが書いてしまった。一度書いたことは取り消せないと言うネットならではの事情がありますが書き始めた時にはそこまで深くは考えていませんでしたしねぇ(笑)。
ハヤテというか本の感想の話に戻りますが、個人的に人それぞれ違う、それこそ駄作から名作傑作まで評価が別れるような作品の方が長い目でみると生き残っているような気がするのですよね。私の仮説に過ぎませんが、評価が分かれる作品ってのはいろいろなとらえ方が可能な作品ということを意味して、いろいろなとらえ方ができる作品というのはそれだけ繰り返しの鑑賞に堪えうる作品なのかなぁと。
ハヤテが本当にそういう作品になるのかどうかは少なくとも連載終了後10年くらい経ってからでないとわからないと思います。過去の例をひもとくと……やめておきましょう。もう充分長文のような気がしてきました(笑)。
皆様コメントありがとうございました!

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