怖い怖い怖い想い出

なんだか「思い出し笑い女」の話が好評なので、過去のよー似た話を一つ。
浪人時代の話なので今から10年ぐらい前の話か。ある日「ああ今日もたくさん勉強しちゃったなあ・・。」と思いながら駅のホームで電車を待ってたんですよ。ツレと二人で。そしたらおっさんが「あのう、何をしてるんですか?」と近寄ってきたんです。「あ、電車待ってるんです。」「いや、職業とかは?」「あ、浪人生です・・。」「ああ・・。」この間、すぐ横のツレことはいっさい目もくれず俺だけを凝視してくるので、「なあ変なおっさんや・・。」と、ツレに耳打ちしたのだが、「いや、愛に飢えてる人なんや。話したれ。」と、無責任きわまりない返答。困ったなあ・・・。まあちょっとぐらいならいっか・・。
「いや、2,3日前に君を電車の中で見かけたんだが、それでずっと探してたんだよ。」
ア、アウトオオオオ!!その時代はまだストーカーと言う言葉も、まあ、あったかもだけども、俺まだ当時18才でしたからおっさんお化けに見ましたよ。ぬえに見えた。あかんあかんあかんあかん・・。電車到着、ホームの一番端っこで乗り込む、おっさんこない、おっさん乗ってないようだ、助かった・・・・・。
ところが、ツレと二人で並んで座り、ホッとして「いやあ怖かったわ。」と声をかけてもツレ俯いたままで無視するんだ。いやいや変なのはあのおっさんだよ、俺は普通だよ、そもそも普通っていうのはなんなんだって昔峰岸とおるがドラマ高校教師で叫んでたな、あの時は心に響くシャウトでした、だからこっちを向いてお願い・・。その時。
ガララッ!!
・・あとからそのツレに聞いたんだが、おれは電車の端の方を向いてツレに話かけていたので、連結部を背にしていたので、おっさんが「ガララッ!」「ガララッ!」と、一両一両近づいてくるのに気付かなかったワケだ。
ツゥ、ツゥアウトオオオオオ!!!オレが座ってる前に立ち、つり革を両手で掴み、すごい至近距離で俺を見つめるんです。ツレに「なあ、助けてえやあ・・。」と懇願するも、完全シカト。生まれてからこんなにサミシイことはなかったです。おっさん、「まあ、まずは私がどういう人物かを述べておく必要があったね。」生まれてはじめて名刺もらっちゃった!ん〜なになに・・
・・・・韓国○×協会?
ツリイアウト。え、拉致?こんな公衆の面前で?以下、一言一句ドゾー。
「韓国に来ないかい?」「・・いや、無理です。」「じゃあ電話番号と住所教えて。」「あ、無理です。」「じゃあ名前教えてよ。」だめだ、このまま何も教えなかったら帰れない、帰してくれない、でも教えたら今度は日本に帰れないかも、そもそも先方からは名刺を頂戴しているし、まあ名前ぐらいならいいか、なんかナンパされた気分やね、で、教えちゃった!アハ。
名前聞いて満足したのか、その時は帰してくれたんですが、その後何度か電車の中で見かけたんだ。オレは怖かったのでしばらく予備校の先生といっしょに帰ってました。しばらくすると見かけなくなったんだけど、名前知られてるからそのうちお迎え来るかもな、受験失敗したらそれもいいかもな、と夢見ていましたが、音沙汰なしで生まれてからこんなにサミシイことはなかったです。
ちなみにその時のツレとは今だに無二の親友です。

今さらバイオハザードゥ4感想

いやあおもろい。どうおもろいって3周連続でプレイした程だ。まあクリアするたびに武器が引き継げるからというのもあるけども。まず、視点がプレイヤーの後ろからの視点になったので、操作性があがった。そして、武器が購入&改造できる。そしてそして今回一番良かった点は・・・村落!!これに尽きるね。とあるヨーロッパ山中の村落、そこの村人が突然武器片手に襲ってくるというね、最高のシチュやね。それを村の入り口からライフルのスコープで狙い撃ち!みたいな。しかもこちらに気付く前は普通に生活してる。それをスコープで覗き見!みたいな。ほんで狙い撃ち!みたいなみたいな。
やっぱりね狭いところが好きなんですよ。推理小説も島とか別荘ものとか。電車はだめ。逃げれるやん!みたいな・・。船はいい。カプセルホテルとか妙に落ち着くね。またちゃうけど。だから村落の閉塞感が好きなんです。八ツ墓村的なね。またちゃうけども。話は急に変わるけど地元がとうとう本当にアジア一の歓楽街に。無印&ギャップ&ユニクロというどれか一個でいいやん!みたいなものはさて置き、ヴィレッジヴァンガード入ったよ、そして、HMV入ってやんの。ますます一歩も出ないね地元から。まあ閉塞感ですわ。
で、なんやったっけ、あ、そうそうバイオね。あかんかったところは、まず3周連続できたところ。バイオの魅力は二度とやりたくない恐怖ですよ。そして視点&操作性。あのプレイヤーの恐怖のツボを刺激してやまない計算され尽くした視点、やりにくーてしゃあない操作性が醍醐味でしたよね。そして武器購入&改造はいいけど、金拾えたらあかんわ。あと武器商人出てきすぎ、ありがたみ無し。金たまった、武器欲しい、でも武器商人出てこない、もどろか、でも、あの道戻るの怖い怖い怖い!みたいな!!そう、今回その一度通った道何回も戻らなあかん恐怖もない。一本道なのよね。親切すぎ。ゾンビは・・まあええわ。
ということで、バイオ本来の魅力はなし(多少ある、弾薬足りるかな〜とか。買えないさすがに)、別のゲームとしては神ゲーですから。これどこでも言われてると思うけど。
以上、滋賀県のオタク友達への手紙でした。
                   かしこ

怖い怖い怖い・・・・

いやあ、変なやつとヤンキーには好かれるんですよ、昔から。で、こないだも好かれたわけだ。
とある土曜日の午後電車に座っていたわけだこれが。すると斜め前に、年の頃なら・・20代から30代ぐらいの女性、まあ年齢不詳な感じの人が座っていたんです。でもまあ見た目はまあ普通で、まあどこにでもいるような人だったんだが、ただ一つ、彼女猛烈に思い出し笑いをしているんだこれが。始めはおれも、「あああるある。我慢できなくなるくらいおもろい思い出ってあるよね、誰でも一つや二つ・・・。」と思い、優しく彼女を見守っていたのだが、その、あまりにも絵に描いたような「プッ、ククッククク・・」という思い出し笑いっぷりにおれも笑けてきて、しかし、自分は彼女のように人目も憚らず笑う胆力は持ち合わせていなかったので、コートで顔を隠し、しばし笑いのコラボレーション。
で、電車が空いてきておれの隣の席が空いたのだが、なんとその彼女おれの隣に移動してきて座りよった。「ええ?」と内心かなり焦ったが、もうええ大人なので平静を装っていたのだが、彼女まだ隣でわらっとる。しかもどうやらおれの方をチラチラ見て。
「ああ、おれ??おれがおもろかった???」
なんだよ、それならそうと初めから・・・と思い、平静を装いながら、鼻毛は出ていないか・チャックは開いていないか・鼻くそはぴろっていないか・髪型はピッチリ横分けになっていないかなどと、一通りチェックしてみたんだが、全くおかしいところはなかった。まあもともとがあれだが。でも、何よりその彼女以外の乗客は誰一人笑っていない。少々気分を害した私は乗り換えのため、いったん電車を降りたんだが、その彼女も降りよった。この時ぐらいから「この人は実は変な人じゃあないだろうか?」とようやくおれも気付き始めていたので、少しホームの中を歩き端っこのほうの車両に乗り込んだんだが、なんと、その女はピッタリ横にマンマークしてきやがった。そして、おれのほうを見て例の、「プッ!ククククク・・・・」という、失礼極まりない笑いを繰り広げてくるわけだ。この時にはおれはかなり気分を害していたのだが、「もうすぐ自分の駅に電車が着くから、もう少しだから・・」と、自分を励ましていた。痴漢にあったネンネの女子高生のように。そしてようやくマイホームタウンに着いたわけだ。「ようし、ここまでくりゃあ安心だ、まさかここまでは追って来れまい・・」と、振り返ると、ピッタリ3m後ろにマンマーク!「マ、マルディーニイイイ・・!」早歩き、早歩きには自信があるんですよ小生、オリンピックに出れるんじゃないだろうかと勘違い妄想をしてしまうぐらいに、ああお母さん、思えば私は勘違い妄想ばかりの人生でした、でも妄想が現実に変わることだってあるんだ、そう、思えば出来る、思いはきっと届くんだ、だからお母さん、今、私にオリンピック出場者並みの早歩き、、ください・・・・・!!
この時にはおれは「刺される!!」と思っていたので、相当早歩きだったとは思うんだが、振り返れば奴がいる(笑い)。駅から少し離れた、あまり人通りのない道、土曜の昼下がり、奴はとうとう動いた。以下一言一句狂いなく覚えていますのでドゾ。
「あのう・・・。」「は、はい」「○○に住んでるんですか?」「は、はい」「ああ・・。」「・・・・なんですか?」「・・メールアドレス教えてください」「いや、無理です。」「じゃあ、電話番号教えてください。「・・もっと無理です。」「・・なんで無理なんですか?」「いや、おれあなたのこと知らないんで・・」「そっか・・・。」
もちろん、この会話の間もおれは歩行速度をゆるめることはなかったんだが、最後の「そっか・・。」のところで少し彼女の速度が落ちたので、そのままほっといておれは彼女との距離をはずしにかかりました。しかし、振り返ると、少し距離は離れたが彼女相変わらず付いてくるんだ。「やばい、マジで刺される・・!」と思い、曲がり角を曲がった瞬間全力ダッシュ!そして、近所の巨大なマンション敷地内に逃げ込もうと思い、振り返ると、なんと鬼の形相で彼女も全力ダッシュ!もう、あなたその後は15年ぶりの鬼ごっこですよ文字通りの。リアル鬼ごっこね。で、なんとかまいて家に帰ったんだけども、実は家に入る瞬間を見られててそのうち後ろからブスリ!なんてこともあるかもね!
バイチャ!

よっしー妄想幼馴染み編其の2

・・・ひさしぶりに喋ったよなー。まあクラスもずっと違ってたし私は部活あったし。
暗くなったよたっくん、昔はあんなじゃなかったのにな。だからいじめられるんだよまったく。しかしいじめられてるってことは友達やお母さんから訊いてたけど、あそこまでとはね。こないだなんか、ズボンとパンツ脱がされてて危うく見ちゃうとこだったし。そりゃ、いじめるほうが悪いけども、いじめられるほうも・・とかいじめ特集番組だね、これじゃ。ガツン!て言えばいいのになーもう。まあ無理だろうけどたっくんには。だからといって私が幼馴染みとして・・とも別に思わんけど。まあ、なんとかしなさいよ自分で、男として。それより、そんなことより、この水虫をなんとかしなきゃな・・。一月ぐらい前から足の間が猛烈にかゆいんだよなー。今もかゆいんだよこれが。
「っはよー!」「おっす!」「昨日こち亀見た?両さんが時速60Kmで走る自動車に追いついてさー・・。」
これぐらい愛想よくしてたらたっくんもいじめられないのに。
ガラガラ・・
「・・・・・・・」
あ、来た。だからさー、君も両津の話題ぐらいすんなり出せよなー。あーあ早速パシらされてるし。まったく・・・。1限目は現国か。は〜あ、テンション下がるな・・。
「ある朝、グレゴール・ザムザがななにか気がかりな夢からめをさますと、」
眠い・・。寝そう・・。おやす・・
「!!」
きた!きたきたきた!・・痒い!ぬおおおおお!足が、足の間が・・掻きたい!しかし掻けない!この眠気も吹っ飛ぶモーレツな痒さは・・
「・・これは一体どうしたことだ、と彼は思った。夢ではない。」
うん、夢ではないんだなこれが。痒い、痒い、痒い痒い痒い、、、あかんこれはなんかほかの事考えよう。ほかのこと考えてかゆみを忘れよう作戦発動っす。よし、まず、考えをまとめよう。(かゆかゆかゆ・・)そう、私は痒いんだ今。私はいま全身かゆかゆ人間である。(かゆかゆかゆ・・おかゆ!)そう、私はおかゆを食べたい。いや、そんなことはない。今、足がそこにあり、私はそれを掻きたい。今そこにある危機ならず、今そこにあるかゆみ。えーと、ほかの事ほかの事・・(・・たっくん)そうそうたっくん今日ひさしぶりに喋った。幼馴染みでいじめられっこのたっくん。あれ、そういえば私は小さいときたっくんになんて呼ばれてたっけ。
「じゃあ、次、吉澤な。」
死んだ!!!
                     続く

バイオハザードゥ4

を、買ってきた。キャバクラ行って金ないのに。
「やるか」
と思いーパッケージから取り出したんですよ。ところが、ゲームキューブがない。
彼女なる人に貸していたんですよ、あなた。ゲムキュブ。
「しまったーーー!!」
今、目の前にバイオハザードゥ4がある。キングオブゾンビゲイイムですよあなた。
でも、できないわけだ。あれだね、手淫を始めたがティッシュが切れていることに気が付いた瞬間に似てましたよ。今、目の前に女子高生のレズビデオがある。でも、できないワケ。

明日から仕事で名古屋に出張です。泊りがけで。だから、初プレイは土曜だなこりゃ。

よっしー妄想幼馴染み編

ひどく虚ろな月曜日の朝。今日からまた一週間の始まりか。俺、中3、青春、してない。今どきめずらしいいじめられっこ。友達一人もいません。
「・・・・・。」
何もいわず、玄関を開ける。当たり前だ、うちは共稼ぎなので両親は朝二人ともいないから。「いってきます」といっても、「いってらっしゃい」といってくれる人はいないから。
「いってきまーす!」
元気な声が聞こえた。びっくりしてそちらを振り向くと、隣に住む吉澤ひとみがいた。
「お、たっくんじゃん!」
彼女の家も共働きなので、小さいころはよく遊んだ。明るくて元気な子だ。俺と同じで朝、家に誰もいないのに、いってきます、も彼女らしい。その後同じ中学に進学したが、同じクラスになったのは今年がはじめてだった。しかも彼女は女子バレー部のキャプテンで、毎朝朝練があるので学校に行く時間は違う。会話を交わしたのはずいぶん久し振りだ。
「あれ、部活は?」
「ああ、とうとう私も引退でさ。いやあ朝ゆっくりできるのっていいねえ。あ、たっくんは毎朝ゆっくりか、あはは。それにしても中3になってはじめて同じクラスになったね。よろしく・な!」
「う、うん・・・・・あ、忘れ物・・・。」バタン!
「あはは、遅刻すんなよー」

当然忘れ物などしていない。あのままだと一緒に学校に行く流れになるからだ。何を話していいかわからない。何せ女の子となんかまともにしゃべったことないから。男からも女からもハブられてるからね。彼女と話したのも実はクラス替えしてからこれが始めてだ。学校ではいっさい話しかけてこない。そりゃそうだよな、俺に話しかけたら彼女もすぐハブられるから。そういうこともあって、一緒に学校になんかいけるわけないんだ。彼女も困ってたと思うよ。だから、私から身をひかせていただきましたよ。まったくいじめられっこは気を使うぜ。
彼女は俺のことをどう思っているのだろう。同じクラスになって3ヶ月が過ぎた。俺の教科書が落書きだらけなことや、弁当に消しゴムのカスがいっぱい入っていたことや、靴がすでに3足目なことも彼女は知っている。幼馴染みのいじめられっこ・たっくん。あれ、そういやあ俺は彼女のこと小さいころなんて呼んでたっけ。
「・・いってきます。」
彼女はもっと元気に言ってたな。
                       続く

マンガ喫茶

 無性に「闘将!! 拉麺男」(たたかえ!!ラーメンマンと読む)が読みたくなってなじみのマンガ喫茶に行った。ちなみに、この「闘将!! 拉麺男」とはゆでたまご原作の超人気まんが「キン肉マン」に出てくる超人ラーメンマンがあまりに人気がありすぎて、彼が主役のまったく別のマンガができてしまったという、ま、おれも大好きでコミックスも全巻は持っていなかったが、連載は飛ばし飛ばしで読んでいたし、結構、いやかなり人気があったまんがなんだ(こんな説明書きしなければいけない程おれも年を取ったんだなあ、と。当時は誰もが知ってたよしかし今の高校生とか知らんよなキン肉マンは知ってても)。さらに余談になるけども、マンガ喫茶に行く目的って連載中や、連載が終わった読みたかったマンガをまとめて読むというのと、昔読んでたマンガをもう一度きちんと読んでみたいっていう二種類が大きく分けるとあるよね。あとは、集めようかどうしようか迷ってるマンガをパラパラと読んで買うか買わないか決心したり、まあそんなところかな・・。今回は後ろの方。
 ところがいくら探してもない。どうゆうこっちゃ!と思い、レジには若い女の子しかいなかったが、恥を忍び
「あのう、闘将!! 拉麺男ってありますか?」と赤ら顔で訊いてみた。
パソコンで検索する明らかに世代じゃないおにゃーのこ。
「ないです。」
「あのーう、闘将と書いてたたかえと読むんですが・・・。」
「やっぱないです。」
なんでないねん!百戦百勝脚うううう!!!!

ということでターチャン読んで帰った。