串木野木綿

オークションで
串木野木綿を手に入れました

串木野木綿は
名前は染織地図で見たことはありますが
ネットや書籍などでは
あまり詳細が紹介されていない染織です

鹿児島県串木野で織られていた
手織の木綿です
こうして実物を手に入れる事ができるとは
思いませんでした(^^)

福元染織工場さんで織られたようです
屋号は丸福

小倉縞に似た
霜降り状の生地です

さてどんな着心地になるのやら
楽しみです(^^)

男の着物は最初からクライマックス

よく言われる着物のルールやセオリーも
男の着物の場合は
最初から外しています

例えば男の着物の最初の一枚としてすすめられることの多い大島紬
紬糸では無く絹糸の織物ですし
女性の着物では「染めの着物に織りの帯」と言われますが
大島紬に博多献上も普通にあわせます
また夏には帯も単衣の物を締めるのですが
男の浴衣帯として販売されている綿の博多献上は
袷(袋状)です

ほとんどの男の着物は
何らかの着物のルールやセオリーを
気付かないうちに破っていると思います(^_^;

着物のルールは
まるで多重人格のように
相反する事を平気でやっているのですが
案外やってる本人は自覚無いものなんですなぁ

時を越えて、、、バレンタインコーディネート


どうしてわざわさ
そんな話題をしたのかと言いますと
単衣の帯ながらも
ミンサー帯ほどバレンタインにふさわしい帯は無いなと思った訳です

いつ(五)の世(四)も一緒にいられるようにと
思いをこめて男性に贈られたミンサー帯
バレンタインにピッタリじゃないですか

着物はベタですが藍染の着物ですかねぇ
いつ(五)の世(四)も愛(藍)に染まるか
チョコレート並に「あま〜い」ですなぁ(^_^;

仕立てに出している
弓浜絣なら藍染ながら
茶色いですし
絣模様からもチョコレートっぽいですねぇ
よっしゃ来年のバレンタインは
仕立てあがった弓浜絣にミンサー帯で決まりやね

「弓」浜絣に「矢」絣の角帯をあわせて
キューピッドを気取るのも良いかもしれませんねぇ

チョコにもいろいろありますが
私しゃ
や(矢)っぱり酒の猪口
まぁ呑みんさ(ミンサー)い

着になるニュース

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日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=152623&lindID=4

【飛騨】 幕末から大正の着物など紹介 神岡の船津座
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20070210/lcl_____gif_____013.shtml