2007/10/27

今日は台風の危険もあるということで、一日中家にいました。結果としては台風の直撃は免れ、今日の夜には去ってくれそうなので一安心です。
テレビを観続けた一日となりました。HDDの容量と常に戦いながら生きていますが、今日でかなり空きましたね。
そしてふと気になったので、今期から録画を始めた番組を総ざらい。

もちろんここに、前期からの引継ぎや録画せず生で観ている番組もあります。…前期よりも明らかに多く、またドラマの数が多すぎます。
これだけ録っていれば、そりゃゲーセンに行ってる場合じゃありませんな。泣けるでぇ。

アルマゲドン(映画)

日曜洋画劇場で放映されていたので録画しました。1998年の作品でしたか…。この辺の年代も良くわかっていなかったのですが、主題歌がAEROSMITHの『I DON'T WANT TO MISS A THING(ミス・ア・シング)』だったおかげで、ある程度の推測はできました。
内容は、地球に小惑星が衝突することをNASAがキャッチし、同時にその事態になれば全人類が滅びる予測も立ってしまいました。それを回避すべく、ハリー・S・スタンパーを始めとした石油採掘員たちに依頼して、彼らが危機に立ち向かうお話です。
大まかな作戦は、小惑星にドリルで穴を開けて、中に核爆弾を仕掛けることで爆破。その破片は地球を避けていくので人類は助かる…というものでした。そのため、ドリルの扱いに長けたハリーをリーダーとし、また彼の意思で部下たちをかき集めて宇宙に行くことに。
しかし、当然ながら宇宙では予測不可能な事態も数多く起こります。燃料補給のための宇宙ステーションであわや全滅という爆破事故が起こったり、2チームのうち小惑星に辿り着いた1チームも、思うように穴が掘れなかったり。
そのたびにハリーは強く仲間を叱咤し、最後まで諦めずに作業を進めていきます。あくまで自分たちの腕を信じ、平坦ではない道を肌感覚で乗り切るハリーたち。
しかし最後に、最大のトラップが待ち受けます。核爆弾の遠隔操作スイッチが作動せず、誰かが残ってボタンを押さねばならないのです。ハリーは一芝居打って、仲間を先に脱出させて自分が犠牲となりました。グレースとの最後の通信には、涙を堪えられませんね。
英雄たちの帰還や、グレースと、ハリーの部下A・J・フロストの結婚で物語は幕を下ろします。
迫力のあるSFアクションシーンも見所ですが、私個人的には人と人とのぶつかり合いが興味深かったですね。ハリーが様々な人間と意見を食い違えても、最終的には皆がハリーを信じて、最後まで諦めずに作業を進めていくところなど。
また、ハリーの娘であるグレースも見所です。最初は父を毛嫌いしているグレース、しかしハリーが宇宙に行くことになってからは、父への尊敬と愛情をあらわにしていきます。
演じているのはリヴ・タイラー。つまり、AEROSMITHのヴォーカリストであるスティーヴン・タイラーの娘です。この親子共演も話題となりましたね。映画に疎い私ですら覚えているエピソードです。…メタラーだからかもしれませんが。
他にわかった俳優が、ハリー役のブルース・ウィリスだけというのが何とも。QMA知識でベン・アフレックは名前だけ知っていましたが。
ともあれ、話題作となったので一度は観ようと思っていたのが、ようやっと叶って良かったです。最新の映画はわかりませんが、今後も話題作は押さえておきたいところです。

UEFAチャンピオンズリーグD組:ベンフィカvsセルティック:2007/10/26

このカテゴリも久々ですかね。今ホットな話題としては浦和レッズがありますが、試合を観ていないので…。ACL決勝進出おめでとうございます。
いつもならまず観ることはない、UEFAチャンピオンズリーグの予選。セルティックがどんなチームか知るために…と思って、とりあえず録画して観ました。
セルティックスコットランドのチームで、ご存知の通りMF中村俊輔が所属しています。但しこの試合では、膝の故障でベンチ入りでした。一方のベンフィカポルトガルのチーム。MFルイ・コスタらが所属しています。
アウェーの試合に弱いというデータがあるセルティック。今回も守備的な布陣で戦いに挑みました。一方のベンフィカはこれまで勝ち点がなく、一気にチャンスを掴みたいところ。
そのベンフィカが先に動いた形でした。前半から飛ばして攻撃を続けるのですが、その攻撃を防ぐセルティック。防戦一方ではなく攻めもありますが、やはりシュート数は圧倒的にベンフィカのペースでした。
後半は特にベンフィカの攻撃の手が強まり、ゴール前まで何度も切り込みます。しかし、GKボルツのナイスセーブ、ポストやクロスバーに当たるシュートミスなどのおかげで、何度も危機を乗り越えます。
これで守りきれるかと思った後半42分、それまで何度も攻め続けたFWカルドソの努力が結実します。正面からワントラップ、そのままシュートを決めて決勝点。0-1でセルティックは敗北を喫しました。
90分守りきれるものではない、という掟の通りになってしまいましたが、ベンフィカで途中から出てきたディ・マリアやアドゥの動きも良く、それがカルドソの活躍を促進させていたと思いました。
結局、俊輔は出番がなかったのが残念ですが、勝てない展開で無理をさせて体調を悪化させるのも良くないので、仕方ないのかなと。早く元気な姿を観たいですね。

こなたアークティカ

Youtubeの動画を最近結構よく観ています。その中で「これは!」と思うものもたまに発見するのですが、ひとまずメタルっぽいものをご紹介します。
元々動画につけられたタイトルは「もってけ!セーラーふくがメタルだったら」だったのですが、タイトルの内容がコメントに書かれており、思わず爆笑してしまいました。こんな言葉は思いつきませんでしたよ。
曲自体はネオクラのように厳かな始まりですが、歌が始まるといきなり疾走し始めます。オリジナルはヴォーカルのみで、バックを全て作り変えている感じですね。
肝心の音楽性ですが、ソナタの特徴をかなり掴んでいると思います。ただ、サビに繋いでいく感じはソナタよりもHELLOWEENSTRATOVARIUSに近いと思うのですが。ヴァイオリン風のキーボードなんかも、ソナタはあまり使わない印象ですしね。
ただ、後半インスト部分のギターとキーボードのバトルなんかは雰囲気が凄く出てます。あれはあの曲で使われてたな…とか、参考にした曲を探す楽しみがありますね、こういう作品は。
いやー、よく作りましたねぇ。メタルと何かを混ぜたものは大好きですが、最近で一番の当たりでした。
(参考:http://www.youtube.com/watch?v=Xbud1VKoekM

Abandoned, Pleased, Brainwashed, Exploited / SONATA ARCTICA

久々ですが、せっかくこなたアークティカも聴いたことですし、本家も聴きましょう。今回は恐らくソナタ史上で最も長いタイトルの曲『Abandoned, Pleased, Brainwashed, Exploited』をご紹介します。3rdアルバム「Winterheart's Guild」に収録されています。
因みに、気になるタイトルの意味は「見捨てられ、満足し、洗脳され、食い物にされる」だそうです。対訳からの引用なので、どこまで思想に合っているかはわかりませんが。
ソナタは現在、オリジナルアルバムを5枚発売していますが、私も含むメロスピファンの心を掴んでいたのは3rdアルバムまでではないでしょうか。そんな、ソナタの成熟→転換期を見られるアルバムのトップを飾る曲がこれです。
下手な手入れをせず、疾走での幕開けとなるので個人的にはとても好きです。曲作りをメインで手がけるのはヴォーカルのトニーですが、このアルバムでは意識的に疾走曲を多く作ったそうなので、その一つを頭に持ってくるのは当然だと思いますが。
ドラムのパターンを聴けば、この曲がソナタのテンプレ的な疾走曲だということがわかります。ツーバスのタイミング、スネアの使い方などなど、ドラムに関しては非常にソナタ的なのです。それは『Blank File*1』を聴いて衝撃を受けただけに、身体に染み付いているというか。
逆に、既存曲と比べるとキーボードが強いですね。特に、前作アルバム「Silence」では結構ゴリゴリの疾走曲も多かった印象なので、余計にそう思います。
そのあおりを受けてか、ギターソロも存在しません。キーボードが強くてギターが控えめ、という曲は他にもありますが、全体的に華麗な印象になりますね。もっとも、個人的にはギターとキーボードのバトルが大好きなので、疾走曲ではやって欲しい、という思いはあります。
ともあれ、アルバムのトップとして次に繋ぐにはとても良い役割をしていると思います。
(公式:http://www.sonataarcticajapan.com/

*1:id:tokaget:20060214:p2