春休み中にしていたこと
バイト
別にそれほど稼ぎたくなかったのに、京都にいる間はかなり時間を持って行かれた。油断した。
Webサイトつくった
コーディングを依頼されていた(レイアウトデザインは他の方)Webサイトを納品した。
はじめは静的なサイトだったのが、去年の暮れに急遽CMS化することに。
テスト期間中も制作しなくちゃいけなくて大変だったけど、ちゃんと形になってよかった。
帰省した
いろいろあって、2月と3月にそれぞれ5日間ほど帰省した。
夏にも感じたけど、もはや「実家」。高校生までとどこか居心地が違う。
高校の先生や友達と夏ぶりに会ったりして楽しかった。
母校でしゃべった
卒業生としてしゃべってきた。
例年はない謝礼がもらえた!
中国行った
約2週間、友達と中国を旅行した。疲れたけど刺激的な旅だった。
各地のユースホステルを転々とした。
一日目に携帯電話を失くしたが、出国前日に返ってきてよかった。
全体的に人間臭かった。中華料理おいしかった。
今年中にまた行きたい。
Webサービスのデザインした
lecana.net
のHTML&CSS&JavaScript(ちょこっと)を担当させてもらった。
はじめてのHaml,Sass,CoffeeScriptに戸惑いまくった。力不足。
サークル
あんまり参加できなくてごめんなさい。
あとKMC入りました。
読書
7冊くらいしか最後まで読めなかった。せっかくの休み、もっといろいろ読みたかった。
SICP
データが吹っ飛ぶ前の状態に戻す程度しか例題解けなかった。残念。
一年経って思うこと
一年前の今日、大学に合格した。
試験の出来が悪くて、もう早稲田に行く覚悟は決めていたのだけど、何か落ち着かなくて、朝からAoEやって気を紛らせていたのを覚えている。
不合格を確信していたので番号を見ても受かってる気がしなかった。
嬉しかったというか、安心した。
これまで散々面目を潰してきた両親とか親戚とか、お世話になった先生とかに少しは報いれた感じがした。
一年前、京都大学の学生はすごいと思っていたけど、今では全然思わなくなってしまった。
一部の学生は本当にすごい。のだけど、ただ受験勉強がお上手だっただけ*1の大したことない学生がけっこういる。
この一年で一番の収穫は、いろんな人と会ったり話を聞いたりしたことだと思う。
4月に一人で京都に来て出会った学科の友人。人に恵まれた感じがする。
同じ立場でありながらリスペクトしてしまうような人もいる。特に挙げるとすれば、4人。
志が高くて中身も伴っている人とか、何か包容力が凄い人とか、すごく頭が切れる人とか。
この4人と同じ場所にいるだけで価値があることだなあと思ってしまう。
それから、前期にある教授と出会ったのがきっかけで、研究室で働いたりWebデザインの仕事をもらったりした。しんどいこともあったけれど、趣味のWebデザインを仕事にできるという貴重な機会をいただいた。なんだかんだで良かったと思う。
あとは、その関連で出会った大学院生の人。この方はリーダーシップが凄くて、意識して経験を積んでいる人はこうも違うのか、と思った。単身で外国のセミナーに突っ込んだり、事業をやったりと、経歴を聞くと「叩き上げ」という感じがした。
こういう出会いがよかった。
もう一つよく考えるようになったのは、経験って意外と重要な資源ではないかということ。
前期、ほとんどタダ働きをしていた。物理的に得られるものがほとんどなかったのだけど、終わってみればコーディングとかソフトの使い方とか意外と身についたことが多かった。今ではあれは授業料だったのかな、と思う。
8月にid:sho_yokoiに教えてもらったページの内容、いまでもたまに思い出す。
Webデザインの仕事をとっても、クライアントさんとのメールの応対とか、自分の作業の管理とか、納品のときに一緒に書く書類とか、完成してからの更新のサポートとか、単なるデザイン・コーディング以外にやらなければいけないことがあることを、僕は仕事を受けるまでよくわかっていなかった。
あとは料理もそうで、毎日ちびちび作ってるとだんだん並列して作業ができるようになって時間が短縮されてくる。自転車であちこち行ってると、このくらいの距離なら何分かな、というのがわかるようになってくる。
めんどくさそうなことや割に合わなそうなこと、ちょっと危なそうなことでも、それで得られる経験が価値を持っていたりするっぽいので、あんまり考えないで飛び込むのもありかな、と最近は思う。今頃やっとかよ、とも思う。
*1:受験勉強はなかなかくだらないと思う。合格するとたいてい受験で使った知識は抜けていってしまうので本当にどうしようもない
今年のまとめ
おもなできごと
1月
- 2011年の目標は、「自炊が出来るようになること」
- 冬休み課題に絶望する。
- センター試験を受けた。母校から7人?で受けに行った。もう2度と受けたくない。
2月
3月
4月
- 入学式。
- なんだかよくわからないまま23コマ講義を入れる。
5月
- 研究室で働き(?)はじめる。
- Webデザインの仕事をいただく。
6月
- Webデザインの仕事の関係で、たぶん生まれて初めて福岡に行った。またいきたい。
- iPodTouchを水没させた。かなしみ。
7月
- いろいろあってサークルを辞めた。
- 試験勉強で苦しむ。高校では考えられなかった…。
- なぜかジョギングと腕立て伏せを日課にし始める。
8月
- 一区切りついたので研究室に行くのをやめる。
- 朝5時くらいに自転車で京都市内を走りまわるのにハマる。
- 北海道の人と嵯峨野に行った。朝6時くらいに。
- Webデザインの報酬でAdobe Creative Suite 5.5 Web Premiumを買った。
- 実家に帰るが、することがなくてゴミのような生活を送る。
- 自宅じゃなくて"実家"になってしまったのだな、という感じがした。
10月
- 前期にA群科目を取り終わったおかげで、後期は14コマだった。
- 北海道の人と二条城に行った。あまりすごさがわからなかった。
- テニスサークルに入った。加入一週間で合宿に参加した。
- 塾講師のバイトを始めた。
- 19歳になった。
11月
まとめのまとめ
受験を経てたどり着いた大学っていうのは想像以上に自由で無責任な場所で、自分でなんとかしないとなんにもならない場所だった。講義を漫然と受けるより、むしろ、自分でどんどん本を読んで勉強したほうがよっぽど身になるような感じもする(講義によるが)。
大学にいる学生は今までちゃんと勉強してきた風の人たちばかりで、中には今まで見たこともないほど頭の良い、あるいはリーダーシップがあったりする人を見かける。ただ、遊んで寝て過ごしている人が実は多い。大学生らしいといえば大学生らしい生活なのかもしれないけれど…この点に関しては落胆した。
今年はWebデザインのきっかけをいただけて幸運だった。教授の紹介をきっかけとする踵屋敷のWebサイト、id:uiureoに誘われたカニバリズム山脈、テニスサークルのWebサイト。現在も製作中のWebサイトが2つある。
中学の頃からWebデザインが好きだった。高校はWebデザインよりは競技プログラミングにハマっていたわけだけど、それでも高校のWebサイトを触らせてもらったりして興味は続いていた。今年再びWebデザインをやるようになって、やっぱり僕はデザインが好きだということを再認識した。来年も続いていけたらいいなぁ。
ちなみに、料理については6か月でインスタントに頼らず生活できるほど上達した。去年まではほとんど包丁を持つことがなかったのに、切羽詰まればできるものである。
ローカルにWordPressをインストールした。
仕事でWordPressを使う可能性が出てきたので、練習用にローカルにWordPressをインストールした。その時のメモ。
XAMPP LiteをDL・解凍
XAMPPのLite(zip)を入れればUSBに入れて持ち歩ける。
SDカードに入れた。
Apacheのセキュリティ設定
データベースの設定
「XAMPP > phpMyAdmin」
「データベース」からサイト名と同じ名前で新規データベース作成
「(データベース名) > 権限」からユーザー作成
バーチャルホストの設定
http://www.materializing.net/archives/2009/04/05045717.php
を参考に。
これをしておくと、複数サイトを管理しやすくなる上に、XAMPPを起動している間、サイトが本番環境と同じ絶対パスをもつようになって便利。
WordPressの設定
ローカルのアドレスにアクセスして、ウィザードにしたがってやるだけ。
データベースへのアクセスが失敗する場合はちゃんとユーザーがデータベースの「アクセスできるユーザ」に入っていることを確認。
完了
思ってたより簡単だった。
これからWordPressを練習します。
大文字山に登った
先週の火曜日の話になるのだけど、講義が終わったあとに友達と大文字山に登った。
僕は高いところに登るのが結構好きで、例えば今年の夏休みも実家から京都に帰る前日にひとりで近くの山に登った。
大文字山に登るのは実は2回目で、1回目は大学の学祭期間中にひとりで行った。
高いところから見下ろすと建物や車や人がすごく小さく見えて、普段の自分もその程度の大きさなのだと実感する。そうすると僕が日々やってることも実にちっぽけなものだと感じる。嬉しいこともしんどいこともちっぽけだ。ちっぽけだというのは別に悪い意味ではなくて、むしろその程度な存在なのだと自覚することで安心する。
大学に入ってから約9か月、ここに見える京都の街でいろいろやってきた。もっと振り返れば高校の時から京都を夢見てがんばったりしていた。しんどいこともあったけど、結局豆粒が足をばたつかせていたに過ぎなかった感じがする。いまもこの先も、高い視点から振り返ることがあれば多分同じことを感じるのだと思う。
良いことがあったとしても結局豆粒のことなのだし、ものすごく悪いことがあっても結局豆粒のことなのだから、浮かれすぎてもしょうがないし、がっかりしすぎてもしょうがない。