有楽町から田町
まず有楽町駅から・・・。有楽町から田町の間に、一般道の跨線橋はない。
つまり上野から田町の間に、高速道や駅構内以外の跨線橋はひとつもないということ。
田町までは、駅スタンプを押しながら線路沿いに走った。
浜松町駅にたまたま交番の白い自転車が止まってたので、興味がわいて観察してみた。
この白自転車は、速く走れるように一般車よりギア比が小さくなってるって聞いたことがある。
犯人を追いかけやすいように。
漕ぎだしの重さは警官の体力でカバーするんだろう。
かなり頑丈そうな作りで、ブリジストン製のたぶん内装式変速付き。
ハンドル部を回して変速するのか? でっかいバックミラーが印象的だった。
田町駅を過ぎて、札の辻交差点を左折するとすぐに「札の辻橋」がある。
海岸通り方面に抜ける交通の要所なので通行車両が多い。
完成して数年しか経っていないため、とにかく清潔な感じ。
ただ線路からかなり高い位置にある跨線橋なので、電車の写真が撮りにくいのが少し残念だった。
●田町駅方面を望む
跨線橋ではないけど、田町駅と品川駅の間に、知る人ぞ知る架道橋、いわゆるガードがある。
特筆すべきなのは、制限高が1.5mしかないってこと。
若干の余裕はあるとしても、せいぜい普通の身長の人やタクシーがやっと通れる程度の高さ。
しかも山手線のほか多くの路線をくぐるため、距離が長い。目測で300m以上はありそう。
写真見ても長さがわかるでしょ。
この低さと長さは、山手線随一・・・だと思う。全国の鉄道を探しても珍しいのでは。
●この男性、頭を低くして、すごいスピードで入って行った、危ないよっ!
●(左)東京駅から数えて22番目のガードらしい、(右)道路が落ち込んだところに入口がある
会社をやっているときに車で客先回りをしていたので、
泉岳寺から品川駅港南口方面に抜けるのによく使ったけど、
ガードに入るときに思わず一瞬ブレーキを踏んでしまう。
そんな怖い架道橋なのだ。
品川から大崎
品川駅のすぐ南に位置する跨線橋「八ツ山橋」。
この橋を渡ると、東海道の最初の宿場であった品川宿跡がすぐ先にある。
八ツ山橋は、初代ゴジラが上陸した地点として、ゴジラエンスーの間では知られた存在でもある。
この橋の欄干は、緑色に塗られたとてもおしゃれな鋳物製。
ここまでに訪れた跨線橋で、すべて鋳物でできた欄干だったのは、駒込橋とここ八ツ山橋のみ。
各々91年と85年の建築。
バブル真っ最中だったので、公共工事にもお金が使えたということか。
バブル崩壊以降にできた跨線橋の欄干は、ほぼ例外なく味気ないスチール製の柵や金網でできている。
この八ツ山橋のすぐ南に架かっている跨線橋が「新八ツ山橋」。国道15号、いわゆる第一京浜が通っている。
箱根駅伝のテレビ中継で、よくアナウンサーがしゃべってるのはこの橋のこと。
橋自体は、う〜ん、まぁ味気ない。普通の橋ってとこ。
次に、第一京浜から品川女子学院の脇道を入った先にある跨線橋が「御殿山橋」。
渡った先にあるのは、かの有名な高級住宅地、御殿山。
緑の多い坂道に囲まれ、こんなところに住んでみたい、と思わせる雰囲気たっぷり。
そして今日も4時近くになってしまった。日が暮れそうな空の色。
とりあえず次の大崎駅で一区切り、と向かうことに。大崎駅は、ゲートシティ大崎ができてすっかり様変わりした。
駅舎とつながり駅の両側を結ぶ跨線橋がある。
しかし名前不明。橋名表示も資料もなし。通路は一面アクリルで囲まれているので、
写真はあまり撮りたくないけど、とりあえず撮った。
最後に、大崎駅のすぐ北側にある跨線橋が「大崎陸橋」。ヤバイ、そろそろ太陽が沈みそう・・・。
大崎陸橋も、アクリル板がはめこんであり、写真撮影には最悪。
きっと線路に物を投げる輩がいるのだろう。その対策ということか。
今日回れた駅は、有楽町から大崎までの6駅。16日と併せて17駅。
山手線29駅のうちあと12駅ということは、何とかギリギリ1日で回れるか微妙なところ。今年中には・・・。
帰途は山手通り、甲州街道、旧甲州と走って自宅へ。
久しぶりの画廊訪問
朝の銀座での用事は、画廊訪問だった。大好きな洋画家の松井ヨシアキ氏の個展が、日動画廊で開かれている。
土日は11時開場だったらしく、お願いして10時に入れてもらう。当然まだ誰もいない。
●日動画廊に来るのは3年ぶりかな
今回の絵画展のテーマは「パリの街に流れる音楽」。音楽家、楽器、カフェ、風景など。
松井氏の独特の筆致で描かれている。氏の画風は、印象派を今風にした感じ・・・これじゃわかんないか。
赤と緑が、比較的よく使われるように感じる。
絵具をたっぷり盛って、筆の穂先だけでなく、ペインティングナイフ?で引っ掻いたような大胆な線を加える。
それでいて描かれた人物は優しく楽しそう。そんな自由闊達さが好き。
10年ほど前に、人生で初めて絵を購入したのが松井氏のベネチアの風景画だった。
それ以来の熱心なファン。
とっても気さくな方で、久しぶりに会えるのを楽しみにしていた。
しかし来場は午後になるとのことで会えずに残念だった。
10月23日のルート
府中〜山手線(有楽町-大崎) ←クリックすると別ウインドウで地図と走行データを表示
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