オートポリス行 2日目の記録(金曜・400Km)

 さて、2日目は「桜島」まで一気に……とも思ったのですが、行き先を調べていた時に見かけた「呉」の「大和ミュージアム」や「宮島」の「厳島神社」も魅力的で、そちらも寄ってみたかったのです。出発直前まで悩んだ結果、ほかの場所はいつか行けるような気がしたので、なかなか行けなそうな呉・江田島に行ってみることに。
 江田島に向かう途中、呉で本物の現役潜水艦が5艇停泊していてテンションアップ。「第一潜水隊群」と書いてあります。

 その後は橋で江田島に渡り、巡って呉に戻ってきました。目的地は「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」で、バイク駐輪は無料でした。
「うん、戦争よくない。」とあらためて思ったりしつつ、一番よかったのはてつくじら館に展示されている本物の潜水艦「あきしお」に乗れたことであります。その後大和ミュージアムのカフェで海軍カレーを食していたりしたらもう12時。今から出発して当日中に桜島はむつかしいなと考え、別府で温泉につかる方向に軌道修正。
 山陽自動車道と中国自動車道が合流した先は、結構道が曲がっていて、バイクで走るのには刺激があって快適な感じでした。まっすぐだけだと姿勢が変わらずお尻・背中が痛くなりがちですが、曲がってくれると姿勢を変えることができて多少体が楽です。


 関門海峡を渡りつつ別府に。東九州自動車道は途中開通していない区間があってした道に一度下ろされ、やや迷ったりしていました。そうそう、以前高速道路開通のためミカン畑を強制執行するというニュースを見てましたが、それのようです。公共の福祉と個人の気持ちは天秤にかけられるものではないと思いますが、開通していれば楽だったのにな。とは思ってしまった。

別府に近づくと高速道路上でも硫黄のにおいがしたり、木の生えていない由布岳がドーンと現れたりして観光気分が盛り上がります。宿泊場所は今日も決めておらず、直前になって前日同様健康ランド的な「やまなみの湯」

で泊まることに決定。こちらもアクセス方法がおおざっぱでわかりにくかったのですが、分かれば簡単な感じで、九州横断道路(500号)からベスト電器あたりの共用駐車場に入ってしまえばすぐでした。お湯はさすが別府だけあって爪がきゅっきゅしたりもしてよい感じ。宿泊施設は新しくきれいな感じで、布団で寝られるのは助かりました。あとたくさんあるわけではないので早い者勝ちですが、コンセントもあってスマホを充電できました。24時まで貸し切り状態でしたがその後続々夜中にやってきたようで、朝にはほぼ満員になっていました。バイクは店舗前の駐輪場でも、車用の駐車スペースにでも自由に止められるのでツーリングの方にはお勧めできそう。コインロッカーは風呂にも宿泊場所にもあり、10円かかりますが充実していました。
 夕食は、なんとなく現地で唐揚げが盛り上がっていそうだったので鳥料理に。居酒屋で一人のみは初体験でした。