聖痕のクェイサー
ハリストス(キリスト)の『正当なる教え』を守り受け継いできた 正教会。
彼らによって密かに育てられてきた、女性の聖乳(ソーマ)を生体エネルギーとし元素を操る錬金士のことを「クェイサー(震わせし者)」と呼ぶ。その内『アデプト』を名乗る異端のクェイサー達は、キリストが行った奇蹟の秘密や死後の復活の秘法が秘めていると云われる聖像『サルイ・スーの生神女』を探し求めていた。
そして、ロマノフ王朝の遺児アナスタシア皇女が日本へと持ち込み隠したという情報を掴んだ彼らは、国内へと潜り込んでいた。私立ミハイロフ学園。理事長の山辺雄大が失踪して以来、同級生からいじめを受けている雄大の娘・燈とメイドであり親友であるまふゆは、挫けず日々を過ごしていた。
しかし、雄大が『サルイ・スーの生神女』の手がかりを持っていると踏んだアデプトを統べる『12使徒』の一人「黄金のクェイサー」は、燈に死の呪い「呪詛の聖釘」を打ち込み、手がかりを渡すよう脅迫してきた。彼らの野望を阻止するため、正教会のアトスから「鉄のクェイサー」サーシャが派遣された。サーシャは姉を殺した黄金のクェイサーに復讐するため、まふゆは燈を呪詛から解放するため、この学園の何処かに隠されている聖像を巡る戦いが始まった。
スタイリッシュ搾乳アクションアニメ。
完全にアニメ初心者さんお断りの超インパクトのある作品。
詳しい設定やら用語やら世界観などはあるものの、そんなものを差し置いて一番眼につくのは、主人公サーシャのその戦い方。
サーシャだけではなく、クェイサーを所持しているキャラクター全員に言えることですが、このアニメではキャラクターのパワーアップに用いられるのが女性の聖乳(ソーマ)。
つまり戦いのたびに女性から乳をもらってパワーアップするという…奇天烈過ぎて誰も考え無かった事を平然とやってしまった作品なのです。
なのでもちろん地上波では規制かけまくり、で何が起きているか分からなかったり、月のシーンを延々と流したりするハプニングもありました。(AT-X版では乳首解禁でしたけど*1)
その設定だけでも視聴者の度肝を抜いてくれたのですが、それに加えてサーシャの頭が完全に厨二病一色に染まっていたのも、いい味を出してました。
・ハラショー
・ふるえねー
・これが…まふゆのおっぱい……
など数えきれない程の名言を残しました。
序盤は特にその傾向が強く、その点に惹かれていたのですが、次第にサーシャが何故か中二的なセリフを言わなくなったのはちょっともったいないと思った。
代わりに何故か普通のキャラがどんどんおかしくなり、おっぱいで腹話術をしたり、変態仮面になったりと妙な波紋が拡がりました。
完全なる主観のキャラクター紹介
観終わってからの間隔がかなり開いたので正直ストーリー憶えてないんです。
キャラクターを紹介しながら思い出そうかと思います。
鉄のクェイサーを操るおっぱい大好き小僧。
前半では厨二病台詞を唱えることに快感を覚えていたが
次第にただのおっぱい星人へと変貌を遂げる。
本編の中で唯一の常識人かと思いきやサーシャに調教されてゆく。
だんだんとサーシャに搾乳されることに抵抗がなくなる。
そのお陰で後半では2サイズほどバストアップしている。
おっぱい魔人。
後半では体を乗っ取られてラスボスになり「自分で吸う」という永久機関を実現する。
おっぱい腹話術師。
銅のクェイサーを使う。
ツンデレ平野。
カーチャの犬。
前半では燈を虐めていたのにカーチャに調教されドMになる。
日笠は喜んでやっていそう。
変態仮面。
かませ犬。
黒幕キャラと思いきや結局最後まで特に活躍しなかった謎キャラ。
眼帯は多分趣味。
ボクっ娘のクェイサーの中で唯一まともなキャラ。
マスター(榊一郎)の命令の元忠実に戦うソルジャー。
ロリコン。
アトスのクェイサー戦闘術に長けた教官である生神女であり、その戦闘力は圧倒的である。
本編ではほとんど描写されなかったものの、出番のたびに残していくインパクトは絶大なものであった。
特に13話「含鉄泉の夜」では多大な功績を残していると言える。
生神女らのソーマを味見し、アドバイスをするという謎展開を繰り広げ、一つの名言を残した。
ビッグ・マム:「乳は掴んでも嘘はつかない」
これが全て。
原作にあった設定の改変や削除が施されたり、宗教色を抑えた描写が受けられる他、物語終盤はアニメオリジナルの展開となっている。
結局最後になぜかサーシャが女の子になったのか全然理解出来ないんだけど…まぁいいか!!
理屈抜きにしておっぱいを楽しむのもたまにはいいよね。
ちなみにAT-X版の予告(90秒)は全部声優さんのアドリブらしい。
なんというかお疲れ様です……。