矢野穂積・朝木直子両「市議」の2010年(1)


東村山市民新聞では「最終更新日」の修正が黙々と続けられています(4月1日付、2010/03/31 23:54:45)。2010年も3カ月が過ぎましたので、いつもなら年末年始にまとめて済ませる東村山市民新聞」更新状況の総括を、ちょっと早めに済ませておきましょう。2008年・2009年の更新状況まとめについては、「東村山市民新聞」の迷宮東村山市民新聞」の更新状況トップページ)を参照。


朝木明代市議転落死事件をめぐって活発な更新が続けられた昨年(2009年)とは異なり、2010年に入ると東村山市民新聞」はこの問題についてはほぼ沈黙。裁判でも、久米川駅東住宅管理費等不払い事件控訴審(1月20日)、「セクハラ市議」名誉毀損裁判(3月8日)、請願潰し裁判(3月17日)と敗訴が相次ぎ、どんどん追い詰められていきます。


そんな現実から目をそらすように、1月下旬からはいわゆる小沢問題をめぐる扇情的な検察・マスコミ批判を延々と展開。1〜3月の3カ月間で東村山市政に直接関わる問題に触れたのは、佐藤市議に対して低レベルな悪口をぶつけた1度きりで(2月28日付更新)、ますます「両名が公人たる市議としての適格性を欠いていることは・・・明らか」矢野穂積・朝木直子両市議に対する辞職勧告を求める請願)になったと言えそうです。一部では、3月末に突然ブログが閉鎖された中村克サン(『最後のパレード』著者)とともに全国因縁・怨念党でも結成し、さっさと市議を辞職して夏の参院選に出馬してほしいという声が高まっています。


それでは、月ごとの更新状況をご覧ください。「○日付」は東村山市民新聞」トップページの「最終更新日」の日付を指します。日付からリンクが張ってあるのは、当ブログの更新状況報告記事へのリンクです。


【1月】
公訴時効廃止問題に関する法務省の意見募集が始まったのを受けて、思い出したように「良識ある声を届けましょう!」と呼びかけ、あわせて新規ページ〈進行中の時効も溯って廃止を!〉を作成(1月4日付)。その後、新規ページのメールアドレスを修正(1月12日付)して以降は何のフォローアップもなく、3月6日付更新「ご協力ありがとうございました。」と挨拶したのみ。
*朝木明代市議転落死事件について、「現場ビルのエレベーターは、5階でとまっていた」という話を持ち出し、「殺害がどのように実行されたかを雄弁に物語っているのだ」と意味不明の主張を展開(1月6日付)。
*矢野・朝木両「市議」が、佐藤まさたか市議を相手取って昨年11月末にまたも名誉毀損訴訟(佐藤まさたか市議ブログ名誉毀損裁判)を起こしていたことが判明(1月12日)。
*1月13日に行なわれた請願潰し裁判の証人尋問について「女性蔑視追及裁判」と誤魔化しながら触れ、薄井政美市議が過去のブログ記事を削除していたことについて「矢野・朝木議員の指摘を受入れ、問題だったことをついに自認!」と虚しい勝利宣言(1月17日付)。その後、新規ページ〈矢野・朝木両議員の主張を、ついに認める!〉も作成(1月21日付)。このような基準を矢野・朝木両「市議」に適用するとどうなるかについて、1月18日付〈矢野穂積・朝木両「市議」が問題だと自認した「東村山市民新聞」掲載内容の数々〉も参照。
矢野穂積「市議」と高野博子・りんごっこ保育園園長が久米川駅東住宅管理費等不払い事件控訴審で敗訴(1月20日)。東村山市民新聞」では未報告。
小沢一郎民主党幹事長の不正献金疑惑問題で突如、扇情的な検察批判を開始し(1月21日付)、何かから逃げるかのように、しばらくこれに熱中(1月22日付23日付24日付28日付・29日付)。


【2月】
*引き続き扇情的な検察批判に熱中(2月1日付2日付4日付6日付・7日付)。
*議会運営委員会で「朝木明代議員殺害事件に関する請願」が審査されるが、資料不備により継続審査へ。紹介議員である矢野「市議」は傍聴せず(2月15日)。
*扇情的な検察批判を継続し、マスコミについても「自作自演の悪あがき!」などと批判(2月16日付)。その後もポツポツと同様の更新を継続(2月23日付)。
「東村山市の『(仮称)自治基本条例』をみんなで考えるための手続に関する条例」に反対したことは報告しないまま、東村山市議会10年3月定例会 速報」として佐藤まさたか市議が居眠りしていた旨の悪口を掲載(2月28日付)。けっきょくこれが3月定例会についての唯一の報告となった(【追記】〔4月3日〕その後、4月3日付でもう一度言及があった)。


【3月】
*新規ページ〈検察特捜の「クーデター」〉〈決定的事実がついに判明〉を作成し、これにともなってトップページを若干修正。また、太田昭宏公明党元代表について「結局、引退へ」とひっそり書き加えたほか、公訴時効廃止問題について何の説明もなく「ご協力ありがとうございました。」とだけ加筆(3月6日付)。扇情的な検察批判はその後もポツポツと継続(3月8日付9日付)。
*何とかのひとつ覚えのように、議員報酬一部返上額について報告(3月7日付)。
「セクハラ市議」名誉毀損裁判第1審判決(3月8日)で職業安定法・薬事法「違反」疑惑を断罪され、200万円の高額賠償金を命じられたにも関わらず、「10.3.8女性蔑視問題訴訟で『衝撃の判決』が言い渡される!」「薄井市議は潔く自発的に辞職を!」と勝利宣言(3月9日付)。
*議会運営委員会で「朝木明代議員殺害事件に関する請願」が審査されるが、再び資料不備により継続審査へ。紹介議員である矢野「市議」はやはり姿を見せず、請願の内容を裏付ける資料も提出しないまま(3月9日)。
請願潰し裁判で矢野・朝木両「市議」が全面敗訴3月17日)。よほど衝撃の判決であったのか、この件についてはいまのところ一切報告していない。
矢野・朝木両「市議」による情報操作に乗っかって東村山の洋品店を攻撃してきたまきやすとも(槇泰智)が、中野区役所で公務執行妨害により逮捕される3月18日)。矢野・朝木両「市議」はもちろん完全沈黙。
*予算特別委員会についても何ら報告することなく、検察等による「クーデター」について加筆(3月19日付・23日付28日付)。
*第2次「御用ライター」裁判におけるクロダイくん(行政書士黒田大輔)の勝訴に乗っかって、仲良く空虚な勝利宣言(3月23日付)。


〔この記事は4月1日の午後にアップしたものです。〕