魯迅烈読

 北京オリンピックがあったので、ついついそっちに気が行ってなかなか本を読むことができなかった。今読んでいるのは「魯迅烈読」。これは以前、現代教養文庫社会思想社 倒産)から「魯迅に学ぶ批判と抵抗  佐高信の反骨哲学」と題して1999年に出版されている。佐高信の考え方の根本がわかる。彼の本は何冊か読んでいるが、頑固一徹なところがおもしろい。また、本書の解説を田中優子が書いているのも嬉しい。竹内好むのたけじについても、多く触れられている。

魯迅烈読 (岩波現代文庫)

魯迅烈読 (岩波現代文庫)

 昨日は、連れ合いに引っ張られて高越山に登った。涼しくて登りやすかった。帰りに疲れをとるためにふいご温泉に立ち寄ったが、浴場から見える滝の水が、日照りのために涸れていたのは残念であった。