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taronの日記

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2016-12-05

[]

 読書ノートを、読了順から、図書館から借りた本を優先的に撃破する方向に。10冊満杯に借りて、しかも、11月に停滞したから、返却期限が。

 なんか、調子悪いなあ…

[]川上和人『そもそも島に進化あり』

そもそも島に進化あり (生物ミステリー)

そもそも島に進化あり (生物ミステリー)

 前作『鳥類学者、無謀にも恐竜を語る』とともに、ネットで評判が良かったので、機会があったらと思っていたもの。軽妙な語り口で、島の生態学の勘所と問題点を紹介してくれる本。学問的な理解が、あくまで仮説であり、時には一部要素が誇張されることもあると明言されているのが良い。


 全体の構成は、以下の通り。

  • 序 そもそも島は
  • 第1章 島が世界に現れる
  • 第2章 島に生物が参上する
  • 第3章 島で生物が進化を始める
  • 第4章 島から生物が絶滅する
  • 第5章 島が大団円を迎える


 火山活動や海水面の上下で出現する島。海で隔てられたているため、生物の拡散にはバリアーになる。特に、一度も大陸と接触を持ったことのない「海洋島」では、溶岩の土地に一から生物が進出する必要があり、海がフィルターとなって独特の生物相が発達する。

 最初にやってくるのはやはり、鳥。長距離の渡りをする鳥が休息場所にしたり、食物資源を海洋に求め、陸には安全なねぐら・産卵場所しか求めない海鳥が最初の住人になる。海鳥は、特に、海洋の栄養源を持ち込み、島の土壌を形成する上で重要。海流に流されて拡散するタイプの植物、鳥に食べられたり、付着して運ばれてくる植物。風で運ばれてくる。流木や鳥類をヒッチハイクしてやってくる小型の生物などなど。

 一方で、植物食の大型哺乳類、捕食能力の高い哺乳類は、長距離の海洋を越えてこられない。哺乳類って、出力は高いけど、やはり燃費が悪いのだな。で、長期の漂流生活に耐えられない。それで、海洋島では、強力な捕食者を欠いた生態系が構築される。


 いったん定着すると、島の空きニッチに進出し、多様化のシークエンスに入る。島という限られた面積、哺乳類などの強力な捕食者を欠いた生態系では、むしろ同種間での資源をめぐる競争が激しくなる。結果、鳥が飛ぶのをやめたり、植物が毒やトゲを造らなくなるなど、捕食者対策のコストを削減。むしろ、子供にコストをかける、遺伝的多様性の創出などへのコストが強化される。


 このように独自化した生態系に、人間という侵略者がやってくる。人間とそれが引き連れてくる、家畜や密航者、微生物は、島の生態系に甚大な影響を及ぼす。

 人間は、島の平地という一等地を占拠し、農耕などによって都合のよいように改変。古くから人類が住み着いた島は、もう大量絶滅が起こってしまった後の世界であると。小笠原諸島ガラパゴス諸島に比較的多様で、独自性の高い生態系が残っているのは、人類の利用開始が比較的最近だったからこそであると。

 また、人間が意図的・非意図的に持ち込んだ生物は、捕食生物に対する防御を捨ててきた島の生物にとって災厄でしかない。

 島の植物は、大陸の近縁種と比べると、トゲや毒素などの防御手段がなくなっていることが多い。結果、植物食の哺乳類にとってはご馳走で、ガンガン食べられることになる。特に、ヤギが放たれた島では、ヤギが植物を食べつくし、土壌が露出、洗い流され、景観まで変わってしまう。かといって、それらの動物を排除すると、今度は外来の植物が繁茂して、在来の植物を駆逐してしまう。

 捕食動物の脅威も大きい。ネズミやネコがスーパープレデターとなって、島の動物を食べつくしてしまうこともある。かといって、この侵略的外来種を排除すると、中間の外来種が繁茂して状況を悪化させる可能性がある。駆除をどうするかも難しい。

 さらには、病原体の影響やある種の消滅が連鎖的に、依存する生物を絶滅させる事態。

 これに対し、駆除などの手段で、既存の生物群の保全を試みることになるが、外来種の駆除が目的化してはいけない。外来種を完全に排除することはおよそ不可能。島の生態系という「情報源」を将来にわたって残していくことが目標であると。


 以下、メモ:

 現代まで生き残った生物は、その戦いの勝者たちなのだ。認めたくはないが、ナメクジさえも勝者の一角といえよう。もちろん、彼らの進化は称賛に値するが、ビジュアル的に苦手である。生物学者だからって、すべての生物をリスペクトしていると思ったら、大きなまちがいである。p.27

 だれでも、何かしら苦手な生き物があるよなあ。え、こんなの触れるのって人が、ある生物はダメだったり。で、川上さんはナメクジが苦手とw


 競争者も捕食者も少ないことが島の生物相の特徴であり、これが島としての独特の進化を促してきた。しかし、これは競争者や捕食者に対する抵抗性の低さの証明でもある。その脆弱さは伊達ではない。数十万年、数百万年かけて油断を研ぎすましてきた生物たちだ。彼らにとって、絶滅することなど造作もないのだ。p.195

 いや、そうなんだけど、言い方がw


 カリフォルニアでは、マングローブに覆われた小さな島々を徹底的に燻蒸し、そこに住む昆虫などの節足動物を滅亡の淵に追いやる実験が行われた。昆虫を擬人化したら、さぞや悲劇的な叙事詩を書くことができるだろう。そして、その後にどのような生物が島に定着し、生物相が構築されるかを克明に記録し、島への生物の移入とそこで生じる絶滅の様相を明らかにしたのである。p.243

 とんでもない実験やるなあ…

 今では、こういう実験は無理だと思うど、いつの頃の実験なのだろうか。そして、日本語で読める文献はあるのだろうか。

[]今泉マユ子『もしもごはん:かんたん時短、「即食」レシピ』

かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん

かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん

 子供を持っている家族なんかには、ちょうどいい災害マニュアル本なのではないだろうか。特に、巻末の「もしも」に備える知恵のところは、実践的な対策だと思う。家具の固定、子供の防災意識をどう養うか、高齢者の低栄養問題、食物アレルギーの自衛、トイレ問題。今回、水洗トイレは使用可能だったから、助かったけど、普段から携帯トイレなどの非常用備蓄は本当に重要だと思う。食糧と同レベルで重要。下手すると、感染症に苦しむことになるからなあ。

 ただ、本書の通りに備蓄するとすると、かなりのお金とスペースが必要になるのがちょっと厳しい。特に、水。一人、7日分で21リットル。2リットルペットボトルで10本。それをローリングで維持するのは、なかなかに厳しそうな。実際に、大地震が起きると、上水は真っ先に止まって、復旧に時間がかかるから、水の備蓄の重要性は言うまでもないのだが。地震が起きてから、慌てて買いに走っても遅いというか、売ってる店も被災するだろうし。落ち着いてからだと、ものすごい並ぶ。

 缶詰も、一週間備蓄だけでまかなうとなると、それなりの量になりそうだなあ。


 レシピに関しては、ライフラインが完全に停止した状態で、電気も水も使わず、缶詰などをビニール袋の中で混ぜ合わせるだけの「即食レシピ」。水の消費量を抑えるため、高密度ポリ袋に密封した食材を、お湯で加熱する「省エネレシピ」。一週間以降、野菜などの比率を増やして健康維持に留意した「整食レシピ」に別けて、紹介される。

 主食はアルファ米や缶詰のパンでまかない、副食は、ポリ袋の中で、肉や魚の缶詰にコーンや豆などの缶詰やレトルトを混ぜ合わせて、アレンジや栄養バランスを確保するアイデアはおもしろい。日常で実験するには、ビニール袋がもったいない感が…

 「ひよこ豆のフムス」や「カレー豆ごはん」、「ミックスビーンズのあんこ玉」あたりは、試してみたいかも。「大豆のお肉のミートソース缶」なるものが、なんどか出てきて、なんだろうと思ったら、商品名なのか。

 高密度ポリ袋に材料を入れて、口を固く縛って、ゆでるってアイデアもおもしろいな。鍋のお湯は何度も使いまわせるし、鍋を洗う水も必要ない。個人的には、あんまりプラスチック製品の類を、加熱したくないけど。料理としては、ゆでるというより、蒸すに近い感じなのかね。

 アルファ米の水の代わりに、野菜ジュースなどを使ってアレンジ。豆茶ごはんか。


 予想されていたのが、一発来たから、熊本は当面大丈夫なんじゃないかな的な見通しを持っているのだが、実際のところ、どうなんだろうな。起こってみないとわからないことだけど。宇土のほうや八代のほうが不穏な感じだから、もう一発くらいでかいのがドカンと来る可能性はあるのかな。どちらにしても、震源からはずいぶん距離が開くわけだが…

 どの程度、備蓄や対策にコストをかけるべきなのだろうか。


避難所でアレルギー症状が出ることが! その原因

  • ゴミ箱に入っている卵の殻を何らかの拍子で触ってしまった。
  • まな板代わりにするため、牛乳パックを開き洗って使用した。
  • 炊き出しや仕出し弁当で、見た目にはアレルゲンはないと思ったが、隠し味にアレルゲンのバターが使われていた。
  • 小麦粉の空き袋を工作に使った。
  • カップ式自動販売機で、ノズルに前の人が購入したミルクが微量に残っていて、それが混入した。

 アレルギーをもつ人は、本人も家族も大変な思いをしています。気づかずにアレルゲンと接触してしまうことが起こるので、周りの方の協力と理解が必要です。p.114

 この程度の接触で出てしまうのか。恐ろしいな。いろいろと行動が制約されてしまう。

 災害時に食べられるものが減ってしまうというのは、命の危機だな。避難所では、アレルゲンを含んだ食物が配られることが多いので困ると。アレルギー対応食が、一般の食糧として配られてしまったり、他と混ざって使えなくなったり。こういう、ハンディキャップがある人への対応は、まだ、全然できていないわけだ。

2016-12-04

[]

 ここのところ、滞っていた読書ノートを制圧。なんか、集中力がなくてなあ。この程度でも、書くのが負担になるという。これで、ある程度、先が開けたかな。

[]川上和人『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)

 言い訳の多い料理店w 人を食ったような注が、個人的には好き。

 内容としても、鳥類と恐竜の関係をわかりやすく解説した本なのではなかろうか。鳥類と恐竜の系統関係が明らかになっていった過程などは、すっきりと整理されている。なるほどね。羽毛だけではなく、鎖骨の存在、骨から観察できる気嚢、DNA分析、発生分析から三本指の謎が解けるなどという要素がつながって、現在の鳥類=恐竜と言う見解が定説化したと。


 メインは第2章の恐竜が鳥へと進化する過程の話と第3章の鳥の生態から恐竜を考えた話。

 第2章は、恐竜から鳥類への進化。

 そもそも、鳥は、飛翔という無理を可能にするために、相当なコストを支払っている。多くの骨を癒合させ、内部を中空にすることで、軽量化している。また、体の各部に気嚢という器官を配置することで、常に肺に酸素を供給できるようにすると同時に、筋肉もミオグロビンを多数持ち、酸素を大量に保持できるようにしている。また、急速に育てて、できるだけ早く空に飛び出せるようにしている。

 このような飛行可能な体になるために、左右非対称な形の羽、腕を翼へと造り替え、尻尾や歯を捨てるなどの進化を行った。さらには、先に空に進出していた翼竜とのニッチの取り合いの必要。それらを乗りこえて、空の覇者になった。

 「節約的」というのがキーワードだな。いろいろな系統の恐竜で、保温や繁殖時のディスプレイ目的で羽毛を進化させている。しかし、現在の鳥類のような複雑な形のものは獣脚類の一部でのみ発達した。あるいは、二足歩行かつ顎の発達で、使い道がなくなった腕が翼としてリサイクルされる。頭部とのつりあいや足を動かす筋肉を付着させる場所として重要だった尾は、飛行にともなってリストラ。手の代わりとしてクチバシができると。重量的には、筋肉が大量についた胃は、あまり変わらないと。

 始祖鳥の話も興味深い。化石に竜骨突起がついていなくて、飛ばなかったのではないかという説があるが、現生の鳥は、形態的に最適でない活動もやりくりで対処していると指摘。始祖鳥もそれなりに飛べたのではないかという。


 第3章は、翻って、現在の生物の観察が、恐竜に応用できるかという話。

 最近の恐竜の復元はカラフルになっているが、白い恐竜もいるのではないかということで、条件を考察。群れて、危険度を分散する生き物か。翼竜の色を考察した次の節もおもしろい。逆光で色が識別しにくいために、黒と白のツートンカラー。で、シルエット重視とか。

 鳴き声の考察もおもしろいけど、ぷーぷーぷーと鳴く恐竜って、迫力ないなあ…

 毒を使った恐竜がいたかどうかというのも興味深い。捕食型の恐竜で毒を使うものがいてもおかしくないよなあ。逆に、食べ物から毒を蓄積し、対捕食に利用する生物も多いと。

 あとは、巣をどこに作るかという話や夜行性の恐竜の話とか。


 最後は生態系の話。重量級の恐竜が闊歩し、踏み固められた「恐竜道」が形成。そこに多くの生き物が集まるようになるか。

 あるいは、植物に対する捕食圧とか、生物が作り出すメタンガスの温室効果

 そして、恐竜の絶滅。恐鳥類って、普通に恐竜だよなあ…


 以下、メモ:

 現生の空飛ぶ脊椎動物としては、ムササビやコウモリ、トビトカゲ、トビウオなどが頭に浮かぶ。トム・クルーズやアンジェリーナ・ジョリーもときどき空を飛んでいるようだが、それは気にしない。ムササビなどが飛行に使うのは、いずれも皮膜である。羽毛の場合は、新たな装備をゼロから進化させていく必要がある。しかし皮膜は、すでに体に装備されている皮膚を拡張していけばよく、比較的進化しやすかったのだろう。このことが、さまざまな動物で飛行器官として皮膜が採用されている最大の理由と考えられる。p.101-2

 皮膜の方が、進化にかかるコストが低いと。一方で、羽毛の方が維持や機能で優れている。


 しだいに、翼竜は黄昏の時代を迎え、より飛行に適した形態をもつ鳥類に、徐々に制空権が移動していったのだろう。小型の翼竜が姿を消したのは、そのニッチを鳥類に奪われたためかもしれない。ある分野を開拓する先発者は称賛に値する。しかし、後発者により先人が追い落とされることは、世の常である。出雲でも、大国主命が建御雷神に国譲りしたことは、まだ記憶に新しい。そして、白亜紀末の小天体衝突が、翼竜の系譜に終止符を打つことになる。p.108

 記憶に新しいってw

 いや、恐竜の時代からするとつい最近扱いかもしれんがw


 恐竜は鳥の祖先である。そして、鳥の声というと、どんなものを思い浮かべるだろうか。それは、渓谷に響き渡るミソサザイのさえずりの声であり、亜高山を賑やかすオオルリのさえずりであろう。しかし、恐竜が彼らのように繊細なさえずりを出していたかというと、そうではないだろう。美しいさえずりは、スズメ目の鳥類で発達しているが、スズメ目は、鳥類のなかでも最も最近になって進化してきた分類群である。そして、鳥類のなかで比較的古い時代に進化したのは、ダチョウやキジ、カモの仲間など、比較的鳴き声が単純な種である。残念ながら、複雑な歌声を恐竜に期待するのは、かわいそうかもしれない。p.159-160

 へえ。スズメ目は新参者と。


 採食圧は、植物の防御機構を進化させただろう。植食動物の捕食にさらされた植物では、トゲの形成や葉の硬化などの物理的防御、毒性物質の生産による化学的防御が進化しやすくなる。マツに代表される針葉樹では、しばしば松ぼっくりにような硬い球果をつける。裸子植物は中生代に進化しており、彼らが硬い球果を進化させたのは、恐竜による捕食圧が原因だった可能性が指摘されている。また、ソテツの種子にはサイカシンなどの強い毒が含まれているが、これらも対恐竜戦略として進化したといわれている。このような防御ができなかった種は、もりもりと食べられ速やかに絶滅していったはずだ。森林の中低木を食べ尽くせば、太陽光は草本層に達し、下層植物が生い茂ったにちがいない、。そこでできた林内空間は鳥が飛び回るスペースを作り、森林性の鳥類を進化させただろう。p.230-1

 へえ。針葉樹やソテツ類の現在の姿が、恐竜の捕食圧の反映なのか。そりゃ、でかいしなあ。食べるだろうなあ。

[]「歴史読本」編集部『日本の名家・名門人脈』

日本の名家・名門人脈

日本の名家・名門人脈

 政治家や文化人の系図を追った本。

 学術文化系の職業の人と、政治家や官僚軍人の距離が近いのが興味深い。高等教育の機会とか、高等教育を受けさせるインセンティブといった「文化資本」が重要なのかね。

 こうして見ると、「文学」って、独創性や創造性が重要なのではなくて、文壇活動や人脈が重要なんだな。実際、本書に出てくる人物を調べると、大体東京で生まれ育ち、東京の大学を卒業しているんだよな。文化の流通評価機能が、東京にまとまりすぎている。

 あと、役者が多く出てくるのもおもしろい。演劇と大学生の距離の近さとでも言ったらいいのかね。近代の演劇運動が、文学や大学と近しかったとも言い換えることができるか。

 音楽にしろ、芸能活動にしろ、実家に余裕があれば、チャレンジしやすいしな。


 華族は華族で互いに通婚しているとか、薩長閥は互いに親類関係を結んでいるんだなとか。系図を見ていると、血縁関係の持つパワーが浮かび上がってくるな。

 伊藤博文や大久保利通、木戸孝允の子孫は、戦前には宮内庁や宮廷がらみの役職についているが、やはり何らかの「信頼」があったのだろうか。


 ラストの天皇家、系図見ると、大正天皇の曾孫世代以降、女性ばかりなのがすごいな。あと、男性皇族に意外と子供が少ないのも印象的。何らかのブレーキがあったのか、単純につりあう相手を見つけられなかったのか、晩婚化の傾向でもあったのか。


 具体例で興味深いのいくつか。

 講談社の野間家が軍人家系との縁組が多いのが印象的。剣道とのからみなのだろうか。そして、片っ端から婿養子なのが。

 515事件で殺害された犬養毅の子孫が共同通信の社長やったり、文筆家になったり。

 オノ・ヨーコの家系もすごい。

 武豊の武家が西郷隆盛と血縁だったり、一族に多数の騎手を輩出している。あとは、幸田露伴の親類とか、鶴見良行の家系とか。


 ところによっては、かなり遠縁な関係を無理やり結び付けている感もあるが…

[]佐々木春隆『華中作戦:最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線』

華中作戦―最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線 (光人社NF文庫)

華中作戦―最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線 (光人社NF文庫)

 前作、『長沙作戦』の続き。昭和17年から昭和19年6月ごろまで。長江中流域での治安戦や大陸打通作戦の前半、衡陽占領までの時期を扱う。治安戦では中隊長として、大陸打通作戦では歩兵砲中隊長兼連隊の作戦主任として関わっている。

 しかしまあ、この時期、ガダルカナルやニューギニアソロモン諸島では、補給戦を切られて、将兵が飢えていた中、略奪する食料があるだけマシって感じだな。あと、戦闘での戦死者を避けられるだけ、というか。


 前作に続いて、ここでも火力の重要性が印象的。機関銃で撃たれると、前進できない。中国軍が迫撃砲を投入してくると、かなりの損害が出ると。

 あと、武漢西方では、堡塁を構築した中国共産党の部隊が陣取っていて、それを攻略するのに苦戦しているのが印象深い。こういう陣地って、強いんだな。75ミリ砲弾なら、ある程度ぶっ壊せそうに思うのだが、そうでもないのか。戦車がいれば、近づいて、銃眼を狙えるんだろうけど。

 夜戦の難しさ。視界が悪い状況では、同士討ちの危険も大きいし、そもそも、手さぐりで戦うだけに、逃げる敵の殲滅すら難しいと。


 あとは、3000人規模の歩兵連隊を統率できる人間の希少さ。本書では二人の連隊長が登場するが、どちらも、あまり好意的な評価ではない。特に、一人目の今井連隊長は、最終的に職務放棄状態だったわけだし。二番目の小柴大佐は、指揮官をぶん殴って、人望を失っている。上官に殴られまくるのが旧日本軍と思っていたけど、士官同士ではそうでもないのだな。

 大陸打通作戦開始後は、第40師団は、主力の西側を援護する作戦を行っているが、師団全体や全体の戦況に関する情報がないと、有効に動けないんだな。他の部隊の動きや、今後の作戦計画を元に準備しなければならないだけに、全体情報は重要。

 つーか、連隊規模の部隊に、師団全体がどう動いているか情報を流さないって、師団司令部の気が利かないとしか言いようがないよなあ。


 陸軍の教育が硬直しているというのも、印象深い。歩兵学校などでは、対ソ戦を意識した教育が、対米開戦後も行われていた。日中戦争も、結構長くなっているのに、そういう状況だったのだな。

 巻末付録を見ると、連隊本部が200人と結構な人数。どういう役割分担だったのか。

2016-12-03

[]里山ギャラリーの本妙寺展に出撃

 本日は、買い物ついでに、肥後銀行本社の里山ギャラリーで開催されている「本妙寺展」に行く。12月10日までなので、この機会に行かないと、行きそびれそうだし。

 内容は、本妙寺に遺された加藤清正関係の品物や初代・二代目住持の関連遺品、寺院の所領関係の古文書など。加藤清正が父親の菩提を弔うために建て、自身の廟にもなっただけに、清正関係の遺品が多数残る。

 個人的には、清正が見た夢を書き送った「清正自筆書状(ゆめのこと)」と朝鮮皇子等連署書状が興味深かったかな。

 加藤清正が「朝鮮の二王子」を捕えたというエピソードは有名だが、その王子がどういう人物なのかに関しては、いままで考えたこともなかった。臨海君と順和君と言うらしい。どちらも、王様になり損ねているし、ウィキペディアには「粗暴な振る舞い」とか書かれているが。実際のところ、どうだったのだろうな。単純に政争で負けたっぽい。→臨海君 - Wikipedia順和君 - Wikipedia

 加藤清正が見た夢を綴った「ゆめのこと」と言われる自筆書状もおもしろいな。1割も判読できなかったけど…

 こういう話らしい。→ゆめの事かきつけ進之候 - 戦国ちょっといい話・悪い話まとめ

[]熊本市中央公民館

 白川公園を通りかかったら、中央公民館の建物の解体が始まっているようだった。内装や建具が撤去されて、内部の状況が露に。3階を見ると、複数の柱に亀裂が入っている模様。基本的な構造に損害がでているということか。

 個人的には、割と好きな建物なんだけどね。外観が凝った建物は、こういう時に厳しいか。

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[]明午橋定点観測16/12/3

 冬の渇水期に、工事は活発化。でかいクレーンを入れて、橋脚の工事中のようだが、反対側を通ったため、下のほうは見えなかった。

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 明午橋周りの護岸の工事も進行中。護岸の断面を見ると、石垣っぽいのは表面だけで、コンクリの板に石を埋め込んでいるような感じなのかね。

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2016-12-02

[]新見志郎『軍艦と装甲:主力艦の戦いに見る装甲の本質とは』

 船に金属の塊である装甲を取り付けるのが、いかに負担だったかと言う話。完全な防御を行おうとすれば、モニターのような航洋性を欠いた船にならざるを得ない。航洋性を確保するなら、機関や弾薬庫のみを防御し、他は損害を甘受する集中防御方式としなければならなくなる。

 19世紀後半には冶金技術の進歩によって、錬鉄による装甲から、鋼鉄と木材、錬鉄を組み合わせた複合装甲、クルップ鋼などの表面硬化鋼へと変化していく。それらを利用したデザインの試行錯誤。さらには、装甲に対抗する砲の大口径・長砲身化でより重防御が必要となり、戦艦の排水量は大きくなっていく。

 ドレットノードに始まるド級戦艦の建艦競争、第一次世界大戦のジュットランド海戦の戦訓によって戦艦はさらに巨大化。最終的に、国家の財政を脅かすようになり、軍縮条約によって規制されることになる。ここに、恐竜的進化は押し留められ、海軍の中心から滑り落ちていくことになる。ドレッドノートの出現は、進歩の終わりだったと。


 第5章では、ゲームチェンジャーとなったドレッドノートの装甲を検証しているが、実は同艦は装甲帯が水没している。砲塔のバーベットの装甲が薄いなど、レイアウトに弱点が大きかったそうだ。それが、第一次世界大戦後半には、ドレッドノートが旧式艦扱いを受けた原因なのではないかという。

 しかしまあ、前代の標準戦艦より装甲は若干弱め、その代わりスピードが速くて巡洋艦的運用ができるって、なんかフィッシャー提督の好みドンピシャっぽいなあ。


 あと、ド級戦艦の頂点とも言える、ジュットランド海戦についてもかなりのページが割かれている。つーか、弾薬庫に引火して沈んだイギリス巡洋戦艦以外は、打たれ強いんだな。ドイツ巡洋戦艦部隊なんか、イギリス巡洋戦艦相手ならともかく、主力戦艦部隊にはボッコボコにされたとしか言いようがない。それでも、味方によって沈められたリュッツォー以外はどうにか生還しているという。デアフリンガーなんか、ものすごく浸水しまくってはいるが、何とか持ち帰られている。対するイギリスも、ウォースパイトなんか、敵前で舵機故障で一周回って、撃たれまくっているのに、中破どまりという。

[]魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン 第9話

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 いろいろと酷いw

 こんかいは、社畜こと、ゆずかパパのお話。徹夜仕事のあげく、公園のベンチで居眠り。しかし、今どき、まともに座れるベンチそのものが少数派のような。真ん中に無粋な手すりが鎮座していたり。

 つーか、ゆずかパパの頭の中では、労基が「悪」なのか。つーか、労基署が負けて、悪が勝っちまったじゃねーか。

 正直、夢から覚めたら病院と思っていた…

[]あにトレ!XX 〜ひとつ屋根の下で〜 第9話

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 たゆんたゆん。

 静乃に縄跳びをさせるって、狙っているなあ。つーか、ずっと胸しか写してねえw

 そして、安定の淫獣。

[]Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-  Site 08 「我々のたどり着いた究極の医療なのだ」

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 ガモ父、新興宗教の教祖だった。

 自分の死体を確認して、死と向かい合うことになった我聞以下の面々。さらに、FBIの美少女捜査官と我聞の出会い。

 一方で、黒幕も姿を露に。なにやら、不老不死を餌に「スカンジウム」を投与して、社会の上層を好き勝手に操ろうと言う計画。我聞たちは、把握された上で泳がされているのかな。善が悪に、悪が善にというのは、よくある話ではあるな。

 あとは、橋上教授の論文とか。

 思わせぶりなのに、たいした出番がなかった実優羽さんも、そろそろ活躍の頃? コトリバコに入れられたちいちゃんからのメール、なにが書かれているのか。

[]終末のイゼッタ 第9話「ゼルン回廊、燃ゆ」

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 そろそろ、話をまとめるために、上げて上げて、落とすシークエンスが必要なところだなと思ったら、案の定。そういうフラグをあからさまに建ててきてたし。

 ゲルマニアが「白き魔女」の遺体から抽出したクローン魔女登場。イゼッタ敗れる。で、元白き魔女は、エイルシュタットに復讐を果たそうとする。イゼッタが敗れれば、まあ、士気も含めてあっという間だよねえ。イゼッタ敗北から、白き魔女の攻勢で、防衛体制崩壊。首都陥落。さらに、魔女氏は復讐に猛っているようだけど、どうなることやら。

 魔力を吸い取った、あの「石」はなんなんだろうな。半分に割れているから、もう一つ出てきて、互角になるんじゃなかろうか。

 一気にランツブルクは陥落したが、姫様は無事なのだろうか。あと、イゼッタは脱出できるのか。

 しかし、うーん。どうにも、ノらない展開だなあ…


 今週の姫様。

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2016-11-30

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 久しぶりに、なかなかきつい頭痛が。

[]児玉樹Canvas2:虹色のスケッチ 1-3』

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ (1) (カドカワコミックスAエース)

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ (1) (カドカワコミックスAエース)

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ (2) (カドカワコミックスAエース)

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ (2) (カドカワコミックスAエース)

Canvas2~虹色のスケッチ~ (3) (カドカワコミックスAエース)

Canvas2~虹色のスケッチ~ (3) (カドカワコミックスAエース)

 取り出しやすい場所に出てきたので、久しぶりに再読。

 いやー、若いっていいですね。

 友人の裏切りで画家の道を断念した主人公上倉浩樹が、美術教師として学園生活を送っていくなかで、従姉妹のエリスや同僚の霧たちとの交流を通じて、絵への情熱を取り戻すお話。最近、ドロドロの三角関係とかきついんで、そのあたりもあっさり風味なのが助かる。とりあえず、個人的には霧さんがお気に入り。

 しかし、なんでもそうだけど、ある程度以上のレベルに達すると、あとはプロモーションとか、人間関係が、評価に帰結してしまうのが、難しいよなあ。今どき、普通に絵を描いても、評価をうけて、食べていくのは大変そうだし。


 とりあえず、メインのストーリーは3巻で終わっているから、ほうってあるが、4巻を買わねば。

 あと、原作のゲームをやりたいのだが、2006年のソフトって、Win7やら10で動くのだろうか。

本日のメモ

 社会福祉と犯罪関係の記事メイン。


地方で自殺が急増した「意外な理由」?日本社会の隠れたタブー(貞包 英之) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 中小企業と生命保険と銀行融資か。確かに、生命保険で借金返すってのは、よく語られる話だし。

 地縁・血縁をもたない核家族に掛け金の数十倍の保険金を払う定期付養老保険が普及。さらに、金融が、親族などから、土地と生命保険を担保とした銀行融資に転換。生命保険が借金の清算や家族の収入などを保証し、後押しをすることになったと。

 自殺による返済という「意図」を、保険会社の拒否や世間体から隠す動き。自殺で借金を返すことが、暗黙の了解として利用され続けてきたと。つーか、そもそも、生命保険を担保にするということそのものが許されないと思うが。

 さらに、もはや生命保険に加入するだけの余裕がない状況。貧困の悪化。もっと悪い事態だな…


10人に1人がひきこもりを経験――内閣府ひきこもり調査を読み解く / 井出草平 / 社会学 | SYNODOS -シノドス-

 39歳までの1割がひきこもりを経験って、結構大きな値だな。そして、39歳以下で区切る意味がわからない。高齢化がありそうだし。

 15万人の「現象」に関しては、誤差の範囲だと。引きこもりは、「失業率」に算出されないんだよな。かなりの人が社会復帰しているのか。あと、本人調査じゃ、一番ひどい状況のひきこもりは、調査できないのも道理。

 わたしゃ、ひきこもりにカテゴライズされるのか、病人にカテゴライズされるのか…


東京都にいるホームレスの人数が過去最小に 海外からは統計方法に疑問の声も

 見えないところに押し込んだんだろという感想しか出てこない。

 そもそも、日本の調査における「ホームレス」の定義は、異様に狭いから、他国との比較には向かない。ぶっちゃけ、マンガ喫茶とか、簡易宿泊所に寝泊りしている人なんかも加えていったら、100倍くらいになるんじゃね。

 コメントにある、「急にあらゆることが良くなったかのような話には警戒してしまう」が正しい見方。


出生力に関してモデルとなる自治体はあるか?(筒井淳也) - 個人 - Yahoo!ニュース

 まあ、東海地方に関しては、競争力のある生産業が存在して、生計が安定していると言うのはありそう。3次産業だと、逆に言えば、出生率は下がると。女性も、ライフコースにあわせて、雇用を変えやすいのかもな。

 「南九州モデル」は、介護・医療職で女性自身が生計を得ていると。高齢化が進んだ土地というか、兼業モデルというか。


親子断絶防止法案の問題点―夫婦の破たんは何を意味するのか(千田有紀) - 個人 - Yahoo!ニュース

 結局、保守的な家族観が表出されているよなあ。円満離婚もあるだろうけど、一方で人間関係が壊れているから離婚というパターンもあるわけで。

 DV被害者の保護とどう両立するか、養育費の支払いをどう保証するかとかいった課題と同時並行じゃないと、歪な形になってしまう。つーか、この法律で殺される子供が増えそうな気がするな…

 アメリカの共同親権が、むしろ子供の育成に悪影響を及ぼしている事例とか。


日本の公務員は先進国で最も少なく、収入レベルは突出して高い | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 もともと、日本は「小さい政府」だからな。いろいろな公的事業を民間に押し付けてきた。そのツケが、今頃効いてきているという。

 国際比較の数字がすごいな。7割超ってのは、どういう社会なんだろう。スウェーデンが46パーセント、アメリカとドイツが二割台か。ドイツよりアメリカの方が公務員比率が高いというのが興味深い。

 そして、日本は圧巻の一割。ここまでくると少なすぎだろう。ただ、この数字に官製ワーキングプアがどこまで含まれているのだろうかとか、気になる。


なぜ民間医療保険は公的医療保険より非効率なのか - nade blog

 スケールメリットの欠如はありそうだよな。複数の企業で競うから。さらに、チェリーピッキングとか、事務の手間とか。


不確実な未来を「計算」する――社会保障の背後にある見えない方程式 / 経済学者・加藤久和氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-

 経済学の観点から見た社会保障の話。

 保険として使うお金と再分配として使うお金がごっちゃになっているか。それが、再分配後に貧富の差が悪化する要因なのかね。


歴史修正主義者の極右政治家、永眠。 - 誰かの妄想・はてな版

 記録を焼いた当事者か。最悪だな。こういう奴に限って長生きする。

 つーか、特高かよ。「きりしま」弾圧事件が最悪すぎる。こういうのが国会議員、閣僚って、恥を知れってレベル。

 なにが、「筋の通った保守」なんだか。墓の横に、「きりしま」弾圧事件の経緯を石碑にして置いとくべきレベル。


変わりゆく「右翼」 “愛国”の現場から - Yahoo!ニュース

 常々思うのだが、「自分たちは過ちを犯したことがない」と言い募るのが、「愛」なのかねえ。

 まあ、街宣右翼って、暴力団の一種か、良くて珍走団みたいなもの扱いだよな。


「テールランプ切れてるよ」ウソをついて車から降ろすのはアリ? 警察学校で採用されている実務書が物議、警視庁は実質回答拒否 - ねとらぼ

 「理解して欲しい」って、なんやねん。違法捜査だろう。


尊属殺重罰規定の廃止が尊属殺を増加させたとはいえない - 誰かの妄想・はてな版

 警察発表のグラフを見る限りでは、法律の運用改廃と、件数の動きは連動していないと。

 90年代以降の増加は、高齢化。そして、介護する側の年齢も上がっていることが要因にありそうだな。


もっとも検挙されているのは高齢者だった。「犯罪白書」から見える6つのこと

  1. 刑法犯の認知件数減少。3年連続で戦後最小を記録。
  2. 検挙者のうち、最も割合が多いのが高齢者。ただし、人口10万人当たりで比較すると20代が最多だそうで。
  3. 高齢者では万引きによる検挙数が多い。とくに高齢女性。
  4. 外国人の犯罪検挙数は微減。
  5. 児童が被害者になる事件が過去最多。これは、完全に統計のとり方の問題だと思うが…
  6. 検挙されたうちの約半数が再犯者。初犯者数の減り方が凄まじいな。


 そもそも、「高齢者」というカテゴリーがそろそろ不適切になってきたような。後期高齢者とそれ以外を分けるとかの細分化が必要そう。10万人あたりでは、142.5人で最低。20代が321.3人だから倍になるのか。

 児童虐待に関しては、明らかに対応の仕方を変えたとしか言いようがないが。家庭に介入するようになった、周囲からの通報が増えたというのが、大きいのではなかろうか。


相次ぐ盗伐、その裏に見える日本の森の大問題 深読みチャンネル 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1-4

 なんかスゲーな。所有者の知らない間に、森が伐採。丸裸って。

 所有者の許可を得ず、勝手に木を切り払って、メガソーラーを建設。バイオマス発電の燃料となる木材の需要増加。さらに、山林の所有地の境界が不明確で、「間違った」と強弁しやすい状況。不在地主の増加。

 山林を利用するインフラが、そもそも存在しないってことだよなあ。さらに、再生可能エネルギーで森林破壊が進む。なんともはや。ちゃんと、持続可能な形で森林の利用ができなければ、理念と反することになる話。