気候
ボルダーの気候の変化は激烈です。一昨日は日中、暑くてTシャツ一枚で過ごせるほどだったのに、今日は秋を通り越して冬になってしまいました。日本から持ってきたジャケットを羽織って授業にいきましたが、真冬用のダウンジャケットでもよかったように思います。
学部の事務員さんとTeachin Political Science Iの先生に
"It is freazing today? (今日は凍えるほど寒いですね)"と言ったところ、
"It's still not 'freazing' in Boulder.(ボルダーではまだ序の口よ)"と言われてしまいました。そりゃ札幌の寒さを知ってるのでまだまだだとは思いますが、これほど突然変わると体がおかしくなりそうです。
岩肌の見えていたロッキーが一晩で真っ白になってしまいました。その写真は後日アップします。
「研究者」として
- 作者: 横山文野
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http://homepage3.nifty.com/esperanza/
横山さんは東京大学法学政治学研究科で博士号を取得し、博士論文『戦後日本の女性政策』を上梓され、今年ガンのため35歳の若さで亡くなられました。アマゾンの書評欄には結構辛口の書評を書いてしまいましたが、そこにあるように、今後、日本の公共政策においてジェンダーバイアスが生じる政治的要因にまで突き詰めた議論を展開できる方と考えていただけに、本当に残念です。彼女のブログではガンの告知からその死まで、様々な葛藤と凄絶な「生」が日記の形で綴られており、うまく言葉で表せませんが(本当はそれじゃいけないんだけど)胸を打たれました。
政治学者としては戸矢哲朗さん(本当は大蔵官僚?)、ゼミの先輩としては保苅 実さん、とガンで早くに亡くなる若い研究者が多いと感じられます。今ガンを告知されたとして、自分が彼らのように立派な「存在証明」を残して死ねるかと自問するとき、正直慄然とします。
でも、今ある環境で一歩一歩努力するしかないのですよね。
ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践
- 作者: 保苅実
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金融ビッグバンの政治経済学―金融と公共政策策定における制度変化 (RIETI経済政策分析シリーズ)
- 作者: 戸矢哲朗,青木昌彦,戸矢理衣奈
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