テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

大高の酒蔵巡り・まとめ

見事な慌てっぷりはid:tetsumogura:20060226に記載。

大高の酒蔵巡りは年1回。

まとめる。大前提として、2つの酒蔵ともに、「これを造りたい」と杜氏が考える酒を造っていること。これは「神の井酒造」で試飲コーナーに立っていた社員さんがおっしゃっていたことで、大手酒造メーカーの商品開発とは全く方向が違うことを頭に入れてほしい。

  • 開催:  2月第4日曜1日限り。(2006年は2月26日)。10時〜15時まで
  • 場所:  大高/山盛酒造・神の井酒造
    • 主催は名鉄鳴海駅前「青山酒店」と山盛酒造。神の井酒造はそれに合わせて酒蔵公開をしている。
  • アクセス:JR名古屋駅より東海道本線普通列車にて14分、大高駅下車。神の井酒造まで徒歩約7〜8分。山盛酒造はそこから約5〜6分程。
    • 快速列車の臨時停車はもちろんない。大高駅停車の普通列車は最新の時刻表で各自確認を。駅到着後はバス停留所のある駅前ロータリーを抜け、信号を渡って向こう側へ。あとは案内板に従って進めばよろしい。以前書いたコース案内は今後役に立たぬ可能性あり。
  • 試飲銘柄?:1、2種類ほどではなく、もう少し出ます。その年にしぼった「原酒」の試飲もあり。
    • 山盛酒造側の試飲は確か4銘柄? すんません、記録してなくって・・・。神の井酒造の試飲銘柄は一番最後に挙げる6銘柄。
  • 酒蔵見学以外のイベント:山盛酒造にて、「大高城下町散策会」と「1日歴史資料展」が開催される。
    • 「大高城下町散策会」はボランティアグループ「緑区ルネッサンスフォーラム」主催の無料ガイド。大高周辺の町並みを案内してくれる。時間は10時30分から12時までと、13時から14時まで各30分毎に出発予定。最終は14時、小雨決行。「1日歴史資料展」は「緑区の歴史を学ぼう会」主催で、「大高周辺の歴史資料を中心に、緑区の歴史資料の展示と活動の発表(山盛酒造内受付で渡されるパンフレットより)」を行っている。一昨年は「城下町散策会」に参加し、去年は散策会が終了していて「歴史資料展」を見るだけになった。今年は以上のようなゴタゴタから、どちらにも行っていない。
  • その他
    • 予算は、720ml1本1500円として2〜3本、3000〜4500円程度+往復運賃・料金。
    • 見学者は結構多い。限定酒を手に入れたい人は12時までの現地到着をお勧めする。ただそれで各酒蔵の限定酒を購入できるかどうかは、正直なところ、保証はいたしかねます。m(_ _)m
    • リュックの持参が無難。両酒蔵とも販売のメインは720mlのビンなので、大きめのリュックがあれば結構重宝する。おっちょこちょいで落として割りそうという人には必需アイテム! もっとも、背中からコケたら割れますが。


一番最後に、今年の新酒鑑評会でも金賞が取れることを願って、神の井酒造で当日販売された銘柄全部出します。

神の井酒造で出された販売銘柄

まずは試飲可能銘柄から。

  • 「涼香」(10度前後・微醗酵酒) 500ml¥1000
    • 実は試飲可能だったんだが、開封後ガスが抜けると味が変わってしまうので、見学者が大勢いるタイミングでしか開けられず、試飲はしていない。また、この銘柄を置いている酒店があまりないらしく、出荷しても酒屋の店頭には並ばず、そのまま料飲店に行ってしまうらしい。
  • 特別純米 寒九の酒」(15度以上16度未満) 720ml¥1200
    • これも試飲はしていないが、少し安いかも知れぬ。
  • 吟醸」(15度以上16度未満) 720ml¥1200
    • 一番杜氏が造りたい酒なんだそうです。舌に残りません。クイッといけます。
  • 「純米美山錦」(16度以上17度未満) 720ml¥1500
  • 「荒ばしり」(16度以上17度未満) 720ml¥3900
    • 若干舌に残るのがはっきり分かる。説明している社員さんは、「一番よそ行き」とか「よそとケンカするために造った酒」なんて言っていた。・・・新酒鑑評会は確かに「ケンカ」だ。うん。
  • 「神の井 しぼりたて生原酒」(19度以上20度未満) 1.8L¥2300 720ml¥1150
    • 限定の生原酒。去年はこれを買った。試飲して「あ」と思えた人は買って。度数が高めなこともあり、他人に飲ませても「おいしい」と言ってくれるかどうかは分かりません。

そして、試飲のない酒。

  • 「神の井 活性 しぼりたて原酒」 720ml¥1400
    • 「生」とは一言も書いていないところがミソ。「活性」なので、蓋に穴が開けてある。ビンをよく見ると醗酵して泡が出ている! 帰ってきて両親に飲ませたら、親父は「香りはいいが口に合わぬ」、母は「いいね」と少しずつ口に・・・。これも「しぼりたて生原酒」同様、好みが分かれます。
  • 吟醸 しぼりたて」 720ml¥1400
    • 試飲可能銘柄「吟醸」と同じだったか?
  • 「大高」 720ml¥1500

以上、来年も同じ銘柄がそろっていると嬉しいんですが、まぁ、それは行ったその時のお楽しみ。

追記

実は神の井酒造の杜氏さんがブログを運営していらっしゃる。
http://blogs.dion.ne.jp/hirosugi/
酒税法関係の鋭い指摘、見事ッ!
大改正(大改悪!)で、日本酒の酒税は一本になり、安い酒は値上げせざるを得ないでしょう、とか。
うわ。orz

名古屋市交通局の「市営交通事業経営改革計画(案)」?

名古屋市交通局、実は地下鉄こそなんとか持っているが、市バスの赤字状態が続き、経営的には厳しい状況が続いている。そんな中、「市営交通事業経営改革計画(案)」なるものが出された。たまたま昨日市バスを利用していて、その計画について記載されたパンフレットを入手することができた。
そこには、人件費の抜本的な見直し(給与制度見直し、給与カット等)、あるいは民間事業者への業務委託とか、結構いろいろ書いてある。
そんなことは当たり前であって、人件費削減など民間事業者ならもうやっていることだ。
対応が遅い。


市バスの利用者が増えないのは、マイカーに頼ってばかりだから。
広小路通の路上駐車ぐらいは何とかしないとなぁ。
よって、市内中心部の駐車禁止徹底取り締まり!
やりだせばみんな地下鉄か市バスを利用せざるを得なくなる。
あるいは豊橋鉄道市内線を真似して、
「買い物の利用時に市バスを利用したら、帰りの運賃出します」
ってやればいい。200円分の特別回数券つくって出せばいいんだもん。
極端な話だけど、今名古屋でやっている「ECOマネー」を市バス側に拡大し、
「市バス1乗車ごとに1ECOマネー」
貯まるの早そう。でもあの端末をどうやって導入するか、だよな。
現実感ないなぁ。


それよりももっと面白いこと。
「お客様サービスの向上」欄にこう書いてある。
「メロディサインの全路線への導入拡大」
名城線に導入したあれ。本気で全路線に導入するの?
それなら是非とも「ストトコ」をメロディサインにしてくれ。
「陽気にのんきに本気に・・・」と流れ出して、果たして何人の名古屋人が踊りだすか?
・・・わかんない人は無視してね。


ま、何とかするでしょ?